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豊中美術研究所 こども図画工作教室(児童画教室)

2004年4月号
『アトリエだより』はアトリエでのこどもたちの様子を
ご家庭にお知らせするため毎月1回発行している教室通信です。
(Web公開用に記事を再編集してあります)
2004年4月
【4月前半の課題】
絵画の課題はチューリップ。土の中の球根からすっきりと伸びた茎、丸みを帯びた花びらの形状の不思議さを感じながら描いてほしいと思っています。工作は牛乳パックの1面を利用して作れるものを2種、「ブーメラン」と「パクパク人形」を用意しました。「ブーメラン」はお天気の良い日に公園で遊んでほしいおもちゃです。「パクパク人形」はお話をしながら一人でも、お友達と一緒でも楽しめて、想像力を豊かにするおもちゃです。
今月から一クラス増えて、新会員の方もたくさんいらっしゃいます。一人一人の個性を良い方向へひきだしていけるよう努力したいと思っています。新年のご挨拶にも書きましたが、新入会員の方へもう一度繰り返します。「造形の基本は自然です。自然と出会い、人と出会い、言葉と出会い、ものと出会う。たくさんの出会いを大切にしてこどもたちの持っている知識と五感を総動員して創造し、表現する空間としてこの教室を運営しています。こどもたちには自己肯定できること、自己決定することの大切さを身体で感じ取っていってほしいと願っています。保護者の方にはこどもに気持ちを添わせて作品を通して気持ちのキャッチボールをしていただけたらと思います。」


7日(水1,3)
あいりちゃんは絵を描くのが大好きです。チューリップをモチーフに自由な発想で絵を描きました。クレヨンや絵の具の画材で心の赴くままに次々と計5枚もの絵を描きました。どの絵も明るく音楽が聞こえてくるような楽しい絵です。最後に「自由に工作がしたい」と言い、牛乳パックで女の子の顔を作りました。一番硬い底の部分を使ったのではさみが思うように扱えませんでした。持ち方も時々ひっくり返った手つきになるので何度か手伝いました。徐々に上手になると思います。ようへいくんはモチーフに真摯に向き合い、私の話しをよく聞いてチューリップを描いていきました。小さい身体で大きな画用紙に向かい、全身を使って表現しました。画面いっぱいに生き生きと描けました。最後に入れたブルーが鮮やかで引き締まった画面になりました。その後りょうきくんと一緒にパクパク人形を作って遊んだり、ワイヤー工作で面白い「ねこ」を作りました。りょうきくんは小さな牛乳パックを見つけると「これで作りたい」といい、そこから発想を広げて「卵から生まれる動物たち」を工作しました。パクパク人形も作り、お菓子やジュースも作り食べさせて遊びました。ひかるちゃんがワイヤー工作を始めると、興味を示しました。ペンチの使い方を教えるとワイヤーを切り始めました。切りながらアイデアが浮かんだようで「犬のテーブル」という面白い作品ができました。ひかるちゃんは「簡単なのに、時間がかかるなー」と言いながらブーメランのデザインをいろいろ考えて描きました。後半は以前作ったワイヤー工作を思い出しながら「メリーゴーラウンド」を作りました。ゆうりちゃんはカラフルなデザインのブーメランを作りました。丁寧な作業です。後半は「チューリップ」を描きました。土の中の球根も透視画法で描きました。全体にバランスよくしっかりと観察して描けています。振り替え出席のななみちゃんは四季のデザインをブーメランの4枚の羽に施しました。アイデアがよく、一つ一つの羽が美しい絵となっています。後半は「チューリップ」を描きました。土の表現など繊細な色使いで描いています。観察もできていて、すっきりした絵です。しんごくんはブーメランのデザインに時間をかけました。特に中央の星模様がお気に入りです。後半はロボットの絵を描きました。「銀色の絵の具ない?」と聞くので出してあげると、とても喜んで描いていました。帰りに、力作のブーメランがどこにいったかわからなくなって、がっかりしていました。

