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『アトリエだより』はアトリエでのこどもたちの様子を
ご家庭にお知らせするため毎月1回発行している教室通信です。
(Web公開用に記事を再編集してあります)
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2008年07月
【7月前半の課題】
絵の課題は「トマト」です。鉢植えのものがちょうど色づいてきたので、茎や葉や花の様子もよく観察して描きます。工作は「ウォーターゲーム」です。ストローに輪を入れる単純な遊びですが、水の中だとこれがなかなか難しいのです。ストローをきっちりとペットボトルの口に収めるのがコツです。
2日(水)
振り替え出席のそうたくんは続きの操縦席を作りました。計器の単位を聞かれたのですが、よく知らないので、外に出て、本物の車と、バイクの計器を観察しに行きました。事典でも調べましたが詳しくわかるものはなく、想像で作りました。かっこいいので、他のお友だちは興味津々でみていました。続きはまた次回です。もとかずくんは工作からしました。輪のモチーフに魚だけでなくブタや肉まんを描いて、ユニークな作品にしていました。そうたくんのを見て俄然創作意欲をかきたてられたようで、発砲材を使い船を作りました。こうだいくんはトマトの絵から描きました。ひょいひょいと滑らかな筆さばきで描きました。明るくおいしそうに描けました。次に工作もしました。魚の絵を描いて、パンチで穴をあけモールを通しました。ストローを揃えて入れるところだけ手伝いました。出来上がって、遊び、上手に輪が入ると嬉しそうでしたこうだい君もそうたくんの工作に興味津々です。もとかずくんと同じ素材で舟を作りました。スクリューのついているものを作りたいというので、牛乳パックと輪ゴムで、動力部を作りました。好きな色のビニールテープを貼って仕上げました。あやめちゃんは工作をゆっくり作りました。出来上がり、しばらくそれで遊んでいましたが、後はベランダでくつろいだり、のんびりしていました。しんやくんは工作からしました。口の部分にストローを詰めるところだけ、気を使い、後は手早く作っていました。トマトの絵も描きました。葉や茎をよく観察して描きました。水が多くなりがちなので、絵の具をしっかり出して、おいしそうな色になるように色味をきちんと出すようお話ししました。画面いっぱいに生き生きと描けています。しょうごくんは工作からしました。魚の絵を描いて、上手にパンチも使いました。ペットボトルに水を入れるとかなり重たいのですが、がんばって持ち上げて遊びました。その後トマトの絵も描きました。くねくねしている茎、いっぱいなっている赤いトマト、青いトマト、よく見て丁寧に描いていました。なおちゃんは前回作った四葉のしおりを学校に持っていって好評だったらしく「、みんなからほしいといわれたから、また作りたい!」としおり作りからしました。今日の課題もしました。輪のモチーフは2,3個程度でいいのですが、なおちゃんはたくさん描いて、ぺットボトルの中にごっそりいれていました。振り替え出席のりなちゃんはトマトから描きました。茎はきれいな直線で描いていましたが、実際は結構節の部分で少し曲がります。一つ描くと、次はどうするの?と聞きに来るので、節や葉のつき方、実はどこからつながっているか、花はどこに咲くのかなど、細かく説明しながら描き進めました。最後に、このトマトを見に来た誰かを描いてみようか?と誘うと、黄色いちょうちょうを2匹描きました。絵に華やかさが出ましたね。
9日(水)
ゆうかちゃん(K)は工作からしました。作るのが早く、二つ目の小さいウォーターゲームを作りました。絵の課題もしました。トマトの木を実物大ほどの大きさに描きました。画用紙2枚の大作です。少し色が薄いので、水を少なく、絵の具の色をしっかり出すように話しをして進めました。葉の形、実や花のつき方をよく見て描きました。ゆうかちゃん(F)と、もあちゃんも工作からしました。プラ板に魚や人などの絵を描いて順調に作っていきました。後半は2人で共同作業の学校を作りました。プール作りにはゆきちゃんも参加して一緒に作っていました。完成した作品はもあちゃんが持って帰りました。ゆきちゃんはウォーターゲームの工作をしました。早く作れたので、自由工作をしたいといい、「海」を作りました。大きな箱にすずらんテープや、セロハンをたくさん詰めて海を表現していました。また、ボンド絵の具を作りたいと言い、長い間絵の具とボンドを混ぜ合わせていました。そこにストローをつめてオブジェを作っていました。