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豊中美術研究所 こども図画工作教室(児童画教室)

2004年10月号
『アトリエだより』はアトリエでのこどもたちの様子を
ご家庭にお知らせするため毎月1回発行している教室通信です。
(Web公開用に記事を再編集してあります)
2004年10月
【10月前半の課題】
絵のモチーフは生秋刀魚です。ご家庭の食卓でもお馴染みですが、生のものをじっくり観察します。工作はびっくりカメラです。仕掛けは単純ですが大きく伸びる面白いおもちゃです。アレンジも可能なので、子ども達の発想が楽しみです。


6日(水)
秋刀魚を見て男の子たちは「死んでんの?」と聞きながらもさわり、口の中をのぞいたり、ひれをひっぱったり、「ワー血がついた」「くさーい」とにぎやかでした。女の子たちは見るだけで、さわりはしませんでした。かおるくんは緑色の明るい色で描き始め、銀色や青く光る色などを使いました。秋刀魚を大きい魚が食べているところで夜なんだそうです。ともひろくんは絵の具で「ワニを描く」と始めました。同じところを何色かで塗りこめていて、「もう終わり」というので、ワニは大きいから大きく描いてみようかと誘ってみました。「うーん、でも・・・」と渋っていると前にいたかおるくんが「じゃあ、ワニになってあげる」とポーズを取ってくれました。それで大きなワニの体を描いていきました。りょうきくんも「ぼくは、ワニの歩き方知ってる」とワニポーズで歩いてくれました。それで足も上手に描けました。ワニのえさの魚も描きました。ワニはどこに住んでいるのかな?と聞くとみんなが「川」と答えてくれたので、がんばって川も描きました。みんなに助けられて素敵なワニの絵ができました。ようへいくんはおばけを描きました。ようちえんで、お化けを見たそうです。黒っぽい色で塗りこめていたので、「おばけに目があった?」と聞くと「ひとつあった」と青い目を描きました。口も小さく描きました。カメラは「いっぱい作る」と張り切っていました。時間がなかったので、ひとつ仕上げた後も、「もう1個作りたーい」と言っていました。振り替え出席のりょうくんは絵の具で黄色い雲を描きました。マーカーで人間を描いています。手足は描いていませんが、この年齢であればおかしくはありません。いろんな色の線が出ていますが、人間だという合図なのだそうです。カラフルできれいな絵です。あいりちゃんは工作からしました。ホッチキスを使っていましたが、牛乳パックが硬いので、途中からセロテープでとめました。がんばって、カメラは出来上がりました。後半は、くれよんで虹色の屋根の家を描きました。明るい絵です。しんごくんは工作をしました。力はしっかりあり、ホッチキスも使いこなせていました。カメラの全面のデザインをよく考えて描きました。りょうきくんは、ホッチキスが少し硬いといいながらがんばって作りました。「カメラじゃなくて違うものしよう」と箱を探してびっくり箱を作りました。どうすればきれいに開くかを一緒にいろいろ考えました。ゆうりちゃん、はカメラを作りました。基本形が仕上がってから、表面デザインに凝って作りました。ひかるちゃんはおりがみで鶴を折ってから、カメラを作りました。ゆりこちゃんもカメラを作りました。表面部分のデザインを2種類考えてどちらも捨てがたく、両方使いました。

