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豊中美術研究所 こども図画工作教室(児童画教室)

2002年 12月号
アトリエでのこどもたちの様子をご家庭にお知らせするため毎月1回発行している教室通信です。
(Web公開用に記事を再編集してあります)
●金曜クラス●土曜クラス(文字色を分けています)

2002年12月

13日(金)
1番にやってきたきおかちゃん、つづいて振り替え出席のなおき(N)くん、ななこちゃん、りんちゃんは工作見本の迷路ゲームが気に入ったようで早速作り始めました。壁用の部品をのりでつけていくだけですがアイデアしだいでいろんなバリエーションができるのが魅力です。なおき(N)くんが見本になかったトンネルを欲しがったのでひとつ部品を作って渡しますとこれがほかの子にも大人気で、急いでトンネルの部品を大量生産し始めました。なおきくんはそのトンネルをたくさん使って面白い形の迷路を作り上げていきました。仕上げに透明のビニールをかけるというアイデアも出して最後まで精力的に製作に励んでいました。少し遅れてゆうりちゃんがやってきました。今日は「リースを描くの」と描くものを決めてきたようです。リースの写真を見たりしてイメージを固めていきひとつひとつ丁寧に仕上げていきました。飾りを描いているときに「せんせい、金と銀に近い色って何色?」と聞くので金と銀の絵の具を出してきました。するとほかの子も興味を持って工作の手を止めて見に来ました。ポスターカラーの金、銀で粉末状になっています。それを適量パレットに取り、水を入れて練って使用します。とても豪華なリースになり「家に飾ってる本物のリースより立派になってしまった」とつぶやくゆうりちゃんでした。きおかちゃんは工作の迷路を仕上げた後、金銀の絵の具を使って絵を描きました。大きいのは描きたくないようだったのでポストカード大に切った画用紙を渡すと次々と描いていきました。最初は抽象画のように、後半は「これうさぎ、これはおはな」とお話しながら描いていました。クリスマスカードにも、年賀状にもぴったりの素敵なカードがたくさんできました。ななこちゃんも工作も丁寧に考えて作っていましたが金銀の絵の具を見てしまったら早く使いたくてたまらない様子でした。弟のもとくんも工作大好きで今日は人数が少なかったの一緒に混じって迷路を作りました。りんちゃんは大きいのを作るといって大きな箱を探し出し作っていました。4時ごろやってきたあつしくんは工作には興味を示さず、すぐに準備をはじめてツリーを描きだしました星型のスポンジをもっているのでそれを効果的に使っていました。飾りやバックの表現に独創性が見られます。ポップで楽しいツリーになりました。他の子どもたちは園行事のため27日に振り替え予定です。

14日(土)
りゅういちくんは来るなり「今日の工作は何?」と置いてあった見本を手に取りました。大好きな迷路とわかってさっそく意欲的に取り組みました。細かく仕切りを作っていき、時間ぎりぎりまで工夫を重ねながら製作していました。りょうちゃんと、まさきくんはならんで「サンタさんへのてがみ」を描きました。りょうちゃんはレターセット、まさきくんはガオとファム(おもちゃだそうですがまちがってたらごめんなさい)がほしいそうです。そのあと迷路作りをしました。ななこちゃんもサンタさんへの手紙からはじめました。ミルモでポンの缶バッチメーカーが欲しいそうです。そのあとは絵の具で大きなツリーを描きたいというので紙を2枚つなげることにしました。画面いっぱいにツリーを描いて飾りも工夫していっぱい描きこみました。とてもりっぱなツリーが出来上がりました。ゆいちゃんは工作からはじめました。ぺたぺたと壁やトンネルを作りながら時々ビー玉をころがしてうまくいくかどうか試しました。簡単にゴールまで行ってしまうので、「もう少し難しいほうが面白いよ」と声をかけると「かんたんなほうがいいよー」と言っていましたが、がんばって隙間を埋めていきました。「スタートと、ゴールという字は書けないから書いて」と言っていたゆいちゃんですが、「なまえはかける」と言ってはこのふたに名前をかいた折り紙をはりました。こうきくんははりきって絵本のつづきをやりはじめましたが2場面と3場面で「上下が違う」と言い出しました。製本する時には確かめながら作ったはずなのですが、剥がそうにも画用紙の上サイズが大きいので溶解液を使ってもちょっと無理かなという感じでした。「絵を描きなおして上から張ろうか?」と聞きますと「工作する」と言って迷路を作り出しました。でも表紙も少し描いていたので様子を見ながら誘って少しづつ絵本も仕上げていきました。最終的には迷路も絵本も仕上がりました。はるきくんは前回の続きの絵はやはり細かく描きすぎていたので新しく描くことにしました。扉の絵のところも工夫してクリスマスの雰囲気を出した絵になりました。自分のマークとサインも考えて裏に描き入れました。がんばって丁寧に仕上げていました。


20日(金)、21日(土)
両日ともお楽しみ会ということでプログラムをたてました。
2時から     手品の歌でひもとわっかを使ったマジック
          絵本「てじな」こどものとも年少版
          マジックスクリーンを見てから工作
2時30分から  ビンゴゲーム「いろいろビンゴ」
3時から     おやつタイムとなぞなぞ

金曜日の出席者はあつしくん、きおかちゃん、なおき(T)くん、しょうくん、ゆりこちゃん、ゆうりちゃん、ひかるちゃん、振り替え出席のまさきくんと、少し遅れてしゅんくん、まゆちゃんでした。弟妹さん、保護者も含めて27人の出席でした。
土曜日の出席者はなおきくん(N)、ななこちゃん、りょうちゃん、はるきくん、こうきくん、ゆいちゃん、りゅういちくん、りんちゃんでした。こちらは総勢21人でした。
どちらの日にもひとり、ふたりと絵の具で絵が描けないのを残念がってたお友達がいました。今日はみんな一緒のプログラムでごめんなさい。でも、始まるとそれぞれに楽しんでくれていたようです。


27日(金)
13日の振り替えです。来年は未年ということで、ひつじの工作をしました。ひつじのからだの型紙に好きな色の毛糸でひつじのからだを表現していきました。顔と足と好みで角のパーツを後からつけていきます。出席者はまさきくん、ゆりこちゃん、まゆちゃん、ひかるちゃんの4人でした。少ない人数なのでおしゃべりにも花が咲きました。まさきくんは角のパーツを4つも使ったりっぱなひつじを作りました。ゆりこちゃんは「3匹つくる」とはりきって作っていました。最終的には全部は仕上がらなかったので、残りのパーツをおうちでできるようもって帰りました。まゆちゃんは「白い羊にする」といって作り始めました。できあがり!と思ったら裏に違う色で毛糸を張り始めリバーシブルのひつじになりました。ひかるちゃんはこのひはとってもおしゃべりで「わたしはほっかいどううまれなの」からはじまり、ひっこしするならどこがいいかや、理想のこども部屋などの話題が出てみんなもそれにあわせてお話してくれました。でもひつじもちゃんと作りました。


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