かすみちゃんはウォーターゲームの工作からしました。絵も丁寧に描き手早く仕上げました。切ったストローがきれいだと感じたらしくビーズを作ってそこから新たに作品を作っていました。ビーズで「アヒ」のマスコットも作りました。その後小さめの画用紙に絵を鉛筆で描きました。上手にかけているので、色も塗れば?と聞くと、「ぬりえ」と書いて、「これ、妹にぬらせてあげるの」といっていました。みずきちゃんとあやのちゃんは2人で話しが弾み、口はよく回りますが手はなかなか動きません。みずきちゃんは前回から残っていた絵を結局もう描かないといい、持って帰ることにしました。今日の課題の工作をしました。おしゃべりしながらも、何とか4時30分に仕上がりました。ちょうどよかったねというと「まだ、作りたいものがあるの」といい、材料を集めてなにやら作り始めました。「紐をつけたいから手伝って」というので、見ますと、どうやら缶ぽっくりを作りたいようです。自分の高さに合うように調整して仕上げました。あやのちゃんはおうちで食べたというラムネの包み紙を持ってきて「これで、何か作るから」といいます。あれこれ考えて、画用紙に絵を描いて張り合わせ、可愛い作品になりました。
11日(金)
蒸し暑い日が続きます。えりちゃんは、おにいちゃんが熱中症になったことなどたくさんお話をしてくれます。早くに来たので、しばらく私とおしゃべりをしながら工作を始めました。塩ビ板に絵を描いて、ペットボトルに入れるとき、絵のほうが大きいのでそのままでははいりません。「入らないよ〜」いうので、「魔法の呪文をかけるとはいるよ。ちちんぷいぷい〜」と言いながら、すばやく絵を丸めて入れると、驚いて喜んでくれました。
塩ビ板は曲がるので、曲げればはいり、中で、元の形に戻ってくれます。理由がわかると、「なーんだ」と言って、他の絵を落としていました。工作の後はトマトの絵も描きました。「まず茎の色を作って」と声をかけると、緑色に白を混ぜてパステル調に調整していました。葉の様子を観察して描き、実、花も描きました。水が多く色味が出てこないのでその説明をして、もう一度しっかり実を塗りました。全部描いてから誰かがこのおいしそうなトマトを見に来たことにしようか?と誘うと、ちょうちょうをたくさん描きました。黄色、赤、オレンジなど様々な色で描き、楽しい画面になりました。ふうかちゃんは工作からしました。お母さんとおうちの絵を描いて穴をあけました。わっかを作り、ボトルを選びました。ストローを切るのが大変そうでしたが、一生懸命切っていました。お水を入れると重くなり、慎重に運んできました。出来上がり、少し遊んでから、トマトの絵を描きました。茎がどうやって出ているか、葉はどこについているか、お花が星の形になっていることなど、一緒に見て、描き進めました。鮮やかな色でみずみずしさが伝わってきます。最後に空の色を入れました。つぐりくんはトイレットペーパーの芯を持ってきて、「今日はこれでなにかつくるんだ」と張り切っています。でも最初は課題のウォーターゲームを作りました。大好きな恐竜を描いてボトルに入れました。ストローを切るのに時間がかかりましたが出来上がると、お水を入れるのも楽しそうでした、後半はトマトの絵も描きました。自分で色を出し、どんどんと描いていきます。誰かが見に来たことにしようか?と誘うと、「蜂が見にきたの」と言い、黄色と黒で上手に描いていました。色も鮮やかでポップなイラストのような絵になりました。最後に持ってきた芯で、自由工作をしました。「それなあに」と聞くと「タケコプター」と言っていました。さらにダンボールに色とりどりのテープを巻いて、タケコプターと合体させていました。お気に入りの作品が出来て嬉しそうでした。かいとくんもウォーターゲームから作りました。絵を描いて、穴をあけ、ボトルに入れて、ストローを束ねて・・・と順調に作っていました。出来上がると、「ぼく、絵は描かない。指輪を作りたい」と言います。前回作った指輪が気に入ったようです。今回は危なくないように糸で作りました。細い透明な糸に根気よくビーズを通しました。合間につぐりくんとのおしゃべりも楽しんでいました。デザインを変えて二つ作りました。指にもぴったりと合い、嬉しそうでした。
12日(土1時)
