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芸大・美大受験講座 絵画教室・デッサン教室 こども図画工作教室



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『アトリエだより』はアトリエでのこどもたちの様子を
ご家庭にお知らせするため毎月1回発行している教室通信です。
(Web公開用に記事を再編集してあります)

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2008年11月

【11月前半の課題】
絵の課題は「自画像」です。今の自分、理想とする自分を鏡で観察し、見つめながら、感じるままに、表現します。工作は「不思議な顔」。デカルコマニーの技法を用いて偶然に出来る不思議な顔を作ります。そしてポイントは動く目玉。糸仕掛けでキョロキョロと目玉が動きます。後ろでそっと動かす練習をして、見る人をびっくりさせるのも面白いですね。透明の糸を結ぶのと目玉を調整して入れるのは少し難しいのでお手伝いします。

5日(水)
あやめちゃんは工作からしました。絵の具を画用紙に結構たっぷりと置いていきますが、最初はそれらを混ぜてしまい、全体が茶色になってしまいました。なので、もう一度やり直しました。今度は面白い感じに絵の具を置いて、抽象絵画のようです。厚塗りで独特のテクスチャーが面白いですね。ななみちゃんも工作からしました。色のハーモニーがきれいなデカルコマニーとなりました。写真を撮った後に、パスで上から描き加えマットな感じに仕上げていました。こうだいくんは工作からしました。絵の具をポンポンと置いて、折りたたみ、開いてみると、赤がアクセントとなった不思議な顔が現れました。糸をつけて動き方を確認しながら目を入れました。次に自画像を描きました。絵の具を出して、一人でさっさと進めていけます。瞳が可愛いですね。少し顔が小さめだったので、首、肩、洋服も描きいれ、周りには大好きなりんごやボールを描きました。好きなものに囲まれたいい自画像になりました。絵が出来てパレットを片付けてもまだ時間があったのでもう一つ工作で不思議な顔を作りました。手順をしっかり覚えていて、一人どんどん作っていました。絵の具を置いて開いてみると、ひげが生えたような面白い顔が出来上がりました。糸を結ぶところだけ手伝いました。みうちゃんは課題の説明を聞くと「鏡を見るの嫌だ〜」と言っていましたが、絵から描く、と言って元気に描きはじめました。「めがねは描かないの」といい、大きな目から描きました。「次は鼻をよーく見て」と声をかけると「鼻は描きたくない」というので、無理に描かなくてもいいことを伝えて、次は口を描きました。大きく笑っているところを描いたので、「大きな口の中には何がある?」と声をかけると「歯がいっぱい!」との答え。鏡を見ながら歯を描きました。髪の毛も描いて、最後に肌はパステルで塗りました。可愛い自画像が出来ました。その後工作もして、3原色のビビッドなカラーの顔が出来ました。仕掛けは手伝いましたが、目は自分で貼りました。キョロリと目が動くとみうちゃんはにこっと笑顔になりました。かなたくんとゆうすけくんは自画像から描きました。ふたりとも自分で水を汲みに行き絵の具を出して、準備をしました。まずは鏡に自分の顔をジーッと、よーく見ます。そして、目、鼻、口と描いていきました。顔の形、耳、髪の毛とだんだん形が出来上がってきます。最後に肌の色をパステルで塗りこみました。パレットを洗って少し窓際で休憩してから、工作をしました。デカルコマニーは今回は筆を使わず直接チューブから絞った絵の具で作りました。半分に折って、開いてみると不思議な模様になって、ゆうすけくんは「ちょうちょだ!」と言っていました。かなたくんはいろんな色を置いていました。目はマスキングテープを貼って、カッターナイフで下の画用紙を切らずにテープだけ切ります。糸を結ぶことも含め仕掛けのところは少しむずかしいので、こちらで手伝いました。振り替え出席のまいちゃんは型紙を取り、絵の具を置いていく段になると、様子を見ながら気にいった形が出来るように絵の具を置いていきました。そこのところに時間をかけて丁寧に作っていました。アトリエにおいてある絵に関心があるようで、「一度もしたことがないけどデッサンをしてみたい」といいます。なので、次回からすることにします。振り替え出席のひでみちゃんはまず、工作からしました。手順どおり仕上げていって、デカルコマニーも面白い模様が出来ました。糸仕掛けは手伝いましたが、目玉の位置の決め方など説明をよく聞いていました。その後、自画像を描きました。初めに描いた目は気に入らないから消したい、というので、裏に描き直しました。目、鼻、口と丁寧に描きすすめました。画面に少し小さく入ったので、首、服などもかきました。それでも余白があるので、好きなものを描いてみて、と言うと、音符を描きました。音楽が好きなのですね。

