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『アトリエだより』はアトリエでのこどもたちの様子を
ご家庭にお知らせするため毎月1回発行している教室通信です。
(Web公開用に記事を再編集してあります)

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2008年06月

【6月前半の課題】
絵は四葉がモチーフです。赤い花が咲くのですが、開花は午前中だけなので、つぼみの状態でしか描く事が出来ないのは残念です。工作はアニメーションマシーンです。2枚の絵を貼り合わせて、手でくるくると回しても同じ現象になりますが、大きい子のために簡単な仕掛けで回るマシーンも作ります。これを応用すれば、面白いおもちゃが作れます。2枚の絵をどう描くかアイデアが見所の工作です。

4日(水1,3)
もとかずくんは課題の工作からしました。絵のアイデアを練りながら、マシーンの部分を作っていきました。完成した後は自由工作で、前回作ったようなストローのおもちゃを作りました。今回は接着剤を使用して、すばやく固定していました。ななみちゃんと、あやめちゃんはおしゃべりも楽しみながら作っていました。小さい工作ですがものさしを使って線を引いたり、対角線を引いて長方形の中心を求めたりと、結構手間がかかります。一つ一つ一緒に進めて、作りました。アニメーションの絵は2人とも丁寧にカラフルに描いていました。実際まわす段になるとうまく回りません。原因を調べると、穴の大きさが竹ひごとぴったり同じなのではまり込ん出しまうことがわかりました。穴を大きく開けなおし、まわす練習をしました。あやめちゃんは次第にうまくなっていきました。ななみちゃんはもう一息です。慣れればうまくまわせるようになります。しょうごくんには少し難しい工作ですが、対角線などの言葉はわからなくても、四角に×印をつければ、真ん中がわかるんだということを感じられればいいので、説明しながらすすめました。なおちゃんは見本を見てどう作るかを想像する前に条件反射的に、割り箸を割ってしまったり、適当に進めてしまったりするので、落ち着いて、手を動かす前に、よく見本を観察する、これを作るのはどうすればいいのかと立ち止まって考えてみるように促しました。今日の工作は少し正確さが求められるものなので、そういったことが必要です。イメージや、アイデアを広げるのは得意なので、女の子と、家を別々に描き、女の子が家に入るといったアイデアはうまいですね。持ってきた市販のキャラクターメモ用紙を切り抜いて作りました。こういうキャラクターが可愛いという概念が固まってしまっているので、それを崩すのはなかなか大変なことですが、自信を持って、自分自身の絵も描ける様になるといいなあと思います。しんやくんも工作からしました。定規で長さを測り、点と点をつないで、線を引くこと、対角線をひいて中心がわかることなどを説明しながら進めました。糸の引き方もうまく、よく回っていました。絵の輪郭が薄いため、回したときにあまりよく見えないことが分かると、ペンで描き直したり、調整をしながら仕上げました。順調に作り、後半は絵の課題をしました。下のほうから描きはじめ、まずは葉、それから花のつぼみを描きました。色を忠実に出そうと混色していい色を作っていました。サラサラとうまく描いていたので、もう一つハードルを上げて、葉脈の観察もしました。細い線なので、面相筆の先を使い表現します。葉の数が多かったので、最後のほうはちょっとしんどくなってきたようでしたが、葉脈が入ることで、葉の向きなどの表情が出て、明るい画面になりました。集中力があるので、がんばって描けました。こうだいくんはくるくる回る見本を見て、自分でも動かしてみました。少し難しい作業もあるので、一緒に進めていきました。定規を使い、点を打ち、線を引くという細かい作業もしました。目打ちも使い穴を開けました。ボンドは薄く塗り、固まるまで待つのがコツです。待っている間に絵のアイデアを考えました。糸の引き方も練習すると、うまく出来ていました。10分ほど時間が余ったので絵をかいてみる?と聞くと、最初はウンと答えたのですが、他の子の様子をみて、「絶対描かなくてもいいの?」と聞くので、「無理に描かなくてもいいよ。描きたいものがあるなら自分で考えたものを描いてもいいんだよ」と答えると、「今日は描かない」と言いました。それで、出来上がったアニメマシーンをきれいにデザインすることにしました。キラキラテープが好きなので貼ってもいいよというと嬉しそうに貼っていました。

