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デッサン講座
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毛糸

NO.10086 12/08/16
毛糸
おりえ


季節に似合わない薄茶色の毛糸を描きました。
全体を載せたら毛糸の詳細部分がよく見えなかったので毛糸の玉の部分だけを載せました。
立方体と円柱を意識して立体トーンをつけたつもりですが、今少し差が出ていない気もします。
全部描くのは大変だなあ〜と思い、奥は省略して描いたのですが靴同様、奥もしっかり描いた方が良かったでしょうか?
こういう複雑な物の場合の足し算引き算が今少し掴めません。
どういう部分を強調してどういう部分を省略すれば良いのかアドバイス頂ければと思います。
よろしくお願い致します。


NO.10087 12/08/16
Re: 毛糸
Hima@豊中美研


おりえさん、
毛糸は白色のほうが描きやすかったですね。
いろいろ工夫があって、姿勢としてはこれでいいと思います。
さらに、
○中央の縛りをもっと強くする。
○一本出ている毛糸がその影と絡んでしまっている。
○その毛糸の「ありかた」がよくない。本体との付け根や毛糸の配置(形)など。
大切なのは「らしさ」の表現です。
シルエット(影絵にしたもの)だけを見るだけで、
「あ、毛糸の玉だ・・・」という「演出」をもっと追求していただきたい。
ということで、私が書いたのは基本的な「演出」について、ですが
質感表現や立体感の表現なども同じくです。(書ききれません)


NO.10088 12/08/16
Re: 毛糸
おりえ


>>大切なのは「らしさ」の表現です。
難しいですね。見たまんまを描くのはそんなに頭を使わなくても良いのですが、「らしさ」となるとよくわんかなくなってきます。
いっぱい描いていっぱい良いデッサンを見て研究してみたいと思います。
ありがとうございました。


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