9日(金)
一番にやってきたしゅんくんは「あつしはきてへんねんなー」と言い、りょうたろうくんもお休みだとわかると残念そうでした。チューッリプを描く説明をすると全員が絵を描く雰囲気になったので、あえて工作の説明は後ですることにしました。しゅんくんは、チューリップの絵をさっと仕上げると、絵の具を数種類混ぜてジュースを作りました。「これは毒のジュースだ、できたらここにいるみんなにのませるぞ」というと、真に受けたすみれちゃんは「大きいおにいちゃんがのませるっていうよー」と泣き出してしまいました。「冗談だから大丈夫だよ」となだめて、しゅんくんには「墨汁のような色になったので習字をしてみる?」と誘うと「お、それはいいなー」と、画用紙に字を書き始めました。それならばと半紙を出してあげるととても喜んで「こやなぎ書道塾です。みんなきてくださーい」と始めました。それに飽きると「次は算数の勉強をします。」と計算問題を作り、解いていました。しばらくすると、「ロボット描いたよ」と見せてくれました。鉛筆書きですが筆致もしっかりしていてなかなかユニークな作品です。まほちゃんの花は勢いがあり元気な絵になりました。前回作ったデカルコマニーの蝶を出してきたのでそれを画面に取り入れました。すると同じように作りたいと創作意欲を掻き立てたられた子が出てきました。残った時間でパクパク人形を作りました。きおかちゃんはゆっくりと作業を進めました。長い茎を描いたので画用紙を足して花を描きました。まほちゃんと同じようにデカルコマニーの蝶をつくり貼りました。「触覚は前みたいにモールを使いたい」というのでそうしました。すみれちゃんはお母さんが帰ったすぐ後「うわーん」と大きな声で泣いたのでびっくりしました。聞くと「おかあさんにあいたくなっちゃったよー」と言います。「そうだねー会いたいねー。すみれちゃんはおかあさんがだいすきだからねー」と、気持ちを肯定してから「大好きなお母さんにいい絵を描いてプレゼントしてあげようね」と誘い、「チューリップの歌知ってる?」と聞くと「知ってるよ」と泣き止んで振りつきで大きな声で歌ってくれました。大胆に土を描き、大きな球根を描いたので「これは大きな花が咲くね」と話しかけながら、画用紙をつなぎました。画用紙3枚の特大チューリップができました。蜂や蝶もやってきて迫力あるいい絵が描けました。けんすけくんは今日は1枚の絵にじっくりと取り組みました。画用紙をつないで大きく描きました。葉は、どの子もそうでしたが、イメージで丸い葉を茎の両脇に描いていました。けんすけくんも観察している時は「一枚大きな葉っぱがある」と認識していましたが描くときは「葉っぱいっぱい描いたよー」と満足げでした。お花も気にいった形になったようです。お友達の様子もよく見ていて積極的にドライヤーで乾かしたり、デカルコマニーの蝶を作ったりしました。模倣はこの時期のこどもにとってはとても意味ある行動です。デカルコマニーは思いもかけない美しい色が出てびっくりしていました。さとしくんは明るい色使いで描きました。まだ慣れていないので遠慮がちでしたが、最後にどうしても工作がしたかったようです。とても面白いアイデアで二つも作りました。りょうたろう(M)くんは微妙ないい色合いの土を描きました。虫なども画面に描きいれて楽しい絵になりました。工作がしたかったようで最後に急いで作りました。工作に時間がとれなかったのはちょっと消化不良だったかも知れません。かなたくんは絵の具を使うのが嬉しいらしく、色作りも楽しくできました。絵の具で蝶を描いた後、デカルコマニーの蝶も作りました。スポイトの使い方、パレットの使い方、洗い方、色の作り方などたくさん初めてのことがありましたが、最後まで積極的に参加できました。