8日(金)
秋刀魚に抵抗ある子は少なく、触ったり、口をあけて中を見たりしていましたが、絵にする子はあまりいませんでした。まほちゃんときおかちゃんはステンドグラス風の花火を作りました。まほちゃんは切り紙細工が難しかったので何度か練習してできるようになりました。スクラッチで絵も描きました。小さくいくつか描いたので、切り抜いて、色画用紙にバランスよく貼りました。きおかちゃんは何度も作っているので慣れた手つきで作っていました。スクラッチの花火も描きました。色画用紙は黒を選んで花火がきれいに見えるように貼りました。すみれちゃんはびっくり箱を作りました。ドアをつけて開閉する部分を一緒に考えて作りました。空き箱にきれいな紙を貼った自由工作もしました。最後の数分で秋刀魚の絵も描きました。黒一色ですが形をしっかり捉えています。けんすけくんは秋刀魚から描き始めましたが、どうも納得がいかないらしく、2回描きかけて、「描けない」と下を向いてしまいました。結構いい形で捉えているので、このまま描き進めるよう促してみたのですが、元気がなくもたれかかってきました。身体をさすって上げているとしばらくして活動をはじめ、ピラミッド形のダンボールを二つ組み合わせて不思議な立体造形をしていました。カラーテープを貼ったり、マーカーで塗ったりとデザインが凝っていて美しい立体になっています。「なにを作ってるの?」と聞いても返事もしないで黙々と夢中になっていました。出来上がると、「カメラも作りたい」と積極的に作っていました。結構、力がありホッチキスと格闘しながら作っていました。さとしくんはカメラのばねからアレンジしてお母さんの誕生日プレゼント用のびっくり箱にしました。箱の開き方や外側のデザインも工夫して、集中して作ったので、出来上がると「がんばりすぎて腰が痛い」と言っていました。パステル画をしたいといい小さな紙に木の葉をデザインしてしおりを作りました。淡い色合いが素敵なしおりです。2枚作りました。しおりのリボンは布を切って作りました。りょうたろうくんはびっくりカメラが気に入って見本より長いカメラにしました。そのうち箱を探してきてアレンジしたようですが「ひみつ」と中身は教えてもらえませんでした。後半は秋刀魚を描きました。よく観察して描けています。微妙な色の変化もよく見ています。お皿の模様にパステルを使いました。花や葉などをモチーフに愛らしい柄で、パステルの淡い色合いが効果的です。しおりも作りました。かなたくんはカメラが気にいって丁寧につくりました。レンズの部分もこだわって色を塗りました。牛乳パックが硬く、ホッチキスに苦労していました。セロテープを併用しました。後半は打ち上げ花火の絵を描きました。花火の形状をそれぞれ工夫して描いています。「見ている人を描いてみようか」と誘うと「人間は描けないから鳥にしよう。鳥はうまく描ける」と、しっかりした筆致で描きました。中盤、今日は特別みんな静かに集中して作っていて、「なんか、静かやナー」とこどもたちから感想が出るほどでした。

9日(土)
秋刀魚を見てみんな触ったり、におったりと大騒ぎでした。工作を選んだ子は紙のバネが気にいってたくさん折りました。ひさたかくんはくれよんで秋刀魚を描きました。波も描いて海で泳いでいるようにしました。後半は棒にカラーテープを巻き、自由工作をしました。こうき(浦)くんはマヨネーズの容器でヘリコプターを作りました。人を救助するロープを容器内に収納できるようになっています。根気よくロープを出したり、入れたりしていました。りょうくんは基本形の紙バネを二つ使い、みんなの様子を見ながら手袋パンチを自分のイメージで作りました。りゅういちくんは手袋パンチのびっくり箱を作ることにしました。ちょうどいい箱がなかったので箱も牛乳パックで作りました。ジョイントや、留め金部分は自分で工夫して作りました。ひろゆきくんはびっくり箱の箱を円柱の缶で作りました。釘とかなづちで穴を開け、留め金部分も作りましたがどうしてもひっかかるので「もうだめだー、できない」とちょっと元気がなくなってしまいました。少し休憩してなおきくん、だいきくんとともに再び箱作りに挑戦しました。みんな手袋パンチを作るところまでは順調だったのですが箱作りに苦労していました。ひろゆきくんは細かい1ミリの違いにも敏感で納得のいくラインを作るのに苦労していました。泣きそうになりながらもがんばって作りました。なおきくんと、だいきくんは意気投合して長い間おしゃべりを楽しみながら作っていました。こうき(上)くんも箱作りで苦労しました。ひとつには紙バネを20枚も重ねたので重くてバランスが取りにくいのと、箱が大きすぎたのが原因のようです。でも何とか仕上げることができました。