8日(土1時〜)
たいちくんは工作見本を見ると、「うわ、面白そう!これ作る」と張り切って作りました。型を取り、目をマスキングテープで覆い、カッターナイフで上のテープだけを切るのですが、うまく切っていました。デカルコマニーは色がどのように出るか様子を見ながら絵の具を置いて作りました。糸仕掛けは難しいので一緒に作りました。後は自由工作をしました。まきちゃん、たけひさくん、すいちゃんも工作からしました。デカルコマニーは楽しい作業です。どんな色にしようか、どこに絵の具を置こうかと考えながら作業していました。まきちゃんは、一つの目の方でマスキングの仕方を説明すると、もう一つのほうは自分でしました。画用紙を切らずに上のテープにだけ切れ目を入れるというちょっと難しい作業ですが上手にしていました。すいちゃんは目が動かないタイプと動くタイプの2種類作りました。たけひさくんは後半は自由工作でペットボトルを使い、わにを作りました。すいちゃんも手伝い、二人で作りかけていたらお迎えが来たので、材料を箱に収めて次回作れるようにキープしました。りなちゃんは絵から描きました。まずは、目、そして、鼻、口と描き進めていきました。画面に小さめにはいったので、首や服も描きました。周りには大好きな果物も描きました。しっかりとした、線ときれいな色使いで描けています。その後工作もしました。デカルコマニーも色を重ねて面白い模様を作っていました。糸仕掛けは手伝いましたが、目の位置もうまく、決めて、仕上げました。ともひろくんはデカルコマニーを楽しんでいました。絵の具をニュルリと出していきます。少し多いのですが年齢的に加減は難しいので、そこは自由にさせました。半分に折って開くとそこには大量の絵の具が交じり合って複雑な模様を作りだしていました。本人も私もびっくり。スゴーイと声をあげると、お友だちが数人見に来ました。「うわ〜すごいことになってるな〜」みんな感心していました。このままだと乾燥が遅くなるので、上から何回か紙を押し当て絵の具の量を減らしました。乾いて、目を入れると、なかなか面白い、いい顔になりました。その後絵も描きました。顔を描こうね、とはじめたのですが、黒の絵の具を取ると端から順に黒く塗っていき、徐々にそれが拡大して、とうとう前面を塗りつぶしました。その上から黄色い色を散らして、お星様を表現しました。きれいな夜空の絵になりました。りょうへいくん、ゆうたくんも工作からしました。りょうへいくんは型紙を取り、目打ちで穴を開け、目の部分をマスキングして自分で出来るところは積極的に作業しています。カッターナイフも少し使ってみました。下の画用紙を切らずに、上のテープだけを切るというのは少し難しいので、手伝いました。デカルコマニーはどういう色を置くのかじっくりと考えながら楽しんでいました。ゆうたくんも同じように作業を進めていきました。その後は自由工作をしたいといい、材料を探しにいきました。箱などを組み合わせ、車を作り始めました。全てセロテープで接着しようとしていたので、実際に車輪を動かしてみないかと提案しました。やりたいとのって来てくれたので、ストローと竹ひごで、車軸を作りました。車輪に使用したチーズの箱は薄くグラグラするため、固定するために紙を巻いたものを取り付けました。動かすとスムーズに走り、嬉しそうでした。あかねちゃんは今日は振り替えを含めて4時30までの長丁場です。まずは不思議な顔の工作から始めました。デカルコマニーでは絵の具を置くのを楽しんでいました。自画像の絵を描きはじめましたが、早いペースで仕上げました。顔を鏡でまずじっくり観察してほしいのですが、空想で描くといったかんじです。身体もかいていたのですが服から出ている部分の手がないので、指摘して描いてみては?と誘ったのですが、「いいの。もう終わり」と絵の具を片付けてしまいました。色も水が多く薄いのでもう少し絵の具をしっかり出すとはっきりした絵になります。3時からの部が始まるとベランダに出ました。葡萄を見つけると、「取ってきていい?」聞くので、「いいよ」と言うと、はさみを持って自分で取りに行きました。実を食べたり、絞ってジュース作りをしたりしていました。その後、回りの子達の様子をみて、同じように芯を、ダンボールナイフで切ったり、目打ちで穴をあけたりして自由に工作をしていました。カッターナイフもひとりで使おうとするので、刃を出したまま、持ち歩かないこと、使うときは一言わたしに言ってから、カッティングボードの上で使用することなどを約束しました。あちこちの引き出しをあけて風船を見つけると、以前作った風船ボールを思い出して作りはじめました。肺活量がしっかりとあり、次々に風船を膨らませていました。あいちゃんがお休みの時のハロゥインの工作を始めると、「私もやる!」とポンポンマスコットや蜘蛛も作りました。作ることが大好きで長い時間ずーっとあちらこちらに動き回り、作り続けていました。それでもまだ、「もっと作りたいから、ここに泊まる!」と言っていました。みらいちゃんも振り替え出席で1時から4時30分までの参加です。仕掛けは作らなくていいといデカルコマニーだけを楽しみました。自由工作をしたいといい、材料置き場から長い筒を出してきてダンボールナイフで、切っていました。ナイフを使うのが好きなようです。セロハンを貼って「色つき望遠鏡」を作っていました。途中からはお友だちも参加して、おしゃべりも楽しみながら一緒にいくつも作りました。