11日(水)
そうたくんは前回の続きのテレビを完成させました。次は同じ大きさの箱がほしいというので、材料置き場で探しました。ぺットボトルのふたをいくつか取ってきて、それに着色し、箱の一つに貼っていきました。考えながら作っていて、これはなにかの操縦席になるそうです。続きは次回します。ゆうかちゃん(K)は家の中に入る人、寝相の悪い人のアイデアで二つ工作をしました。一つ目で作り方をマスターしたので、二つ目はスムーズにできました少し残った時間で、四葉のスケッチをしました。サラサラととても上手に描けました。ゆうかちゃん(F)も工作をしました。裏表の絵で人物の口の形を変えて描きました。回るとしゃべっているように見えます。もあちゃんも、工作の課題でアヒルのアヒが檻に入るというアイデアで作りました。シンプルで面白さがよく出ています。ゆうかちゃん(F)ともあちゃんはその後、ゆうかちゃん(K)に内緒で、誕生日のカードを作りたいといい、ゆうかちゃん(K)から離れた場所で、共同作業で、色鉛筆でカラフルに描いていました。それをみたゆきちゃんは言いたくてたまらない様子。でも、「ヒントも言っちゃだめ」と、2人に止められてがまんしていました。ゆきちゃんは水風船を持ってきていて、みずきちゃんにも「あげる」といって2人でしばらく水風船作りをしていました。あやのちゃんも加わり、しばらくは水風船作りが続きました。3時20分をまわったので、「もう、おしまい。水風船はしまってください」というと残念そうでした。ゆきちゃんはしばらくは何しようかなあ・・・と考えていましたが、外で絵を描くと言い、ベランダで描きはじめました。でも3分もしないうちに、大きな画用紙にほんのちょっぴり双葉の芽を鉛筆で描いて「おしまい」、と言ったので、これではあまりにも貧弱すぎるので、もう少し描いてみては?と提案しました。気乗りがしなかったようで、「後で描く」といい、工作を始めました。お友達の様子も気になり、あちこち移動しながら、ようやく一つ仕上げました。ベランダでの絵のほうも、描きはじめ、色鉛筆でカラフルに仕上げました。みずきちゃんは前からこつこつ描いている絵がまだ仕上がらないので、「今日こそ、仕上げようね」と言ったのですが、水風船でも時間をとられ、やっと描きはじめたと思ったら「やっぱり工作がしたい」と言って工作をはじめました。作っていると、ゆうかちゃん(K)のお誕生日カード作りのことがわかり、自分も参加したくて、カードに絵を描きはじめました。自分の作品がまだだから、こちらを仕上げてからにすれば?と言ったのですが、押さえ切れなかったようです。カードに時間を費やしたのでもう終わりの時間になってしまいました。お迎えの時間じゃない?と聞くと、「今日はまだいいの」と言い、ようやく工作を始めました。5時までかかってやっと出来ました。「おしゃべりの時間を減らせばもっと早くできるよ」と言うと、「学校でもよく言われる」とにこっと笑って教えてくれました。かすみちゃんはピカチュウが電撃を放っているシーンのアイデアで工作をしました。残った時間はB5のコピー用紙に女の子のイラストを描きました。あやのちゃんは「アヒ、洗濯したよ〜」とアヒルのパペットとともに元気にやってきました。そして、それをモチーフに絵を描きました。ゆきちゃんと、みずきちゃんの間でアヒの、面白いストーリーを展開して話すので、みんな面白がって聞いていました。そのうち、「工作もする」といい、アヒのキャラクターでアイデアを練り作りました。

