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>これは、もっと大きく広がるようにということでしょうか。
はい、机面の平坦さや広がりの表現をもっと積極的にということです。
>上部の穴の付近が他面の濃い赤色よりも明るい黄緑色で、それを描き分けたかったのですが、
>その通りに薄く描くと穴が凹んでいるように見えなくなってしまったので、暗くすることを優先しました。
わかります。(モチーフ選び段階でなんとかするのが簡単な解決策ですね)
あまり黒すぎると不自然になります、ギリギリのところ(暗さ)を見つけてください。
今回のはちょっと黒すぎたかも。
こんぺいとうさん、
「食べられるもの」というパンの感じ、よく表現できていますね。
なかなかこうは描けません、たとえば石コロのように見えたりするのが多いです。
少し塗り方が粗いのをなんとかしてほしいことと、
影(机にできた影)をもっと生かしたデッサンになればもっと良くなりそうです。
Rinkoさん、
7時間以上は長すぎますね。
1時間半から2時間くらいにして3〜4枚描くほうが勉強になります。
まず大きな明暗(球のトーン)です。それを色や質感に優先させてください。
それと図の赤丸の部分が球体デッサンの最重要部分です。
トーンが混じってしまわないように。
配置(置き方)はなるべく真横方向を避けたほうがいいでしょう。
(真横方向=地球儀ならば赤道が直線に見える方向)
野菜や果物を描くときの基本です。
それとモチーフの玉葱の選び方に関連しますが、
同じ球体でも「玉葱にしかない形」を意識するだけで表現が格段によくなります。
野球のボールのような形で済ませないことです。
いろいろ書きましたがひとつふたつでも改善を。
梅さん、こんにちは。
>立体を意識するようにしているのですがどうも平面に見えがちで頭を抱えています(_ _)
そうですね。それがわかっていれば上達が早いと思います。
立体トーン、りんごが真っ白だとしてどのようなトーン(明暗)になるかを考えてください。
わからなければ真っ白の球体(ボールなど)を描く練習をしましょう。
一般的にデッサンの初歩の勉強では白い立体を描きます。
デッサンはまず土台に立体トーン(明暗)があり、その上に色トーン(濃淡)、そして質感表現、細部・・・の順番になります。
しらたま子さん、
高校生になってからこちらです。
ま、いいです、熱心さに免じて。<笑>
自然物は厳密な形(トイレの張り紙)はそれほど気にしなくていいのですが
そのかわり「らしさ」の表現についてしっかり取り組まなければいけません。
とくに今回は色の表現についてです。(色トーン)
これは真っ白のニンジンですか?
色の表現は明部のトーン(濃さ)で決まります、明るい側をもう少し塗りましょう。
葉の根元の切り口のところ、緑色だと思うのですがこれは本体より一段濃くです。
それからもっとおいしそうに描いて欲しいですね。ニンジンが嫌いかな?
※使った鉛筆と制作時間を書いてください。(他の人の参考のためもあります)
まるおさん、
当然ですが2枚目のほうがいいですね。
それも最下段のが。
描いた順番に良くなっているのならば、
枚数を描くとさらに上達するでしょう。
一本一本のタッチをきちんと引いて(直線で)、
それを並べていくという気持ちで取り組みましょう。
線の曲がりや傾きや濃淡むらは自己チェックできると思います。
線をゆっくり引いて慣れれば早く引けるようになるか、
早く引いて慣れれば整った塗り(曲がりやムラのない塗り)ができるようになるか・・・
これは個人によって違いますので、自分に合った方法で。
私としては一般的には後者の方法がいいと思うのですが、まるおさんは前者がいいかな・・・
ひ〜、、2時間ですか〜!
4時間、と書きましたが実際はもう少しかかってると思います、、、
愚問なのかもしれませんが
私個人としては、線の見えるデッサンというものにとても憧れていまして、そう描けるようになりたいのですが
いざ描き始めると、どうしても線の見えない仕上がりを目指してしまいます。
たぶん、トーンがあっていれば線が見えてもよいのだろう。という事が、最近なんとなく私なりに理解出来てきたのですが、
そのトーンが上手く描けないのでついつい描きこんで(誤魔化して)しまいます。
↓のまるおさんにご指導されていた「クロスハッチング技法」、衝撃でした。まずはこの練習から始めた方がよいですね。。。
(愚問のはずが自己解決してしまいました…)(笑)
>金属部分に映っているのは背景の画用紙(?)でしょうか?