10日(土)
一番にやってきたりゅういちくんはいつもと違い元気がありません。「なにかいやなことがあったの?」と聞いても「別に」と答えるだけです。学校の新しい先生やお友達のことなどお話はしてくれました。しばらくなんにもしたくなさそうでホッチキスのから打ちをしたりみんなの様子を眺めていました。お友達が来てブーメランを作り出すと一緒に作り始め、とばしっこが始まると元気に一緒に遊んでいました。ふきちゃんはチューリップを描きました。赤いのと黄色いのを一本ずつ描きました。作業の一つ一つが丁寧で、後片付けも時間をかけてパレットを洗っていました。こうきくん(上)は画用紙を四角いカード状にたくさん切って、絵を描き始めましたが、お友達がブーメランを完成させ遊び始めるとやりたくなったらしくブーメラン作りをはじめました。見本どおりではなく自分の考える大きさと形にアレンジしていました。だいきくんはブーメランがとても気にいったらしく7個も作りました。最初から最後まで集中して作ったり飛ばしたりして、どんどん数を増やしていきました。ひろゆきくんはとても丁寧に作りました。デザインも凝っていてカラフルで美しいブーメランになりました。飛ばしっこもみんなと楽しみました。こうきくん(浦)は小さいのではさみを使うのも一苦労です。一生懸命ひとつ作って疲れてしまいました。お茶を飲んで休憩するとまた元気が出てきて活動をはじめ、帰りには「あーおもしろかった」といってくれたのが嬉しく思いました。造形活動は楽しいのが一番です。ひとみちゃんはブーメラン作りから始めましたが、出来上がったものにおりがみをくっつけてお人形にしました。疲れて、「もう帰りたい」と言っていましたが、お茶を飲んで休憩して、ちょっと元気になりました。お人形に名前をつけて画用紙に貼り、お話を作りながら絵画へと発展させていきました。「うさぎにお菓子をあげているくまちゃん」です。ひさたかくんは、たくまくん、5月から入会予定のれなちゃんはブーメランを作った後、揃ってチューリップを描きました。3人とも植木鉢にはいったチューリップを観察して描きました。好きな虫を描いてもいいよと声をかけるとたくまくんが蝶を描いたので蝶の標本を見せました。模様も描き入れてより豊かな表現となりました。ひさたかくんは葉の数や花びらの枚数を意識して忠実に描きました。れなちゃんは筆をきれいに洗えていなかったこともありますが渋い色調の絵になりました。それがかえって個性的な絵になりました。白と黄色のお花を1枚ずつ描きました。

14日(水2,4)
なおきくん、りょうくん、もとかずくんは絵画を選択してチューリップを描きました。なおきくんは土、球根、葉、花の色をそれぞれよく考えて色づくりをしました。りょうくんはおおらかな筆遣いで元気なチューリップが描けました。お友達の様子もよく見ていてドライヤーを使ったり、絵の具を分けてもらったり積極的に創作活動していました。もとかずくんは「いっぱい描いて花畑にする」と画用紙3枚分の大作を描きました。3人ともさえちゃんが作りすぎた金色をもらってそれぞれの絵に取り入れました。後半はブーメラン作りもしました。ななこちゃん、はるなちゃん、振り替え出席のみずきちゃんはブーメランとパクパク人形を作りました。3人とも器用にはさみを使いましたがホッチキスで牛乳パックをとめるのは力が要るので全身の力を込めて作っていました。ななこちゃんは人形のデザインがとてもユニークです。はるなちゃんはじっくりデザインを考えてカラフルに仕上げました。みずきちゃんは人形のデザインにかなり悩んでいました。私が気がついたときにはもう片付けてしまっていました。「できたの見せて」と頼みましたが恥ずかしそうに首を振っていました。ゆうきくんは前回の「蝶」の作品を色鉛筆で仕上げました。広い画面を色鉛筆で仕上げるのは大変だったと思います。「手」が画面に描き込まれているのですが「それ、誰の手なの?」というお友達の質問に「ぼく」と答えていました。後半は「スパイダーマン」の絵を描きました。何も見ないでもとてもそっくりで、バランスもよくポスターのようです。絵の具で着色しました。ちかげちゃんとまゆちゃんはふたりで1枚の絵を合作しました。ディズニーのおもちゃをモチーフに海の底をイメージして描きました。続きはまた次回にします。さえちゃんは「ろうそくの絵を描く」といって金色、銀色を出して描いていました。そのうちちかげちゃんとまゆちゃんの仲間に入れてほしくなり、「いーれーてー」とお願いしましたが、「だめ」と言われて怒ってしまいました。抱っこしたり、気をそらそうといろんなおはなしをしましたがなかなか機嫌は直りませんでした。しばらくして階段を下りて「うこっけい」を見に行き「たまごうんでるよー」と元気に戻ってきました。そして自分の5歳のお誕生日ケーキの絵を描きました。

【4月後半の課題】
ゴールデンウィークが近いので「どこにお出かけしたいかな」という導入で「どこでもドア」というネーミングの工作と絵画両方の要素の入った造形です。ポイントはドアや、家のデザインをするのと、想像を豊かに膨らませて行きたい所の絵を描きます。お友達とおしゃべりしながらのほうが発想がどんどん膨らみます。家に持ち帰ってからも足してつくったり、遊んだりできます。


