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平面と曲面の違いです。
各部分の明るさは光の角度(その部分が光を受ける角度)によって決まります。
平行な光を受ける場合、平面はすべて同じ角度で光が差しますが曲面は違いますね。
たとえば円柱の場合、曲面でも光に対して同じ角度の部分(円柱の縦方向)は同じ明るさになるわけです。
また金属モチーフに挑戦してみました。
前回頂いたアドバイスを参考に描いたのですが、なかなか難しいですね。
UPした画像を見た時もっと濃い所を恐れず濃く描けば良かったなと思いました。
伺いたいのですが胴体部分は円柱になりますが、こういう金属の場合も金属らしさの描写を邪魔しない程度であれば円柱トーンを描いた方が良いのでしょうか?
よろしくお願い致します。
ハチマキさん、
紙の表現、なかなかいいです。
が、その前に立体の表現です。(立体トーン)
直方体には3つの面があるのですが、それを3種類の明るさ(トーン)に塗り分けましょう。
ほとんど濃さの違わない3つの面になってしまっています。
影のところも隣接する面とほとんど同じトーンになるのならば影を描く意味がありません。(何のために影を描くのかという問題です)
最初の光の設定などをもっと工夫しましょう。
箱の方向も各辺が120度の等3分角にならないように。
スキャナの関係か窮屈な画面になっていますが、用紙全体を見せていただけると形のチェックができます。
(用紙とモチーフの大きさの関係でパースなどが異なってきます)
えっちゃんさん、ようこそ。
>・全体的に雑
>・タオルの質感がが出せてない
鉛筆の使い方に汚さがないのは良いことです。
上の2点(反省点)はたくさん描けば解決すると思います。
それよりも、デッサンとしては視点が高すぎます。
真上から眺めた形に見えますが、もう少し視点を下げましょう。
(タオルの下の層の長方形が斜め方向から見た形になるように)
そうすればトーンの幅も広がって存在感のあるデッサンになります。
折り方も工夫すればもっとタオルらしさが出せますね。
それから、もう少し大きな画像にはなりませんか?
(パソコンの画面いっぱいくらいの大きさ)
この冬期講習会ですが
本年度は受験目的以外の皆さんのために
『油彩画の基礎を9日間で・・・』というカリキュラムを組んでいます。
一般・社会人・大学生(小学校高学年以上)の皆さんも日程と時間の都合がつけばご参加ください。
ただし指導内容は「油絵の写実画の小品(4〜6号)」とさせていただきますので、
抽象画や大作の指導は含みません。
水彩画(写生)も対応できます。
平べったい葉ならば影を描かないほうがいい場合が多いですし、
影を存在感・立体感の表現の助けにする場合はもっと湾曲した枯葉を選んで描いたほうがいいともいえます。
難しい設定で無理をして描くのはあまり勉強になりません。
ポテトさん、
良くなっています、基礎の勉強としてはこれで良いのではないでしょうか。
もう少し縦方向のタッチが見えてもいいかも、と思いますがこんなふうにタッチを抑えるのもひとつの描き方です。(間違ってはいません)
この描き方ならば影の向こう側(奥側)はもっと背景に溶かし込んでもいいと思います。
ご講評ありがとうございます。
>もう少し縦方向のタッチが見えてもいいかも、と思いますがこんなふうにタッチを抑えるのもひとつの描き方です。(間違ってはいません)
最終的に縦の線を線密に慣らしてしまいました。
縦のタッチが目立つようにしてみたいと思います。
>この描き方ならば影の向こう側(奥側)はもっと背景に溶かし込んでもいいと思います。
なるほど。分かりました。
今後も色々なものを描いていきたいと思います。
また宜しくお願い致します。
ありがとうございました。
ててさん、
ムラのない塗りや正確な形は練習を重ねると身につくと思います、頑張ってください。
卵の影の形は卵型だと考えてください。
机に置いた卵をどの方向から(陰影や影の形がどのように見える方向から)描くのが最適であるのかを工夫しましょう。
たとえば球体を描くときに形は円ですので変えようがありませんが、ならば影(投影)は円に近い形ではない楕円形が良い、と考えるわけです。
この判断ができる感覚を鍛えることは枚数を描くだけ(独学)ではできません。
そのほか、陰影(トーン)のあり方についても同じですね。
紙が波打っているように見えるのですがプリンタ用紙ですか?
