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まるもいさん、
そうですね。(トーンの状態)
光軸を回転軸と考えるとトーンの状態(明暗境界)の楕円形はその回転軸に対称になります。
そういう意識が働けばもっと良くなりますよ。
でも、すいぶん上達されましたね。
影の広がりがすこし足りないかも、です。(影は「球の大きさ」の表現という役割もあります)
たべものさん、ようこそ。
コップの形もトーンもそんなに悪くはありません。
あとはデッサンとしてもっと強い表現になってほしいです。(まだ弱い=うすい、ですね)
これまで漫画やイラストを描いてこられましたか?
タッチや輪郭線のあり方がそんなふうに見えます。
もしそうならデッサンのときは描き方を少し変えましょう。
投影の楕円が小さすぎます。
影が元の形より小さくなるのは(特別な光源の場合以外は現象として)おかしいです。
添付図のふたつの楕円形の大きさは同じか投影のほうがほんの少し大きい、のがいいでしょうね。
(見る角度が違うので相似形にはなりません)
めぐりんごさん
やはりまだすこし濃いですね。
全体が「白い立体」に見えるよう、調整しましょう。
形(パース)がおかしいです。
直しておきますがわかりますか?
こちらの修正後のほうがおかしいと感じる眼(脳)を持っている人もおられるかもですので、
もし違和感があったらご指摘ください。
ネルさん、
楕円のひずみは紙コップらしさの表現ということで許容します。(紙は歪むことがありますから)
本当は初心者の場合はきちんとした楕円形でまず描いてみて欲しいのですけれどね。
外側と内側の暗部のトーンがアンバランスです。
もう少し内側もがんばって塗ってください。
paopaoさん、こんにちは。(返信が遅くなってごめんなさい)
瓶(回転体)は円(デッサン上では楕円形)の集積(積み重ね)です。
ラベルの上下の輪郭の形にそれ(楕円の一部)が出るのですが、その意識が足りません。
肩の部分のふくらみや首の下部のくびれにも楕円形が隠れていてそれを捉えるのがポイントになります。(初心者には難しいかも)
それとワイン瓶としては首が細すぎる(胴が太すぎる)ように見えます。(私の感覚で、ですが)
そう見えないのならモノサシで測って確認してみてください。
ラベルは、細かい活字などはともかく大きな文字や図形は「デザインの一部」ですから省略しないで描きましょう。
>けれど楕円を意識するということが、いまいちよくわかりません。
ラベルの上下の線は重ねて積まれた楕円のひとつ(の手前半分)を描いている=その楕円に沿っているはずです。
描いたラベルの上下の線を見て楕円形になっているかどうかの確認が必要なわけですね。描きながらそういう意識を持っているかどうかです。
描いたラベルの線の形を眺めて確認して(感じて)みましょう。楕円(の一部)に見えますか?
めぐりんごさん、おはようございます。
3つの面のトーンのバランスですが、
このままでは最暗面が他の2面と別の色に見えます。
最適なトーン(特に暗面と中間面)を研究しましょう。
それぞれの面でどの濃さが最適か・・・のチェックは「感覚」でお願いします。
形もこのままでは上面が小さく見えますので、底辺の角度と位置を少しだけ修正しておきます。
これも「感覚」の問題です。
デッサンの勉強というのは外見的には「描く技術の習得」ですが、実は「感覚の練磨」が本当の目的(意味)ではないかと私は思っています。
結さん、こんにちは。
手を抜かずにしっかり描きこめていますよ。やる気が伝わってきます。
時間はどのくらいかかりましたか?
瓶は回転体で回転体は円(デッサンでは楕円)の集積です。
底の形やラベルの上下の線が楕円形に重なるはずです。
この「見えない楕円形」をしっかり意識することから始めましょう。
質感表現については工夫があって、なかなかいいです。
ビール瓶ならもう少し色が黒いはずだと思います。
>今まで自分の描いた立方体のタッチや塗りの部分が、(他の方と比べると)いまいちデッサンぽく見えないと感じているのですが、これは「線が曲がっている、ふらふらしている」や「重ね方」などが原因なのでしょうか?
