豊中美術研究所
[ 豊中美術研究所 芸大・美大受験講座/絵画教室 ]
ピーマンを持つ手

NO.5730   ピーマンを持つ手  きょろねこ | profile |  2007/08/22
色も質感も全然違うものに挑戦しようと、以前「部分の辻褄はあっていても全体がちぐはぐ」とご指摘いただいた「手」とピーマンを組み合わせてみました。心配しながら撮影したのですが・・・やはりピーマンが真っ黒です。今回はHBまでしか使用していないのでここまでは黒くないのですが(汗)・・・いつも申し訳ありません。時間は2時間、鉛筆はHとHBを使用しました。どうぞよろしくお願いいたします。

NO.5731   Re: ピーマンを持つ手  Hima@豊中美研 | profile |  2007/08/23
きょろねこさん、

デッサンとしては狙いが中途半端(どっちつかず)の感じがします。
描き込むならもっとしっかりと描き込むべきですし、短時間(1〜2時間)で仕上げるなら鉛筆(タッチ)の息づかいや描きたいと感じた動機(感動)を前に出すべきでしょう。
ふたつみっつのモチーフになるとそれぞれの関係性も重要なテーマになりますね。(バラバラにならないようにしましょう)

NO.5732   Re: ピーマンを持つ手  きょろねこ | profile |  2007/08/23
ご講評ありがとうございました。ご指摘いただいた点、自分でも気になっていたことばかりです。どこまで描き込むか、描きながらかなり迷っていました(結局中途半端・汗)。また「意志」を感じる画を描きたいと思いながら、実際はモチーフを描くことでいっぱいで「一応両方描きましたけど」(笑)みたいな仕上がりになってしまいました。なんだかピーマンだと妙に構えてしまうので(大汗)モチーフも含めていろいろ試行錯誤してみようと思います。次回もどうぞよろしくお願いいたします。

NO.5733   Re: ピーマンを持つ手  Hima@豊中美研 | profile |  2007/08/24
よくわかって描いておられたわけですね。
私ができるアドバイスはそれぞれの皆さんが持っておられる本当にいいところが出せるようにそれを覆い隠している皮をどんどん剥がしていくことだと思っています。本当に肝心な部分(中身)にはなかなか手が届きません、これはそれぞれの責任範囲でしょう。

中には皮をむいていったら最後には何も残らなかったなんてタマネギのような人もいますけれどね。<笑>
そんなふうに思う今日このごろであります。

NO.5734   Re: ピーマンを持つ手  きょろねこ | profile |  2007/08/24
はい、本当におっしゃるとおりだと思います。結局最後は本人しだいで、どんなに素晴しい助言をいただいても本人がタマネギでは・・・(汗)
努力で手に入るものとそうでないものがあるのもよくわかります。
「やっぱり自分もタマネギだった」になるのかもしれませんが今はもう少しがんばってみたいので、いましばらく「皮剥がし」をお願いしたいと思っています(笑)。
申し訳ありませんがどうぞよろしくお願いいたします。

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