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豊中美術研究所 こども図画工作教室(児童画教室)

2003年 4月号
アトリエでのこどもたちの様子をご家庭にお知らせするため毎月1回発行している教室通信です。
(Web公開用に記事を再編集してあります)
●水曜クラス ●金曜クラス●土曜クラス(文字色を分けています)
2003年4月

9日(水)
春です。入学、入園、進級と「みんな、おめでとう」の季節です。おめでとうといえばくすだま!?です。あると楽しくなりますし、プレゼントにしてもびっくりして喜ばれます。中に入れるおりがみのちょうちょうをホイル折り紙で作ったり、紙ふぶきをいれてもきれいです。キャンデー等をいれてお楽しみくすだまとしてもこどもたちは喜ぶでしょう。ちょっと工程の多い工作ですが基本を覚えれば大きく作ってみたり、形を変えてみたり工夫できます。そんな風にいろいろ自分のアイデアで膨らませていけるのが手作り工作の魅力です。おうちでも保護者の方もいっしょに楽しんでください。今回は新しく生まれるという意味をこめて卵形くすだまです。水曜クラスが増えて新しくアトリエの仲間も増えました。個でも楽しく他者との関わりでさらに楽しくなる造形を通してひとりひとりの個性を引き出し、感受性を豊かに伸ばしていければと願っています。今日最初にやってきたのはゆりこちゃんです。「きょう、ようちえんおひるごはんがなかったの。ねんちょうさんになったよ。」と教えてくれました。ゆりこちゃんは作業が早くくすだまを3つも作りました。ゆうきくんは「新三年生おめでとう」と垂れ幕に書きました。たまごや、引っ張る紐の先の絵も丁寧に描いていました。デザイン力もありかっこいい仕上がりになりました。まいちゃんも丁寧な絵を描きます。色選びもよく考えて明るい絵になりました。糸を結んだり難しい事も多かったけれどがんばって作っていました。なおきくん(N)は見本のくすだまがとても気に入り何度も「引っ張っていい?」と遊びました。後から来る子にもちゃんと見せてあげようと「ちょっとまってや、いまじゅんびしてるから」と声をかけてくれます。ゆいちゃんが「字がわからない」と言うと優しく教えてくれていました。そんな風に他の子にも気を配ってくれるムードメーカーのなおきくん(N)です。自分の作品はなかなかできませんが最後まで残って仕上げることができました。ゆいちゃんは振り替え出席です。なおきくんが手伝ってくれて満足のいくものができたようです。中に入れるちょうちょうも迎えに来てくれたおねえちゃんと一緒に作りました。ななこちゃんはしっかりした筆致でキャラクターを卵に描き、着実に仕上げていきました。昨日がお誕生日で、1年生にもなって、おめでとうでいっぱいのななこちゃんです。もとかずくんは年齢にしては手先が器用で、線のとおりにはさみで切ったり、道具の扱いができます。こちらが言うことをすぐ理解して自分でどんどん作業を進めます。ホッチキスの扱いもすぐ慣れて、ちょうちょうをたくさん作っていました。垂れ幕の青い記号は「パン屋さんおめでとう」だそうです。ゆうりちゃんは小学校の先生がかわったよと教えてくれました。いつものペースでゆっくりと作っていきました。ひかるちゃんは、たまごの絵が決まらず長い間悩んでいました。丸なら描けるかな?と誘ってみるとうなずいて描き始めました。最後はゆうりちゃんに追いついて中に入れるちょうちょうや、カラービニール紐の飾りを作りました。


11日(金)