そうですね。
たとえば正面から見た正方形をグレーに塗る場合、クロスハッチング技法(の基本)では
縦横斜め(+方向と×方向の)四方向のタッチを重ねます。
そのときにいずれかの方向の塗り(タッチ)が特に目立つようなことがないように気をつけます。
それができたうえで立体(立方体)の場合は若干縦横方向を斜め方向のタッチより強くすると、面の方向(向き)の表現の助けになります。
お返事が遅くなり大変申し訳ございません。
まさかお返事をして頂けるとは、考えておりませんでした。
感覚と意識の両方のバランスを取りながら、デッサンに励みます。
私の場合は、意識が強すぎて感じ取ることをあまり重要視しなかった為形がおかしくなったと考えております。
いつもご指摘をして頂きありがとうございます。
これからもたくさん練習をして上達できるよう頑張ります。
「モチーフの外側から描く」や「モチーフをシルエットで捉える」はデッサンの考え方としては正しいです。
こちらから質問ですが、なぜ縦横の赤線が同じになるのですか?
立方体の中心を左右方向に貫く軸を基準に回転させれば赤線の横(幅)はあまり変わりませんが、赤線の縦の長さは伸縮するはずです。
球と違って立方体では輪郭の縦横が同じ長さになるとは限りません。(机上に置いた場合は特に)
外接する球体を描いて内側の立方体の頂点を取ってみればわかると思います。
それよりも立方体のようなシンプルなモチーフでは「測ることより見ること(感じること)」ですね。
測るのに頼って描くのでは勉強になりません。
あくまで「形を捉える感覚」を鍛えるのが目標(目的)です。
お返事が遅くなり申し訳ございません。
お忙しい中質問にご回答頂きありがとうございます。
@ハッチングの方が上達が早いのですね!細い線だとごまかしが効かないですものね…。今までは塗りでごまかしていた部分があったので、これからはハッチングで描いてみようと思います。
A承知しました。これからは練りゴムは殆ど使わないように描いてみます。
B説明がわかりづらく申し訳ありません。添付画像を用意したのでそれで説明させて頂きますと、
★紫の線→経線・緯線
★黒の太線→正円の輪郭 だとして、
経線・緯線を太線の所でピッタリ止まるように引く
↓
上記を何回も繰り返す
↓
沢山の経線・緯線の集合によって、自然と輪郭が表れてくる
という流れで輪郭が出来上がっていくのかなと考えたのですが、、、
あまり上手く説明ができないので、すみませんがこの部分は無視して頂いて構いません。
お手本にあるデッサンは全て、漫画とは違う自然に生まれたような輪郭線なので、どのようにしたらそのように描けるのか気になり質問させて頂きました。みなさんはどのように自然な輪郭線を描いていらっしゃるのでしょうか。
ネルさん、こんにちは。
白くなりました・・・が全体に薄いです。
最暗面をほんの少し暗く、です。
塗り足りないという感じもしますね。
(この調整が難しいところ)
添付写真のスケールのABC程度に面の色に「差」をつけましょう。
あとタッチと辺が平行になるように。
辺の直線が反らないこと、などが課題です。
タロさん、ようこそ。
技術的にはこれからですが上半分がいいですよ。表現の方向がしっかりしています。
あとは考え方(意図)の問題ですね。
上半分を覆い隠して下半分だけを眺めても「これはリンゴだっ!」と言わせる力が欲しいわけです。
リンゴの場合は、形や色の「らしさ」とともに「おいしさ」や「新鮮さ」がテーマになります。(初心者の場合)
どんなリンゴを選ぶか、どの方向からどんな強さの光を当てるか・・・
いろいろ考えながらまた描いてみてください。
ご添削頂きありがとうございます。
良くなっているとのこと、嬉しいです。
実は前回投稿した日から一日一枚ずつ練習してました。
今まで頂いたアドバイスに加え、次回は明暗稜線にも意識して描いてみようと思います。
真ん中から明部にかけてのトーンについても承知しました。今まで何回か描いてみて、自分でも特に明部が苦手だなと感じております。なんとか克服できるよう頑張ります。
質問があるのですが、よろしいでしょうか。
@グレースケールは上下それぞれ何分ずつ描くべきでしょうか。
A今回、描き始める際に、十字線⇒正方形⇒その中に円を描き入れるというようにアタリを取っていったのですが、このようなやりかたで大丈夫でしょうか。
B形をしっかり取ってから陰影をつけ始めるべきでしょうか。それとも陰影をつけながら形を取っていくべきでしょうか。
C球体に生じる陰影の種類は、アンソニー・ライダーの図のように7種類と考えて間違いないでしょうか。
D手元にあったデッサンの教材には、
「球や円柱の原型は立方体や直方体である」
というようなことが書かれてあったのですが、先に立方体や直方体からやった方がよいのでしょうか。(あまりモチーフはコロコロ変えるべきでないような気もしているのですが...。)
それからこれは今回のデッサンとは関係ないのですが...
