[ HOME ]
芸大・美大受験講座 絵画教室・デッサン教室 こども図画工作教室



Index
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
2007年07月
2007年06月
2007年05月
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2007年01月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年09月
2006年08月
2006年07月
2006年06月
2006年05月
2006年04月
2006年03月
2006年02月
2006年01月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年09月
2005年08月
2005年07月
2005年06月
2005年05月
2005年04月
2005年03月
2005年02月
2005年01月
2004年12月
2004年11月
2004年10月
2004年09月
2004年08月
2004年07月
2004年06月
2004年05月
2004年04月
2004年03月
2004年02月
2004年01月
2003年12月
2003年11月
2003年10月
2003年09月
2003年08月
2003年07月
2003年06月
2003年05月
2003年04月
2003年03月
2003年02月
2003年01月
2002年12月
2002年11月
2002年10月
2002年09月
2002年08月
2002年07月
2002年06月
2002年05月
2002年04月
2002年03月
2002年02月
2002年01月




『アトリエだより』はアトリエでのこどもたちの様子を
ご家庭にお知らせするため毎月1回発行している教室通信です。
(Web公開用に記事を再編集してあります)

カスタム検索




2009年03月


【3月前半の課題】
絵は「ゼラニウム」がモチーフです。花の形がシンプルで描きやすいモチーフです。工作は潜望鏡です。鏡を2枚相対する様に貼るだけで、面白いおもちゃができます。箱をカッターで切り抜くのはちょっと難しいと思われたので、こちらで先に穴をあけておきました。鏡は塩ビミラーを使っています。カッターナイフで切ることができるので、加工しやすいのが特徴です。できた、おもちゃを工夫して遊ぶことが想像力を広げます。本物の板鏡を貼ると、もっとはっきりと映ります。

4日(水1,3)
工作をする!とゆうすけくんとかなたくん元気に始めました。牛乳パックは固いので最初のパックの上を切りそろえるだけでも大変そうで、少し手伝いました。鏡をパックの中で固定するのも、結構難しく、一緒に作りました。外側のデザインはそれぞれ自分で考えてキラキラテープを貼っていきました。潜望鏡ができると、早速あちこち見て歩きました。下に向けると下がのぞけることも発見しました。そのうちかくれんぼごっこが始まりました。お互いにかくれたり、見つけたり、上手に交代しながら遊んでいました。後半は絵を描きました。二人ともなぜか「黒熊を描きたい」と言います。動物園で見たことがあるのだそうです。絵の具を用意してそれぞれに描いていきました。ゆうすけくんは中央に熊を描いて、周りをジャングルにしました。ジャングルの緑は、色合いの違う緑があることを説明して、色を混ぜて色を出しました。葉をいっぱい描いて森を表現しました。かなたくんは熊と、キリンと、ライオンを描きました。それぞれの色を作り、特徴をよく捉えています。熊は黒いので、いったんドライヤーで乾かし、上から白っぽい絵の具で目鼻を描きました。バックの緑は刷毛で大胆に描きました。あやめちゃんは何とか牛乳パックを切り、鏡も取り付けました。外側のデザインに凝っていたので、時間がかかりましたが上手にできました。ななみちゃんは工作を選択しましたが、絵を描くのも好きなので、パックの表面に白いガムテープを貼り、そこに好きな絵を描きましました。しょうこちゃんも、工作をしました。とても丁寧な作業で、きっちりと、外側にキラキラテープを貼っていました。絵はゼラニウムを観察して、まず一つだけ気にいった花を描きました。混色してピンク色を作りました。1枚の花びらに2色が微妙なグラデーションで交じり合う感じを絵の具で表現しました、うまくいったのですがお迎えの時間になったので続きはまた次回することにします。

