豊中美術研究所
[ 豊中美術研究所 芸大・美大受験講座/絵画教室 ]
リンゴ

NO.11255   リンゴ  はるひさ | profile |  2015/10/04
前回に続き、リンゴを描きました。
反射光の表現と前後の奥行きにかなり悩みました。
時間は三時間半から四時間ほどです。

ご講評よろしくお願いいたします。

NO.11257   Re: リンゴ  Hima@豊中美研 | profile |  2015/10/05
あるひささん、

上半分は良く描けていますね。
反射光の表現、これは底部分の回りこみ感の表現のために必要なのですが・・・まだ足りません。
明るい色の机面の反射という意識をもってください。

モチーフには明部と暗部があります。
地球儀でいえば真北方向から光があたれば北半球が明部、南半球が暗部ですね。
このとき赤道が「明暗境界線」になります。(ここまでは前置き)

球体のデッサンの時にやってはいけない光の設定に、
「明暗境界線が直線に見える方向から描いてはいけない」という鉄則があります。
(=球体の丸さの表現につながりません)
リンゴの明暗境界が直線にならないようにしましょう。



NO.11260   Re: リンゴ  はるひさ | profile |  2015/10/05
なるほど・・・。
反射光が明るくなりすぎないか不安になり、暗くしてしまいました。

球体の明暗の境界線のこと、とても腑に落ちて、だからこんなにのっぺりしているのか!と思いました。
リンゴ個体の凹凸ばかり追いかけた結果かと思います。

明暗の境界線のこと、机の明るさのこと、意識して描くようにいたします。

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