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『アトリエだより』はアトリエでのこどもたちの様子を
ご家庭にお知らせするため毎月1回発行している教室通信です。
(Web公開用に記事を再編集してあります)

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2009年09月


【9月前半の課題】
8月の夏期講座では箱庭風のミニチュア、電池を使用した釣りゲーム、スポンジ利用の貯金箱の工作を用意していましたが、その中の釣りゲームをアレンジしてイライラ棒ゲームを作ります。針金にぶつかると豆球が光ります。ぶつからないように進むゲームです。絵画ははしごのミニチュアを用意して「魔法のはしごを上ったらどんな世界にいけるかな」という想像画を描きます。どんなイメージが出てくるのか楽しみです。

2日(水1,3)
みうちゃんはまず、イライラ棒ゲームから作りました。ペンチの使い方を少し練習してどんどん作っていきました。電池ボックスとリード線をつなぐのは難しいので手伝いました。作っている最中に「ああ、この箱でテレビがつくりたい」と、もう次のことを考えています。光がつくことを確認したらすぐにテレビを作りました。中の画面の絵を描いて貼り、垂れ幕のようなものをつけました。キラキラテープが大好きで、イライラ棒ゲームにも、テレビにも貼ってピカピカにしていました。「絵も描く!」とはしごの絵も描きはじめましたが、時間切れとなりました。また次回描きます。しょうこちゃんもイライラ棒ゲームを作りました。ペンチの使い方もうまく、上手に折ってコースを作っていました。リード線もうまくつないで豆球がきれいに光りました。その後はしごの絵を一生懸命描きました。絵の具もしっかりきれいな色でぬれています。途中で時間が来てしまったので、次回続きをします。ともひろくん、ななみちゃん、あやめちゃんもイライラ棒ゲームをつくりました。ともひろくんは両面テープを貼ったり、目打ちで穴をあけたりするのが上手です。針金も一生懸命ペンチを使って曲げました。リード線をつなぐのは一緒にしました。豆球が光らないのでどうしたのかなあ、原因を探っていくと豆球事態が不良だということがわかりました。新しいものと交換するとぴかっとつきました。はしごの絵も興味を持って描きました。高いのはビル、ビルは白いというイメージがあるらしく、絵の具を出してどんどん描きました。はしごが気にいったらしくビルの両側に置きました。ななみちゃんは針金を通してコースをつくって行きながら、「ここに絵、描きたいな」と言い、画用紙に絵を描いて貼りました。絵はパステルで描きました。それをみていたあやめちゃんもいっしょに絵を描いて貼りました。あやめちゃんはコースがうまくいかないので何度も針金を伸ばしたり折ったりを繰り返していました。ななみちゃんはこれを学校に持っていくということで、自分の名前を大きくデザインの一部として入れ、本体の周りにはビーズを貼っておしゃれに仕上げました。あやめちゃんも遅れながらもななみちゃんと同じようにビーズをつけました。

