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美大受験講座 美術系大学・美術系高校を志望する高校生・中学生のための講座です。
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バレリーナ

NO.3512   バレリーナ  寅吉 | profile |  2008/09/08
ご退院おめでとうございます。
まだ完全には復調されておられないとのこと、
どうぞご無理さらぬよう、ご自愛くださいませ。

私は近所の絵画教室で
定年組の方々に混じりながら、
ぼちぼちと続けています。

バレリーナを描く機会がありましたので、ご報告がてら。
少々遊びが入ってしまったので、第2室に。


NO.3528   Re: バレリーナ  Hima@豊中美研 | profile |  2008/09/09
寅吉さん、
ご心配いただきありがとうございます。
入院期間は長かったのですが、すぐざま命にかかわるような病気ではありません。
むしろ入院中の運動不足と禁煙の「副作用」で体と頭がナマってしまっている状態です。
さらに体重もずいぶんと減ってズボンとか合わなくなってしまいました。
ぜんぶ買いなおすか元の体重に戻そうか迷っています。<笑>

バレリーナ、ちょっと肩の力がはいりすぎていますね。
静物と人物では形の把握(表現)は少し違った経路で取り組むべきです。
人物むけの神経回路を開拓してください。

NO.3530   Re: バレリーナ  寅吉 | profile |  2008/09/09
服を買いなおすのは不経済ですが、
体重コントロールも過酷なので、まずはお体優先で。
禁煙が継続することをお祈りします。
寅吉は今どきHOPE吸いです(汗)

静物的、なるほど納得です。
陶器か、良く言って木彫のようですね。

実は(おわかりだと思いますが)
当日の記憶を頼りに手の赴くままに描き込んでいました。
これまでの手癖がそのまま出たのかもしれません。

眼と手の神経回路の開拓ですね、了解しました。
老化&硬化した神経がついてきてくれるか
一抹の不安もありますが(笑)やってみます。

ご講評ありがとうございました。

Re: バレリーナ

NO.3531   Re: バレリーナ  寅吉 | profile |  2008/09/10
脱力した犬(ゴールデンレトリバー)で脱力訓練です(笑)
これでは肩の力を抜きすぎですね(汗)
ノーコメントにてお願いします。

NO.3534   Re: バレリーナ  Hima@豊中美研 | profile |  2008/09/10
上の絵の体部分はわかりにくいところもありますが、
下の絵は良く描けています。
犬が好きで自分の愛犬でなければこうは描けない、という絵を目標にしてください。

その意味でも上のバレリーナはちょっと方向違いでしたね。

NO.3537   Re: バレリーナ  寅吉 | profile |  2008/09/11
静物と人物の違い。
わかってきました。

レンブラントやドガはもちろんですが、
Little Valleyさんの自画像も
きょろねこさんの自画像も
人となりが出ていますね。

そういう意味では、
自画像を描くって怖いですね(笑)
私の場合、まだ要らぬ心配ですが(笑)

Re: バレリーナ

NO.3545   Re: バレリーナ  寅吉 | profile |  2008/09/14
きょろねこさんの自画像に触発されて、
私も背景に挑戦してみました。

モデルさんの人となりを想像しながら
人物にも手を加えてみましたが、
なかなか描きたい方向に行かないです。
着手時点から間違えているのかもしれません。

NO.3546   Re: バレリーナ  Hima@豊中美研 | profile |  2008/09/14
この方向(角度)からの人物画は難しいものです。
首から上といいますか、頭部だけなら表情(各部品)で「描き切る」道もあるかと思いますが
体、特に背中が見える方向となると難物です。(胸側ならば多少誤魔化せる<笑>)

光はどちら方向からでしょうか?
それが弱いと人体や衣装を(正確に)描く手がかりが乏しくなって難しくなるわけですね。

上記は西洋流「デッサン的」見地からのアドバイスでして、
日本的な感性(絵画観)から言えば別の方向性もあるかと思います。
たとえば浮世絵とまで言わずとも、日本画の美人画には陰影はありませんから。

Re: バレリーナ

NO.3547   Re: バレリーナ  寅吉 | profile |  2008/09/14
場所は、南北がガラス張りの公民館でした。
(正面が南、背面が北)

モデルさんは高い背もたれのある椅子に座っていて、
背面からの光が背もたれにさえぎられて
肩甲骨に挟まれた部分に光がありませんでした。

ですが、椅子は省略したかったので、
背中の暗い様子を頭の中で明るく変換して描き始めました。

背中の曖昧さに全体が引きずられているんですね。
「描く手がかり」を失ったまま描き続けていたんだと
ようやく納得できました。

デッサン的か否かについても
最初の頃に、レモンの輪郭を描くか描かないかで
アドバイスを頂いたのを思い出します。

実は、この絵以前に
添付画像を脳内イメージで描きました。
寝酒を飲みながら、墨汁で遊んでみたのですが、
イメージが薄くても誤魔化しが効くと感じました。
(足元は誤魔化していますが)