水曜クラスと同じくす玉作りがテーマです。いつもは自分の好きなものを製作するあつしくんは珍しく「おもしろそう。これ作る!」と取り組みました。あつしくんが来るのを心待ちにしていたしゅんくんも何度もくす玉を引っ張って遊んで気にいったようです。垂れ幕の文字をどうしようかと相談したり、ふたりでわいわい楽しく作っていました。元気よく1番にやってきたあさひちゃんですが、あとからやってきたお友達と離れた席になったのが悲しかったのか理由ははっきりわかりませんが泣き出してしまいました。でも幼稚園で同じクラスになったというきおかちゃんと並んで後半は元気を取り戻して作りました。きおかちゃんもお友達ができて嬉しそうです。ふたりでゆっくりペースで、丁寧に仕上げていきました。まほちゃんは作業が早くて次々と課題に取り組んでいきます。ちゃんと開くか実験した後さらに豪華になるようにおりがみで飾りを作っていきました。まりんちゃんは垂れ幕部分はとくに気に入ったのができたようです。「ほらほらじょうずにできたよー」とおはなししてくれました。さやかちゃんはとってもにぎやかな楽しい子です。「つぎはどうするのー」と積極的に創作活動しています。置いてあるいろんな画材にも興味を示して「使っていいの?」と聞いてどんどん作品に取り込んでいます。まゆちゃんもくす玉が気に入ったようでしゅんくんたちと取り合うように引っ張るのを楽しんでいました。たまごの絵もカラフルに塗りわけ作っていましたが、つるすところの紐のバランスがなかなか上手にとれず何度もやり直しをしていました。私が他の小さな子たちに手をとられていたこともあり、まゆちゃんにはアドバイスだけして手を貸さなかったのですが、自分で考え工夫して最後はちゃんと開くようになりました。さえちゃんは金曜クラスの中では1番小さいのですが活発に作っています。はさみを使ったり、紐を結んだり、難しいことが多かったのですが、できないことはちゃんと「やって」とお話してくれるし、できることはどんどん自分でやっていける頼もしい子です。

12日(土)
1番にやってきたりゅういちくんはくす玉にすぐ気づき、紐を引きました。「おー。これ作りたい。」と早速作業にかかりました。縦型卵にして絵をいろいろ考えて描きました。ちょうちょうも上手に作っていました。りょうちゃんは複雑な工程が多いのにも関わらず速いペースで作り上げていきました。おりがみのちょうちょうはホッチキスの扱いが難しかったので少し使い方を説明していくつか練習した後、残りはセロテープでとめることにしました。最後にビニール紐を裂いてつけました。仕掛けるときに、垂れ幕に巻き込みながら紐も巻いていくのがこどもにはちょっと難しいようですが練習すればできるでしょう。この方がきれいに飾りが開くので、難しければビニール紐の数を減らしてみてください。こうきくん、今日から入会のだいきくんもとても興味を示して作り始めました。こうきくんは卵形に切る前に、色塗り作業を一生懸命していました。塗り残しのないようにかなり時間をかけていました。おりがみでちょうちょうでなく、四角いのをホッチキスで止めたのでぽたぽたと落ちてきます。まあそれも音がしてかわいいくす玉だと思います。だいきくんは最初は順調だったのですが垂れ幕作りのところで「かけないよー」と言い出しました。何か好きなものはあるかな?電車とか車はすき?と聞いても「そんなのかけなーい」丸は描けるかな?と聞いても「かけなーい」そこで、好きな色のペンをとってもらって点々を描くことにしました。点も「かけなーい」と言っていたのですが最初のひとつの点をいっしょに打つと後は自分で自由に描いてきました。まさきくんとなおき(T)くんは意気投合して作ったり遊んだりしながら過ごしていました。まさきくんは垂れ幕に「5さいおめでとう」と描きました。複雑な作業の多い工作でしたがひとつずつこなしていきました。なおき(T)くんはなすびぐみになったのでなすびの絵を描きました。時々作っていたものがどこへいったのかわからなくなってしまうのでいくつか同じ作業をしました。はるきくんは希望でデッサンをしました。モチーフは円柱です。汚れなどは無視して影と光だけを見ることを練習します。上から見た形、真横から見た形も意識をして観察します。縦と横の長さも意識を持って観ていないと結構狂いが生じます。観る練習を続けていきたいと思います。くす玉にも興味があったのか残った時間で好きな絵を描き材料を持って帰りました。ゆいちゃんと、きおかちゃんは昨日も出席したので絵を描くことにしました。「おめでとう」のテーマをあげるとゆいちゃんはお母さんへのおめでとうの描きました。チョコレートが大好きなので特大のチョコを描きました。「これは絵だから絶対太らないチョコだね」とお話しながら描いてくれました。チョコの周りにはお花をいっぱい描きました。母の日のプレゼントにするので今日のお迎えがお父さんでよかったねと話しました。きおかちゃんはウォーミングアップに1枚描いて、2枚目は明るい色で、虹とお花と女の子を描きました。この子は誰かな?と聞いても「ないしょ」となかなか教えてもらえませんでしたがお母さんには「あさひちゃん」とお話していました。素敵なお友達ができてよかったね。

