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『アトリエだより』はアトリエでのこどもたちの様子を
ご家庭にお知らせするため毎月1回発行している教室通信です。
(Web公開用に記事を再編集してあります)
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2005年03月
【3月前半の課題】
絵画の課題は「色のマンション」です。筆の扱いや、色を塗る基礎的な学びになります。墨汁で線をフリーハンドで縦横にまっすぐに引きます。升目ができたら好きな色を作って塗っていきます。線をまっすぐに引くために姿勢を正して、画面と向かい合います。色を塗る時は筆の毛の流れを考えて、塗ることで、ムラなく、早く、美しく仕上がります。線は細筆、面は平筆と筆を目的のために使い分けます。色を作る楽しさを感じ、思いがけない色に出会う感動をしてもらうのが一番の目的です。工作は、「皿まわし」です。回すのは小さい子は難しいかもしれませんが、少し練習すればできるようになると思います。
3日(水1,3)
かおるくん、ひかるちゃん、あいりちゃんは「色のマンション」からしました。きちんと正座をして、一本一本上手にまっすぐ線を引きました。思ったより上手に線を描くので感心しました。かおる君もあの小さな体で力強く、一気に描いていました。色はみんな、ゆっくり考えて作るので、時間が結構がかかりました。次回に持ち越します。しんごくんとようへいくんは皿回しから作りました。しんごくんは回すのも上手で気に入ったようです。二つ作りました。後半は「色のマンション」をしました。ようへいくんは一つ作りました。ようへいくんとかおるくんは難しいようでしたので、手を添えて一緒に回してみました。ひかるちゃん、あいりちゃんも回す練習をしました。りょうきくんは今日することを決めてきていました。ゴジラのようなロボットを作りました。手が動く仕掛けを工夫していました。カッターナイフで穴を開けるところだけ手伝いました。ユニークな作品でお友達も「それ何」と興味深そうに見ていました。
9日(2,4水)
もとかずくん、りょうくんは「好きな絵、描きたい」と言い、もとかずくんは「クチパッチ」、りょうくんは「変な人間が布団をかぶっているところ」を描きました。もとかずくんは後半「皿回し」の工作やモールでカマキリの立体造形、コップの糸電話などたくさん作っていました。りょうくんも後半は皿回し、糸電話など作りました。中でも棒に興味があり、キラキラテープを巻いたものを2本作り「魔法の棒や」と気に入っていました。はるなちゃんは「皿回し」「色のマンション」の二つとも時間内に仕上げました。回すのも簡単だったようです。筆の使い方を説明をすると、上手に扱えるようになりました。色も丁寧に作りました。良い色合いです。そうたくんも「色のマンション」をしました。途中まで色を塗ったところで、時計を見て、「続きは後でする」と工作を始めました。課題の「皿回し」を作った後、自由工作で音の出るおもちゃを作りました。音の正体は貝殻です。ななこちゃんは「皿回し」を作った後、小さい画用紙に女の子の絵を描きました。裏には自分の名前を大きく書き、縁のデザインもして、カードのようにしました。まゆちゃんは「もののけ姫」の絵本を見て描きました。マーカーで色をつけていたのですが、肌色がなかったので、絵の具で作り、塗りました。皿回しは簡単だったようです。キャップがついているのを見て「これ、誰がやっても落ちへんやん」と言っていました。こうすけくんとひでのりくんは「自由工作しよう」とあれこれ材料を物色していました。こうすけくんはいろいろ試した結果やっぱり「皿回し作る」と作り始めました。ひでのりくんは紙コップ電話を作っていて、糸を長くつけると、こうすけくんも興味を示して、一緒に電話ごっこが始まりました。その後ひでのりくんも皿回しを作り、棒にキラキラテープを貼りました。くるくる回すと、テープが伸びるように見えるのを発見して、面白くて何度もまわして、「すごい、すごい見て!」と見せてくれました。そうたくん達が墨を使っているのを見て興味を示し、「紙をちょうだい」というので、小さな画用紙を渡すと、皿回しの棒に墨をつけて、墨絵を描き始めました。ひでのりくんはかなり気に入って数枚描きました。なおきくんは皿回しは気に入って何度も練習していました。そのうち円筒の空き箱を手に入れて、「変身する手」を作りました。折り紙を貼るのも、私がのりを勧めると「いや、これはセロテープでないとうまくいかないんだ」と、材料や色にもこだわりをもって作っていました。ゆうきくんは鷲の絵の仕上げをしました。羽の茶色や木々の緑の微妙な色の変化を出せています。幼稚園児や小学校低学年の子どもたちは見に来ては、「ほんとの絵みたいやなー」と感想を言っていました。残りの時間は「皿回し」の工作をしました。
