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『アトリエだより』はアトリエでのこどもたちの様子を
ご家庭にお知らせするため毎月1回発行している教室通信です。
(Web公開用に記事を再編集してあります)

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2005年02月

【2月前半の課題】
粘土版画をしました。小さな子でも絵を描くように楽しめる版画です。版画より粘土造形に興味を持つ子もいますが、粘土の魅力をそれぞれに感じ取ってくれればいいと思っています。モチーフは節分に因み、いわしとヒイラギです。

2日(水1,3)
りょうきくんは「今日は折り紙でうさぎを作るから、折り紙出して」と課題を自分で決めてきたようです。ピンク色で上手にうさぎを折り、「家も作る」と牛乳パックを4つ合体させて、かわいい家を作りました。残った時間は紙粘土で恐竜を作りました。ほかの子は皆、粘土版画をしました。ゆうりちゃん、ひかるちゃん、しんごくんはいわしとヒイラギをモチーフに、あいりちゃんは「女の子と雪だるま」、かおるくんはヘラや、おはしなどで自由に描きました。試し刷りをしてうまくいかないところを掘り起こし、気に入ったものが刷り上るまでそれぞれ手直ししながら刷りました。ようへいくんは粘土を上手に伸ばした後、細かく切っていき「これは魚、これは蛇」と単品で作っていくので、それを並べてひとつの作品にしました。しんごくんと、ようへいくんは後半、粘土で恐竜をゆうりちゃんとひかるちゃんはゲームを作りました。

9日(水2,4)
ゆうきくんは「刀を作る」とを決めていました。刀の刃の黒い部分がどこかと聞かれたのですがよくわからないので本で調べてみました。でも載っていなかったので、大体の記憶で作りました。まゆちゃんは本を図書館で借りてきて、コットンボールから糸を作るページを開いてこれがやりたいと言いました。残念ながらコットンボールはなかったので、組みひものブレスレットを作りました。そうたくんは発泡スチロールを芯にして、鉄砲を作りました。形もよく折り紙で上手にコーティングしました。仕掛けもあり、よくできています。なおきくん、ひでのりくんはいわしをモチーフに粘土版画をしました。うまく線が出て、上手に刷れました。ひでのりくんはなぜか、「マイばれん」を持っていたので自分のを使って刷りました。振り替え出席のゆりこちゃんはうさぎ、星をモチーフに刷りました。ゆりこちゃんは、刷りで苦戦しました。ほかの粘土細工をしながら気長に調整をして刷りました。ななこちゃんはペンギンをモチーフにしました。後半はお父さんの誕生日プレゼントを作りました。もとかずくんは「恐竜と魚」をモチーフにしましたが、線が細いので、思ったように刷れなくて、時間がかかりました。工作がやりたかったのにできないと残念がっていました。ともひろくんは粘土をもらうと伸ばすより、丸めるほうがいいみたいで、4個のボールを作りました。版画インクに興味を持ち、粘土に混ぜ込んでいました。「ひとつだけ伸ばして、そこに何か絵を描いて」と誘導すると、面白くなってきたのかインクを塗るのも、刷るのも1人でやりたがり小さな版画作品がひとつできました。最後に「粘土もうひとつちょうだい」というのであげると、やっぱり丸めてインクを混ぜ込んでいました。はるなちゃんは早くに仕上がったのですが、絵が細かすぎたのかなかなかうまく刷り上りません。あまり何度もインクをのせたので、台が弱ってきました。もう一度新しく、最初から作り直しました。今度は大きくハートの絵にしました。振り替え出席のみづきちゃんは「お花と女の子」のモチーフで刷りました。後半は粘土でいろんなかわいい形を作りました。さえちゃんは粘土にビーズを埋め込んでかわいい飾りを作りました。それを見てまねをする子がたくさんいて、あっという間にビーズのケースが空になりました。こうすけくんはびっくりマークのモチーフにして刷りました。最初はびっくりマークだけだったので、いろんな模様を足すように言ってにぎやかなデザインになりました。りょうくんは粘土を伸ばして模様をつけるのが面白かったらしく、いろんな模様を描きました。インクをつけたり刷ったりするのも積極的に「自分でする」とやっていました。後半ひょんなことから兄弟げんかとなり泣いてしまいました。泣きながらも「いじわるされたー」としっかりお話していました。お茶をこぼした時も、しまったという表情になり、雑巾を渡すと自分で拭いてお掃除してくれました。小さいけれどしっかりしているりょうくんです。振り替え出席のりょうきくんは「ゴマちゃん」を上手に描きましたが、刷りがなかなかうまくいきません。何度か線の書き直しをしましたが、そのうち「だめだー、何度やっても上手にできない。もういやだー」とあきらめかけました。力の入れ加減や、塗りの加減などいろいろ調整しながら私も手伝ってみましたが、今ひとつ、すっきりと仕上がらないので、ほかの粘土工作をして、気分転換をして、時間ぎりぎりまで、刷りました。力を込めすぎるので版がつぶれてしまうのですが子どもの加減でも上手に刷れるよう考えてみます。