8日(3時〜)
あすかちゃんは自画像を選択して描きはじめました。まずは鏡を見て目から描きます。色をじっくりと作り、目の輪郭を取りました。次に中の瞳を描くのですが、描きだすまでに時間がかかります。まつげも細い筆で一本一本丁寧に描きます。鼻は色を混ぜながら自分のイメージする肌色を探していたようです。唇もなかなか色が決まりません。パレットには混ぜてピンク色が出ているのですが、この色ではだめなようで、すこしずつ色を混ぜては考えています。かなりのスローペースですがサボっているわけではありません。絵の具の粘度はいい具合で、一つ一つのパーツをしっかりと観察してうまく描けています。自分のイメージする色がうまく出てくれないというところで、色作りに時間がかかっているようです。自画像を描きたがらない子もいる中で、途中で、もう描くのが嫌だという言葉も聞かれませんし、真剣に妥協せずに自分と向き合いコツコツと描く姿は結構いいと思っています。社会の中では競争をあおる風潮がありますが、本人にも遅いことはマイナスではなく、プラス思考で考えられるように周りの大人が配慮する時も必要と考えます。学校の図工の時間とは違うので、他人にあわせる必要はなく、本人が納得する形で最後まで仕上がるようにもって行きたいと思います。えみちゃん、かおりちゃん、みなちゃん、あいちゃんは工作からしました。それぞれ型を取り、目の部分をマスキングして、カッターナイフで外のテープだけを切り取ります。難しいところは手伝いました。デカルコマニーはそれぞれ色をおきながら、模様の出具合いを確めながら、すすめていきました。糸仕掛けは一緒にしました。目の動く方向を確かめてから、目玉を取り付けました。えみちゃんとかおりちゃんはその後みらいちゃんと一緒に色つきの望遠鏡を自由工作で作りました。みなちゃんはほぼ時間通りに仕上げたので、工作のみとなりました。あいちゃんは残った時間であかねちゃんが膨らませていた風船を見て、一緒にしましたがなかなか膨らまなかったのであかねちゃんに膨らませてもらいました。その後、休んでいた時のハロウィーンの工作をしました。お菓子ボックスではかぼちゃのお化けの顔を黒い紙を切り紙にして作りました。かぼちゃお化けのポンポンマスコットは毛糸を80回巻いて作ります。つくりかけたところでお母さんが迎えに来たので、急いで作りました。まさあきくんは工作からしました。型を取り、目打ちで穴を開け、マスキング、と順調にすすめていました。カッターナイフを使うところや糸仕掛けは一緒にしました。デカルコマニーは色を置くのを楽しんでいました。顔の形に切って、ユニークな顔ができました。その後自画像を描きました。鏡を見てしっかり観察し、色は、自分が好きだと思う色を選んで描きました。画面からはみ出すほどの勢いなので、画用紙を足しました。大きく堂々とした自画像となりました。まさかずくんは絵から描きました。目から描きはじめ鼻、口、をよく観察しながら描き進めました。自分の思う形に変えてもいいということを伝えると、なんと髪型をモヒカンに、色も黄緑色です。周りにはリムジンやお札、家や、ギター、ピカソの絵など好きなものを描きました。夢のある楽しい自画像となりました。次に工作をしました。手順どおり順調にすすめて、デカルコマニーでは色を選んで、絵の具を置いていきました。面白い形が出来て、乾かして顔の輪郭を切って仕上げました。体験の方一人いました。