11日(金)
ちほちゃん、まほちゃんは「皿回し」から作りました。ちほちゃんは「まわすのは難しいよー」と言いながらも何度も練習していました。後半はちほちゃんはマーカーで「ハートの絵」を描きました。色は塗らないと言うので、パステルを見せ、使い方を説明するとると、気にいって、使ってくれました。まほちゃんは課題の「色のマンション」をしました。色をじっくり考えて作っていました。ちほちゃんも線だけ描きました。ふたりとも次回に持ち越します。みづきちゃんは皿回しが気に入り、二つも作りました。絵を描いたり、テープを貼ったり、丁寧な作業です。少し時間があったので、小さな画用紙に「色のマンション」を描きました。黄色を中心に色を展開しました。黄色が好きで、ランドセルも黄色を買ってもらったと言っていました。続きはまた、次回にします。きおかちゃんは皿回しをひとつ作ってから、「色のマンション」を描きました。色を混ぜるのが面白くて、たくさん混ぜるので、緑っぽくなりました。かなたくんは「色のマンション」から描きました。きれいなパステルカラー中心の絵になりました。一つ一つの色ができるたび、「ワーこんな色になった!」と喜んでみんなにも見せてくれました。すみれちゃんは色鉛筆で「お花の絵」を描きました。動物たちが楽しそうにお花畑にいる絵です。空はク−ピーペンシルのハラを使い、広い面を塗りました。この塗り方は気に入ったようでした。2枚目は「プリキュア」の絵を描きました。服は自分でデザインをしました。さとしくんとりょうたろうくんは並んで「皿回し」を作り、それから「色のマンション」を描きました。「色のマンション」の説明をするとふたりとも姿勢を正して線を引き、「色の部屋には何色さんを入れようかな」と色を住人にたとえて色作りをしました。ふたりは時々「ねえ、何人引っ越してきた」「うーん、8人かな」などと色を塗ったところを引越しと表現してマンションの部屋を埋めていきました。りょうたろうくんは最後はわざと塗り残し、「ここは白の部屋」として、仕上げました。さとしくんは仕上げたくて、塗れなかったところを「切って!」と言っていましたが、りょうたろうくん以外はみんな途中だったので、さとしくんも次回に持ち越すことにしました。
12日(土)
りゅういちくんは「皿回しは作ったことあるからしないよ」と言い、「色のマンション」をしました。線を手際よく、たくさん書いたので、色の部屋数が多くなってしまいました。「色塗るのってしんどいなー」「次、何色作ろう?」と悩みながら色作りをしてました。ゆうやくんも「色のマンション」を描きました。墨線はバランスよく上手に書けました。絵の具はたっぷり出したほうがいいよとアドバイスしましたがちょっと水分量が多くなっていました。量の調節は枚数を描くうちに感覚で覚えていくと思います。色作りに困りだしたので、原色に白を混ぜてみて、どう色が変化するか見てもらいました。「金とか銀はどうやって作るの?」と聞くので、セットの絵の具では作れないことを説明して、ポスターカラーの粉末の金、銀を出してあげると、喜んで水で練り合わせて塗っていました。時間内に仕上げることができました。工作もしたくて、急いで作りました。こうきくん(上)は自由工作をしました。本の中から、割り箸鉄砲を選んだのですが、かなり複雑で、途中からひとりでは作れなくなってしまいました。私も手伝いましたが、少し時間をかけて下準備したほうがよさそうでした。残った時間でワイヤーで、アクセサリーを作りました。だいきくんは「皿回し」を作りました。回すのも上手で、両手に棒を持ち、「先生お皿乗っけて!」というので、乗せてあげると両手で一度に回していました。後半は「ワイヤーで怪獣を作りたい」と言い、新聞で大体の骨格を作り、それにワイヤーを巻きつけながら、形作っていきました。手や足の指も作りたいというので、ひとつ見本で作って見せると後は自分で作っていけました。ひとみちゃんは「絵を描きたい」というので、画用紙を渡すとマーカーで魚の絵を描きました。