9日(水2,4)
そうたくんとしゅんたくんはイライラ棒ゲームを作りました。それぞれに箱を選び、順調に作りました。ゆうか(K)ちゃん、ゆうか(F)ちゃん、もあちゃん、もイライラ棒ゲームを作りました。ゆうかちゃんはカラフルにデザインをしていました。ゆうか(F)ちゃんともあちゃんはできたあと、時間を計りながらゲームが面白くなるように考えていました。ななかちゃんは絵の課題をしました。はしごを上ると虹の国へ行くという発想です。きれいな色でファンシーな作品になりました。ゆれているブランコと、遊ぶ犬たちがいいですね。みずきちゃんとあやのちゃんは絵の課題を一緒にしました。はしごは3本貼り、キャラクターたちもたくさん登場して楽しい絵ですね。ただ、作品をどちらが持って帰るのか、お互い遠慮したのか置いて帰っています。振り替え出席が今日はちょっと多くて、りょうごくん、かなたくん、ゆうすけくん、今月から土曜日クラスに入会のなおきくんがいて、みんなイライラ棒ゲームから作りました。りょうごくんはイライラ棒を作った後、絵の課題もしました。はしごから連想したのは天国と地獄。地獄から天国へと登れるはしごだそうです。スケールが大きいですね。かなたくんはイライラ棒を手早く作り、自由工作をしました。絵の課題のはしごを使い、お化けの家をつくりました。次にダンボールで天使の羽も作りました。最後にちょうちんを作りたい、しかも「大きいの」ということで、ポスターで作ることにしました。がんばって切り込みを入れてちょうちんの形にまでしましたが、芯を入れるのは時間がなかったのでおうちで作ることにしました。たくさん作りましたね。ゆうすけくんはイライラ棒をつくっていて、「次は〜」とわたしに聞いてくれるのですが、今日は人数が多くて「ちょっと待ってー」と答えていたらなかなか自分の方をみてくれないのに郷を煮やし「もう、イライラする〜」と言わせてしまいました。お待たせしましたが、何とかできて後はきれいに飾りテープを貼るだけになると、テープを持ったまま、窓辺に座りに行き、ひとりたそがれていました。なおきくんは初日ですが、もうずっと前からいるみたいに馴染んでいて、コミュニケーションもしっかりとれますし、道具もうまく使っています。イライラ棒を作った後、絵の課題もしました。絵の具の準備も自分でして、色も上手に作っています。はしごを見ながら観覧車のイメージで描きました。はしごは観覧車に乗るためのはしごです。

11日(金)
えりちゃん、しんやくん、つぐりくんみんなイライラ棒から作りました。えりちゃんのは豆球が光らないので、何が原因なのか探してみましたが、わからないので、棒の部分をもう一度作り直しました。今度は光りました。その後絵の課題もしました。はしごをいくつ使ってもいいよ、というといろんな国を考えて、まず、お化けの国、お菓子の国、果物の国、お花の国そして一番上は虹の世界です。はしごを使っていろんな国にいけて楽しい絵です。しんやくんは大きめの箱を選んだので、倒れないように、台もつけました。豆球は一発で光りました。絵の課題にも取り組み、雲の世界へとつづくはしご考えました。雲の上にはお城があります。はしごには別の画用紙にのぼっている人を描いて貼りました。なかなかのアイデアですね。つぐりくんは遅れてきたけど、結構手早くイライラ棒を作りました。絵の課題では最初に、赤の絵の具を大量に出してしまい、この、赤から連想して鼻血の絵から描きはじめました。今日、鼻血が本当に出たそうで、その話をしてくれました。また、この赤を利用して色を作っていきました。白を混ぜてピンク、青を混ぜて紫、さらに白を足して、薄紫、黄色を混ぜてオレンジ、など色の変化も楽しみながらどんどん描きました。ギターのお化けが「小さいおっさん」を食べようとしているところ、大きいおっさんが頭にウンチをのせているところ、ブルーベリーヨーグルトのでぶっちょのおっさんなど、お話も作りながらユニークな世界を描いていきました。調子が出てきて、「もう一枚描きたい」と言い、今度はリザードとヒトカゲを描きました。ポケモンの話をしながらおばあちゃんちで描いたポケモンの絵を置いてきてしまったことをしきりに残念がっていました。はしごはリザードの横に貼りました。つぐりくんは会話が面白いので、人数が少ないのに、とても和やかに笑い声の響くアトリエでした。