23日(水)
絵画のモチーフはそらまめです。来た人からひとつづつさわってもらいさやを割ってもらいました。ふわふわのお布団のような内側と、面白い形の大きな豆にこどもたちも興味を示してくれます。1番早く来たゆりこちゃんに「そらまめくんとベッド」の絵本を見せると「ながまめくんのをもってるよ。このおはなしも知ってる」とぱらぱらとめくりながらお話してくれました。「今日は絵の具で描きたくないの。」と言ってゲルマーカーで音符も描き入れ、楽しそうに踊っているそらまめの絵を描きました。そらまめのフォルムをよく捉えています。ほかの子がやってきて絵の具を出しているとゆりこちゃんもいつのまにか絵の具を出していてデカルコマニーをしていました。さらに、「つまようじちょうだい」というので渡すとスクラッチをしていました。次から次へとやりたいことがあるようです。工作のミニビンゴゲームは絵の具を使用して、色を作る、塗る、構成するという作業の練習を取り入れたものです。ゆりこちゃんは作業が早く、2セット作りました。一つ目はデカルコマニーで作ったきれいな色が残っていたのでそれでゲーム板を作りました。周りのデザインや中の模様も工夫して作っています。帰る間際にはモチーフのそらまめにかわいい顔をいっぱい描いていました。ゆうりちゃんは「そらまめ、きらいで、たべられない・・・」と話してくれました。嫌いだと描きにくいかなと思いましたが、さやや、まめの色にこだわってゆっくりと大きく描いていました。ミニビンゴのゲーム板はきれいな色彩構成ができているので壁に飾ってもきれいです。「今日はちゃんと時間内にできた」と喜んでいました。もとかずくんは「そらまめ描く」と言って黄緑色の絵の具をとり、形もよく見て描いていました。そのうち「えいご書く」と言っていろんな色や、ユニークな形が出てきて面白い絵になりました。違う色を使う時にはちゃんときれいに筆を洗っているのできれいな発色で描けています。ミニビンゴのゲーム板の色も9色全部違う色を作ってねという私の話をよく聞いていて一生懸命作っていました。こまはウルトラマン対怪獣にしていました。ななこちゃんはそらまめが気に入ったようで「中が気持ちいい」と感触を確かめていました。同じ緑でもどの色がいいかといろいろ試行錯誤していました。ゲーム板の色もていねいに塗っていました。こまは「これ○×ゲームと一緒だ」といって○と×にしていましたがすぐに書けてしまったので「時間があるから、もう少しかわいいこまにすればどうかな」と声をかけるとうーんと考えて肌色のマーカーちょうだいと言ってなにやら描き始めました。「先生見ちゃだめ」と言うので何を描いたのかはわかりません。なおき(N)くんはいつもゆっくりペースなのですがそらまめはかなり気に入った様子で3本ほど自分の前において描き始めました。色はかなり個性的です。こだわりを持って色作りをしているので実際とは違っていてもいいと思います。形もあまり観察はしていない感じですが、へたのところもよく見てねと声をかけると「色が違ってるなー」とちゃんと気づいています。でも黒っぽいはずのへたの色にピンク系の色を持ってきたりします。形は大きく大胆に捉えていて迫力はあります。前にいるゆうきくんの塗り方を見て「うーん、ぼくよりじょうずやなー」とつぶやくなおき(N)くんでした。ミニビンゴゲームはウルトラマンコスモスとピカチュウのこまにしました。ゆうきくんは水彩画風の淡い色合いでそらまめの絵を仕上げました。よく観察していて微妙な色の変化などよく描けています。ミニビンゴのゲーム板の色もよく考えて一つ一つの色を丁寧にぬっていました。まいちゃんも同じ色味で描きました。やや小さいもののよく観察できています。時間をかけてていねいに描きました。