色使いがきれいで画面いっぱいに楽しく表現できています。後半は「皿回し」も作りました。こうき(浦)君も「皿回し」を作っていたのですが、棒にテープを貼っているうちに、「お掃除二つで110円」というフレーズとともに、歌い踊りだし、それがひとみちゃんのツボにはまったようでふたりでアトリエの中をぐるぐると歌って踊っていました。走り出した時には、棒を持ったまま走るのは危ないよと止めました。こうき(浦)くんはテープを上手に粘着面を出して貼り、あちこち掃除してくれました。お掃除棒は二つも作りました。ほのかちゃんは「金魚を飼ってるの」とお話をしてくれて黒と赤の金魚一匹づつ描きました。後半は「布で工作をしたい」と作り始めました。布同士をくっつけたいというのですが、ボンドでは時間がかかるため、ホッチキスでとめました。かわいいハムスターで、帽子の着せ替えができます。帽子のデザインも上手です。かのんちゃんは「皿回し」を作りました。棒にキラキラテープを貼るのが楽しそうでした。こうき(上)君の使っていた残りの割り箸をもらって「おはし」を作ったり、ほのかちゃんの使っていた残りの布を使いリボンや犬を作っていました。みんなの作業の様子もよく見ていて「こうしたら」とアドバイスしてあげたり、だれかが「はさみとって!」というと「はい」と渡してあげたりして、みんなとお話しています。
【3月後半の課題】
前回の「色のマンション」が仕上がらなかった子は引き続きします。今回の課題は、工作と絵画がミックスした、「お話サイコロ」です。「だれが」「なにを」「どうした」という3つのサイコロを牛乳パックで作ります。絵を紙に描いてからサイコロに貼ります。1人合計18枚の絵を考え作ることになります。イマジネーションを広げ、考えたことを絵にするという、少し高度な課題ですが、年齢に応じて、大人がお話を引き出してあげると楽しく作れて、遊べます。
16日(水1,3)
かおるくん、ひかるちゃん、あいりちゃんは「色のマンション」の仕上げをしました。色作りに行き詰ったら、みんなに見てもらい、何色がないかを考えてもらいました。かおるくんは、自分で色を混ぜて上手に塗りました。最後にパレットに残っていた赤と青を混ぜて紫色を作りました。後半は「なわとびをする人と、それを見ている人」という絵をクレヨンで描きました。手や足も意識して描いています。縄跳びをしている感じもよく出ています。ひかるちゃんも丁寧に最後まで仕上げることができました。工作は学校のお別れ会に使うといって、カード作りをしました。4枚ほど仕上げたかったらしいのですが時間が足りませんでした。あいりちゃんは途中でみんなに見てもらい青色がないことに気がつきました。青色のバリエーションを作って仕上げていきました。残った時間で折り紙の手裏剣を作りました器用にひとりで折っていました。しんごくんは前回の色塗りは「後でする」と言い、課題のおはなしサイコロを作り始めました。ようへいくんの相手をしたり、りょうき君も交えて歌を歌いながら、楽しそうに作っていました。「この歌知ってる?」とイントロクイズを出してくれるのですが、オレンジレンジなど流行曲をよく知っていてびっくりしました。しんごくんはいろんなことに興味があり、「モールちょうだい」と違うものを作り出したり、ようへいくんが作っていた糸電話で遊んだり、描いていた絵を飛行機のように飛ばしっこしたり、使っているボンドに水を混ぜてみたりと忙しく動き回っていました。で、またサイコロは続きを今度することになってしまったのですが、「色のマンション」も途中なので、「これも今度ね」と言っていたところに竹の材料を見つけて「ねえ、これも使っていいの?竹とんぼ作りたい!」と言っていました。ようへいくんは自由に描きたいと言うので画用紙を渡しました。きれいな色を作り、顔のようなものを描いていましたが、「間違えた」と言って、全部塗りつぶしてしまいました。でも、色がきれいだったので、湖のようにも見えて、「湖に住んでいる人は誰でしょう?」とクイズを出すと、「えー、わかれへん」と言います。「湖の女神って知ってる?」と聞くと、ひかるちゃんや、しんごくんが「あー知ってるー。斧を落としたらまたくれるおはなしや」と嬉しそうに話してくれました。ようへいくんはお話しているうちにアイデアがわいたようで「しんごくんが釣りをしているところ」をまず描いて、湖の中にお魚、ザリガニ、怪獣と生き物が増えてきて、ウルトラマンまで出てきました。