これが何なのだろうと私も探してみたのですが、モチーフに向かう私の裏側の、壁と天井の間の影のようでした。
これが不自然なので、描かないようにしたかったのですが、中途半端に登場させてしまいました、、、
>それに真っ白の紙を下に敷くのもよくありません。
>最悪の設定ですね・・・(厳しい言い方はご容赦<笑>)
いえいえ。褒められると成長しませんので、是非、厳しく育ててください!(笑)
白い紙を敷いてはいけなかったんですね。
むしろ色んなものが映らないようにする事ばかりに気を取られていました。逆でしたね(笑)
はい。これからはグレー60%くらいのものを敷いて描いてみます。
その場合、その敷物の色は描かなくてよい、ということですよね?
こちらこそ、よろしくお願いします。
これだけのテクニックがあって考え方もしっかりしておられますのですぐに上達されると思います。
「足りないものを補う」というスタンスでこのサイトをご活用ください。
私の指導に納得できないところがあれば切り捨てていいです、そういうやり方でも大丈夫でしょう。
(デッサンの流儀・流派、考え方はいろいろありますから)
>ちなみに「トーン」というのは光と影の表現という解釈でよろしいでしょうか?
はい。
できればそれに「空気(空間)の表現」もくわえてください。
これが難しいのですが、そこまで到達できそうです。
質感や細部についてはあとから自然についてくる(身につく)課題です。
>Lefflをご存知でしたか。日本でも有名なのですね。
有名ではないと思います。日本の画家で彼を知っているのはたぶん数人でしょう。<笑>
もっとマイナーな話をしますと、David Leffel先生のお弟子さんにAbbey Ryanさんというとても気持ちの良い油絵小品を描く女性がいます。
アメリカ国内ならば数万円で彼女の小品が入手できますから(私の絵よりも安い<笑>)、余裕があればポケットマネーで購入されることをおすすめします。きっとこれから値上がりしますよ。
英語がお出来になるのなら今のうちにお友達になっておきましょう。
検索で捜してみてください。
Little Valleyさん、
像もたいへんですね、転がされたりして。<笑>
暗部(といいますか全体の明暗差)をもう少し強調して上からの光を表現すると良かったと思います。
机上の投影も描いたほうが面白い作品になったでしょうね。
やれば新鮮な空間(隙間)の表現になりそうです。そういうのは見たことないですから。
(「好み」の問題ではありますが)
まえちゃんさん、こんにちは。
初めてでこれだけ描ければ潜在能力的には(美術系進路選択には)十分なものを持っておられます。
ただし用紙の選択・配置・描き方など考えて取り組まないといけません。
>努力すれば4ヶ月後に間に合うでしょうか…?
十分に間に合うと思いますが、短い期間でいいですから必ずしっかりしたところで適切な指導を受けてください。(この掲示板だけでは心もとないです)
「習いに行く余裕」をなんとか作ることです。(ひょっとしたら「人生」にかかわる問題なのですから)
三倉さん、ようこそ。
教える立場としては「我流」は困るのですが、これはなかなかスジの良い「我流」ですね。
>絵については、親指をもう少し目立たせた方がよかったかなぁと思います
これも的確な自己反省です。
奥の指の部分をいくらか暗くすれば親指がしっかりすると思います。
4本の指のどこかに隙間があるようにすればもっと良い(手らしさのでる)構図になります。
アニメはマンガ絵はおもに線(輪郭線)で描くのですがデッサンはトーンで描きます。
その意味で、少し線が目立ちすぎあるいは線に頼りすぎな傾向がありますのでしっかりトーンで描ければよりデッサンらしいデッサンになる・・・といいますか勉強になると思います。
zyyさん、こんにちは。
もうすこし大きい紙に描いて欲しかったです。
周囲の空間が狭いので卵の雰囲気(大きさ)が感じられません。
ダチョウの卵ですか?<笑>
白くならないのは暗部や影を黒く塗らないからです。
卵の白さは暗部の「黒さ」「暗さ」に助けてもらって表現するのです。
トップページにある「球」のデッサン(の明暗)を参考にしてください。
それから稜線(明暗境界)が上にズレています。(これも白さがでない原因です)
地球儀でいえば赤道のところが稜線になります。