内側のふわふわのところも意識して描きました。まいちゃんとふたりでひとつの絵の具を使っていてまいちゃんの使う絵の具もゆうきくんが出してくれるというやさしいお兄ちゃんです。でも一人一人の主体性を大事にして「自分はこうしたい、こうする」という気持ちを持ってもらいたいと思っていますので、徐々に座る位置なども離していきたいと思っています。絵を描く、物を作るということは言い換えれば自分の意思で決定するということでもあります。心や頭の中でこういうものを作りたいというものがあればほとんど出来上がったも同然です。それを形にするのにテクニックや練習が必要となってきます。場合によっては根気も要ります。まずは自分の道具がある。自分で道具を扱えるということが大切です。これは、どの方にも共通することですが、良い作品を描くためには描きたいときにその道具がないと気持ちがついていかなくなることがあります。絵の具は消耗品ですぐになくなりますが教室に来る前には点検をして、せめて、三原色(赤、黄、青)と、白、黒の絵の具はたっぷりとある状態で来て下さい。ミニビンゴはゲーム板の升目を多くしたり、こまの模様を替えたりして楽しむことができます。美しい色の板は使わない時には壁に飾っておいてもきれいです。

25日(金)
水曜コースと同じく「そらまめ」がモチーフです。「これなあに」の問いには知らない子が多くまゆちゃんが「そらまめ」と答えてくれました。まだ小さいので力の弱い子が多く、さやをむいて中を見る作業にも苦戦していました。まりんちゃんはそらまめを描くのが気に入ったのか画面いっぱいにさやと豆を描き、何度も同じところを塗っていたので穴が開くほどでした。そのあと手形の絵も描きました。ミニビンゴを作る時間が少なくなってしまいましたが、最後まで残って作りました。さやかちゃんはそらまめを描いたあとカラーペンでたくさんいろんな色の顔を描きました。ポップで楽しい絵です。まほちゃんは、そらまめをよく観察してさやの外側、内側、豆の感じの違いをよく捉えて描きました。ミニビンゴの色もていねいに塗って仕上げることができました。こまはねずみとうさぎにしました。きおかちゃんと、あさひちゃんは並んで座りました。同じようなペースでそらまめを描きました。あさひちゃんはさやとまめの形をよく見て描けました。画面に余白が大きくあったのでさやを2本にしました。ミニビンゴのゲーム板の色も丁寧に作り、塗ることができました。きおかちゃんは、そらまめを大きく画面に捉えて美しい色で描けていました。ミニビンゴのゲーム板の色塗りのとき、私がさやかちゃんに筆の使い方を説明していたのを聞いていたのか筆の持ち方が正しく、筆の方向に気をつけて塗っていました。半分は直接、紙にチューブから絵の具を搾り出し指で塗っていました。「この方がぬりやすいもん」と言っていました。あつしくんとしゅんくんはかなりハイテンションで学校生活だけではエネルギーが消耗しきれないようです。まゆちゃんも含め「えーこれ描くのー。工作がいいなあ」と言っていましたが。ほかの子が豆をむき始めると興味が出てきたのか絵の具の用意をして描き始めました。あつしくんはさやの内側を独特の表現で描いていました。さやと豆も画面いっぱいに描きました。その後、粘土ではんこを作りたいと言ったので少し油粘土を渡すと工夫して作っていました。が、思ったようにきれいに判が押せなかったので、はんこはやめてなにやら造形作品にしていました。残りの時間で迷路作りをしていましたが。新聞紙に特大迷路を書いて満足したのか、15分前に終了して帰りました。しゅんくんはさらさらと何本ものそらまめを軽快に表現しています。ゲーム板の色塗りはちょっと手を抜いたのもあったので少し一緒に筆の使い方の練習をしました。こまは紫チームと青チームに分けて塗りました。後はあつしくんや、りょうたくんと迷路作りを楽しみました。まゆちゃんとさえちゃんはふたりでひとつの道具しかなかったのでちょっと姉妹げんかになってしまったりして製作に入りにくかったようです。絵の具もほとんどなく、ある色ですましてしまおうとするので薄くくすんだ色になってしまいました。