12日(水2,4)
そうたくんは前回の続きで、剣を作りました。手動で剣先が飛び出たり、持ち手が折りたためて銃の形になったりと、アイデア満載の剣です。興味津々のゆきちゃんとみずきちゃんが見せて見せてと出来上がった銃を、見に来ました。その後、おそばの空き容器を見つけて、それを中身の入ったものに再現しようと試みました。それをみていたゆきちゃんが「うちのお父さんはおそば作ってるからわかる」とうどんとそばの違いなどをそうたくんに話していました。刻みねぎ、刻みのりを画用紙で作り、つゆはセロハンを重ねて色と光沢を表現しました。なかなかいい出来栄えです。ゆうかちゃん(K)、ゆうかちゃん(F)、もあちゃんは工作からしました。カッターナイフを使う練習もしました。下の画用紙を切らずにマスキングしたテープだけを切るのは難しいようでしたがすこしずつ刃を入れていきました。色を置いていくのは楽しいようで、すこし置いては画用紙をあわせて様子をみながら顔の形を作っていきました。それぞれきれいな色合いでユニークな顔が出来ました。その後、三人とも漫画を描きたいと言い、並んで鉛筆で描きました。ゆうかちゃん(k)は本仕立てにしました。もあちゃんはコマワリ漫画、ゆうかちゃんは4コマ漫画を描いていました。かすみちゃん、みずきちゃん、ゆきちゃん、あやのちゃんは自画像を描きました。自画像と聞くと、「学校でやった〜」「え〜」とちょっと不満そうな声が聞こえるのですが、目の色や髪の毛など理想の色や形に変えてもいいということを伝えると、「それなら面白そう!、漫画みたいな顔でもいいの?」とのってきてくれます。かすみちゃんは目、鼻、口のバランスに気をつけて描きました。髪は赤色です。肌はパステルでうまく立体感を出しました。ちょっと大人っぽい雰囲気の自画像になりました。みずきちゃんは目が可愛くかけたと嬉しそうに描いていました。髪は赤いエクステをつけて、黒のチューブドレス。大人っぽい雰囲気に仕上げました。描いた後、あやのちゃんの描く漫画を見に行っていました。ゆきちゃんは大きくしっかりと観察して描いていきました。頭がはみ出そうになったので紙を足しました。髪は栗色に、長めの前髪がポイントです。肌をパステルで塗りこんで仕上げました。その後、なにやら現代美術家のような様子で画用紙に水彩絵の具を散らしていました。そして水洗いをして、また絵の具を散らす。といった変わった方法で描いていました。抽象表現ですが、黙々と集中して描いていました。それが出来ると空き容器に毛糸、ビー玉を入れ、上からたっぷりとボンドを流し見込み・・・これまた変わった事をしていました。乾くと透明になるはずなので、乾くとどういう感じになるのか興味がありますね。独創的で面白い表現をするので、将来が楽しみです。あやのちゃんは鏡を見ながらかいたので、漫画っぽい表現でありながらも、特徴をよく捉えています。髪は水色でポニーテール。好きなキャラクターを模したものだそうです。ファッションも最近買ってもらったというふわふわのショールのようなデザインを取りいれて描きました。余白にはアヒも登場、おそろいのふわふわファッションです。残った時間で漫画を描きました。

14日(金)
つぐりくんは前回の続きで恐竜のからだに茶色い紙を貼っていきました。しんやくんは今月から金曜クラスです。かいとくんは1ヶ月ぶりに顔を見せてくれました。しんやくんと、かいとくんは工作から始めました。型を取り、目打ちで穴をあけ、目の部分をマスキングしました。2人ともカッターナイフを使う練習をしました。デカルコマニーでは色を置いて、様子をみるたびに変な顔が出来上がっていくので、お互いに見せっこをして盛り上がっていました。つぐりくんも見せてもらっては笑い転げていました。恐竜が出来上がるとつぐりくんも工作をしました。しんやくんは最初は「オバサンの顔だ〜」と面白がって、途中から「おじさんになってきた〜」と変化を楽しんでしいました。後半は自画像も描きました。目・鼻・口の色を作り、順番に丁寧に描いていきました。大きくしっかりと表現できました。かいとくんも後半は自画像を描きました。この後そろばんに行くといっていましたが、特に時間は決まっていないというので、最後まで仕上げました。鏡を見ながらよく観察して、パステルもしっかり塗りこんでいい感じに仕上がりました。つぐりくんも絵が描きたそうでしたが、時間がなかったので、お家で描く事にしました。えりちゃん、ふうかちゃんは笑顔でやってきました。課題の説明を聞き、工作からはじめました。デカルコマニーは、絵の具をおきながら変化していく様子を楽しみました。面白い顔が出来上がったところで糸仕掛けをしました。目玉の動く方向を確めながら目玉のシールを貼りました。その後2人とも自画像を描きました。目から描いて、と誘うと、ふたりとも瞳から描きました。今日は自画像を描いた4人とも、まぶたはかかず、まつげを描くという描き方をしていたのが興味深く感じました。また、鏡を見て忠実に一生懸命描いていました。えりちゃんはパステルが気に入ったようです。肌の色を優しく塗りこんでいました。ふうかちゃんも大きくしっかりとかけました。
ここで、子どもの絵の特徴的なことを解説します。ふうかちゃん、えりちゃんの描いた絵は頭が平らですし、かいとくんは前髪だけで頭まで描こうとはしませんでした。なぜ、こう描くかというと、見えているところを描いているからです。目、鼻、口さえしっかり描ければ、顔の形がなくても、顔と認識できます。顔の輪郭はよく見えるところですから、こちらが描きなさいと言わなくても描こうとする部分です。まだ、正確に形をとれない小さな子どもは輪郭を描けば、満足し完成した、と感じます。頭までしっかりと描くには目には見えない頭蓋骨を意識する必要があります。漫画でも、顔を描く場合は基礎となる、丸を描き、どういうバランスで目鼻を入れるか、頭はかつらを丸にかぶせるように描いていきます。こういう理論がわかればバランスの良い顔が描くことが出来ますが、逆に理論がわかれば出来ることは後からでも、知ればすぐにうまく出来ます。低年齢の子はバランスよく描くことよりも、自分で見た感じや、雰囲気を大事にして描くことの方が大事です。今は、感性を豊かに伸ばす時期なので、あえて描いている最中に、子どもたちに理屈の説明はしませんでした。今回の課題は自画像ですが、自分の理想とする自分でいいよ、と子どもたちに伝えて描いてもらいました。見て描く事に抵抗がある子、自我が目覚め始めた思春期の入り口にいる子どもは自画像を描くのを恥ずかしがる子もいます。自由に、髪の色や目の色を変えられる、漫画タッチの表現でも良いということを聞くと、それなら描く、と、意欲を見せる子がいます。逆に、見えるままリアルに描きたいという子もいます。どちらも、それぞれ今の自分の気持ちが反映した、自画像です。それぞれ自分のお子さんの気持ちにより添って見てあげてください。