11日(水2、4)
みずきちゃんは一番に来て、「今日はあやのちゃん来るかなあ・・・」と楽しみにしていたようです。振り替え出席のみうちゃんがくると、初めて会う子に興味津々で「名前はなあに?何年生?」と話しかけていました。工作見本を見せて、潜望鏡の説明をすると、「潜望鏡はドラエモンのをもってるから、自由工作をしようかなあ」と言っていました。お友達が次々と来ると、今日は何を作るか、みんなにわたしの代わりに説明していました。そしてみんなが興味を持って作り始めると、一緒に作り始めました。あやのちゃんが来て漫画を描き始めると、何度も横にいって、見ていました。あやのちゃんは鉛筆でケント紙に下書きした後、ペン入れをしました。その後はもう1枚「果樹園」のテーマで色鉛筆画を描きました。明るい色合いで楽しい絵です。みうちゃんは潜望鏡から作りました。牛乳パックを切るのはちょっと固いようでしたので手伝いました。厚紙に折り線を入れて、両面テープを貼り、鏡を取り付けました。仕掛けさえ作ればあと、周りのデザインは好きなようにテープを貼れるので楽しく作っていました。後半はゼラニウムの花を描きました。ピンク色の花の色を作り、まず中心の花から描きはじめました。そこから隣の花、隣の花、と増やしていて。結構根気よく描いています。葉を描き始めると、疲れてきたのか、「もうこれでいい」と、葉の数がちょっと少なくなりました。最後に、花の中心に何があるかよく観察してもらい、そのおしべと、めしべを細筆で、描き入れました。細かいところを最後にキチンと描くことで画面全体が引き締まってしっかりした絵になりました。ぜひ、おうちに飾って春の雰囲気を楽しんでください。最後に自分の手型の作品も作りました。もあちゃん、ゆうか(K)ちゃん、ゆうか(F)ちゃん、ななかちゃんは潜望鏡を作りました。みんな「かたーい」と言いながらも何とかパックの上部を切りそろえ、鏡の仕掛けを作りました。材料を渡すと、説明を聞く前にやりだしてしまったりする子もいるので、渡しながら、「まず、厚紙をおる時は折り線を入れてね」と繰り返し言いました。もあちゃんのは途中で鏡がういてきたので、解体をして、作り直しました。遊んでいるうちに鏡の具合が悪くなれば、カッターナイフで、つなぎ目のところを切ってはずせば簡単に直せます。もう一度切ったところを貼りなおせば、大丈夫です。残った時間で夢の絵を描きました。ゆうかちゃん(F)も残った時間で「夢」の絵を描きました。ななかちゃんはテープをたくさん重ねてふしぎな色合いのデザインにしていました。残った時間で缶ポックリを作りました。左右対称にするために、紙を巻いて円周を測り2分の1の計算をして穴の位置を決めました。最初の穴開けは、難しそうだったので手伝いました。少し開けば後は自分で穴を大きくしていきました。みんなの作品ができて来ると、かくれんぼしようとはなしがまとまり、潜望鏡を使ってのかくれんぼとなりました。そうたくんは前回からの続きです。今日は表面デザインをしていましたが、黒い画用紙を、型どおりに切って貼っていました。細かい作業が多く丁寧にきっちりし上げていっています。かすみちゃんは工作からしました。潜望鏡は手際よく作っていきました。残りの時間で久しぶりに絵を描きました。ゼラニウムをモチーフに、まず薄い黄色でデッサンしました。全体の構図を決めて画用紙にしっかり収めました。それから、花の色と葉の色を作り、丁寧に描いていきました。次回バックを塗ります。

13日(金)
ともひろくんは潜望鏡の使い方がわかると興味を持って、部屋中あちこち見ていました。上に向けたり下をのぞいたり、窓の外を見たりしました。作り始めると、牛乳パックが硬いので手伝いました。両面テープは一人で貼ることができます。貼ってから切るか、切ってから貼るか、作りながらどちらがやりやすいか考えながら試していました。硬い紙を折るのに折り線を入れる説明をすると「ともくん、こわいなあ」といいます。はさみを広げて持つのが怖いと感じたのでしょう。一緒にやってみようかと聞くとウン、と言ったので、手を添えて、折り線を入れました。そして、線のとおり折ると、「あ、すぐに折れるね」と、実感したようでした。鏡を貼るのは一人で行い、パックに装着するの手伝いました。二つのパックを合体させると、後は、キラキラテープを好きな色を選んで貼りました。途中でえりちゃんが来て、おしゃべりしながら作りました。えりちゃんも牛乳パックが硬そうでしたががんばっていました。折り線は何回か入れたことはあるのですが。まだ、定規を固定する力が弱いので、一緒に押さえました。はさみで線を入れるのはできます。鏡を貼って、パックにつけて、合体させ、キラキラテープも貼りました。後半は二人とも前回の絵の課題「寒い世界、暑い(暖かい)世界」の貼り絵をしました。ともひろくんは寒色系の色紙を選び「寒い海」とイメージで描きました。海の色を貼る時は「ビューン。バチャーン」と海の音を声に出しながら貼っていました。雪を降らせたいというので、一つ穴パンチを渡しました。丸い紙をたくさん貼りました。海にも雪がたくさん落ちています。白いイメージが強く色の付いた折り紙をあえて後ろ向きに貼ったりもしていました。テーマを感じさせるいい作品です。えりちゃんは暖かい世界のイメージで焚き火をモチーフにしました。幼稚園で炊いてもらった焚き火のイメージが強く印象に残っているのでしょう。囲いや石が回りにあったことなど、いろんな思い出話とともに表現していきました。迫力のある暖かい絵になりました。