14日(土1時〜)
すみれちゃんは「今日はどうしようかなあ」というので、まだ、何も考えてきていないのだったら、課題をしながら考えると時間が有効に使えるよという話をしました。それで、工作からしました。葡萄から虫が出て、1匹が2匹に増えるというアイデアです。その後、モチーフの棚から、リンゴと赤ピーマンを選び絵を描くといいました。二つとも似たような色と形態なので、ピーマンを黄色いおもちゃかぼちゃに替えて描く様に勧めました。下書きはせず、絵の具でデッサンをしながら描き進め細部の細かい表現をしました。ハイライトの白を入れて、完成させました。丸い形を意識しながら描いたので、うまく立体感が出ました。たいちくんは工作見本が気にいり、作り始めました。接着剤が糸を引くので、それに興味を持ち、輪ゴムを吊り上げたり、糸の様子をみたりしていました。土台はすぐに出来たのですが、絵のアイデアに悩み、しばらく悩んでしました。スイカをモチーフに割れる様子を描きたいようでしたが、2枚の絵が1つの絵に合体するということを踏まえて描くほうが面白い作品になるので、途中で発想を代え、1枚にはスイカと、もう1枚には手足のパーツをかいて、合体すると、スイカお化けになるというアイデアにしました。なかなか面白い作品です。たけひさくんとすいちゃんは一緒に工作を始めました。すいちゃんは今日は少し甘えたい様子で、私がたけひさくんの作品で説明しようとしたり、手伝うと、「たけばっかり・・・」と言う言葉が出ていました。なので、同じようにすいちゃんにも、一つ一つ説明をして、おそらく一人で、できると思われますが、手をかけました。それでも、ちゃんと、たけひさくんをトイレに連れて行ってくれたり、出来ないところを手伝ったりとよくみてくれます。たけひさくんは魚釣りの絵にしました。最初は同じ面に魚も描いていましたが、釣る人と、魚は分けたほうが面白くなることを説明して、描き分けました。まわすとちゃんと魚がつれた様に見えて大成功です。すいちゃんは女の子の顔が現れる絵にしました。りなちゃんは工作からしました。くもの顔を笑っているのと、への字の顔と、描いていました。合体させると微妙な感じですが、顔が変化するというアイデアです。その後、四葉の絵を描きました。植木鉢には笑っている女の子の顔を入れました。なんとなくりなちゃんに似ています。花や葉のつき方をよく観察して描きました。色もきれいに出ています。ともひろくんは工作からしました。マシーンは少し難しいので、本来はこの年齢であれば手でくるくると回す方法で、絵を描いて竹ひごを取り付けるという工作になります。お母さんが一緒なので、手伝ってもらいマシーンも作りました。その後は、今日は落ち着きがなかったので、自由画にしました。話をしながら展開していく方法を取り、休み休みしながら「ポッポバス」を描きました。必ずしも、ずっと集中できていなければならないのではなく、ともひろくんの行動や、言葉に注意を払いながら、自分から描きたい、作りたいという意欲が出るように、間を取りながら進めていきます。今日は、アニメーションの絵も、自分で描きましたし、ポッポバスも、好きな色を出して、こちらの言葉も理解しながら進めていけていましたので、これくらいのペースでいいかと思います。きれいな色で描けています。