【11月後半の課題】
絵の課題は「動物の顔」がテーマです。最初はウォーミングアップにクイズをします。うさぎ、さる、たこの顔をかいてもらいます。そしてパンダの黒い部分を塗ってもらいます。巷にあふれているイラストレーションなどで、子どもであっても既成概念が出来上がっています。漫画であればOKな表現も、本物らしく、描きたい時はちょっとしたポイントを押さえておくとデフォルメしても、色を変えてもそれらしく見えます。よくあるような画一的な絵ではなく、意識して観察したものは伝わってくるものが違います。参考図書は「どうぶついっぱいかいちゃおう」作・絵あべひろし にいるぶっくす です。元、旭山動物園の飼育係で現在絵本作家のあべひろしさんは動物のエキスパート。機会があったら手にとってください。子どもと一緒に作る絵本になっています。遊びながら動物を描くモードになったところで、課題に取り掛かります。工作は「ビー玉1周ゲーム」です。好きな動物の絵を描いてそれを切り抜きクッションテープの上に貼って立体的にします。そしてその周りをビー玉で1周します。小さい子は難しいので、ビー玉が落ちないように周りをクッションテープで囲みます。遊ばないときはお部屋に飾っても素敵です。絵は、好きな動物を描きます。画材、描き方も自由です。自分が何を、どう描きたいのか、自分と対話しながら描いていきます。

19日(水1,3)
あやめちゃんはクイズを真剣にやって、色も丁寧に塗りました。その後、工作をしました。いるかをモチーフにしてブルーを使い分けて色を塗りました。土台に波を描いてスポンジテープを貼り、いるかを貼りました。しっかり力強い作品です。こうだいくん、みうちゃん、ゆうすけくんも動物クイズからしました。答えあわせで、たこの顔の位置が下にあるの知ると、みうちゃんは「違うよ〜。たこの目はこっち〜」といいます。みんなで図鑑で確めてみました。蛸や烏賊の目や口の位置はこんなところにあるんだねえといいながら、ついでにほかのページも楽しみました。次に工作用にそれぞれ好きな動物を描いてみました。こうだいくんはわにを描きかけていましたが、ゆうすけくんがくらげを描きはじめると、「あ、そうだタコにしよう!」と変更。みうちゃんも「くらげにする!」と海の生き物が人気です。こうだいくんは背景も軽やかな色で塗り周りには魚やイカなどほかの生き物も描いて、楽しげなタコがかけました。その後、好きな動物として、ヒョウを描きました。ジャングルのなかのお話しが展開され、楽しい物語となっています。時間が余ったので、最初の工作の遊び方を工夫して、周りにバリヤーを作ったり、穴をあけたりしました。ダンボールは固いのですが一生懸命あけていました。すこし手伝いました。ゆうすけくんは青いくらげを描きました。海と太陽も描いています。その後「絵の具がしたーい」と自分で水を汲みに行き、絵の具の準備をしました。黄土色はどうやって作るの?肌色はどうやってつくるの?色に対して興味があるようです。筆の赴くままに描いていました。好きな動物は?と聞くと「いない」と答えるので、「じゃあ、好きな食べ物は?」と聞くと、「ごはん」それから「春雨スープ」と答えてくれました。それで、「ごはんと、春雨スープとおはし」の絵を描きました。ゆうすけくんも最後にビー玉が落ちる穴をあけ、周りをクッションテープでバリヤーしました。みうちゃんのくらげはツートンカラー。お友だちもおよいでいます。描きながらまいちゃんが気になって何度も見に行っていました。絵画の動物の絵は犬にしました。パパパッと早く描くので、犬の周りも考えて描くように促しました。犬のお家と、餌も描きました。絵のぐもしたいといい、自分で用意をして、まず魚を描きました。透明感のあるいい色が出ています。その後パレットに出た色をすこしずつ混ぜて、「いろんなキャンディー」を描きました。交じり合った色のハーモニーが美しい作品です。みうちゃんはとっても元気であちらこちらと動き回っているのですが、手が早いので、次々と作品を作り続けていました。振り替え出席のまいちゃんはデッサンがしたいという希望なので、まず鉛筆のトーン練習からしました。2Hから4Bまでの鉛筆を使い地道に線を引く練習をひたすら1時間半しました。区切りがついているときは結構うまく出来ています。仕切りがなくなるととたんに描くのが難しいと感じたようで、うまくいきませんでした。次回はなだらかなトーンを作る練習をします。結構地味な作業なので、途中気分転換に、動物クイズなどに誘ってみましたが、トーン練習を続けました。ひたすら線を描いていても嫌じゃないようでした。