14日(土1時〜)
すみれちゃんはゼラニウムの花を花びらの部分から描きました。細かく一つの花びらを描き、できると隣の花、隣の花と描き継いでいきます。なので、画面の端のほうに寄ってしまったので、最後に画用紙を切って画面の中央に収めました。鮮やかな色がいいですね。まきちゃん、すいちゃん、たけひさくんは潜望鏡を作りました。手順どおりに進めて行きました。まきちゃんは表面のデザインを凝って作っていました。出来上がると、部屋中あちこち見たり、ベランダに出て外を見たりもしました。すいちゃんとたけひさくんは絵も描きました。すいちゃんはクレヨンでゼラニウムを描き、鳥や太陽も描きました。でも、バックが結構広く残っていたので、塗らないか声をかけました。「めんどうくさい」というので、「じゃあ、3分でかける描き方を教えてあげよう」と言うと、話に乗ってきてくれました。「緑色にしたい」というので、空き容器に緑色を水を多く入れて作り、刷毛で3分の1塗りました。さらに黄色を混ぜて、また、3分の1、さらに黄色を足して3分の1、と下から上にグラデーションがかかるように塗りました。大きな画面がすぐにぬれるし、色もきれいに伸びるので、嬉しそうに塗っていました。たけひさくんはクレヨン画にしたいと言い、ゼラニウムの花を大胆に画面いっぱいに描きました。葉を描きポットの形も描きました。ちゃんと観察して花の花芯も描きました。すっきりと爽やかな絵になりました。りょうへいくんは潜望鏡から作りました。固い牛乳パックをがんばって切りました。両面テープを貼り、鏡の裏表を確めて慎重に貼りました。表面はキラキラテープできれいにデザインしました。後半はゼラニウムの絵も描きました。2種類用意していたので、「どっちを描く?」と聞くと「両方描く」と言いました。そこで、濃い色と薄い色のピンクを作りました。同じ白と、赤を使い、量の違いで、色を作ることを学びました。花、茎、葉、ひとつひとつよく観察して根気よく描けました。色も明るくきれいに出ています。あかねちゃんは、まず、潜望鏡を作りました。鏡をまっすぐに貼ったり、かなり丁寧な作業が必要なのですが、落ち着いてやっていました。表面デザインはいろんなテープを使い、楽しんで貼っていました。その後「画用紙ちょうだい。小さいの」というので、様々なカラー画用紙の入った箱を渡すと、好きな色を選んで絵本を作りました。自分で考えて穴を開けモールでつなぎどんどん作ります。絵本の内容はシルバニアファミリーの物語です。お話も作りました。リスとクマが好きなんだそうです。おうちも持ってるよと教えてくれました。3時からのクラスにも引き続き振り替えで出席しました。前回お休みだった時の課題、銀玉鉄砲を作りました。目打ちで穴をあけるのも、難なくできます。白いガムテープを貼って絵も描きました。玉の収納場所も作り、できあがると玉を飛ばして少し遊びました。その後も箱を持ってきてテープを貼ったりして自由工作をしていました。長時間でも休むことなくズーッと動き続け、作り続けていました。