忘れ物の糸電話を見つけるとしばらくそれで遊び、「これ作る」と材料を集めました。自分で目打ちで穴を開けました。りょうきくん、しんごくんも興味を持ちしばらく3人で電話ごっこをしていました。糸を持つと聞こえずピンと張ると聞こえるのを確かめるのにいろいろ試していました。しんごくんは糸の振動を指先で感じて嬉しそうに「ほんまや、糸がふるえてる!」と言うとみんな寄ってきて確かめようとしていました。りょうきくんはおはなしサイコロを作りました。一つ一つ丁寧に絵を描くので、時間がかかりました。続きはまた今度します。途中でフェルトを見つけ「これで何か作る」と作っていました。ゆうりちゃんは色のマンションを作りました。丁寧な筆使いで線を書き、色を塗っていきました。色に濁りが少なくきれいな色が出ています。続きは次回に持ち越します。
25日(金)
さとしくんは前回の続きの「色のマンション」を仕上げました。「作っていない色があるかな」と聞くとじっと見て、「紫、でもその色は持っていない」と言うので、赤と青を混ぜて作りました。たくさんの色を工夫して作りました。残った時間でおはなしサイコロを作りました。じっくりと言葉を考えていました。時間がなかったので一色ですが、豊かな想像力があります。りょうたろうくんはおはなしサイコロを作りました。「字だけにする」とお話を考えながら作りました。「絵を描いたほうが楽しいよ」と誘うと、全部作ってから、最後に色鉛筆で絵を入れていきました。ちょっと下ねたの多いお話ですが、お友達の作品と混ぜて遊んだりして、楽しんでいました。残った時間で絵を描きたい、と言うので画用紙を渡すと、ポケモンのキャラクターを描いていました。色も丁寧に塗ってカラフルに仕上げてました。振り替え出席のゆうりちゃんは前回の続きの「色のマンション」を仕上げました。とても美しい「色のマンション」ができました。ひかるちゃんは最初おなかが痛いと言っていましたが、だんだん元気になってきて、楽しく制作できました。かおる君と一緒に、休んでいた時の課題の「じしゃくのおもちゃ」を作りました。ひかるちゃんは何のステージにするか迷ってずーっと考えていて「まだ決まれへんの?」と友達から突込みがはいるほどでした。それで「陸地か水のあるところか、どっちが好き?」と聞くと「水のあるところ」と答えてくれました。「水のあるところってどんなところがある?」と聞くと海、湖、川、プールから始まり、りょうたろうくんや、さとしくん、りょうき君も一緒に考えてくれて、池、沼、底なし沼、水たまり、おふろ、下水道、水槽などたくさん出てきました。こどもたちの発想にはびっくりです。ひかるちゃんは、結局「水槽」を描きました。ゆっくり作ったので、続きは次回にします。かおるくんは迷路のステージにして、人形を4つ作りました。形は出現していませんが、発想は豊かで、お話もたくさんしてくれます。アロエヨーグルトが好きだということも教えてくれました。残った時間で、折り紙を切り始めました。1枚、切り絵を作り画用紙に貼ると、面白かったのかずっと切っていました。りょうきくんはお話サイコロの続きを作りました。ポケモンの世界でお話が展開するのですが、絵も字もしっかりと描けていて、楽しいサイコロができました。お友達もその完成度に魅力を感じたらしく、遊びました。みんなのを合わせて、長いお話を作って遊んだりもしました。体験の方一名ありました。
26日(土)
こうき(上)くんは見本のおはなしサイコロを気にいって遊んでいましたが、作らず、牛乳パックの材料で、河童と犬のパペットを作り、手にはめて、「パペット、マペット!」と言っておはなしごっこをしていました。後半は「たこの文房具入れ」を作っていました。とても独創的です。ガムテープを使っている時に手が滑って転がり落ちた時の落ち方が気に入って、「ガムテープころがし」を何度も何度もやっていました。だいきくんはお話作りが好きなようです。アイデアがいっぱい浮かび、たくさん、文章を入れたくて、ついつい長くなってしまいます。おはなしサイコロとしては文節で切ったほうが面白いのですが、あふれ出る言葉の豊かさを大事にしてあげたいと思います。絵もじっくり考えて描いていました。かのんちゃん、こうき(浦)くんもおはなしサイコロを作りました。「何が」「何を」の二つは名詞で考えられるので絵にしやすいのですが、「どうした」は動詞なので、絵にしづらく、難しいようでした。こうき(浦)くんからは言葉を引き出し、字は私が書きました。