22日(土1時〜)
すみれちゃんは動物クイズをしたあと、課題の説明を聞き、しばらく悩んだ後、絵を描くことにしました。図鑑の中からオコジョを選び、色鉛筆で繊細に描いていきました。冬のオコジョは白いのでほとんどまっしろなのですが、立体感を出すためにあえて色を使うことを勧め、図鑑の絵もよく見ると、真っ白ではないので、よく見てみました。影を意識して描き、背景も想像で描きました。振り替えの3時からはお休みの時の課題、「自分の顔」を描くことを提案すると、「それは絶対にいや」ということで、また動物図鑑を見ていました。お友だちとも意気投合して一緒に見て楽しそうでした。ひでみちゃんとも再び動物クイズごっこをしていました。うさぎを描く事に決めると、鉛筆、色鉛筆で描きました。たけひさくんはクイズをすると、「え〜、タコってこんなん〜」と面白がっていました。課題は工作を選択したものの、動物は何にしようかなあ・・・と図鑑を眺めて、「ねこが描きたいから猫の図鑑見せて!」と言いました。おうちで飼っている2匹のねこのはなしもしてくれました。ねこの写真集を渡すと、「かわいい!かわいい!ほら先生もこっち来て見て!」と、とても嬉しそうでした。その中から、たけひさくんが選んだのは、二つのかごの間から顔を出しているねこで一番小さく写っているものです。もっと、大きく全身が写っているものや顔がきれいにアップされているものもあるのに、耳が倒れてほとんど窮屈そうに顔を出しているこのねこがたけひさくんには愛しく感じられたようです。籠も含めて猫を描き、クッションテープを貼って立体にしました。ビー玉は落ちやすいので、周りにガードも貼りました。両面テープを貼るのが最初は難しいと言っていましたが、すこし、一緒に練習して、後の半分ほどは一人で一生懸命貼りました。残った時間で、以前休んでいた時のハロウィンのお菓子バックを作りました。たいちくんは動物クイズを楽しそうにやっていました。工作は動物園の図鑑の中から「オニオオハシ」という鳥を選び描いていました。丁寧にゆっくりと描いていたので、時間がすぐにたってしまいました。階段の下におきに行くと、前回のやりかけの物が残っており、「わあ、どうしよう・・・」となってしまいました。次回はすこしペースを上げて仕上げて行こうねと話しました。りなちゃんとひでみちゃんも動物クイズを楽しんだ後、それぞれ工作を始めました。りなちゃんは大きくしっかりとうさぎを描いて、色を塗り、背景も考えて、きれいに仕上げていきました。両面テープもすこしずつ慎重に貼り、順調に仕上げました。ひでみちゃんは最初はねこを描きましたが、小さすぎて、クッションテープを貼ることが出来ません。大きく描いて、といっても、どうしても描けない様で、2枚目のうさぎも、絵自体はとってもいいのですが、やはり1枚目と同じ大きさです。3枚目は、まずあたりをつけて顔、胴体、足、しっぽ、とバランスの補助線を入れて、そこから丁寧に輪郭を描いていきました。やっと大きくかけて色を塗っていきました。クッションテープも貼ることが出来ました。何度もやり直しをしても、嫌がらず、根気よく出来きますね。その後も、すみれちゃんたちと、クイズをしたりして、楽しんでいました。振り替え出席のみらいちゃんはドールハウスの本を図書館で借りてきた、と見せてくれました。このうちのどれを作るかを決めて、材料を探しにいきました。作りながら色々悩んで、前に作ったドールハウスに組み込んで机に変更しました。