14日(土3時〜)
みなちゃんは潜望鏡を作りました。向こうのものが映る仕組みを説明しました。ゆっくりと丁寧に作って行きました。完成度は高いです。あいちゃんも、潜望鏡から作りました。テープを貼るのが好きで、長い時間をかけて貼っていました。お迎えには間に合いましたが、前回の工作が途中のままでした。今度しましょう。まいこちゃんはデッサンからしました。ゼラニウムを描いてみたらどうかなと誘いましたが工業製品の方がいいというので、小さく白い、豆腐のパックを描くことにしました。画面中央に収まるように、左、右、上、下の位置を確認しながら形をとり、光の当たるところ、影の所をよくみながらトーンをつけていきました。練りゴムは消す道具でなく、白い鉛筆で描く気持ちで使うことを覚えました。最後に工作もしました。時間がなかったので基本形の形だけ作りました。鏡はどうしてこっちの面でないといけないのか、疑問に思ったようです。わざとさかさまに貼ってみて、やはり見えづらいことを確めていました。ただ、両面テープだったため、はがすのに苦労しました。除光液でなんとか鏡面をきれいにしました。表面デザインは家ですることにしました。まさあきくんとまさかずくんは潜望鏡を作りました。まさあきくんは工作を選択したものの、牛乳パックを切ったりするのも硬いし、両面テープを貼るのもまっすぐできない…とちょっと、凹み気味で作っていましたが、「大丈夫だよ、できるよ。」と励ましながら、一緒に作りました。表面デザインはキラキラテープを貼ってましたが。「ここに絵を描いちゃいけないの?」と聞くので白いガムテープをはり、絵が描けるベースを作りました。すると、水を得た魚のように生き生きと、大好きなドラエモンの絵を描きました。様々な角度からのドラエモンを描く様子をみていると、本当に好きなんだなあと関心します。まさかずくんはおしゃべりも楽しみながら、手をしっかり動かして作りました。キラキラテープを貼るのは面倒くさいから、といい、簡単に大きなテープをぐるりと巻きました。置いてあった、以前の工作見本「水中輪投げ」を見つけて、「ア、いいこと思いついた!」と自由工作をしました。ペットボトルにビーズと水を入れてキラキラしたペットボトルを作りました。

【3月後半の課題】
絵の課題は「白菜の菜の花」です。白菜をタネから育てていたのですが、ちゃんと結球せずに花が咲いてしまいました。水菜やリーフレタスの花も菜の花のように黄色い花です。農家の方に聞いたところ、結球しなくても葉は食べられるし白菜の菜の花もおいしいそうです。工作は「ゆらゆらペンたて」を作ります。プラ板工作がしたいというリクエストを高学年の子から受けていたので、新学期に使えるペンたてに取り入れてみました。テープの芯を利用して好きな高さに作り、白いジェッソで塗り、好きな背景を描きます。プラ板のキャラクターをとりつけてゆらゆら動く絵がポイントになります。プラ板工作が初めての子は、自分の描いた絵が見る見るうちに小さくなっていくのに不思議さを感じるでしょう。おうちでするときは、もし捨てるごみの中に市販のお弁当のふたなどがあれば、『プラ』の表示がある物なら使えます。卵パックは焼くとベースは白くなりますが出きます。ペットボトルは縦方向に丸まる性質があるので、手作りビーズが作れます。すぐに焼けるので、焼くときには目を離さずに行ってください。