やっぱりデッサンは誤魔化しが効かない。
今回、改めてそう思いました。

NO.3548   Re: バレリーナ  Hima@豊中美研 | profile |  2008/09/15
背景を黒く塗ってしまうことは、ある種の誤魔化しにつながることがあります。
(すべてがそうだとは言いませんが)

石膏デッサンでも、最初はバックを描かない(塗らない)指導をするのが普通です。
微妙な明暗の変化を正確につかんで石膏の白さの表現を追及して身につけて欲しいのに、
バックを黒く塗ってしまえば簡単にその白さが表現できてしまうわけです。

逆にどうしようもない生徒さんの絵をなんとかして期日の迫った展覧会に出品させる必要がある場合に、
「バックを黒で塗りつぶしなさい」と指導すればいいと言う先生がおられました。(昔の話ですが)
そういう絵、時々見かけることがありますね。<笑>

NO.3549   Re: バレリーナ  寅吉 | profile |  2008/09/15
展覧会…図星です。
絵画教室の発表会があって、
そこに私も何か出せと言われて、
迷走した結果がこれです。

最初は背景を塗らないこと。
これは最初の工具の絵でご指導を頂きましたよね。

今回、その禁を破って、
背景で打開しようとしたのは安易でした。

背景を描くこと自体がいけないのではなく、
誤魔化すための背景だったからですね…。

デッサンは、描く訓練であると同時に
(それ以上に?)見る訓練でもあると感じています。

見えていないものをデッサンしようとすると
こういう迷路にはまってしまう。

今回も的確なアドバイスを頂いて、
自分の陥っている状況を理解できました。
勉強になります、ありがとうございます。

Re: バレリーナ

NO.3569   Re: バレリーナ  寅吉 | profile |  2008/09/21
バレリーナの2回目を描いてきました。

もう大きく改善しないのはわかっているのですが、
これも経験かと思い、続きを粘ってみました。

塗りつぶした背景も消しましたが、
ケント紙が傷だらけなっていました。
いかに雑に塗っていたかですね。

反省の塊のような絵になりましたが、
この経験を次に生かそうと思います。
ご報告まで。

NO.3571   Re: バレリーナ  Hima@豊中美研 | profile |  2008/09/22
ずいぶん良くなりましたよ。
だんだん人間に見えてきました。
顔の部分の輪郭線、悪くはないのですが首や体や腕の輪郭も同じように統一するといいと思います。

私の好みとしては、手前の肩から腕にかけてもう少し白いほうがいいですね。

Re: バレリーナ

NO.3572   Re: バレリーナ  寅吉 | profile |  2008/09/22
しつこく粘ってすみません。
顔の輪郭線を薄める方向で全体を合わせてみます。
手前の肩の落ちている部分ですね、やってみます。

週末、バレリーナの他に
クロッキーの会にも参加してきました。
眼と手の神経をつなげるには、とりあえず数を
こなすべきだと考えて25枚描きました。

後半の2枚です。
左が10分、右が2分です。

少しは力が抜けた気がするのですが、
ちょっと生々し過ぎたかもしれません…(汗)
人物へのアプローチ、
この方向で間違っていないでしょうか。

NO.3573   Re: バレリーナ  Hima@豊中美研 | profile |  2008/09/22
どうぞ新規で投稿してください、遠慮は要らないです。
クロッキー、この方向でいいと思いますが
トーンづけやあまり必要ではない線が「誤魔化し」につながらないよう心がけてください。

手が自由に動き始めるとそれに頼ってしまうという落とし穴が待ち受けています。
私自身も常に心がけねばならないことだと思っていることです。

NO.3574   Re: バレリーナ  寅吉 | profile |  2008/09/23
背景の黒塗りもそうでしたが、
不要な線が誤魔化しに繋がるという点、
おぼろげにですが、わかる気がします。

ただの失敗しただけのアタリ線が、
それっぽい雰囲気を作っていたりすると
なんとなく自分も納得していたりします。

上達していくとトーンも誤魔化しに繋がるのですね。
そこは全く意識していませんでした。
今のうちから意識してみます。

形や陰影を学びつつ、最終的には
潔く&気持ち良い線が引けるようになりたいです。

次回は、新規投稿いたします。
ご講評、本当にありがとうございます。

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