>DinA3の紙は大きすぎるでしょうか。
卵1個ではA3くらいが適当だと思います。
>失礼なんですけど、稜線って何物でしょうか。
すみません。難しい言葉を使ってしまったです。
普通は山を見て、山並みの形(山の形・輪郭)を稜線といいます。
デッサンの場合の稜線というのは「光の稜線」のことで、
光源方向から見てモチーフ(たとえば卵)の輪郭が「光の稜線」になります。
机の上に地球儀を転がして置いて、北(北極)の方向から光が当たっているとすれば赤道が「光の稜線」になります。
別の言葉で言えば、明部(光があたる部分)と暗部(光の当たらない部分)の境界ということです。=明暗境界線
このデッサンの卵の場合、どんな線が稜線(明暗境界線)になるか頭の中で描いてみて、それを床の上に(平行移動して)投影すれば影の輪郭の形になるわけです。
極端に前(後)に傾いた光線以外であれば、そうやってだいたいの影の形を決めていいです。
その他にも、稜線を意識することは卵全体のトーンを描くためにも役にたちます。
この説明でわからなければ再度質問してください。
おはようございます。
今回は自分の手を描いてみました。
時間2.5h
鉛筆2H~2B
紙 ケント紙
今見て思えば親指の付け根の下の腹の部分の処理と
指の線のようなシワを黒くしすぎた感じがします。
あと自分は画用紙は縦向きの方が描きやすいのですが
やはり横向きじゃないとダメでしょうか?
ご講評よろしくお願いします。
かんかんさん、
手首から下はいいですが、手のほうは「大きなトーン」がありません。
見えるままに気分で描いているという感じです。
面には「向き」があります。
水平の面ならば垂直方向がその面の「向き」です。
斜めの面(傾いている面)にもそれぞれの「向き」があるわけです。
同じ色(手ならば肌色)の立体のトーンは
「同じ向きの面は同じ明度」になります。
これが「大きなトーン」です。
全体にわたって、この面のトーンの整合性をチェックしてください。
たとえば親指の付根のあたりの「面」は他のどの部分と同じ「向き」かということです。
Hima@豊中美研先生
早速のご講評、ありがとうございます。
>面には「向き」があります。
>水平の面ならば垂直方向がその面の「向き」です。
>斜めの面(傾いている面)にもそれぞれの「向き」があるわけです。
>同じ色(手ならば肌色)の立体のトーンは
>「同じ向きの面は同じ明度」になります。
>これが「大きなトーン」です。
手首までを「円柱」、手首から先を「円錐」と考えて描いていたつもりだったのですが、
手首の少し上から先はトーンの変化がないデッサンになってしまいました。
横から出ている親指と、真上から出ている人差し指が、同じトーンになっている事に、今、気がつきました。
角度が違えば当然明るさも違う事に気がつかず描いていました。
もっと対象を大きく見て、円柱トーンを意識しながら練習して行きたいと思います。
今回いただいたアドバイス、とても内容が濃く、思わずモニター越しに見入ってしまいました。
ご教授ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します。
白から黒に急激に変化するのではなく、「なだらかに」明るさ(明度)が変化するような描き方をしましょう。
慣れれば誰でもできると思うのですが、そうしようという気持ちがなければ進歩はありません。
「回りこみトーン」はさらに微妙なトーンの表現になります。
とりあえず大きなトーンを練習してください。
最初は「お手本」をそのまま真似るのでもかまわないと思います。
ろっくんさんはかなり描ける人だと思っていますので、感想になりますが
○影が小さいのと、影の形も机面が向こう側にせり上がっているような感じにみえる。
○芯の凹部が明るすぎて穴の深さの表現が物足りなくなる。
○赤いりんごならば色がうすい。
・・・といったところでしょうか。
また良いデッサンが描ければ見せてください。
ご講評ありがとうございます。
かぼちゃは結構濃い緑色でした。
光源は、やや逆光の外からの太陽光と室内の電灯でした。
カラーでの「濃い緑」の表現と、光が当たった部分の「明るい箇所」の表現を練習して行きたいと思います。
影についても、いままで漠然と描いていたので、
お手本を見させていただきながら練習して行きます。
ありがとうございました。