18日(水1,3)
ななみちゃんとあやめちゃんは、プラ板工作に夢中です。丁寧に絵を描いてたくさん作りました。ななみちゃんはともひろくんのことを気にかけていて、できないところを手伝ってあげたり、自分の描いた絵をプレゼントしたりしていました。あやめちゃんはひとつひとつが渾身の作といった感じで黙々とやっていました。ふたりとも途中から焼くことも覚え、自分たちだけで焼きの工程までやっていました。みうちゃん、かなたくん、ゆうすけくん、振り替え出席のともひろくんとつぐりくんはプラ板は初めてなようで、描いた絵がキュルキュルと小さくなっていく様子をみて、驚いていました。そしてどんどん張り切って作りました。みうちゃんは自分で焼きたいようですが、触るとちょっと熱くて、やっぱり怖いなあという感じでした。少し挑戦はしてみました。たくさん作ってジェッソを塗ったペンたてにも絵を丁寧に描きました。ワイヤーの取り付けも自分で工夫してつけていました。最後にお迎えが来るまで大好きなパステル画を描きました。かなたくんは出来上がったプラ板を見て「わあ、ガラスになった!」と表現しました。確かに透明でガラスのように硬くてきれいです。楽しんで作っていました。後半は絵を描きました。陽気に誘われて、ベランダに出てブロッコリを発見。「ブロッコリ食べたーい」と言うので「絵に描いたらあげるよ」というと喜んで描きました。画面に大きく特徴をつかんで描けています。ほとんど緑一色なので花蕾のところは色を微妙に変えて描きました。ゆうすけくんもプラ板は気に入ったようで、たくさん作品を作りました。テープ芯を積み重ね、ジェッソを塗る作業も地味な根気の要ることですが、がんばっていました。かなたくんが絵を描きはじめるとぼくも!と絵の具の用意を始めました。描こうとしたときつぐりくんと話しが盛り上がり、なぜか、おっぱいとおしりの絵になりました。肌色でイメージを作って描いていました。2枚目はブロッコリを描きました。単純な色なので、形をよく観察して描くのが特徴を出すポイントですが、「めんどくさーい」ということでした。さらりと一筆書きのように描きました。ともひろくんはテープの芯をたくさん積み重ねて大きいものを作りたいようでした。大きいので塗るのも大変ですが黙々と塗っていました。プラ板工作も焼くと縮んで絵が小さくなることに驚いて、興味を持って作っていました。ななみちゃんとも交流しながら楽しそうでした。つぐりくんは大きい白菜を見て驚いたのか「わあ、これ白菜!これ、たたいてもいい?食べてもいい?」と触れたいようです。エネルギーあふれるつぐりくんは体で感じたいタイプですね。みんなの作る様子をみてから作り始め、ゆうすけくんが絵を描きはじめると、自分も描きたい様子で、話しをしながらゆうすけくんの絵に一緒に描いていました。プラ板は縮んでいく様子が面白いようで、焼ける様子をじっとみてたり、重石の本にはさんで出来上がったばかりのものを「あつっ!あつっ!」といいながら触るのを楽しんでいました。

25日(水2、4)
そうたくんはかなり長い間、手持ちの変えられる剣を作っています。差込み部分に爪楊枝を使っていたのですが強度が弱いため、竹串に変えることにしました。すでにボンドで固めているので、電動ドリルで爪楊枝をとばし、竹串を入れました。黒い画用紙で周りをきっちりとコーティングしました。もう一息で出来上がるそうです。振り替え出席のしんやくんは白菜の菜の花を描きました。実物が大きいため、画用紙を2枚つないで描きました。中心の茎を一本描いて大まかな大きさを決めて、下の葉から描きました。線で描きがちになるのを、面で捉えて描いていくように促しました。細かい花の描写は見事です。観察力もありますし、何より根気よく丁寧に描く力があります。画面いっぱいに生命力を感じる絵が描けました。女の子たちは皆工作をしました。ゆうかちゃん(K)は飼っている犬のアズキを、ゆうかちゃん(F)はお気に入りのピンクのぞうをモチーフにしました。プラ板の絵もたくさん描きました。ゆうかちゃん(K)はペンダントも作りました。もあちゃんはキャラクターをたくさん描いてにぎやかな作品に仕上げました。ななかちゃんはシンプルな水玉模様のデザインです。工夫を凝らして、底板を敷いたり、ふたをつけたりしました。みずきちゃんは最初は自由工作をしようかなと言って、あやのちゃんを待っていましたが、回りの子の様子をみてプラ板工作を始めました。ビーズも作り、いろんなデザインの物を作りました。振り替え出席のりなちゃん、まいこちゃん、れいなちゃんもプラ板工作をしました。りなちゃんはプラ板のキャラクターを丁寧に描いてくれたのですが、私がいくつか焼くときに失敗してしまい、何度か描き直してもらいました。ペンたて本体は爽やかなカラーのデザインです。ペットボトルを焼いたビーズで可愛い指輪も作りました。まいこちゃんはマイキャラクターを持っていて、おしゃれなデザインにしていました。影をつけるテクニックもうまく、お友だちからすごいねえと感心していました。れいなちゃんも丁寧な筆致で描いています。本体の背景と、プラ板のキャラクターの位置関係もよく考えて取り付けていました。