急な話で、取材が入りました。ダイドードリンコという企業のHPwww.dydo.co.jpで、「珈琲を飲みながら」というページの中で夏休みに親子でペットボトルを利用した工作をするという企画のようです。8月アップのため急いでおられたようでこちらに連絡が入ったのも3日ほど前という感じでした。どういうものに仕上がるのかわかりませんが主にこのクラスで写真を撮られていました。ぜひ、見てくださいね。(と、書いたのですが、このあと何の連絡もなく、UPもされておらず、??です。こちらも、急に夫が入院したため、そのままになってしまいました。)カメラマン1名、女性タレント1名、ライター1名と3人の見知らぬ人が来ていたので、子ども達は興味津々です。でも、特に緊張することなく普段どおりの明るさで女性タレントさんとも打ち解けて工作していました。たいちくん、まきちゃん、すいちゃん、たけちゃんはタレントさんとおしゃべりしながら工作をしました。みんな水の中の生き物を次々に考えて上手に描いていました。カメラマンさんからの要求にも答えて、色々協力してくれました。りなちゃんはお休みしていた時の課題、月と星のモビールを作りました。同じ長さのストロー(線)で星型が出来るということを体感するのが狙いです。作っていると、タレントさんが声をかけてくれて、りなちゃんはちょっとはにかみながらうなずいていました。ある程度モチーフが出来ると、つるしてバランスを見ながらモビールにしていきました。あかねちゃんは遅れてきましたが、みんなに仲間入りして工作からしました。ウォーターゲームを作った後、トマトの絵も描きました。画用紙いっぱいに元気に描けました。少し疲れたようで、「絵本みてくる」といって、下におりて、絵本を選んで持ってきて、いすに座って読んでいました。今日から入会のひでみちゃんは「写りたくない」と言うので、カメラマンさんも配慮してくれていました。手先が器用で、すばやく作っていきます。ウォーターゲームを作った後、トマトの絵も描きました。よく見て、色を出し、茎、葉、実、花のつき方、形、を観察して描きました。生き生きとした絵になりました。ともひろくんは、初めての母子分離です。最初はお母さんがいなくなったことに気づかす「これ、わんわん!」と張り切って描いていました。いないことに気づくと、階段のほうに行き「おかあさん」と呼びました。「おかあさん、後で迎えに来るからね」というと、すっかりしょげてしまい、「お母さんがいないとだめなの」言います。そして少ししくしく泣きました。「ともくんはお母さんがいないとだめなんだ」とまず気持ちを受け止めて、しばらく抱っこしていました。大声で泣くわけではないので、少したってからおろして、「さて、さっきワンワン描いたから、今度は違うの描いてみようか」と誘うと、最初はペンも取ろうとしませんでしたが、しばらくあたりの様子を見ながら、ペンをとり、描きはじめました。そしてみんなと同じように、モチーフにモールの輪を通し、ペットボトルを選び、中にいれて、水も自分で入れて、重たいペットボトルをよいしょ、よいしょと運んできました。できあがったウォーターゲームで遊び、「あ、ワンワンがはいったよ!」嬉しそうでした。絵の具の用意もして、トマトの絵も描きました。画面にのびのびと筆を走らせます。がっしりした茎に、葉の様子もよく観察して描けています。トマトもたくさん描いて、おいしそうな絵になりました。夢中で描いていたので、迎えにきたお母さんにも気づきません。気づいたとたん「おかあさーん」と抱きついて、泣いていました。お母さんが大好きで、自立の芽もちゃんと育っています。お母さんがいなくても、自分の意思でしっかりと制作できるので、頼もしいですね。
12日(土3時)
振り替えで1時から連続出席のあかねちゃんは絵本を読みながら、「もう、疲れちゃったな」と言います。少ししてから、前回お休みだったときの課題の「星づくり」をしました。同じ長さのストロー(線)5本で星が出来ることを体感しながら作りました。「次に折り紙がしたい。何か折り紙の本を貸して」というので、渡すと、朝顔を選び一つ折りました。上手に出来たので、「画用紙に貼ろうか?」と誘い茎を描くとバランスをとるために、もう一つ朝顔を作り、そこからどんどん発展して、素敵な作品になりました。あすかちゃんは工作からしました。順調に作ったので、絵の課題もしました。大きく形をとって描いていこうと誘い、、まず、茎から描きました。次に葉のでている茎を描くのですが、色にこだわり、枯れている微妙な色合いを忠実に出そうと、試行錯誤しているうちに時間が着てしまいました。次回続きをします。さんうくんは課題には興味は示さず、材料としておいていた、モールでなにやら作り始めました。最初に作ったのは「蚊」だそうです。なかなかポップな色で素敵なので、モビールにしようと誘いました。もうひとつモールでモチーフを作り、バランスをみながら作りました。その後折り紙で鶴を折り、糸でつないでいきました。入院しているおばあちゃんに贈るそうです。