11日(金)
まほちゃん、ちほちゃんは並んで版画作りをしました。まほちゃんは「いわし」は描きたくなかったようで「犬と猫」にしました。最初、刷りがうまくいかなかったので、もう一度やり直し、刷りの順番を待っている間に、色鉛筆で絵を1枚描きました。女の子と木の絵です。ささっと描いて「できた」と持ってくるので、そのたびに「女の子の服は何色?」「木も色を塗ってみてね」「何色の犬なの?」と聞くと、一つ一つ丁寧に色を塗っていました。ちほちゃんは粘土は伸ばせたものの、「絵が描けない」と言います。「好きな模様をつけてみて、いやだったら何度でも直せるよ」と言ってみましたが、それでも「描けない」といいます。それで、ボトルキャップを渡して丸をはんこの様に出して見せると調子よくたくさん丸の模様をつけました。目と口もかいて顔のようにすると、とてもかわいいデザインになりました。残った時間で絵を描きました。鉛筆で女の子の絵を描き始めましたが、何度も「失敗した」と消したり描いたりするので、「絵の具なら失敗しないよ」と誘っていわしの絵を描きました。モチーフを置いて「顔から描いてみようか」と誘うと「尻尾から描きたい」というので尻尾から描きました。最初の一点を一緒に手を添えて置くと途中で手を離しても、一人で描いていけました。しばらくしてみると立派ないわしが描きあがっていました。「一匹だけで寂しいので、誰か海のお友達を描いてあげようか」と誘うと「かにが好きだからかにを描く」と言って赤色で描きました。すみれちゃんはいわしをモチーフに版画作品を作りました。しっかりと形もとれて、上手にできました。後半は色鉛筆でお花畑と動物の絵を描きました。色鉛筆なので面を塗るのは大変ですが少し丁寧に塗るように言ったところ一生懸命塗っていました。さとしくんはヒイラギをモチーフにして版画作品を作りました。りょうたろうくんは最初名前をモチーフにして版を作っていましたが、難しいので何度か絵柄を変え、最終的には「変な模様」にしたそうです。さとしくんとりょうたろうくんは残った粘土で球体を作り、墨を混ぜ込むことが楽しいようでした。名前をかがみ文字にして版を作っていましたが、弟の「あゆむ」の文字が難しいので「うさぎとくま」の絵に変更しました。水曜(2,4)クラスでうまく刷れなかった子が多かったので、その原因の版がつぶれるのを防ぐため、刷る前に版をドライヤーで軽く乾かすことにしました。また、細かい絵を描いた子は今回は、ローラーの代わりに筆でインクをつけ、画用紙の代わりに半紙を使い、馬簾でなく手で軽くなでるだけにしました。この方法だと版に問題があっても(一定に平らでなかったり、凹凸がうまく出ていなったりしていても)、あまり失敗なくできるようです。きおかちゃんのは細かい絵だったので、半紙に刷りました。かなたくんは粘土とその道具が気に入って、いろんな模様をつけては壊し、また新しく模様をつけていましたが最終的に「ピザの絵」にしました。粘土が面白いらしく、こねたり、炭を混ぜたり楽しんでいました。