21日(水1,3)
かおるくん、ともひろくんは絵の具で絵を描きました。色を出すのが楽しいようで、お母さんと一緒にたくさんきれいな色を出して描きました。ほかの子は課題からはじめました。ゴールデンウィークという言葉は子どもたちはあまり知らないようでした。ゆりこちゃんは家のデザイン、絵の舞台もアイデア豊富に描きました。ひかるちゃんはテープを貼るのに苦労していましたが上手にできました。ゆうりちゃんは装飾的に模様を施しました。ひかるちゃんとゆうりちゃんは時間がなかったので絵の続きは家に持ち帰り描くことにしました。しんごくんはキラキラテープで家を作り絵の舞台もよく考えて描きました。最後に絵の具で画用紙に「コーヒーを飲んでいるお父さん」の作品を描きました。ようへいくんは「魚の世界」を絵の舞台にしました。後半は絵の具で画用紙に「どろんこ遊び」の絵を描きました。描きながら、お話が展開し、昼から夜へ、雨から晴れへと時間が流れていきます。イメージ豊かに描けました。あいりちゃんはマーカーで家のデザインを描きました。舞台の絵もカラフルに仕上がりました。後半は、「チューリップのある絵」を色鉛筆で、楽しいいろんな「模様の絵」を絵の具で描きました。りょうきくんはポケモンの世界を絵の舞台に取り入れて3つの世界を描きました。お話作りが上手で豊かなイメージで描いています。振り替え出席のひとみちゃんは「おうちをつくる」といって課題をアレンジして作りました。テーブルやいす、すんでいるうさぎなどを立体的に仕上げました。ドアの取っ手用に用意したモールが気に入った子が何人かいて、わけっこして、自由にモール工作をしていました。

23日(金)
今日は全員が課題から始めました。まほちゃん、みずきちゃん、きおかちゃんはアーチ型のドアを選んで作りました。3人とも丁寧に時間をかけて家のデザインをしていました。まほちゃんは中の絵を3枚描きました。うさぎのお話になっています。きおかちゃんは、うさぎとねこの世界にしました。みずきちゃんは残った時間でモールのアクセサリーを作りました。お友達にも作ってあげていました。けんすけくんは四角いドアを選び、ドアの向こうがいろんな世界に変わるのが気にいったようでたくさん絵を描きました。すみれちゃんは「お母さんと一緒に作りたいよー」と時々思い出したように叫びますが「そうだねー、お母さんと作りたいねー。でも先生が一緒に作っていいかな?」と聞くと「うん、いいよ」と、一瞬にして元気になります。大好きな「ハートと星の世界」を描きました。残った時間でおりがみと、わりばしでチューリップを立体造形しました。かなたくんは絵の具で家を塗りました。牛乳パックはコーティング加工してあるため、絵の具の定着が弱いので水濡れに注意してください。色が落ちます。本人には一応言いましたが、どうしても絵の具で塗りたかったようです。紙芝居のように変化していく絵が気に入って、たくさん描きました。「どこでもドア」からドラえもんの世界を想像して描いていました。しゅんくんは来た時は「おととい熱があってん」と元気がちょっとありませんでした。でも学校のことなどいろんな話をしてくれました。みんなと一緒に工作を始めて「デンジャラスじいさんの世界」を描きました。家のデザインもしゅんくんらしい個性が出ています。勉強がしたいというのでコピー用紙を渡すと、計算問題を作って解いていました。残った時間で迷路の本を作りました。帰るときに「今日はハッピーや」と嬉しそうに言うので「どうして」と聞くと「だって、お母さんと約束したとおりずっとおとなしくしてたもん」ということでした。とても健気でかわいいナーと感じました。振り替え出席のかおるくんは家をお母さんと作った後、離れても、泣くこともなく積極的に創作していました。絵の具が使いたかったらしく自分で用意をしました。かおるくんが好きな色を一色画用紙に置いたときに「この色は何でしょう」と私が聞くと、想像して答えて、そのイメージで描きこんでいくといった感じで「アンパンマン」「わに」「くま」を描きました。アンパンマンは、目、鼻の色や形を意識して描いています。わにはたくさんある歯を意識して割り箸を使って表現しました。くまは目と口の色と形を意識して描きました。イメージを形にしていける力があります。