12日(土1時から)
工作のイライラ棒は人気があり、みんなこちらから作りました。まきちゃんとたけひさくんは時々おしゃべりも楽しみながら手を動かしていました。科学工作なので、基本どおりに組み立てていきます。二人とも順番に調子よく作っていました。出来上がるとお互いの作品をとりかえっこしてゴールまでうまくたどり着けるか試していました。絵を描く時間が少なくなったので、小さなダンボールの画面を利用した絵を描く事にしました。まきちゃんははしごを見つめながら、「本から違う世界に行ける」というユニークな発想で描きはじめました。どの世界に行くかを非常に悩んで時間がかかりました。最終的には魔女の世界にしました。イメージが決まり描きはじめると、さっさと進めていけます。たけひさくんは小学校からはしごを登って「夜空のお月様に登っていく」というイメージを描きました。夜の部分には黒いおりがみを貼りました。お月さまはシールで貼りました。途中からりゅういちくんが、おもしろそう!と思ったようで校舎の窓に夜だから明かりを点そうと提案し一緒にシール貼りを楽しんでいました。りゅういちくんはマイペースでイライラ棒を作っていました。針金でのコース作りに悪戦苦闘のようでしたが、何とか形ができてきました。明かりがつくのが面白くてわざと行けないようなコースにしたりもしていました。作りながらお友だちの様子もみたりして、楽しそうに会話もしています。くうちゃんもイライラ棒から作りました。「小さい箱の方がいい」と、材料置き場からイメージにあう箱をさがしました。ペンチを上手に使って小さくても、山谷のある面白いコースを作っていました。絵の課題もしました。草原の道からはしごを登っておもちゃの国に行くことにしました。どんなおもちゃがあるかなあと考えていたのですがアイデアが浮かびにくかったので百科事典のおもちゃのページを参考にしながら描きました。りなちゃんもイライラ棒から作りました。長い針金にもひるまず曲げてコースを作りました。絵の課題では、まず自分を描きました。これからはしごを登るぞ、というイメージでしょう。頭の上からはしごをのばして温泉の国に行きました。丸い温泉をいくつか描き、真ん中ではシャワーを浴びている人を描きました。気持ちよさそうですね。3時からのクラスにも振り替え出席で参加して夏の課題だった、スポンジの貯金箱を作りました。スポンジを重ねてミルフィーユ上のスポンジケーキに見立てた土台を作り、ふたに部分になる上部はスポンジをクルクルと巻いて、両面テープとボンドで固定。好きなビーズを選んでトッピングのデザインをしました。綿のクリームをつけた後、ケーキの周りにリボンを飾って可愛いケーキの貯金箱ができました。

12日(土3時〜)
みなちゃんはペンチをきっちりと使いコースを作りました。曲げ方がうまく美しいコースになりました。時間はかかりましたが完成度が高い作品です。まさあきくんは両面テープと相性が悪いようで今日も、「両面テープはきらいだあ」と言っていましたが、決して扱えないわけではなく、自分が思った以上に長く引き出してしまうのと、うまく切ることができないことが原因のようです。まさあきくんが「ほんまにイライラする〜」というとすかさずまさかずくんが、「そら、これはイライラ棒やからな」と突っ込んできます。二人ともよくしゃべるので二人漫才のようでもあります。豆球、ソケット、電池ボックス、リード線をつなぐのは一緒に進めて行きました。出来上がって豆球に明かりがつくと嬉しそうでした。本体のバックに絵を描くことにして、画用紙を同じ大きさに切りました。そこに「猫の絵を描く」と張り切っていて、絵を描くことが大好きなまさあきくんは楽しそうに鼻歌を歌いながら丁寧に画面いっぱいに描いていました。まさかずくんはちょっと不調です。おかあさんが迎えにきてから、少し元気を取り戻して工作の続きをしました。ちゃんと豆球も光り、嬉しそうな笑顔を見せてくれました。すみれちゃんは家に飾る絵を描きたいということで、今日はバラの花を描きました。緻密な筆遣いで、きれいに描けました。工作は戸棚を作りたいということで自分でイメージしてダンボールに装飾をしていましたが、「戸棚にならない」と段ボール板を3枚持ってきて言います。最初はどういうことかわからなかったのですが、子どもの目線は前から見たイメージしかなく、表の扉と後ろの板は想像できても奥行きがあることに気がつかなかったようです。戸棚にするためには後ろは板ではなく箱になっていなくてはならないことを説明すると「あ、そうか。わかった」と言い、箱を探しに行きました。ちょうどいい大きさのものが見つかり上下のふたを切り取ると、ちょうど戸棚の形がでてきました。「わあ、これ、戸棚の形になってる!」と喜んで中の棚板を取り付けたり、周りをきれいに飾ったりしました。最後に扉が開閉できるように留め金をモールで作って完成しました。イメージどおりのものができて嬉しそうでした。ゆうきくんとひさとくんも工作をしました。長い針金はゆうきくんはちょっと戸惑いながら、ひさとくんはずんずんと勢いよく折り曲げてコースを作っていました。ゆうきくんはゆっくりとマイペースで作って行き、本体のバックにも絵を描いてきれいに仕上げました。絵の課題もしたいと言い、時間がなかったので小さなボール紙にはしごをはって描きました。大好きなスライムが空に上っています。ひさとくんは割合ハイペースで作り、きれいなぴかぴかのテープも貼り、時間が余ると、画用紙とダンボールで自由工作をしました。ポケモンだそうです。作ったものが気にいってずっと手に持って遊んでいました。

