豊中美術研究所
[ 豊中美術研究所 芸大・美大受験講座/絵画教室 ]
発泡直方体

NO.5467   発泡直方体  Assam | profile |  2007/05/08
発泡スチロール製の直方体(ほぼ立方体ですが若干横方向に短いです)を描きました。
前回言われた立体の表現を気をつけましたが、あまり改善されていないですね;
一応、手前と奥で表現を変えたり、床を少し描いて床面で遠近感を出そうとしてみたりしたのですが......;
あと、発泡スチロールの表現にも悩まされました。
独特の強い反射光や角の凹んだ感じも描こうとはしたのですが、どうも発泡スチロールらしさが出せませんでした。

用紙 水彩紙(手元に是しか無くて;)
鉛筆 uni HB〜6H
時間 1h弱

何よりパースの狂い(特に最暗面の上辺)が致命的ですね;
発泡スチロールらしく見えるようにスチロールの粒を描いていたのですが、そう云う細かい仕事をしていると、どうしても大きな部分を見失いがちなので、そこで一歩退けるクールさをつけれるように頑張ります(笑
全体の完成度としては前回に比べて下がってしまった気もしますが、立体の表現だけを見れば多少は実在感が出たような気もするのですがどうでしょうか。

NO.5472   Re: 発泡直方体  Hima@豊中美研 | profile |  2007/05/10
Assamさんは高校生ですよね。(とプロフィールを再確認)
いい雰囲気の絵を描かれます。
志望が「建築意匠と先端芸術表現」とありますが、私は実学である建築のほうをすすめます。
20年もすれば建築家として立派な仕事をなさっていることでしょう。

さてと、このデッサンですが形がどうとかの細かいことは措いて
右側の境界(縦線)とその後の空間(投影を含む)の処理がまずいです。
何か違和感を感じませんか?
おかしく感じることができれば自分で解決法を見つけることができると思います。

それから、発泡スチロールの質感表現。
発泡スチロールにもよりますが(いろいろな種類がありますから)一般的には、
発泡スチロールは半透明の材質に準じた考え方で質感表現に取り組みます。
「半透明=光をいくらか通過させる」ですから面の輪郭(各辺)の付近は
中央部より明るくなる(光の透過量が周囲と中央部では違うから)という考え方をします。
ということでもう少し表現の方法があったと思います。
・・・以上はあるひとつの方法にすぎませんが「細かい粒」を描く以外にもいろいろ表現手段はあるわけです。

かような説明で理解していただけるでしょうか?
(文章だけで説明するのは難しいものです。<笑>)

NO.5475   Re: 発泡直方体  Assam | profile |  2007/05/10
講評、有り難うございます。
言われるまで気がつきませんでした;
確かに床に溶け込んでいると言うか、直方体の後ろに在るべき空間が曖昧ですね。
面の手前の部分と奥の部分の差は描けていたとしても、奥の部分とそこからさらに奥の床にあたる部分の描き分けが出来ていない、という事ですよね?
やはり、部分のこだわるあまり、全体が見えていないと云うのが課題のようです。
次回は全体感を意識しつつ、立体的な構造感の在るデッサンを目指したいと思います。
質感についてですが、講評を読んで改めてモチーフを見てみると、新しい発見が多々在りました。質感の表現はまだまだ自分には荷が重いようにも感じますが、少しずつでも出来るようにしたいです。
あと、志望についてですが、これまで通り芸大建築志望で遣っていくつもりです。先端芸術は興味が在る程度で進路としてはあまり真剣には考えていません。

NO.5478   Re: 発泡直方体  Hima@豊中美研 | profile |  2007/05/11
>面の手前の部分と奥の部分の差は描けていたとしても、奥の部分とそこからさらに奥の床にあたる部分の描き分けが出来ていない、という事ですよね?

そうです。向こう側の空気が描けていませんね。
見えないものを描くのは難しいですが、空気(空間)を感じることができる人ならば大丈夫です。

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