[ HOME ]
美大受験講座 美術系大学・美術系高校を志望する高校生・中学生のための講座です。
短期集中コース ご希望の日程にあわせた開始日・受講日数で。 体験入会 鉛筆デッサンを一枚描いていただきます。
絵画・デッサン教室 デッサン・油絵・水彩画などを個人指導します。 資料請求 絵画教室の詳しい案内資料をお送りします。



豊中美術研究所Website
『鉛筆デッサン講座・無料版』は公開形式で実施しておりますが、会費制の『通信講座』(非公開)もあります。

最新の投稿はこちら
画像をクリックすると原寸大で表示されます。

たまご・・・・。

NO.1478   たまご・・・・。  加理 菫 | profile |  2003/12/15
今回、紙の上に乗った卵とチョコボールを質感の違い
の書き分けのために描けと学校の先生に言われて書いてみたものです。チョコボールが黒豆みたいになってしまってるのが
とほほという感じです・・・・・。
あと学校から持って帰るために折ってしまって線がはいってみにくくなってしまっていてすいません。
よかったら批評おねがいします。




NO.1481   Re: たまご・・・・。  Hima@豊中美研 | profile |  2003/12/16  [ URL ]
加理 菫 さん、

そうですね。中学の先生の指導ということで(どうアドバイスしようか)迷ってしまいます。
指導の方法や内容はいろいろあるのですが、私の場合は「質感の違い」よりもまず「立体(存在感)の表現」を優先しています。

初心者のうちは、この二つが描き方の上で対立してしまう場合が多いのです。

ということで、そんなに悪いデッサンではないのですが
○存在感・重さ・光線の具合・・・
などが細かい質感のための処理に隠れてしまって弱いデッサンになってしまっています。

特に卵のほうは質感は微妙すぎてほとんど必要ありませんから、存在感・色(白さ)のほうをきちんと描かねばなりません。
過去ログの卵のデッサンを参考にしてください。

卵は(あるいはほとんどのモチーフは)「光=陰影」の表現で大部分が決まります。
材質感は、最後に少しだけ時間をかけて整えるという気持ちでやればいいのではないかと思います。

弱いデッサンになってしまっては、他の元気のある作品に負けてしまうのですね。
近くで目をこらして観察してわかる「良さ」というのは助けにならないわけです。
(入試は沢山の作品を並べ、全体を見渡して採点します)

このあたり、学校と画塾の指導の違いとしてご理解ください。

BACK  全デッサン作品INDEX  NEXT