【9月後半の課題】
今回は工作と絵画の両方を併せ持つ課題で、「なぞなぞボード」をつくります。ボード自体は簡単ですが、ポイントは「なぞなぞを作る」ことです。これはかなり難しく、まずは答え考えます。そして連想ゲームのようにその答えから思いつく単語を引き出し、問題を作ります。なぞなぞ作りに慣れていない子は本をみてもOKにしています。文字を書けない子は答えだけを描くようにします。大人と一緒に問題を考えるのも楽しい遊びです。どんどん作ってレパートリーを増やしてください。学校の学級集会や、おうちなどでもみんなでわいわいと遊べて楽しいですよ。

16日(水1,3)
ななみちゃんは絵もたくさん描き、ビーズなどでデコレーションもしてかわいいボードに仕上げました。なぞなぞは悩みながら本を見て、考えていました。その後は自由工作で、粘土に絵の具を練りこんでトマトを作っていました。みうちゃんは「なぞなぞなんてつくったことなーい!」とボードを作りながら、なぞなぞのことばかり考えていました。本を参考にするものの答えが絵にかけないようなものを選んだりもするので、まずは答えを書いてから問題を考えようねと話しました。残った時間で前回の続き「はしごのある絵」を描きました。カラフルな色使いで夢の国を描きました。かなたくんは「はしごの絵を描いてないから絵をかく!」と絵の具の用意をして描きました。宇宙人がやってきています。ゆうすけくんは工作をやりかけていたのですが、かなたくんが絵を描きはじめたのをみて「ぼくも絵を描く」と隣に並んで描きはじめました。海からはしごを登って虹の国へ行きます。ファンタジックな発想ですね。後半ふたりともなぞなぞボードを作りました。かなたくんはイメージを広げてどんどん描いていました。「冷凍みかん」はともかく、「冷凍りんご」という答えには笑ってしまいました。ゆうすけくんはポケモンのなぞなぞにしようとしますがポケモンのお手本がないのでかけないといいます。問題には必殺技を書きました。後は反対側にキャラクターを描けば完成ですので家で描く事にしました。ともひろくんはなぞなぞボードの本体は順調に作っていましたが、なぞなぞ作りになるとちょっと行き詰ってしまいました。なぞなぞは一緒に考えるから答えだけを描こうねと誘いました。描きはじめると文字も自分で書きたいという意欲が強くわたしに字を教えてと聞きながら懸命に書いていました。りょうごくんは本体もじっくりと絵を考えて描いて、なぞなぞもじっくりと考えました。漢字なぞなぞを作るからと、辞書をかしてほしいというのですが、あいにく小学生用はなかったので大人用のものをわたすと、そのなかから答えを選び問題もひとりで考え始めました。選んだ答えは「悩」「保」「幽霊」。この答えになるように問題を造りましょうといわれても、大人でも無難しいですね。問題もよく考えて、しっかりした字で書いていました。