14日(土曜3時〜)
あすかちゃんは工作からしました。丁寧に土台を作り、絵のアイデアは結構悩んでいました。つい細かく描いてしまうので、回転させることによって、絵の変化がわかるものの方が面白いということを伝えました。女の子をモチーフにして仕上げました。残った時間で、きれいなテープを貼ってデザインしました。さんうくんは工作からしました。円がボールに変化するというアイデアです。影をつけて立体的に見えるよう工夫しました。その後、工作の本を見て、アルミ缶で弓矢を作りました。よく飛ぶ弓矢が出来ました。みらいちゃんとみなちゃんは絵を描きました。みらいちゃんは青い植木鉢を描き、茎、葉と順調に描いていましたが、「あ〜、もうだめ」と途中で休憩に入りました。しばらくしてから、また描きはじめ完成させました。絵の具の使い方はうまくしっかりした筆致で描けています。みなちゃんは植木鉢を黄色にして描き始めました。順調に描き進め、出来たと見せてくれたのですがなんとなく寂しい感じがします。茎が単調に並んでいることと、花も、葉も数が少ないことが原因なので、茎に重なるように手前に葉を増やすことと、花の長さは同じではないことを観察して、数も増やして描くことなどを説明して描き進めました。植木鉢は立体感が出るように、影をグラデーションでつける方法をやってみました。うまく馴染ませて、成功しています。えみちゃんとかおりちゃんは工作からしました。2人とも、女の子のファッションが変わるアイデアで作りました。その後、四葉の絵も描きました。えみちゃんは水色の植木鉢にして描いていきました。花、葉の特徴をよく捉えています。色も、きれいに出ていますし、画面に元気いっぱい描けました。かおりちゃんは黄色い植木鉢にして、優しい色合いの四葉になりました。全体の雰囲気をよく捉えています。あいちゃんはお花が咲くアイデアで工作をしました。丁寧に土台を作り、絵を描きました。10分ほど時間が余ったので、絵を描く?と誘ってみましたが今日はいいということで、残った時間で、あすかちゃんと一緒に土台のデザインをしました。きれいなテープを貼りました。ゆうき(N)くんには少し難しい課題でしたが、一緒に進めて、線を引いたり、目打ちで穴を開けたり、糸を結んだりしました。絵を描く時に、見本のような鳥が描きたいと描き始めましたが、「上手に描けない」といいます。私から見るとうまく描けているので、「上手だよ」と言っても「これはだめ、ヘタだから。」と言います。「鳥でなくても、ゆうきくんが好きなものでいいんだよ」といっても、「描けない。」「じゃあ、丸は描けるかな?」と提案しても「かけない」そして、大粒の涙をポロポロとこぼします。自分に自信が持てないことが問題なので、少し、気分が収まるのを待って、「ゆうきくんが描いた絵を、ゆうきくんがほめてあげないと、絵がかわいそうだよ。ゆうきくんが、ぼくの絵上手だね。かっこいいねとほめてあげれば絵は喜ぶよ。見本の通りに描かなくてもいいから、ゆうきくんが描きたい絵を楽しい気持ちで描こうね」と話しました。うん、うんとうなづきながら聞いていました。しばらくすると、手を動かし始め、1枚は池の絵、もう1枚は亀を描きました。まわすと池に亀が入ります。ちゃんと2枚あわせて1枚の絵にするということを理解していて、すごいなあと思いました。今度は自分でもいいのが出来たと満足したのでしょう。とてもいい笑顔で、ペン入れをして、色も塗りました。そのあとグッピーを描きたいというので、水槽の前に即席の机を作りそこで見ながら描きました。絵の具を出して、ぐいぐいと、描いていました。水槽も描いています。画面いっぱいに元気に描けています。最後に水を刷毛で描きました。水が流れている気持ちで刷毛を動かすと、画面に表情が出て、楽しい画面になります。そういうことを説明しながら、進めていきました。振り替え出席のまきちゃんはユリの花が咲くアイデアで作りました。順調に仕上げて、少し時間が余りましたが、みらいちゃんと一緒にベランダで、ありや花を見てくつろいでいました。

【6月後半の課題】
前回絵のモチーフに四葉を使ったので、その延長です。「四葉を見つけると幸せになれる」という言い伝えから、今日の絵のテーマは「私が幸せと思うこと」です。そして、四葉のしおりも作ります。工作の課題は「星と月のモビール」です。ストローで、星を作り、モールでお月さまを作ります。七夕が近いので、織姫と彦星も折り紙で作って飾ります。ワイヤーで留めるので、はずして違うモチーフも簡単に取り付けられます。子どもたちの大好きな星の形を作るのがポイントです。5つの同じ長さの線で星が出来るということを体感します。

