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美大受験講座 美術系大学・美術系高校を志望する高校生・中学生のための講座です。
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NO.103   消しゴムと練りけしについて  katsu  04/17-10:23
プラスチック消しゴムと、練りけしを使っているのですが、
両者の使い分けと、使い方について教えてください。

プラスチック消しゴムは角が尖っていたりするので、
細かい部分を消したり、また消すことで模様をつけたりすることが
できると思います。
一方、練りけしは大きい部分も消せるし、削りカスが出ないので
便利なこともあります。

それを踏まえて、基本的に間違った部分を消すには
両者を使い分ける必要があるな・・・と思うのですが、
練りけしを使って消すと、どうしても上手く消せないでグレーの
跡が残ってしまいます。
また、プラスチック消しゴムを使うと、消した部分が真っ白に
なるので、その上から書き足すと消した部分がムラになってしまう
ようです。

きっと、描くのに慣れてくると、描く部分だけでなく、
消す部分も計算に入れて、描くのかなぁ、と思うのですが
なかなか上手くいきません。

自分は本当に初心者なのですが、最初は使い慣れたプラスチック消しゴム
のみを使った方がいいのでしょうか?
それとも、練りけしも使い慣れるように、積極的に使った方がいいのでしょうか。
どうも、練りけしが今まで使ったことがないので、
使い慣れないのです。

あいまいな質問ですみませんが、
参考になるような意見があれば、よろしくお願いいたします。

NO.104   Re: 消しゴムと練りけしについて  Hima@豊中美研  04/17-10:59
解答が簡単すぎるかも知れませんが、

消しゴムは描いた部分を100%消す、練り消しはたとえば30%、50%消す。
(消すというより吸い取るというのが適切かも)
消しゴムはこすって使う、練り消しゴムは押さえて使う(紙の上で動かさない)
・・・などでしょう。

あらかじめ当てる面を平らにし、濃く描きすぎた灰色の面に押しあててみれば練り消しの用途(特性)が理解できると思います。
もちろん、形を尖らせたり刃状にしたりして消しゴムと同じような使い方をすることもあります。

消し跡がムラになるのは技術上の問題ですので、練習で克服してください。
それと一旦消した部分はかならず鉛筆のハッチングで補うことを忘れないように。(消しっぱなしにはしない)

ただし、鉛筆デッサンでは(木炭デッサンとは違って)基本的に消すことを前提に作業を進めるということはしません。
基礎の段階では消しゴムも練り消しゴムもあくまで修正のための用具と考えてください。

NO.105   Re^2: 消しゴムと練りけしについて  katsu  04/17-14:16
ご回答ありがとうございます。先ほど、いろいろと消しゴムの
使い方を実験してみたのですが、なるほど練り消しは、
塗った部分に押し当てるようにすると、ふき取ったように
薄く消すことができますね。

まだまだムラが多いですが、練習あるのみで頑張ります。
ありがとうございました。

NO.106   Re^3: 消しゴムと練りけしについて  Hima@豊中美研  04/17-14:57
いろいろ研究して、新技法を発見されたらここで公開してください。<笑>

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