23日(水)
そうたくんとしゅんたくんは、二人で合作「タコ焼き器」を作っていました。そうたくんはカッターナイフをつかったり、難しいところを担当。しゅんたくんはおりがみを持ってきて青海苔作りなどをしていました。また、今度続きをします。ゆうかちゃん(K)、ゆうかちゃん(F)、もあちゃん、ななかちゃん、あやのちゃんはそれぞれシルバーウィークを過ごした思い出を語ってくれました。みんな「なぞなぞボード」を作りました。ゆうかちゃん(K)はあずき、ななかちゃんはマロン、と飼っている犬を本体に描きました。ゆうかちゃん(F)、もあちゃんはカラーマーカーでカラフルなデザインにしました。なぞなぞは本を見ながら「なににしよう?」と頭をひねりながら作っていました。あやのちゃんは「オリジナルまんがなぞなぞ」と題し、絵もなぞなぞもオリジナルで作っていました。学校では会社を作るのが流行らしく、あやのちゃんは漫画会社の社長なんだそうです。ゆうかちゃん(K)、ななかちゃんの学校でも、係りを会社と呼び作業するそうです。なぞなぞ考えながらも、みんなで話題があちこちに飛び、楽しい会話が飛び交うアトリエでした。なぞなぞ作りは作り出すとどんどんできるのか一人でいくつも作っていました。

25日(金)
えりちゃん、つぐりくん二人だけのアトリエでしたがなぞなぞを出し合ったりして、楽しい会話が続きます。本体はすぐにできて、なぞなぞをどうしようかといろいろ考えました。百科事典を参考にしていると、えりちゃんが国旗のページを見つけて、「国旗だーいすき」といろんな国の名前言うと、つぐりくんも、すらすらといろんな国の名前を言います。二人とも、よく知っているのでびっくりです。えりちゃんは答えをマーカーで、大きくぐいぐいと描きました。イルカやオットセイの絵は難しいよぉと初めは描きしぶっていたのですが、描きはじめるとどんどんかけて、8枚もつくりました。つぐりくんは色鉛筆で丁寧に答えの絵を描きました。さめの絵は図鑑からホオジロザメを選び、何度も書き直して渾身の一枚ができました。蛇と、得意のトラも描きました。
お互い答えの絵を見られないように、離れて一生懸命描いていました。

26日(土、1時〜)
まきちゃんはじっくりと悩んで鳥のクイズをつくることにしました。次は「とり」の文字をひらがな、カタカナ、漢字のどれがいいかなと悩んでいました。方向性が決まると、鳥の絵はどんどん描いていきます。セキセイインコの図鑑を見て「あ、これ、おばあちゃんとこのといっしょだ!」と教えてくれました。クイズを作るのも難しいですね。一つ作って後は家で考えることにしました。たけひさくんは「ハムスターのクイズにしよう」とすぐに決まり、ハムスターの図鑑をめくり「あ、これ可愛い!」といろんなページを見ました。お友達ともハムスター談義に花を咲かせていました。クイズ作りは最初は「そんなの難しい」と言っていましたが、「ハムスターが食べるのは何か、とそういう簡単なものでいいんだよ」と話すと、コツをつかんだのか、どんどん書いていました。最後にお友達にもクイズを披露して楽しんでいました。早くできたので残った時間で自由工作をしました。お祭りで5のぞろ目がでて当てたというかっこいい剣を持ってきていて、これのサヤが作りたいとのこと。型を取ってちょうど収まる大きさに厚紙を切ってテープで貼り合せました。肩から下げられるようにしたいというので、身体にあわせて、また左利きなので剣が抜きやすい位置はどこか確めながらひもをつけました。ちょうどいい感じにできてとても嬉しそうでした。くうちゃんはどうぶつクイズを作ることにして、丁寧に本体の絵を描いていました。クイズは一つだけ作って後は家で考える、ということでした。どうやら、みらいちゃんがやっていた自由工作に興味を惹かれたようで、毛糸でミサンガを作りました。集中して黙々と作業していました。振り替え出席のみらいちゃんは「何をしたらいいのかわからなーい」と言いながら、いすでくつろいでいました。「ここは保健室のようだ〜」とも言い学校の様子なども話してくれます。夢はシンガーソングライターだそうです。課題はやらず、毛糸でアクセサリー作りを始めました。まずはミサンガからつくり毛糸を様々な結び方、まとめかたをして、ビーズと組み合わせたり、個性的なネックレスをいくつも作りました。今日は2コマ続けての参加となります。3時からのクラスではみなちゃんが来るのを心待ちにしていておしゃべりを楽しみながら制作していました。振り替え出席のみずきちゃんは、休んでいた日のあやのちゃんが気になる様子でどんなの作った?と聞きます。あやのちゃんらしく漫画クイズにしていたよ、と話すと、「やっぱり!あたしもそうしようと思ってた」と嬉しそうでした。作りながらも今日はみらいちゃんが気になるようで何度もそばに行き、話をしたり、ふざけっこをしていました。そろそろ描いたほうがいいよ、時間なくなるよと、声かけをしていたのですが、やはり本体の絵を描くだけで終わってしまったので、次回続きをします。