それでもまゆちゃんはがんばっておおきくそらまめを表現していました。ミニビンゴゲームは途中で興味がなくなったのか、もう作らないといって終わってしまいました。さえちゃんは色を混ぜることに興味があってずっと絵の具を混ぜ続けていました。他の子ども達のすることにも興味があり、手形をしている子を見ればやりたいといい、ゲームを作り出した子を見れば「ゲーム作りたい」となんにでも興味を示してきます。でも最後まで仕上げるところまではいかないので作品はできませんでした。まゆちゃんとは離れたところでするほうがよさそうなので自覚を持つためにもさえちゃん専用の道具があるほうが良いですね。りょうたくんは少し体調が悪く、遅れてきました。元気がなさそうでしたが、どこがしんどいのか自分でおはなししてくれてしっかりした子です。みんなの様子を少し見てしゅんくんと迷路をつくった後、ミニビンゴゲームを少しづつ作り始めました。絵の具は準備だけでも体力がいるのでマーカーで作りました。ゲルマーカーが使いやすいよと教えてあげるとその描き心地が気に入ったようです。作った色用紙をゲーム板に貼り込むときにのりを使うのですが「のりはきらい。ぬるぬるするから。」と手では触れたくないようでしたので厚紙で塗るようにすると後はひとりで作業していました。

26日(土)
元気にやってきたりゅういちくんは置いてあったそらまめに興味を示して「これ何」とさっそく中をあけてみていました。でも「絵を描くより工作がいいなー」と言うのでミニビンゴの見本を見せて作り方の説明をしました。子どもの作業時間を考慮して3×3の9マスの色用紙を作ることに設定していましたが「いっぱい作りたいからもっと紙ちょうだい」というので5×5の25マス作ることにしました。25色違う色を作って塗るのは結構大変で、時間いっぱい根気よく作業しましたが、こまは途中までしかできなかったので残りは持ち帰って作ることにしました。1チーム(13枚)はカービーの絵にして一枚一枚丁寧に描いていました。こうきくんも工作がいいと言ってりゅういちくんと同じく25マス作ることにしました。色塗りがとても気に入ったようで「もっともっと塗りたいよー」と30枚以上の用紙を手元に置いていました。でも時間がかかるのでどうにか25枚をボードに貼り込みゲーム板を仕上げました。25色違う色を作るのも楽しい作業だったようでよく考えながらやっていました。こまは家で作ることにしました。ふたりともすごい集中力で黙々と作業していました。まさきくんはそらまめを観察しながら描き始めましたが、途中からお話が出来上がってきて画面の中にいすやあかりが描き込まれそらまめ君の住んでいる家の中となりました。とてもファンタスティックな想像力あふれる絵になりました。ミニビンゴゲームも9色、色作りをして完成させました。りょうちゃんはそらまめの中を開いた状態で丁寧に観察をして描きました。大きさも充分あり、色使いも美しく描けています。ミニビンゴもがんばって作っていました。こまはうさぎチームと、くまチームだそうです。なおき(T)くんもそらまめをがんばって描きました。色作りにも積極的に関わり形もよく捉えられています。ミニビンゴはクレヨンで色用紙を作りました。全部違う色にしてねという声掛けをしていたのですがなおき(T)くんは水色が気に入ったようで全部同じ色で塗りました。この「塗る」という作業がとても好きなようで1枚ずつ隙間のないようにきっちりと塗り上げていきました。その間黙々と作業に没頭しているという感じでした。のりで貼る作業もできていました。だいきくんはそらまめの絵を描きながら手に絵の具を塗って手形をつけたりしていました。絵の具を使うのが楽しい様子でした。ミニビンゴゲームははるきくんが少し手伝ってくれました。マスをクレヨンで塗りました。こまは、はるきくんもデッサンの合間に休憩がてら作りました。はるきくんはトーンの練習をしたあと、そらまめのデッサンをしました。カッターナイフで鉛筆を削るのも上手です。デッサンは根気のいる作業なので時々休みながら取り組みました。


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