▼ デッサンの考え方について 投稿者:タロ 投稿日:2018/05/20(Sun) 02:33 No.3591
はじめまして。デッサンの考え方についてお聞きしたいことがあります。 デッサンで、対象物を描くというのは、完全再現じゃなくて、対象物のイメージを描くことなんでしょうか? デッサンの勉強を始めて半年近く経ちます。一応自分としては見ながら描いてるのに、全く上達しません。お世話になっている先生からは、「何も見てない」と言われました。 先日教室で、自分で静物モチーフを選んで組み、デッサンしていたら、「ただの手の運動だね」と評され、描き終わった作品を見て「『こういうものが表現したかった』と説明できるものがこの絵の中にあるか❓ないでしょ。」と言われ、実際に何もなく、ショックを受けたことがあります。 その時先生には語らなかったのですが、一応自分としてはデッサンの勉強のつもりでいたので、モチーフの形や立体感、位置関係を(描けたかは別として)出来るだけ正確に捉えようという計画で描いていました。 「描いてる時は色々考えてるんだろうが、全く絵に出てこない」「ピントがずれてる」「何も感じず、とりあえずモチーフを置いて事務的に描いてるだけ」といつも言われます。 自分自身いつも、「何か違うな」と思いながら描いています。描いてる時自体は一応集中していますが、実際に出来た絵は「手の運動」レベル。
ある好きな作家さんが「デッサンは写生じゃなくて対象物を見て頭に浮かんだり感じたりしたイメージを描くこと」「目と頭と手を一つにすることが大事」と語っていました。 絵を描くという行為自体の捉え方が、自分は間違ってるのでしょうか…❓ 少しでもコマを前に進めたいです。もし何かアドバイスいただけたらと思います。よろしくお願いします。
Re: デッサンの考え方について - hima@豊中美研 2018/05/20(Sun) 12:49 No.3592
こんにちは。
>デッサンで、対象物を描くというのは、完全再現じゃなくて、対象物のイメージを描くことなんでしょうか?
どちらか決める必要はないと思います。 というか、たぶん「完全再現」のように見えても「イメージ」を描いているはずで、もし「完全再現」が「描いている人の存在を消す」という意味ならそれはデッサンではないですね。
そういった「完全再現」をしているフリをすることがありますけれどね。「フリ」って表現行為のひとつでしょう。そこに作者(=描いている人)がいます。
よくわからなければどんどん質問を続けてください。
Re: デッサンの考え方について - タロ 2018/05/25(Fri) 01:27 No.3593 丁寧なお返事ありがとうございます。 もう少し工夫して続けてみたいと思います。またわからないことがあれば質問させてください。
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