|  |  | >少しでも先生にインパクトを与えて印象付けるということでしょうか?またこれは大学でも同じことでしょうか? 
 そうですね。
 どういう状況で「鑑賞」されるのかをよく考えてみましょう。
 絵としては良い作品だけれども、その一枚をじっくり眺めないと良さが伝わってこない・・・というのは受験向きではありません。
 大学受験でも同じです。
 
 >あと何故アクリルはあまり薦められていないのでしょうか?
 
 決まった仕事をするのにはアクリルは便利な絵具なのですが「絵具と格闘して、何かを発見しながら自分が変わっていく」という目的には向かないと思います。
 パレットに出した絵具がすぐ乾く(乾くと再利用できない)ので「頭で描く」「手順(段取り)で描く」「慣れで描く」傾向になってしまうわけです。
 アクリルを使うのは自分の絵(技術)がある程度確立してからにしましょう。
 
 淡彩用の透明水彩だけでは弱くなりますので、ポスターカラーかガッシュ(乾いてもあとから水を加えると再利用できる絵具)を使いましょう。
 透明水彩と併用するのもいいですね。
 
 
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