13日(水2,4)
もとかずくんは、虫の図鑑を自分で取りに行き、トノサマバッタを描きました。色彩も明るく力強い絵です。お友達が秋刀魚を描くのに銀色を使っていると「ぼくにもちょうだい」と銀色でばったの卵を描きました。大きな箱で虫かごも作りました。網をかけてちゃんと開閉できるよう工夫もしました。ななこちゃんはユーフォーキャッチャーを作るといい、材料集めから始めました。モールやおりがみで賞品を作ったりしました。賞品を捕まえるマジックハンドを次回作ることにしました。ゆうきくんは秋刀魚を描きました。鉛筆で顔はかなり細かい描写をしています。身体の長さが顔に比べると短いのですが本人にはそれでバランスが取れていると感じているようなので、そのままにしています。色も忠実に見て塗りました。バックは本人の希望でローラーで描きました。いい絵になりました。残った時間で折り紙をしました。テレビチャンピオンですごい折り紙を見たそうです。はるなちゃんはびっくりカメラから作りました。ホッチキスも上手に扱えています。秋刀魚の絵も描きました。細身の秋刀魚ですが、細かいところもよく観察しました。「さんま」の文字も装飾を施して描き入れました。ゆうきくんの後ローラーを使い、バックを塗りました。残った時間で、ブラックボックスを自分のアイデアで作りました。そうたくんは秋刀魚を慎重に2匹描きました。線が気に入らないとホワイトで消したり、こだわりをもって描いています。気づくと秋刀魚の形を切り抜き、2枚張り合わせようとしていましたが、大きさが違うので「合わないなー」とつぶやいていました。色画用紙に貼るように勧めると「青色をちょうだい」と言い、2匹の秋刀魚を貼った後、小さな魚を増やし、くれよんや、フエルトで海草などを表現しました。コラージュ技法の面白い絵になりました。ひでのりくんは秋刀魚を描きました。銀色を使うのが楽しかったようです。途中でこうすけくんとポケモンを描き始めましたが、一段落したところでバックを塗ることを勧めると最初は渋っていましたが、ローラを使い出すと面白くなったらしく念入りに塗っていました。こうすけくんは秋刀魚を1匹描くと「早くポケモンが描きたい。小さい紙ちょうだい」ときょうはポケモンで頭がいっぱいだったようです。ひでのりくんが横に来ると話も盛り上がり楽しそうでした。お友達のビーズ作りには興味を示していました。振り替え出席のかなたくんは秋刀魚を描きました。一色出して使い始めるとずっとそれで描き続けます。この色も使ってみる?と銀色を出してあげるとまた銀色だけで描き続けます。形はとてもダイナミックに捉えていて面白い絵です。秋刀魚の卵を画面いっぱいに描いて楽しい雰囲気が出たので、秋刀魚の口の色や、尻尾の形をよく見るように促すと、「口は黄色やから、黄色だそう。尻尾はいっぱい線があるなー」と、よく見ていました。後半はワイヤーにビーズを通してお母さんへのプレゼントを作りました。本人はネックレスのつもりだったのですが、冠になりました。かなたくんのお母さんがつけたのを見て、もとかずくんは「人魚姫とそっくりや。お父さんが帰ってくるときにつけてたらきっとびっくりするよ」と大絶賛です。もとかずくんの人魚姫像とぴったりあっていたようです。それを聞いてかなたくんも嬉しそうでした。振り替え出席のみづきちゃんはしばらく何をしようかと考えていましたが、工作をしました。ホッチキスは力を入れて何とかとめていけました。カメラにはせず手袋に綿を詰めて拳骨を作りびっくりパンチにしました。

【10月後半の課題】
「紙芝居を作ろう」ということで、お話を作り、絵も描き、舞台も作ります。絵の好きな子はたくさん描けるので楽しいと思います。舞台づくりで、カッターナイフの使い方、厚紙を折る時の折線の入れ方を練習します。工作は「マジックハンド」です。ななこちゃんが前回自由工作でユーフォーキャッチャーを作りかけていたので、自由工作をすることの多いななこちゃんにあわせての課題にしました。割り箸と輪ゴムを使う簡単な工作です。割り箸は1膳、2膳と数えること、割り箸を割ること、輪ゴムの掛け方などを知ってもらいます。