18日(水1,3)
ななみちゃんとあやめちゃんは四葉のクローバーのしおりが気に入って、早速作りはじめました。もっと作りたいと、もう一つ作り、ベランダに出て、ユリの花びらや、すみれの花などもとってきて、画用紙に押し花のように貼って楽しみました。お花を見て創作意欲が描きたてられたのですね。花の配置などを考え、マーカーでイラストも書き加えて可愛いカードができました。もとかずくんはストローで、このところはまっているおもちゃを作りました。その後、グッピーが描きたい。というので、水槽の前に即席の机を作りました。グッピーや、想像で、魚やかになどを鉛筆で描きました。何も見なくても、割と正確に形をとっていけます。日頃よく観察しているのでしょうね。とても上手に描けたので、色を塗ってみないか誘ってみましたが、「それはいいわ」と言っていました。しょうごくんは工作からしました。星を作るのに、同じ長さのストローを切る、と言うことを説明しました。ワイヤーなので、簡単に通すことが出来て形も作りやすかったと思います。たくさん星が出来ました。星型に組むのは少し難しいようだったので、一緒に作りました。織姫、彦星も、折り紙で折りました。短冊も書いて、素敵なモビールができました。なおちゃんは四葉のしおりから作りました。この課題はなおちゃんのリクエストです。とても喜んで、たくさん作りました。その後、自由工作をしたいと言い、箱などの材料を探してビー玉迷路を作りました。でも、途中で、「やっぱり、モビール作る」とはじめました。あまり時間がなかったので、星を作るので精一杯でしたが、なんとか形にはなりました。こうだいくんは絵の課題からしました。「幸せなこと」のテーマに、少し考えて、「ぼく、モモが好きだからモモの絵にしよう」と大きなモモの木から描きました。たくさんの実を描き、最後にモモを取ろうとしている自分を描きました。たくさんのおいしそうなモモに囲まれて幸せな絵になりました。次に工作をしました。ストローを同じ長さに揃えて切り、ワイヤーに通していきました。星型に組むのは少し難しい感じだったので、一緒に形作りました。織姫彦星も折り紙で作りました。顔もしっかりかけて、星型の飾りをモールで作って頭に貼りました。モチーフが出来ると、全体を組んでいきました。短冊に願い事も書いて飾りました。

25日(水2,4)
そうたくんは前回の続きで操縦席を作りました。操縦桿の複雑な形を作るのに、素材をどうするか悩みましたが、たまたま、スタイロフォームがあったので、それをナイフで加工して、作りました。握り具合や角度、動き具合を確めながら、かっこいいものが出来ました。また、次回も続きをします。ゆうかちゃん(K)、ゆうかちゃん(F)、もあちゃんは四葉のしおりが作れることを知ると、喜んで、台紙の色を選び、それぞれに、好きな形の四葉を切って貼りました。そのあと、ゆうかちゃん(K)は工作のモビールを作りました。星型を作るのは苦戦していましたが、そのうち慣れてきました。金モールで月の形を作り、バランスを見てモチーフを取り付けていきました。ゆうかちゃん(F)と、もあちゃんは、共同で町を作りたいというので、大きな箱を土台として、画用紙を貼り、道を描いたり、空き箱でビルを建てたりしました。次回も続きをします。かすみちゃんも四葉のしおりから作りました。土台に穴をあけてビーズとモールを通し可愛いデザインのものを作っていました。その後は女の子のキャラクターの絵を画用紙に描きました。ゆきちゃんは早くに着たので、課題の「幸せだと思うこと」をについて話をしました。「自分はミュージカルをしている時が好きだ」とお話してくれました。3歳の時から習っているそうで、歌や踊りを披露してくれました。今日は体験入会の子がいたのですが、ゆきちゃんとみずきちゃんは新しい子がきたとわかると早速飛んでいって、交互に名前は?年は?と聞き、自分の自己紹介もしていました。一通り挨拶を交わすと、ゆきちゃんは四葉のしおり作りをはじめました。その後、工作のモビール作りを始めました。そのうち、そうたくんのやっていることに興味を持ち始め、同じように箱を取ってきて、ペットボトルのキャップをボンドで貼り付けていました。スタイロフォームに非常に関心を持ち、ナイフで切り刻んでいました。あまり計画性を持たずに作るので、どういう形を作るのかイメージをしてから切らないと、素材がもったいないということを話しました。みずきちゃんは体験入会の子と、並んで工作のモビール作りを始めました。あやのちゃんがきて、モビールを作り始めると、おしゃべりな2人は話が弾み、手がお留守になってしまいます。みずきちゃんは星を作るのが苦手で「できない、できない」を連発します。自分のは出来ないけれど、お友だちの工作は手伝うので、ますます自分の作業が遅れてしまいます。なので、それぞれ、まず、「自分のことは自分でしましょう」と言う事となります。紙に星が描けるか聞くと、描けるといいます。紙に星を描いて、その線にストローをあわせて星を作ることを話しました。時間がかかりましたが何とか月と星のモビールは出来ました。でも、見本の織姫と彦星も作りたいと言います。もうすでに4時30分をまわっていたので、駐車場で待っているお母さんに了解を得てくると言い、延長して作り続けました。顔の表情やかみがたにもこだわるので、遅くなりがちですが、気に入ったものが出来て満足したようです。あやのちゃんは、アヒ人形とともに、一人独演会のような勢いでおしゃべりしていましたが、何とか、モビールは作りました。振り替え出席のしんやくんはモビールから作りました。星型が難しく、星の絵を描き、その上を何度もなぞり形を作りました。そのうちうまく作れるようになりました。折り紙の織姫、彦星は興味はなかったようです。後半は絵を描きました。「幸せに思うこと」を聞くと、うーんうーんと考えて「野球してるところ!」と答えてくれました。どういう場面を描くか考えて、ピッチャーが投げたボールをバッターが打つところにしました。もう少し時間があれば、描きこめたと思います。爽やかなタッチで描けました。