鉛筆や紙はしっかりしたものを使ってください。
切れない包丁では料理は上達しません。
723さん、
まだまだトーンがないです。
表面の凹凸とかほぐれた紙の形とかが気になりすぎて、トーンにまで意識が向かわないのでしょうね。
寝かせて置くのも難易度があがって初心者には向かないです。
トーンの勉強のためにはもっとシンプルな、たとえば画用紙を円柱状に丸めただけとかのモチーフにしてみましょう。
>今後は全角723で統一するように致します。
投稿欄のお名前はまだ半角になってますよ。
それから、お名前ですが、
「723」さんか「723」さんかどちらかに統一してください。(全角か半角か、です)
システムが2者を別名と認識しますのでプロフィールの表示や検索がうまく動きません。
(いまのところ全角の「723」さんのほうで対応しています)
むーさん、こんにちは。
構図・配置について、ですが
この組み合わせならば鉛筆の向きが逆です。
それとシャープペンを重ねて置くほうがよかったですね。
構図を修正してみましたが、まだ角度が同じになって完璧ではありません。
ぴねねさん、
手の形は人によっていろいろですから、その観点は省略です。
でも・・・大きすぎませんか?
実物より少し大きく描くくらいが適切です。
そうすればたぶんもっと腕のほうまで画面に入れて「手らしさ」の表現ができたように思います。
たとえば花を一輪描くとき、茎をどのくらい描くかというのと共通した問題ですね。
(デッサンでは花だけを大きく描くことはまずありません)
手首あたりの陰の部分と掌の内側の指との明暗の整合性を描きながら考えて(チェックして)描きましょう。(←指が白いです)
凌さん、こんにちは。
返信が遅くなってすみません。
まずトーンの練習です。
思うように塗れるようまず鉛筆の扱いに慣れることです。
球体(卵)が難しければ円柱(紙コップなど)で練習しましょう。
その前に直方体(白い箱など)から始めるのもいいかと思います。
平らに塗ること、次はなだらかに変化するトーンを描けること。
グレイスケールやグラデーションに取り組んでみるのもいいでしょう。
最初にきちんと基礎を勉強して身につけておけば、描けば描くだけどんどん進歩します。
基礎をおろそかにするとその逆となるわけです。
ポテトさん、ようこそ。
早速に対応いただきありがとうございます。
どうも半角の「&」が悪さをしていたようです。
(こちらのプログラム技術の問題もありますが)
初心者とのことですが、ずいぶんと鉛筆に慣れておられるようにみえます。
デッサンらしいデッサンになっています。(普通これが難しかったりします)
上面と右側面のトーン差が微妙すぎますので、最初は3つの面を3種類のトーン(異なる灰色)で平坦に塗り分けるというつもりで描いてください。
輪郭線ももう少し目立たない仕上がりにできるはずです。
このモチーフでは用紙は横位置がいいです。
投影の形ですが、左の右上がり線が立方体の対応する辺と平行になります。
ということで角度が少し違いますね。
今回はとりあえずこのくらいで。
Hima@豊中美研様
お返事ありがとうございます。
>早速に対応いただきありがとうございます。
>どうも半角の「&」が悪さをしていたようです。
いえ、私も注意事項を見逃しておりました。気をつけます。
>初心者とのことですが、ずいぶんと鉛筆に慣れておられるようにみえます。
>デッサンらしいデッサンになっています。(普通これが難しかったりします)
当サイトの他の方の作品や、デッサン集を見たりして、
鉛筆デッサン絵を意識して描いてみました。
2、3ヶ月前ほどから、いろいろスケッチブックに絵を描いてみてはいましたが、
しっかり今の自分に向きあい上達したいと思い、複雑な形状の物はやめて幾何形から始めてみました。
>上面と右側面のトーン差が微妙すぎますので、最初は3つの面を3種類のトーン(異なる灰色)で平坦に塗り分けるというつもりで描いてください。