D手元に会ったデッサンの教材(↑とは違う本)には、
「デッサンには細密デッサン、受験デッサン、西洋デッサンの三種類ある」
と書かれていたのですが、豊中美術研究所の初心者のための鉛筆デッサン講座で習うデッサンはどのような種類のものでしょうか。
沢山質問してしまいすみません。どれか一部や答えやすいもののみで構いませんので、お手すきの際にご回答頂けると幸いです。
お忙しい中大変恐縮ですが、どうぞよろしくお願い致します。
長文の返信ありがとうございます。
デッサンを始めたばかりの皆さんがどのような疑問(質問)を持っておられるのか知ることができるのはありがたいことです。
>@「グレースケールは上下それぞれ何分で描くべきでしょうか」です。
このサイズのものであればそれぞれ1分〜3分くらいでいいです。
慣れるまではたいへんでしょうがその時間内に描けるように頑張ってください。
>A今回、描き始める際に、十字線⇒正方形⇒その中に円を描き入れるというようにアタリを取っていったのですが、このようなやりかたで大丈夫でしょうか。
それもひとつの方法です。
できれば円(楕円)や直線(矩形)はフリーハンドで描けるようになりましょう。
つまり「あまり丁寧にならないように」ということです。
>B形をしっかり取ってから陰影をつけ始めるべきでしょうか。それとも陰影をつけながら形を取っていくべきでしょうか。
単純な形であれば前者でもいいのですが、トーン(白黒)のために形が変わる(違って見える)ことがあります。
「黒い服を着れば痩せて見える」なんて話がありますよね。
>C球体に生じる陰影の種類は、アンソニー・ライダーの図のように7種類と考えて間違いないでしょうか。
これはひとつの考え方(とらえ方)としてなかなかいいと思いますが、描いていて自分なりに他のことに気づかれる人もおられると思います。あまり固定的に考えないようにしてください。
>D手元にあったデッサンの教材には、
>「球や円柱の原型は立方体や直方体である」
>というようなことが書かれてあったのですが、先に立方体や直方体からやった方がよい?>のでしょうか。(あまりモチーフはコロコロ変えるべきでないような気もしているのですが...。)
「球や円柱は直方体に内接する」ということで、まず「直方体(外接直方体)を描いてから球や円柱を描かせる」というそういう指導方法もあります。
私は「基本形はいきなり描く訓練を優先すべき」という考え方です。
基本形に関しては順番はないでしょう。
>D手元に会ったデッサンの教材(↑とは違う本)には、
>「デッサンには細密デッサン、受験デッサン、西洋デッサンの三種類ある」
>と書かれていたのですが、豊中美術研究所の初心者のための鉛筆デッサン講座で習うデッサンはどのような種類のものでしょうか。
どれかといえば(受験生が主体の教室ですので)「受験デッサン」になります。
「受験デッサン」が他のデッサンと違うところは、
○制作時間に制約がある。(他のデッサンでは時間は自由)
○短期間で著しく上達可能な技法。(学べる期間が決まっていますから)
などでしょうね。
本来ならそういった話は考慮すべきことではないはずなのに・・・ということです。(これは大きな声では言えませんね)
沢山の質問だったにも関わらず、迅速なご回答誠にありがとうございます。
又、お忙しい中全ての質問に丁寧にご回答下さって誠にありがとうございます。
@「グレースケールは上下それぞれ何分で描くべきか」について
1~3分とのこと承知しました。思ったよりも短くて驚きです(いつもは上下それぞれ10分かけていたので...)。