動詞は言葉のみ引き出せば良しとしました。遊ぶ中で言葉を組み立てる面白さを身体で充分味わえたと思います。途中、飽きてペットボトルで自由工作をしました。かのんちゃんは字も自分で描きました。絵もしっかり描けました。おはなしのつなぎ方を大人の側でフォローしながら文章にしてあげると、想像以上に楽しいものになります。ほのかちゃんは、文節も理解していて、絵もしっかりかけています。おはなしも展開の仕方が面白くて、お友達にも好評でした。残った時間で自由工作をしました。「何作ったの?」の問いには「内緒」でした。ひろゆきくんは、一つ一つお話を作り、全部できてから、いっきにサイコロにはりました。自分でも気にいった作品ができたようです。ひとみちゃんはお話サイコロの絵を、マーカーでカラフルに描きました。字も自分で書けました。途中で飽きてしまい、こうき(浦)君のペットボトル工作で一緒に遊びました。後半はまたがんばって続きをしました。振り替え出席のなおきくんは「今日は4時までに仕上げて、4時から自由工作をする」と計画を立てていましたが、おはなし作りが途中で行き詰まってしまいました。次回また続きをします。振り替え出席のきおかちゃんは前回の続きの「色のマンション」を仕上げました。それから、おはなしサイコロを作りました。絵も色鉛筆できれいに塗り、字も自分で書きました。「何が」「何を」「どうした」の3つに分けて貼るというのが少し難しかったようなので、そこのところをフォローしました。できた人から順に、みんなのをまぜこぜにして、予期せぬ話を作って楽しんでいました。
30日(2,4水)
振り替え出席のまほちゃん、ちほちゃんは「色のマンション」の続きをしました。まほちゃんはたくさん線を引いたので、色作りが大変そうでした。工夫しながら色作りができました。最後、塗りきれなかった一列ははさみでカットしました。ちほちゃんは絵の具から色を出すのも楽しんでいました。直接画用紙に絵の具を搾り出しながら、うさぎの絵を描いたり、模様を描いたりしました。色の違いも確認しながら楽しく仕上げられました。振り替え出席のすみれちゃんはおはなしサイコロから作りました。「何が」のサイコロは、いろんな主人公を考えてしっかり描けました。途中で、画用紙に絵が描きたいと言い、色鉛筆で女の子の絵を描きました。「それだあれ?」と聞くと「すみれ」と言っていました。明るい色で描けました。もとかずくん、ななこちゃん、さえちゃん、なおきくんもおはなしサイコロから作りました。もとかずくんはひとつのお話を考えついたら、描いて貼る、という方法で作っていました。途中で、ひでのりくんやこうすけくんの工作に興味を引かれて、同じように、ビー玉転がしのゲームを作りました、黙々と夢中になって作っていました。ななこちゃんは、絵も文もしっかり考えて作れました。さえちゃんは絵も字も1人で考えていました。途中までしかできていませんが、しっかり考える力があります。なおきくんはサイコロ作りは2週目ですが、なかなか手が進みません。一つ一つは丁寧にできています。今回も途中でしたので、続きは家ですることにしました。ひでのりくんとこうすけくんは今回も「自由工作がいいよなー」と、ビー玉転がしのおもちゃを作りました。いろんな箱を組み合わせてふたりで相談しながら、バージョンアップさせていました。そうたくんは「お皿がほしい」と言い、それを2枚組み合わせてユーフォーを作りました。ワイヤーなども組み合わせて、デザインも色の組み合わせも上手です。後半は船を作ると言い、画用紙で形を作っていきました。船体のフォルムはこだわりを持っていて、自分のイメージを忠実に再現しようと努力していました。続きは家ですることにしました。りょうくんはそうたくんのユーフォーを見て、同じようにお皿でおもちゃを作りました。2枚組み合わせ、イメージどおりのものができたようです。お話サイコロに使う画用紙だけがほしいというので、渡すと一枚一枚に絵を描いてました。「何を描いたの?」と聞くと、「これは恐竜」などとお話をしてくれるのこちらで筆記しました。ぬいぐるみのミューに持たせて、輪ゴムで、とめて嬉しそうでした。まゆちゃんは鉛筆で「ハウルの動く城」「もののけ姫」の2枚を描き、お皿のおもちゃを作りました。さえちゃんがそれを欲しいと言うのであげていました。最後に、自由工作をしていました。
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