みらいちゃんは「なーんにもしたくないなあ」と、しばらくおしゃべりをしてすごしていました。課題の工作に取り掛かりはじめ、みんなが仕上がって帰る頃になると、「家に帰りたくないなあ」と言い、創作意欲が出てきてモールにビーズを通して、単身赴任するお父さんのために携帯ストラップを作りました。「これをみたらきっと妹も欲しがるなあ」と言って妹の分も作りました。えみちゃんは工作からしました。手際よく作り上げたので、絵の課題もしました。下から描きはじめ、紙が足りなくなり、2枚つなぎました。茎、葉、実、花のつき方や形をよく観察して描きました。力強く生命力あふれる絵になりました。かおりちゃんは工作が気に入って、一つは見本のように作り、もう一本はみらいちゃんと一緒に余ったストローやモールなどを入れて作りました。みなちゃんも工作からしました。作り方は高学年には簡単なので、順調に作り、後半は絵の課題をしました。濃い緑色で、茎から描き、よく観察して、描いていきました。繊細で、誠実な絵です。葉の微妙な形をよく捉えています。あいちゃんは工作をしました。丁寧に水の中のモチーフを描き、仕上げていきました。ちょうど4時30分に仕上がり、お迎えを待つ間、みらいちゃんと一緒にビーズでネックレスなどを作りました。ゆうきくんは、1時のクラスの子が残していった、海の生き物の絵を見つけ、「これ、写していい?」と聞きます。「写してもいいけど、自分で考えた絵でいいよ。水の中の生き物でなくてもいいんだよ」とお話しました。写して描いてもいましたが、ちゃんと自分の絵も描いていました。ストローを切る時にバラバラと切った弾みで、爆発したようにストローが飛んでいくのですが、それを楽しんでいました。大きいサイズのペットボトルを選んだので、水を運ぶのも一苦労ですが、がんばって持ってきました。さんうくんのモールのモビールに心が惹かれ、「あれを作りたい」というので、モールを渡しました。つなぐのはワイヤーのほうが簡単なのですが、同じように糸がいいと言い、つなぎました。周りのお友だちにも関心を持って、好奇心がある姿勢がいいですね。
【7月後半の課題】
今回は絵と工作の課題を合体させてマーブリングをします。水のりと、水を1対1で混ぜた溶液の上に灯油で溶いた油絵の具をたらし、すばやく先のとがったもので模様を作り、紙に写し取ります。乾かしたら本の表紙にして、中のお話を描いて絵本を作ったり、マーブリングした上に絵を描いて絵手紙を作ったりします。アイデア次第でいろんなものに加工できます。どんなアイデアが出るか、楽しみです。
16日(水1,3)
ななみちゃんとあやめちゃんはまずは、マーブリング。その紙で本を作ることにしました。本が出来てから中身のお話を考え、描きはじめましたが、おしゃべりも弾むので、なかなか先に進めません。時間ぎりぎりいっぱい使って描きましたが、続きはおうちですることにしました。しょうごくんは簡単に模様が写し取れることにびっくり、何枚かはがきサイズに写し取り本を作りました。お話も考マーブリングが気に入って、カードや本などどんどん作りました。本は白い本を作り、そこにマーブリングした紙を貼っていき、様々な模様が出てくる本にしました。こうだいくんもマーブリングがとても気に入って、本をたくさん作りました。不思議な模様がすぐに出来るのが面白くてたくさん作りました。
23日(水2,4)
そうたくんは前回の続き「操縦席」を作りました。横に動かすレバーを、爪楊枝と、ぺットボトルキャップを合体させて作ろうとしましたが、強力接着剤でも、うまくしっかりと固定しないので、悩んでいました。そこで、ダンボールを切ったものを爪楊枝に巻きつけていく方法で同じ形を作ることにしました。それをキャップにはめ込み、自分の思い通りの動きをさせることが出来ました。創意工夫がされていて感心します。また次回も続きをします。他のお友だちはみなマーブリングをしました。あやのちゃん、ゆうかちゃん(F)、ゆうかちゃん(K)、もあちゃん、振り替え出席のりなちゃんはマーブリングした紙を本の表紙にすることにしました。本の中身はそれぞれ、迷路あり、クイズあり、様々な工夫で面白い内容です。あやのちゃんは、動画サイトで見つけた面白ネタを次々と、おはなししてくれて、その中の傑作を本に描いていました。ゆうかちゃんは残った時間で、マーブリングを何枚かして、絵を描いてカードを作りました。ゆうかちゃん(K)も小さい端切れの紙も利用して、貼り絵のカードを作りました。もあちゃんはマーブリングの紙の本も作っていました。りなちゃんも、残った時間で、もう1枚マーブリングして、そこに大好きなおかあさんと、お友だちを描きました。ゆきちゃんはマーブリングの作業はツボにはまったようで、黙々と、何十枚も作っていました。同じ大きさに切りそろえ、穴をあけ、紐で閉じ、見本帳のようにしていました。それを2種類作っていました。