26日(土、3時〜)
みなちゃんは課題をしました。どんな内容のクイズにするか決めなければ本体に絵が描けないということで悩んでいたようです。どんな内容でもいけるようにすれば?と提案すると、題名を「なぞなぞ・クイズ」にしました。クイズの中身は本を見ながら作りました。高学年は高学年なりの問題を作ると学級でも盛り上がれると思います。まさあきくんは用意していたドラエモンのなぞなぞの本を見つけて大興奮。本当にドラエモンが好きなんですね。でも、クイズやなぞなぞはそれにとらわれず本を参考にしながらどんどん作っていきました。絵を描くのが得意で早いので、ものすごいスピードで作っていきます。答えには描きやすい動物などを選び、さっと描いて、別紙に問題を書くという方法であっという間に6枚ほどできました。みんなの前でもクイズを出してくれて楽しく遊べました。まさかずくんは今日はすこぶる調子がよく、アイデアもどんどん飛び出し、積極的に課題に取り組めていました。ゲームクイズにして、スクラッチコーナーを作ったり、本体表面も工夫されています。だいすきなゲームの話になると、お友達もみんな好きなので、盛りあがっていました。話はあちこちに飛び、わたしには、「ぺ・ヨンジュンとイ・ビョンホンとどっちが好き?」などの質問で周りを沸かせていましたが、ふっと静かになるときがあります。そういう時は集中して描いている時なのですが、静かなのが好きでないのか、ふと我に返り「なんで、こんなに静かナン?」とまた、にぎやかになるといった感じです。すみれちゃんは生き物クイズにしました。絵も丁寧に描いていますが、問題が難しい!私もこたえられません。どんどん作ってお友達とも楽しんでくださいね。ゆうきくんとひさとくんは本体を作るとなにやら線をゴニョゴニョと描きはじめ、ひたすら、ズーっと描いてます。二人は迷路を描いているのでした。今、一番興味があるのでしょう。黙々とずっと描いてるので、時々「もう、できた?」と聞くと「もうちょっと」。ようやく4時30分近くになってクイズをつくりはじめました。ひさとくんは字がまだ描けないので、絵を描きます。問題はわたしに話してくれて、わたしが字にしました。ポケモンのクイズです。ゆうきくんはクイズは難しいといいます。好きなキャラクターは?と聞くと、「あ、スライムなら描ける」と言い、スライムのクイズにしました。きちんときれいに描きたいという気持ちが強くて、ちょっとまちがえると、嫌だ、新しい紙がほしい、という、ちょっと几帳面なところもあります。修正ペンで消したり、裏に描いたりという案をいくつか出して、妥協できる点を探しながら納得できる方法を探って進めています。



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