でも正確なグラデーションが早く描ければ、それだけ実際のデッサンも描くのが早くなると思うので、頑張ります。
A「十字線⇒正方形⇒その中に円を描き入れるというようにアタリを取るやりかたで良いか」について
円(楕円)や直線(矩形)は出来ればフリーハンドで描けるようにとのこと承知しました。
簡単なものはアタリを取らなくても形が取れるように練習したいと思います。
B「形をしっかり取ってから陰影をつけ始めるべきか、それとも陰影をつけながら形を取っていくべきか」について
確かに、初めは真っ白でも陰影をつけることで雰囲気がガラッと変わりますね。
陰影をつけながらフリーハンドで徐々に形を取っていくというやり方がよいでしょうか。
C「球体に生じる陰影の種類は、アンソニー・ライダーの図のように7種類と考えて間違いないか」について
固定的に考えないようにとのこと承知しました。自分なりに観察して描き方を見つけてみたいと思います。
D「先に立方体や直方体からやったほうが良いのか」について
順番はないとのこと承知しました。球体から練習をしようと思います。
「球や円柱は直方体に内接する」ということはしっかり覚えておこうと思います。
E「豊中美術研究所の初心者のための鉛筆デッサン講座で習うデッサンはどのような種類のものか」について
受験デッサンなのですね。受験デッサンを習得するつもりで頑張ります。
大変恐縮なのですが、追加で質問があります。
T.グレースケールは想像で描くべきでしょうか。それとも、ホームページの「はじめての方へ」に載っているグレースケールの画像を見ながら描いてもよいのでしょうか。
U.グレースケールはマス目からはみ出して直線を引いてあとから消しても良いのでしょうか。それとも最初からマス目からはみ出ないよう直線を引くべきでしょうか。
V.デッサンを描くときは、陰影をつけながらフリーハンドで徐々に形を取っていくというやり方がよいでしょうか。(上記のBに書いた質問です)
以上です。沢山質問をしてしまってすみません、、、
お手すきの際にご回答頂けると幸いです。どうぞよろしくお願い致します。
Hima先生にアドバイス頂いたこと、ご回答いただいたことをデッサンに吸収できるよう頑張りたいと思います。
>1.「アンソニー・ライダーによる球体デッサン(ドローイング)についての解説スケッチ」では、陰のトーンの種類が「4.TERMINATOR」と「5.REFLECTED LIGHT」の2種類しかなかったのですが、その間にグラデーションのトーンは存在するでしょうか。
光の方向や強さ、あるいは下に敷くものによっていろいろだと思います。
まずは技術の習得、つまり思い通りのトーン(なだらかに変化するきれいなトーン)を身につけること、それからできるだけムラや汚れがないように塗ること、などを念頭に描いてください。
他にもいろいろ考えるべきことはあるのですが、いきなりなにもかもではたいへんです。
>2.最初に描き始める時、形はどのように取ればよろしいでしょうか(最初はアタリなどを描くべきなのでしょうか)。
球の場合は形はひとつ(円形)しかないので正しい円を描くことができればいいでしょう。
アタリについてはその意味を理解すればどの段階からでも(自分なりの方法で)試みていいと思います。
(間違えると逆効果にもなります)
承認していただき誠にありがとうございます。
まったくの初心者ですが、毎日練習し上達したいと思います。
ご指導の程宜しくお願いいたします。
モチーフ:立方体
時間:1時間半
鉛筆:HB,2B