22日(土3時〜)
先ほどからの続きで、出席しているみらいちゃんはモールを出してきて、色々触っているうちにボール球技シリーズで、面白い作品を作っていきました。野球、テニス、バレーボール、バスケット。わからないボールの模様は百貨事典で調べました。あすかちゃんは動物クイズをした後、前回の続きで自画像を描きました。唇の色もやっと決まり、顔の輪郭、頭と髪の毛と順調に自分のペースで筆をすすめていきました。色もきれいに出て、優しい雰囲気が漂う自画像になりました。えみちゃんとかおりちゃんはみらいちゃんとおしゃべりも楽しみながら、動物クイズをしました。その後、えみちゃんはペンギン、かおりちゃんはふくろうをモチーフに工作をしました。しっかりと絵はかけています。クッションテープで、浮き上がらせ、背景もよく描けています。かおりちゃんはモールを使って可愛い飾りもつけました。ビー玉が落ちないように、周りを縁取りました。みなちゃんは動物クイズをした後、図鑑をみて、鹿を描きました。画材は色鉛筆です。淡い描き方がみなちゃんの特徴ともいえます。鹿だけだと、図鑑のようなので、どこにいるか、何をしてるのか、イメージを広げて背景を描いていきました。静寂な林の中に佇む感じのする絵になりました。あいちゃんもシマウマをモチーフに工作をしました。複雑な模様を丁寧に描き込んでしっかりとしたシマウマが描けています。クッションテープも貼り、すこし細かい作業の両面テープを貼るのも黙々とやっていました。お迎えを待つ間、みらいちゃんのモール作りに触発されて、モールで、小物を作りました。まさあきくんは工作を選択しました。ねこをモチーフに描き、はさみで丁寧に切り抜きました。両面テープを貼るのはこまごまとしていて、「ああ、もうできない」といいながらも、がんばりました。ねこの周りには好きなものを描きました。クッションテープはうまく貼っていました。まさかずくんは絵を選択ました。モチーフはドードーです。まさかずくんは物知りで、絶滅種などの生き物の名前をすらすらと言います。すみれちゃんとも意気投合して、一緒に図鑑を見たりして楽しんでいました。ドードーの生きているところを想像して、背景を描いていきました。その後、工作もしました。振り替え出席のともひろくんは図鑑を見て、「チーター」をモチーフに選びました。画面いっぱいに迫力のあるチーターが描けました。動物の名前もよく知っていてヒョウやトラのはなしもしてくれました。お友だちの会話もよく聞いていて、恐竜の話題が出ると「ともくんも知ってる。」と、会話に加わっていました。そして恐竜の絵も、描きました。今日体験のれいなちゃんは、来月から入会です。動物クイズをした後、工作を選択しました。パンダをモチーフに選び、しっかりした筆致で描きました。作業は丁寧でクッションテープも上手に貼りました。