24日(土)
ひとみちゃんは課題よりもモールが気に入り、リスやうさぎを作りました。雪山にいるリスを連想したことから温泉も作るといい、大パノラマの立体風景画のような作品ができました。途中で「どこでもドア」のおうちもつくりました。ひろゆきくんはいつもながらの丁寧な作業で作りました。絵も大好きな海のお魚です。こうき(浦)くんは、はさみや、カッターナイフ、目打ちなど危険な道具が大好きで、目を離すと一人で使おうとするので何度もひやりとしました。作りたいイメージがしっかりしていて積極的に創作活動ができています。車の絵をたくさん描き、残りの時間では清掃車を作りました。りゅういちくんと、こうき(上)くんは並んで課題をしました。ふたりともポケモンが出てくる舞台を考えました。こうき(上)くんは画面の見えているところ、見えないところなどの特性を生かしてクイズ形式のものを作りました。アイデアあふれる楽しい作品です。りゅういちくんもクイズ形式のようでしたが「先生、ポケモンの名前しらんやろ」と見せてもらえませんでした。工作は気に入ったようでたくさん作っていました。ひさたかくんは「どこでもドア」に興味を持って作りました。絵もたくさん描きました。残った時間で救急車を作りました。タイヤの入れ方など独自の発想でとても上手にできていました。最後に絵も描きたいと用意していましたが、お父さんが迎えに来てしまったので、描けなかったのが残念そうでした。振り替え出席のりょうたろう(M)くんとさとしくんは丁寧に家を作りました。りょうたろう(M)くんは壁作りに夢中で、気がついたらドアのところも全部テープをはってしまっていたので、あとでドア部分をくりぬきました。絵はたくさん描いていました。さとしくんは「海」、「火を噴く山」、「木」と自然を題材にして絵を丁寧に描きました。たくまくんは、はさみの扱いが上手です。「切れたよー」と見せてくれました。周りのお友達の様子を見ながら、中の絵をよく考えて描いていました。だいきくんは課題を始めたものの、落ち着かずうろうろとして、自由工作の材料を持ってきたり、窓の外に出たり、していました。後半はブーメランを作り、お母さんの顔が見えるころからやっと落ち着いて「どこでもドア」を作りました。絵を描き出すと集中してじっくり描いていました。

28日(水2,4)
みんな課題見本を見たものの、それぞれやりたいことがあり取り組みました。もとかずくんは「ボブ・サップ描く」と画用紙に骨と筋肉から描き始めました。画用紙を足して顔をかき、犬とお散歩しているところにしました。その後も「水の中の魚」「ジャングル」「蝶」と次々と描きテレビを作り画面に絵が映っているようにセットしました。さらに画面の2階建てにして自分の顔も出るようにして「もっくんテレビ局です」とみんなに絵を見せてくれました。最後に課題の工作もしました。ななこちゃんも絵を描くといってコンテパステルでフラワーランドを描きました。出来上がった絵はもとかずくんのテレビ局に預けました。最後に作った課題の工作は針金を使った仕掛けを考えて「飛び出す赤ちゃん」といった感じに仕上がりました。ゆうきくんは課題をアレンジしてテーマを「エジプト」として自分で展開していきました。百科事典で調べながらスフィンクスやピラミッドなどたくさん絵を描きました。ちかげちゃんとまゆちゃんは共同制作の「海の底のフランダーとセバスチャン」の絵を完成させました。わかめやイソギンチャクなど海底の様子も細かく描き、お城や、いるかも描かれた大作です。後半は材料を集めてから何をつくるか考えて自由工作をしていました。はるなちゃんは課題から始めました。家作りはテープを貼るのに少し苦労していましたが上手にできました。カッターナイフの使い方も少し練習しました。「外で遊んでいるところ」と「海の底」を描いて完成させました。後半は画用紙に「絵の具の世界」と題してふしぎな世界を描いていました。抹茶色を作ったところが独創的です。さえちゃんと振り替え出席のゆりこちゃんは4月の課題ブーメランとパクパク人形を作りました。さえちゃんはオレンジと黒でブーメランのデザインをしました。パクパク人形はうさぎをイメージしたようです。課題の工作もしました。ゆりこちゃんはお花のデザインのブーメランを作りました。パクパク人形は「うさぎ」から作り始め「パペットマペットみたいだね」という話から、かえるくんとうしくんも作りました。振り替え出席のともひろくんは絵の具が大好きで3枚も描きました。きれいな色を出すこと、ぬることに興味があります。最後の絵は「ライオンを描いた」と教えてくれました。

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