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豊中美術研究所
デッサン講座
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NO.3281
05/02/10
卵
篭手
紙コップの次に卵を書いてみました。
時間-1時間半
紙-ケント紙A4
鉛筆-2B-B-HB-H-2H
何度か卵のグラデーションを書いては消してを繰り返しました・・、どうやっても暗部が上のほうまで出張ってきてしまうので。
以下自分で気付いた点です。
卵の表面の最暗部が紙コップのときと同じように筋のようになっている気がします。
影は卵と机の接地点だけが思い切り濃くなるんですね・・書いてる途中で気付きました。あと影ももっと細かく変化させるべきでしょうか?あと影の形もこの光の当たり方だとおかしいような・・どうおかしいのか分からないのですが。
問題点満載ですが、よろしくおねがいします。
NO.3282
05/02/10
Re: 卵
Hima@豊中美術研究所
篭手さん、
いろいろと苦労されているようで、それはそれで良いことだと思います。<笑>
どんどん描きつづけてください。たくさん描くことでしか解決できない問題もいろいろあるものです。
一番気になるのは、タマゴの輪郭の処理が甘い(荒い)ことと、上部の輪郭付近のトーンが黒すぎることです。
影についてはトーンよりも形がおかしいですね。
ほとんど真上からの光ならば影はタマゴ(の稜線)をそのまま机に平行移動した形になります。
光源が斜めに傾いているのなら、影はそれが光軸方向に伸びた形になります。
見えないですが「接地点」の位置を考えて、それから影の形がどうあるべきかを決めてください。
見えるままに書こうとするとおかしくなってしまうものです。
NO.3287
05/02/11
Re: 卵
篭手
他の人はなんであんなにタッチが目立たないで白い部分もなだらかにグラデーションできるのだろう・・と思いながら書いていました。
>>一番気になるのは、タマゴの輪郭の処理が甘い(荒い)ことと、上部の輪郭付近のトーンが黒すぎることです。
光が当たっている場所からあんなに近いのに、あれだけ黒いのは明らかにおかしかったですね、次は気をつけたいとおもいます。卵の輪郭の処理が荒いというのは、輪郭線がハッキリしすぎているということでしょうか?
>>ほとんど真上からの光ならば影はタマゴ(の稜線)をそのまま机に平行移動した形になります。
光源が斜めに傾いているのなら、影はそれが光軸方向に伸びた形になります。
見えないですが「接地点」の位置を考えて、それから影の形がどうあるべきかを決めてください。
見えるままに書こうとするとおかしくなってしまうものです。
言われてみればなるほど・・です。いろんなものが作る影をちょっと観察してみたいとおもいます。影が立体感の表現を助けることが出来るようにやってみます。
次はトイレットペーパーを書いてみようかとおもいます。hima先生、分かりやすい講評をありがとうございました。
NO.3292
05/02/12
Re: 卵
Hima@豊中美研
>卵の輪郭の処理が荒いというのは、輪郭線がハッキリしすぎているということでしょうか?
輪郭(背景との境界)をなめらかにしてください。
輪郭線はもちろんですが、タマゴですから輪郭は凹凸があったり毛羽立っていたりしてはだめなのです。
(輪郭の処理で全体の質感までを表現します)
NO.3293
05/02/12
Re: 卵
篭手
輪郭のなめらかさで質感を表現するところまで考えませんでした。次書くときは気をつけてみますね。ありがとうございます。
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