これが一番気になっているところなので質問させてください。
部屋の環境のせいか、3辺のコントラストというかトーンに差がはっきり出てくれません。
(それでも実は、手前の面は実物より暗くしてみました。)
なので、部屋の天井の蛍光灯を弱くし、卓上の蛍光灯とかを使用しよりトーンに差が出るようにするか、
または、環境はそのままで、描く際に各面のトーンに差をつけるかで悩んでおります。
どちらでも対応できるとは思ってますが、この考え方自体がおかしいのかもしれないと悩んだりします。
アドバイスをお願いいたします。
>輪郭線ももう少し目立たない仕上がりにできるはずです。
もっと意識してみます。
>このモチーフでは用紙は横位置がいいです。
了解です。
>投影の形ですが、左の右上がり線が立方体の対応する辺と平行になります。
本当ですね(笑)
上から見下ろしてる状態ですから、右あがりに線が上がっていくのはおかしいですね。
描いてる途中で絵からちょっと離れて見てみるなり、次からもっと注意してみます。
書き忘れてしまいましたが、用紙はケント紙です。
宜しくお願いいたします。
「キレイキレイ」ならば我が家にもあります。<笑>
ラベルの文字等を省略したせいか、デッサンではラベルの輪郭のところが角張った形(立体として)に見えてしまっています。
キャップ部分がずいぶんと小さくなっています。
人間でいえば幼児を大人のように描いてしまっているわけです。
ボトルの形のなんともいえぬ「可愛さ」が失われてしまいましたね。
その「可愛さ」や全体のふっくらした「丸み」がこのボトルの特徴です。
>DinA3の紙は大きすぎるでしょうか。
卵1個ではA3くらいが適当だと思います。
>失礼なんですけど、稜線って何物でしょうか。
すみません。難しい言葉を使ってしまったです。
普通は山を見て、山並みの形(山の形・輪郭)を稜線といいます。
デッサンの場合の稜線というのは「光の稜線」のことで、
光源方向から見てモチーフ(たとえば卵)の輪郭が「光の稜線」になります。
机の上に地球儀を転がして置いて、北(北極)の方向から光が当たっているとすれば赤道が「光の稜線」になります。
別の言葉で言えば、明部(光があたる部分)と暗部(光の当たらない部分)の境界ということです。=明暗境界線
このデッサンの卵の場合、どんな線が稜線(明暗境界線)になるか頭の中で描いてみて、それを床の上に(平行移動して)投影すれば影の輪郭の形になるわけです。
極端に前(後)に傾いた光線以外であれば、そうやってだいたいの影の形を決めていいです。
その他にも、稜線を意識することは卵全体のトーンを描くためにも役にたちます。
この説明でわからなければ再度質問してください。
敬竜さん、こんにちは。
紙コップの雰囲気が良くでています。
パイピング(縁)とその影はなかなかいいのですが
全体の明暗が弱く(白っぽく)なる方向から光をあててしまったようです。
もう少し横側からの光にすれば立体感(陰影)が強くなったのではないかと思います。
そうすれば影の濃さに負けない紙コップのトーンになります。
>それとも他のモチーフにした方が良いでしょうか?
次は紙コップか紙箱(無地の)はどうでしょうか。
基本立体には球・円柱・直方体の3つがあって、基礎の勉強ではこの3種類の「立体トーン」を身につけることを目標にします。
そのついでに鉛筆に慣れるという要素もあります。
卵・紙コップ・紙箱がそれぞれに対応しているわけですね。
この3つの「基本トーン(立体トーン)」の勉強を端折って描いた(一見上手にみえる)絵を身につけてしまうと後日たいへんな苦労をしなければならないことになります。
過去ログを読んでいただければわかると思いますが、この世にはそういうデッサンが「氾濫」しています。そして私も苦労させられています。<笑>
敬竜さんには順番を間違えずに基本から積み重ねれば、短期間にどれだけ上達するのかの「見本」になっていただければと思います。