25日(金)
夏休みでお出かけするお友だちが増えています。今日は最初はえりちゃん一人だけでした。マーブリングを楽しみました。何枚か作り、乾かしていると、かいとくんがやってきました。お友だちが増えて嬉しくなりました。えりちゃんは出来た紙でまず本を作りました。「いないいないばあ」と言う題名で、お話も作りました。最後まできっちりとストーリーが展開して面白いお話です。好きな形を切り抜き、抜いたところにセロハンを貼る涼しげなカードも作りました。貼り絵をしたり、直接絵を描いたり、たくさん作りました。かいとくんは、普段は学童に行っている様子やスライムを作った話などをしてくれました。マーブリングをした紙で、本を作ったり、カードを作ったりしました。蜘蛛のモチーフを選び図鑑を見ながら描いたので、かっこいいデザインです。人数があまりにも少なくて、時間がゆったりあったので、以前課題にした、おもちスライムも作りました。
26日(土1時〜)
ひでみちゃんは、マーブリングをしましたが、模様などが気に入らないようで、何回かやり直しました。額縁風に作ったものが気に入り、その中の白いところに絵を描きました。明るく楽しい絵を丁寧に描きました。残った時間で自由画も描きました。たいちくんはマーブリングが面白くて、いろんな色や模様を出そうと工夫しながら作りました。乾かして、その中からイメージに合ったものを選びカブトムシの絵を描いたり、字を書いたり、セロハンを貼ったカードにしたりといろんなパターンで作りました。きれいなカードがたくさん出来ました。ともひろくんはお父さんの姿が見えなくなると、とたんに「お父さんがいないとだめなの」と、シュンとしていました。でも、泣くことはなく、しばらくすると、マーブリングを始めました。2枚作り、1枚はお父さんの本、もう1枚は自分の本にするといい、製本して、絵を描きました。その後、いすに寝て休憩した後、「セミの絵を描く」と言うので画用紙を用意しました。セミが木に止まっているところを、絵の具で描き、葉は、本物の葉っぱをスタンプにして描き、バックはパステルで描きました。明るい元気な絵になりました。まきちゃんはマーブリングをして乾かした後、本を作りました。お話を作るのが好きだそうで丁寧にストーリーを練り、描いていました。すみれちゃんとあかねちゃんはマーブリングにはまったようで2人で、液がどろどろになるまで、何回も作りました。乾いた紙で、見本のような魚の貼り絵をしたり、余った紙も使って抽象的な花の表現をしたり、モダンな作品を作っていました。
26日(土3時〜)
すみれちゃんとあかねちゃんは引き続き振り替え出席で作業を続けました。少し疲れたので、ベランダに出て、トマトを発見。食べたい!と言うので、「絵に描いたらあげるよ」と言うと張り切って2人で絵を描きはじめました。あかねちゃんは前にも描いたのですが、絵を描くのが好きなようで、色を出して、のびのびと描いていました。すみれちゃんは細かいところもよく観察して、描いていました。出来上がってから嬉しそうに2人ではさみで切って収穫し、食べていました。ゆうきくん(N)はマーブリングはやり方をすぐに覚えて上手に作りました。乾かした紙に魚を描くといい、描きはじめたものの何度か消しゴムで消して「うまくかけない・・・」といいに来ました。「上手だからそのまま描き進めてごらん」と励ますと、しばらくして描きはじめマーカーでなぞり、「めらか」と文字を入れました。「めだか」を描いたようです。マーブリング模様にマッチして素敵なカードになりました。みらいちゃんはマーブリングの紙を表紙にした、本作りにはまり、10冊以上作っていました。みなちゃんは本と、カードを作りました。カードは薄い紙にマーブリングをしたものを切った切り絵です。繊細な感じの素敵な作品になりました。ゆうきくん(K)は久しぶりの参加です。まずはみんなと一緒にマーブリングをして本をつくりました。次に何をしようかと、今までの作品をざっと見て、「不思議な花壇」という、ビニールを膨らませて手品のように花などをさかせる工作をしました。そして、もう一つ、ペットボトルを利用したウォーターゲームを作りました。さんうくんはマーブリングをして、乾かし、本とカードを作りました。セロハンを貼るカードは下絵をカッターナイフで切り抜く必要があるのですが、細かい模様を上手に切っていました。
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