20日(水)
台風のため全員お休みでした。

22日(金)
紙芝居の見本「ふうせん」を来た子から順に見てもらいました。みんな面白がってくれたようです。マジックハンドも人気がありました。まほちゃんは紙芝居から作りました。カラーマジックでどんどん描いて楽しそうなおはなしもできてるようでしたが「内緒」と言って中身は教えてもらえませんでした。マジックハンドも時間ぎりぎりで作りました。ちほちゃんは「大きな絵を描く」と言って、くれよんでアヒル、パンダ、ちょうのいる絵を画用紙に描きました。その後、紙芝居も作りました、絵はカラーマジックで描きました。カッターナイフも私が手を添えて一緒に使いました。「マジックハンドも作りたい」ととても積極的に活動していました。みづきちゃんはマジックハンドから作りました。つかむ部分のぎざぎざを切るのに苦労していました。しんごくんが墨と半紙を使っているのを見て「習字したい」というので渡すと、「フネ」とまず書き、その後ずっと数字や文字を書いていました。けんすけくんはお母さんが帰った後、いすに座っていたナーと思ったら、いつの間にかいなくなっていて階段の下で寝転んでいました、抱き上げて上へ連れて行きましたが、今度は水道の前のいすにじっと座り、いつの間にか、また、下へ降りていきます。お友達も気になって何人かが何度も見に行ってくれました。泣くわけでもなく、お話もしてくれないので、何が原因なのかはわかりません。後半は窓辺のミニ階段に座って外をじっと眺めていました。終わる10分ほど前になり寄ってきて、小さな声で「おりがみしたい」というので、「好きな色とっていいよ」というと、青と緑のおりがみ2枚でなにかを作っていました。すみれちゃんは色鉛筆で紙芝居を作りました。カラフルな色使いです。みんなが「発表会なんていややー」という中すみれちゃんだけは「あたしはよんであげる」と言ってくれていたのに、みんなに発表する時間が取れなくて残念でした。きおかちゃんはマジックハンドから作りました。輪ゴムの扱いは上手です。牛乳パックも上手に切れました。紙芝居も作りました。お話もできたようですが、内容は「内緒」といって教えてもらえませんでした。さとしくん、りょうたろうくんは「先生がおしっこを漏らした話にしよう」と盛り上がり、「どんなトイレか見てこよう」とまじめに(?)観察して描いていました。さとしくんはできあがらなっかので、次回に持ち越します。りょうたろうくんはマジックハンドも作りました。牛乳パックの部分が難しかったようです。かなたくんはマジックハンドを「長いの作ろう」とみんなよりひとつ分長いものを作りました。長くすると難しくなるのですが折れたり、きれいに作動しない場合は上から順にバランスを見てゴム部分を微調整していきます。牛乳パックがぎざぎざに上手に切れなくて、大声でワーンワーンと泣いてしまいました。周りの子も気持ちは判るのか「これはパニックになってるなー」というコメントで温かく見守ってくれていました。しばらく泣いたらすっきりしたのかまたがんばって、作り始めました。最後はちゃんとできてお母さんが迎えに来た頃には元気になっていました。振り替え出席のしんごくんは「習字がしたいなー」というので、半紙と墨汁を用意しました。「水墨画風に描いてみる?」と字だけでなく、絵も描くことを勧めると、面白い抽象画を描いていました。色を入れてもきれいだよ。と提案しましたが、「墨一色のほうがいい」と言っていました。描いた3枚を色画用紙に貼り、作品に仕上げました。おりがみの飾りもつけました。ようへいくんは、お兄ちゃんがすることを何でも真似したい時期のようです。紙芝居の紙に絵を2枚描いたので、それを色ケント紙に貼りました。水墨画風に描いた半紙の作品も色ケント紙に貼りました。黄緑色がきれいにはいって、面白い作品です。絵の具は好きで、いっぱい搾り出し、「もう全部ないよー」と言っていました。おうちの方は大変でしょうが、消耗品と割り切ってまた新しいものを補充してあげてください。絵の具の素材自体に興味を持っていると思います。出して、混ぜて、塗りこめるという作業が生理的に好きなようです。同じく振り替え出席のりょうきくんは骨折した左腕が痛々しいギプス姿のまま来てくれました。利き手は大丈夫なので、くれよんで紙芝居を作りました。しっかりした筆圧で、上手に2枚描きました。アザラシとペンギンのお話だそうです。続きは次回に持ち越します。