12日(土)
りゅういちくんは工作の本を見て「何も作るものがないなー」というので、久しぶりに課題をやって見る?と誘いました。いわしは描きたくないと言い、粘土を延ばしながら考えて、タイヤキなどいろんな絵を描いていましたが、最終的にロケットにしました。自分の名前を漢字で鏡文字にして入れようとしましたが、細かい線を出すのが難しいので、やめました。途中で、「もうしんどいなー」と言ってましたが、最後までがんばって刷りました。自由な粘土細工は喜んでやっていました。ひろゆきくんはヘラなど道具を使い、いわしの絵を描いていきました。鏡文字にも興味を持って描きました。ひとみちゃんは「女の子とうさぎ」をモチーフにしました。雪もいっぱい降らせて、楽しい絵になりました。自由な粘土細工ではビーズを埋め込むのが面白かったようです。こうき(浦)くんは粘土が気に入り、切ったり、丸めたり、立体造形をしては壊していました。「雲の顔」のモチーフを作ったのですが、刷る前に壊してしまいました。最終的に、きつねの顔を表現しました。モチーフのいわしは気に入って、目にビーズを埋め込み持って部屋中歩き回っていました。かのんちゃんは近づけられると「恐いよー」と言っていたものの、面白いと思ったのか、もう1匹のいわしに同じように目にビーズを埋め込んで、ふたりで盛り上がっていました。かのんちゃんは女の子や動物の楽しい細かい絵を描きました。ビーズを埋め込んだ粘土造形も楽しみました。ほのかちゃんは「いわしじゃない魚でもいい?」とふっくらした魚にしました。シンプルな形だったので、画用紙でもうまく刷れました。粘土造形ではかえるや、かめなど上手に作っていました。かのんちゃんが欲しがるので作ったものをあげたりしていました。版画の版の魚も取り出し、画用紙に貼り、マーカーで海の様子を描くなど、独創的な半立体の作品に仕上げていました。いつもアイデア豊富なほのかちゃんです。今日から入会の、ゆうやくんはモチーフをよく見ていわしを描きました。バックの模様も手を抜かずに描きました。自由な粘土造形ではビーズをたくさん埋め込んだお皿を作り、それを見たお友達は触発されて似たようなものを作っていました。積極的で、根気のある作業ぶりでした。刷りは、今日はみんな上手にできました。振り替え出席のあいりちゃんはお休みしていた時の課題「私の好きなものがなる木」を描きました。丁寧に木を描いた後、考えて、「お菓子の木」にすることにしました。あてっこゲームになるように扉もつけました。扉のデザインもいろんなものを想像力豊かに描きました。
【2月後半の課題】絵画は「菜の花」がモチーフです。春に代表される花ですが、最近では空き地も少なく、近所で見かけるということも少なくなりました。小さな花が集まっているのをよく観察して描きます。もこもこしている不思議な葉を触ってもらいます。難しそうなこの葉も描きます。工作は磁石を利用したおもちゃ「スケート」を作ります。アイデアしだいでほかの競技もできそうです。子どもたちの発想が楽しみです。

16日(水1,3)
インフルエンザが流行っているようでお休みが多く4人だけの教室でした。あいりちゃんは菜の花を描きました。花をひとつ取り花びらが4枚ある事、おしべとめしべも観察して描きました。大きく咲いている花の中に小さな赤ちゃんの花を描きました。葉も1枚とって、もこもこしている様子を色に変化を持たせ、大きな点描で描きました。画面いっぱいに大きく元気に描けました。振り替え出席のひでのりくんとこうすけくんは課題のモチーフを見たものの「自由工作やろうよ」二人で相談しながら材料を探しに行きました。「ビー玉ちょうだい」とビー玉ゲームを作ることにしたようです。ひでのりくんは正統派迷路をダンボールと空き箱で作りました。ボンドが気に入って、ボトルキャップと空き箱のオブジェも作りました。ボトルキャップはプラスチックなので木工用ボンドでは接着できないと説明しましたが「いいの、これ飾りだから」ということでした。こうすけくんはいろんな素材をあれこれ組み合わせたり、壊したり、作りながら考えていました。最終的に気に入ったものができたようです。ワイヤーで固定するのが面白いようでした。振り替え出席のけんすけくんは菜の花を描きました。絵の具を自分で用意して私が見るともうすでに描き始めていました。描きながら、こうすけくんたちの様子に気づきその楽しそうな雰囲気に「僕も工作する」と言い出しました。少し中途半端だったので、「じゃあこれ、仕上げてから工作しようか」と言うと「いや」とすでに気持ちは工作にいっていました。花ももう少し描いたほうが雰囲気は出るし、葉も描いて欲しいなあと交渉して後5分だけやってみることになりました。葉を触ってもらうと「その葉っぱ気持ち悪いから描きたくない」と後ろに手をやり、もう描かないぞという感じだったのですが、まあ仕方ないなと思ってくれたのか一緒に筆を持つと葉を描き始めました。もこもこした感じを出すのに大きな点描で描きました。描き終わると自由工作の材料を探しに行き、ビー玉をひとつ選び、自分で考えながらユニークな動きをする作品を作りました。ひとりでカッターナイフで穴を開けたり、積極的に制作していました。異素材の接着は難しいのでワイヤーで固定するところを手伝いました。