26日(水2,4)
そうたくんは動物クイズをした後、今日は何をしようかと材料を探しにいきました。前回の「そば弁当」は好評だったらしく、もう一度作ろうかなあとつぶやきながら、考えていました。しばらくしてすしのネタを作り始めました。玉子焼きの巻いているところをリアルに表現しようと、画用紙や、折り紙など、色々素材を確めながら作っていました。いか、えび、たまご、マグロの4種を本物さながらに作っていました。えびなど、細かな技が効いています。バランも画用紙で作り、容器に入れると、ますますいい感じになりました。ゆうか(K)ちゃん、ゆうか(F)ちゃん、もあちゃんは並んで動物クイズをして、その後、工作をしました。ゆうか(K) ちゃんは大好きなディズニーキャラクターのダッフィーをモチーフに作りました。後から小物を持たせたり、リボン模様をアクセントにして、可愛く仕上がりました。ゆうか(F)ちゃんはピンクの象がモチーフです。大きく描いたので、画面への入れ方を工夫して象を貼りました。飛んでる感じになって楽しい雰囲気に仕上がりました。もあちゃんはポケモンキャラクターのポッチャマをモチーフに作りました。水色の色にこだわって、塗り分けて描きました。水玉模様の背景が爽やかですね。かすみちゃんはうさぎをモチーフにして工作をしました。隅々まで仕事が丁寧で、かっちりと仕上げました。クローバの模様がアクセントになっています。残った時間でハートのクッションを作りました。薄い生地を丁寧に縫い、周りはタータンチェックの生地で器用にパイピングをしています。こちらで何も教えなくても、針と、糸の使い方はマスターしています。みずきちゃんはあやのちゃんの漫画にあこがれていて、「教えて!教えて!」とせがみ、あやのちゃんも快く、解説を交えながら漫画講座をしていました。あやのちゃんが描いたとおりに、みずきちゃんがまねて描くという方法です。途中で動物クイズの落書きから発展して、面白顔の描き合いっこなどもしていました。1時間ほどそれに費やし、そろそろ何か一つ作品を仕上げようかと誘うと、みずきちゃんはペンギンの絵を描きました。色鉛筆で5分ほどで描きました。ゆきちゃんが縫い物をしているのを見て、縫いものがしたくなったようで、生地を探しにいきましたが、時間が来たので、また今度にします。あやのちゃんは漫画講座を終え、やっと作品を作り始めました。モチーフはやはり「アヒ」しかしコスチュームをしっかり考えて、食いしん坊なアヒがいつでも食べられるようにフルーツがいっぱいついた衣装を描きました。色もカラフルにきれいに塗れています。キュートなアヒが描けました。ゆきちゃんは動物クイズのあと、自由に描きたい。ということでパステルを自分で取ってきて、画用紙に塗りだしました。きれいな色で両面を塗ったのですが、次に気づくと、手元に小さなうさぎの顔が乗っています。さっきの紙に描いて切り抜いたようですが、それにしては10分の1ほどの大きさなので、周りのところはどうしたの?ときくと、「あれ、捨てた」と言います。どうやらゆきちゃんにとっては塗りこんでいる行為自体で満足してしまい、後に作品として残すという気はないようです。そして、お母さんへのプレゼントを作るからと、ハートのクッションを作り始めました。玉止め、玉結びはまだ難しいようで、すこし手伝いました。きれいな形に塗りました。もう一つはボタンを使うというので、ボタンを出してあげると、ざらざらと布袋の中にいれていました。どうも綿の代わりに使いたかったようです。振り替え出席のえりちゃんは動物クイズをした後、うさぎをモチーフに工作をしました。しっかりと大きくうさぎが描けています。両面テープを貼ったり、クッションテープを貼ったり、ちょっと手間のかかるところも、根気よくもくもくと作業していました。その後、絵画で、リスを描きました。リスの顔を描いた後、体がどうなってしっぽがどこからはえているのかわからなくなったので、図鑑を見ました。しっぽがふさふさとおおきいので、そこにいちばん力を入れて描きました。細い筆で、毛を一本一本丁寧に描きました。バックは落ち葉の色を選んで塗りました。秋の森の中にいるようですね。

28日(金)
振り替え出席のかなたくんが動物クイズをしていると、つぐりくんがやってきました。二人は同じ幼稚園なのだそうで、仲良くおしゃべりしながらクイズを解きました。正解をみて、「こんなのへーん」(タコの顔の位置のことです)と言い、図鑑で調べて、「わあ、本当にこんな顔やった」と納得していました。かなたくんは工作のモチーフにライオンを選びました。はさみで丁寧に切り抜き、クッションシールを貼りました。背景も草原にいるところを想像して描きました。出来上がって、ビー玉を一週させるのが面白くて何度も遊んでいました。その後、絵を描きました。図鑑を見て、蛇を描くことにしました。選んだのが黒い蛇だったので、ほとんど真っ黒の線になってしまいました。見えてくる色、赤などの色も入っているのですが、黒が強くて、色が浮き上がってきません。そこで、キラキラと黒光りする、きれいな蛇にしようと提案し、五色粉を使うことにしました。定着させるためにまずボンドを水で溶き、蛇の上にたらしました。初めての技法にかなたくんがわくわくしている様子が伝わってきます。うえから粉を巻きました。蛇全体に粉がかかりキラキラすると、「もう一枚描きたい!」と意欲がわいてきたようです。今度は「鯨を描く」といい、画面いっぱいに大きな鯨を描きました。描き方はもう頭の中にはいっているので、一人でどんどん描きすすめ五色粉もたっぷりと振りまき、ゴージャスな鯨になりました。つぐりくんは絵から描きました。「わにを描く」といい、図鑑を見ながら、口から順番に描きました。しっぽを描くところが足りなくなったので、紙を足して描きました。わにの足の形や、体の模様など、どうなってるかなあとお話しながら描き進めました。そして、どこに住んでいるかを想像して、水や空を描きました。立派なわにの絵が描けました。その後工作をしました。モチーフにライオンを選び絵を描いてクッションテープを貼りました。すこし時間がなかったので、両面テープはこちらで貼りました。しんやくんは図鑑を見て、象を選び、絵にしました。水を浴びているシーンで、動きがあっていいですね。モチーフは若干小さめに描いていますが、その分背景は細かく描写して、空気感があります。草原は単色からもう一色入れたことで、深みが出ました。全体的に水っぽいので重ね塗りをして、色味を出していきました。かいとくんは図鑑を見て、チーターを選びました。躍動感のあるポーズです。模写能力は高く、かなり正確に模写しています。きっちりと描くのが好みのようで、丁寧にしたがきをして色を塗りました。斑点模様は、タンポで入れました。仕上げに、草原と空を刷毛で勢いをつけて一気に入れました。走っている感じが出たと思います。



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