27日(金)
えりちゃん、ふうかちゃんは、プラ板のペンたてを作りました。テープ芯を重ねて好きな高さにしてジェッソで塗り白くしました。乾いてからボンド絵の具で二人とも菜の花をイメージして描きました。プラ板工作は気に入ったようで、好きな絵を描いたり、ペットボトルビーズを作ったりしました。えりちゃんはモールでモチーフも作り飾っていました。ふうかちゃんはビーズをたくさん作ってネックレスも作りました。つぐりくん、しんやくん、振り替え出席のりなちゃんは前回の課題、潜望鏡を作りました。つぐりくんは正確に、線を引いたり、鏡を貼ったりがちょっと面倒なようでしたが、がんばって作りました。きょうりゅうのカードを持ってきていて、これと同じのを作りたいということで、画用紙を同じ大きさに切って見ながら描きました。また、プラ板でも作りましたが、小さくなってしまったのが不満なようでした。同じ大きさに仕上げるにはかなり大きく描く必要があり、トースターには入らないのが残念でした。描くのは大好きで集中して描いていました。しんやくんは潜望鏡は丁寧に作っていましたが、周りにキラキラテープを貼る時に引っ張りすぎて、少し形が歪んでしまいました。カッターナイフで切り込みを入れて直しました。30分ほど時間が余ったので、リアルプラ板に挑戦しました。図鑑の上にプラ板を置いてそのまま写す方法です。蜂をモチーフに選び黒のペンで正確に形を写し取っていきました。毛の生えているところも根気よく一本一本描き、羽の色、体の色も点描タッチで細かく描きました。焼きも成功して、かなりリアルな蜂に仕上がりました。りなちゃんは手際よく、潜望鏡を作りました。隣でつぐりくんがしゃべりながら作っていたのですが、その言葉が面白くて、くすくす笑いながら作っていました。残った時間で、ペン立てをもう一度作りました。もう、手順は覚えているので、どんどんと絵を描いて、焼いていきました。ビーズもたたくさん作りました。クローバの模様は好きなようで、とてもたくさん作りました。針金部分が少し出て痛いので、ガムテープで上から押さえて怪我をしないようにしました。本体の背景はボンド絵の具で塗っています。

28日(土1時〜)
すみれちゃん、まきちゃんはペンたてを作りました。テープ芯を積み重ね、ジェッソを塗った後プラ板を焼いていきました。すみれちゃんは大きさを考えながらいろんなキャラクターを描いていきました。菜の花を本体に描いてモールで焼いたプラ板を取り付けていきました。ペットボトルビーズもいくつか作りました。まきちゃんは今日はお友だちのお別れ会なので、ちょっと早めに切り上げました。プラ板を焼くとき絵のモチーフに悩んでましたが、決まると、どんどん描いていました。続きは、また今度します。振り替え出席のふうかちゃんはまず休んでいた時の課題で潜望鏡を作りました。本体のデザインをキラキラテープにして全体をピカピカにしました。残りの時間で、もう一度ペンたてを作りました。プラ板を焼くのが気に入ったようで、飽きることなく作っていました。

28日(土3時〜)
みなちゃん、あいちゃん、れいなちゃん、今日は女の子ばかりです。とても静かで、みんな黙々と作業をしているといった感じでした。みなちゃんとあいちゃんはテープ芯を重ねて、好きな高さにして、ジェッソを塗りました。プラ板はみんな好きな絵を考えて描きました。ピースマークはこどもの間で人気があるようで、今回の課題の中で何人かの子が描いていました。みなちゃんはやはり大好きな音楽をテーマに作品を作りました。あいちゃんは可愛いキャラクターをたくさん作り、ペットボトルビーズも作り、どの大きさに切ると、自分の思うとおりの形になるか考えながら作りました。れいなちゃんは前回の課題、潜望鏡を作りました。鏡をはめ込み周りをキラキラテープでデザインしました。後半は白菜の菜の花を描きました。かなり大きいモチーフなので、画用紙を2枚つないで描きました。中心となる茎を描いてから葉をよく見て描きました。画面が乾かないうちに塗り重ねてく方法で自然なグラデーションが出るように葉を描いてきました。茎はどこから出ているか観察しながら描いていき、小さな葉も描きました。そして、花を観察し、菜の花の特徴をよく捉えて描きました。最後に本物の花びらを散らしたいというので、ボンドで貼りました画面いっぱいに伸びやかに描けました。



[ こども図画工作教室 ]


会費制の通信講座です。
< デッサン・油絵・水彩画 >
全国どこからでも参加できます。
[ Click ]