23日(2,4水)
ゆうきくんは鳥の図鑑から鷲を選び描きました。山を背景に、「飛んでいる鷲」を丁寧に描きました。画面いっぱいに鉛筆で細かく描いていきました。とても集中して丁寧に描いています。絵の具で着彩をしました。続きは次回にします。はるなちゃんは工作をしました。見本のようにスケートにしました。着実に仕上げてデザインもよく考えました。少し残った時間で菜の花も描きました。小さめの紙に花びら、葉の様子を観察して絵の具で描きました。まゆちゃんはきれいな石を持ってきて、これを「ペンダントにしたい」と言います。穴が開けられないのでワイヤーで固定することを試みましたが、そのデザインは気に入らないようで、試行錯誤しながら、仕上げていました。ペンダントを入れる箱も手作りしました。黒い箱にしたかったようで、黒のガムテープで全体を覆っていました。ワイヤーの花束も作りました。こうすけくんと、ひでのりくんは、課題のスケートを見ると楽しそうに遊んで「これ、スケートじゃなくってスキーにもできるナー」「ボール作ったらサッカーもできるよ」などとたくさんアイデアを出してくれます。でも「今日も自由工作がいいなー」とふたりで材料を探しに行きました。こうすけくんは「ビー玉ちょうだい」とビー玉の迷路を作ろうと試みていましたが、途中で気が変わり、課題の工作をしました。落とし穴をいっぱい作って「落とし穴ゲーム」にしました。アイデアは面白いのですが作り出すと、「穴開けるのしんどいよー」とたびたび挫折しかけていました。ひでのりくんと遊びながら、気分を持ち直し何とか最後まで仕上げました。こうすけくんは、まゆちゃんがワイヤーを使っているのを見てひらめいたらしくビーズを通してなにやら花のようなものを作っていました。「それなあに」と聞くと「内緒やで」とひそひそ話で「つり」と教えてくれました。それを見ていたこうすけくんは「僕にも教えてよ」とひでのりくんに迫っていました。振り替え出席のともひろくんはこうすけくんたちのアイデアに興味を示し、「スケートと、サッカーと、野球場を作る」とがんばっていました。最後の野球場のアイデアは煮詰めるところまで行かなかったので続きを家ですることにしました。サッカー場はゴールを牛乳パックと網を利用して作りました。ゆりこちゃんは「スケートしたことあるよ」とお話をしてくれました。すべるお人形を3体も作りました。小さな紙に人形の頭から足までを入れて描くのが難しくて気に入るまで何度も描き直しをしました。見学の方一名ありました。

26日(金)
かなたくん、みづきちゃんは菜の花を描きました。ふたりとも花の様子、葉のもこもこした感じを出そうと、葉の色は数種使い、筆の扱いも工夫して描きました。菜の花に遊びに来た蝶も描こうということになるとかなた君が以前行ったデカルコマニーを思い出し、「あのペッタンのちょうを作る」と張り切っていました。筆で描き始めていたみづきちゃんもでデカルコマニーをしました。みづきちゃんは絵を描いた後「スリッパを作りたい」というので、牛乳パックで「お掃除スリッパ」を作りました。りょうたろうくんと、さとしくんは工作をすると言い、見本を見ながら、どうアレンジするか話し合っていました。割り箸につけた磁石の反対側にも人形がつくことから、強力な磁力を発見したり、いろんなものにくっつけてみたりしていました。りょうたろうくんはスイミングにいっているという話からプールにしました。コーチの下をスイマーがもぐって向こう側に抜けるという面白いアイデアをだし、プールは絵の具で塗り、プールサイドは紙を2重にして、カッターナイフで細工もして時間をたっぷり使い作りました。「さあできたぞ」と泳がせて見ると、磁石がうまく働いてくれません。紙を二重にしたぐらいでは大丈夫なのですが、どうも、ボンドをたっぷりと全面に厚く塗ったようで、それで磁力が弱くなったようです。そのプール部分を切り取り色画用紙に変えることでうまくスイマーは泳ぎました。時間がなくなってしまったので、コーチはプールサイドに置き、しかけは作れませんでした。でも作る過程ではたくさんの作業をこなしていたので頭も手もいっぱい使いました。さとしくんは「海」にしました。色鉛筆で海で泳ぐ魚たちを描きました。魚は一匹ずつ考えて丁寧に描いていました。見本のものより大きく作ったので、足が弱くぐらぐらするので補強を入れて強くしました。テープをガムテープにしたり、作りながらどうすれば良く出来るか考えて作っています。今日は4人だけで、シーンとみんなが集中した時間があると「静かやナー」とりょうたろうくんの言葉に「だって描くときは黙ってないとちゃんと描けないもん」とかなた君が答えていました。