23日(土)
りゅういちくんと、こうき(上)くんはマジックハンドを作り、戦いごっこをしていました。こうき(上)くんが勝って「俺のは最強や」と嬉しそうでした。りゅういちくんは、おりがみで手裏剣を上手に折った後、もっと大きなのを作りたいと言います。画用紙を使おうとするので、硬くて折れないと思い、クロッキーブックの紙を渡しました。長方形なので、正方形に自分で切って、使いました。出来上がったビッグサイズの手裏剣にお友達もびっくりしていました。色も塗って仕上げました。ひろゆきくんは、マジックハンドを慎重に作りました。輪ゴムで止めるたび、角度を見て「曲がってるなー」と微調整を繰り返していました。つかむ部分の牛乳パックをホッチキスで、割り箸に直接打ち込むという荒業もがっしりとしたものを作りたいという思いから出た発想です。ひさたかくんは、自由工作をしました。背の高い大きなものや、ヒーローもののグッズなどを自分で考えて作りました。水に絵の具を溶いたものも作り、「これもって帰るから」とふたをしていました。りょうくんは「大きな絵を描く」とドラゴンを絵の具で描きました。もう2枚表裏にマーカーで描いた後、ひさたかくんの工作に興味を持ち、描いた絵の1枚を切り抜いて背の高いものを作りました。ダンボールを2枚接いだので木で補強しました。なおきくんは本を持ってきて、ピカチューとモンスターボールの絵を描きました。小さい紙に文字をいっぱい書いたカードのようなものも何枚か作りました。ひとみちゃんは課題の紙芝居に興味を持ち、一人黙々と静かに紙芝居を作り続けました。丁寧に描くのでなかなか終わらずみんなが帰った後も描き続けていました。枠と、文章はおうちで作ることにしました。こうき(浦)くんは、「自由工作する」と自分で材料を探し、望遠鏡を作りました。色を塗ったり、ビニールを貼ったりいろいろ工夫していましたが、いつの間にか壊していました。次に「鉄砲作る」と言いボール紙にホッチキスをいくつも打ち、カラーテープを貼りました。遊んでいるうちに「どこかへいってなくなった」と言い、最後に飛行機を作りました。れなちゃんはマジックハンドから作りました。輪ゴムはかけるのが難しかったけれどがんばりました。牛乳パックぎざぎざに切るのが固いので苦労しました。後半は野原の絵を描きました。のびのびと楽しそうな絵です。だいきくんはマジックハンドを作りました。輪ゴムは上手にかけていました。マーカーでポケモンの絵を描いていましたが茶色のマーカーをどんどん打ち付けて描いたのでペン先が折れてしまいました。そんな使い方をしたらだめだということを注意しましたが、飛び散ったインクが面白かったのか、次には空き容器に水を入れ、ペンをつっこんで色を出し、そこにのりや、色鉛筆の粉を削って入れたりしているので「なにやってるの?」と聞くと「実験」と答えていました。お母さんが迎えに来るのを待っている間に「銀の絵の具がほしい」というので絵を描くんだったら出してあげるよと言うと「うん、絶対描くからだして」と言い、海の世界を描きました。こうき(上)くんも触発されて一緒に描きました。

27日(2,4水)
もとかずくんは恐竜と火山の絵を描きました。とても大きく迫力がありあます。自分で、ワイヤーを出し、ビーズを通してアクセサリーも作りました。ななこちゃんはマジックハンドを作り、ユーフォーキャッチャーを完成させました。後半は紙芝居も作りました。色鉛筆で丁寧にいろんなキャラクターを描きました。ゆうきくんはザリガニの絵を描きました。鉛筆で丁寧に描き、絵の具で着色しました。えびの赤色を微妙に変化させながら、よりリアルさを出しています。根を詰めすぎたのか「頭が痛い」というので少し休憩してもらいました。調子が戻ったところで、マジックハンドの工作をしました。はるなちゃんはマジックハンドを作ってから、紙芝居を作りました。「こわいはなし」と題名をつけたので、みんな興味津々で「読んでー」と頼んだのですが、読んでもらえませんでした。私は黙読させてもらった所、確かに恐い話でした。ちかげちゃんとまゆちゃんは並んで紙芝居を作りました。よく似たキャラクターのお誕生日のお話です。さえちゃんも仲間に入りたいので向かいのいすに座って紙芝居を作りました。好きな男の子と嫌いな男の子のお話です。それを見てちかげちゃんは「私も好きな子いるよ、両思いやねん」と恋の話に花が咲いていました。そうたくんは「紙がぜんぜん足りない」とどんどんつなぎ、とても大きなカイオウガを絵の具で描きました。全身を使い黙々と作業していました。後半は望遠鏡らしきものを作りました。こうすけくんは自由工作がしたいと材料を選び、ビー玉迷路を作りました。「先生やってー、つぎどうするのー、こっちきて」といいながら私におんぶしてきたり、のってきたりして甘えます。後半はもとかずくんのビーズ工作に興味を示し、同じように作りました。振り替え出席のりょうくんは絵を描きながら「戦っているところでこっちが勝ったの」とお話をしてくれました。なおきくんはピカチュウのお話の紙芝居を張り切って作り始めました。丁寧に描いたので1枚しか描けませんでした。振り替え出席のあいりちゃんはマジックハンドから作りました。輪ゴムの掛け方を練習して上手にできるようになりました。牛乳パックをぎざぎざに切るのは難しかったけれどがんばりました。紙芝居は途中までしかできませんでしたので、おうちで作ることにしました。

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