26日(土)
りゅういちくんは見本を見た後、「工作の本で選ぶ」と言い、その中から「ペントミノ」というゲームを作りました。正確に線を引いていく地味な作業を黙々としていました。3センチずつ測る時、数ミリずつずれるので、方眼定規を使って書きました。形をとるのも一度間違えて、やり直しをしました。根気のいる作業でしたが、最後までがんばって作りました。こうきくん(上)とだいきくん、こうきくん(浦)、ひろゆきくん、ほのかちゃん、ゆうやくんは見本の工作をしました。こうきくん(上)はケロロ軍曹の人形を作り戦いのステージにつくりました。こうきくん(上)は忍者の人形を中心に細かくたくさん作っていました。きょうはとても落ち着いていて最初から最後まで意欲的に黙々と作っていました。こうきくん(浦)は磁石棒からつくり、いろんなものがくっつくのを楽しんだ後、車の絵を描いて、ドライブコースを作りました。ひろゆきくんは迷路を作りました。道の線はしっかり描けているので、余白部分に絵を描いたり、道に色を塗ったりすることを勧めてみたのですが、これでいいということでした。ほのかちゃんは大きな魚と小さな魚を作り、大きな魚が小さな魚を食べるというお話を想定しながらイマジネーション豊かに作っていました。釣りをしている人なども細かく描いていました。ゆうやくんはマラソンランナーを想定して、コースのフィールドを作りました。ランナーも一人一人表情を変えて作り発想が面白いです。仕事が丁寧です。ひさたかくんは「菜の花」から描きました。花の様子、葉の様子をよく見て描きました。絵の具がほとんどなく、ある色で、済ましてしまおうとするのでこちらのものを用意しました。後半は磁石の工作をしました。絵を描いている時から、みんなの様子に興味津々で、夢中になって作っていました。虫のステージを作りました。かのんちゃんは「絵が描きたい」というので、画用紙を渡しました。お話をしながらウサギの絵を描き、お話が広がって、画面にいっぱいに力強く描きました。2枚目は海の絵を描き、海の中から、お花、テレビ、電話が出てきた絵を描きました。なんとも不思議な取り合わせで、面白いです。筆致はしっかりしています。本人は意識はしていないかもしれませんが、混ぜた色合いや、組み合わせが良い感じです。振り替え出席のそうたくんは「おひなさまを作る」ことを決めてきていたので、どういうものにするか考えてから、材料を集めました。ぼんぼりは割り箸と折り紙で上手に作っていました。黙々と不思議な形を作り出していくので、周りの子は「何を作っているんだろう」とじっと見入ったりしていました。カップ容器を利用した、お雛様と、お内裏様を作りました。振り替え出席のななこちゃんときおかちゃんは見本に近い形の工作をしました。人形にそれぞれ工夫を凝らして作りました。もとかずくんは地獄のフィールドを作りました。「ここは針の山地獄、落ちたらちくちく針が刺さるねん。」などと地獄のそうべえのおはなしのように、たくさん説明をしてくれました。それを聞いていた、こうきくん(上)が「じゃあ、おじさんのだじゃれ地獄は?」の問いに「そこは落ちたら、さむーくなるねん。たとえば、『さよおなら』とか、すごーくさむくなる」とすぐに答えてくれたので、みんなで大笑いして盛り上がりました。ななこちゃんと、もとかずくんは後半はワイヤーとビーズで、「ハリーポッターの賢者の石」を作りました。それを見て、ほのかちゃんもビーズの小物を作りました。かのんちゃんは、そうたくんの使っていたきらきらのアルミ紙に興味を持ち、それで蝶を作りました。きおかちゃんは少し残った時間で菜の花を描きました。画材を用意し、1人でどんどん描き進めていました。花と蕾みの様子をよく見て描いていました。体験の方一名ありました。


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