27日(金)
「えりちゃんにとって幸せなことってなあに」と聞くとうーんと少し考え「20分休憩の時にブランコに乗れる事」と答えてくれました。みんなが乗りたがるので、いつも満足に乗ることが出来ないのだそうです。たくさん乗れるといいですね。ブランコの話をしたあと、工作のモビールを作りました。星を作ることから始めました。ストローとビーズを交互に入れて、星型に組みました。星型の絵を描いてそれにあわせて、ストローを組んでいきました。一つ作ると慣れて来て4つ作りました。織姫、彦星も折り紙で作り、金モールのお月様に取り付けました。短冊には「ピアノがじょうずになりますように」と書きました。残った時間で四葉のしおりを作りました。つぐりくんと、かいとくんも工作からしました。2人は気が合うようで、おしゃべりしながら、笑いが絶えません。ストローを同じ大きさに切り、5つそろえ、針金に通していきました。二人とも星型を組むのは難しそうでしたが、星は描けると言いそれぞれ紙に描いて、それにあわせて星を組み立てました。ビーズが気にいり、それぞれ好きなビーズをより分けていました。織姫、彦星を作るあたりから、テンションも最高潮になってきて、なんでもない言葉でキャッキャと笑っていました。短冊は字がかけなかったら絵でもいいよと言ったのですが、つぐりくんも書く気満々で、「字、教えて」と言いながら「たなばた」と書きました。かいとくんは「おじいちゃんが死んじゃったからおじいちゃんに書く」と言い、「おじいちゃん、おそらでもげんきでね」と書きました。最後に好きなビーズで自由工作です。つぐりくんは指輪ビーズが欲しかったので、ストローで指を作りました。かいとくんは白い紙にビーズを貼るといったのですが、ワイヤーのほうがビーズがきれいに見えることを話すと、それで、指輪を作ることにしました。きれいな指輪が出来ました。

28日(土1時〜)
すみれちゃんは課題の説明を聞いたあと、「何しようかなあ」と考えていました。まきちゃんも「何しようかな。今日はなにもしたくないなあ」といいます。2人で、「何もしたくないよね〜」と言いながら折り紙で鶴を折りはじめました。いくつか出来たところで、「じゃあ、これをモビールにしようか?」と誘ったところ、乗ってきてくれたので、針と糸で、折鶴をつなぎました。金モールで、すみれちゃんは星の形、まきちゃんも星の形にして折鶴をつなぎました。きれいなモビールが出来ました。たいちくんは前に仕上げた割り箸鉄砲に改良を加えて、ピントあわせをつけました。丸いものを接着するのに、接着剤だけでは弱いかもしれないので、ビニールテープを巻きました。四つ葉のしおりも作りました。すいちゃんは工作からしました。星を作るのは最初は難しそうでしたが、コツを覚えてできるようになりました。織姫、彦星も上手にできました。お月様の形を整えてモビールに仕上げていきました。残った時間で四葉のしおりも作りました。ともひろくんは今日はお父さんと一緒です。工作から始めました。ワイヤーにストローやビーズを通すのは上手です。丁寧に通してたくさん作りました。はさみで丸い形を切るのも、なかなかうまくいっています。織姫、彦星の代わりにお父さん、お母さんをモチーフに人形を描きました。素敵なモビールです。絵は、大好きなものを描いてみようと誘い、まずは好きな色から出してもらいました。赤と白を選び、ピンクを作り、緑や、青も出しました。色に興味があり、しばらくは色を混ぜて楽しんでいました。ピンクで好きなように線を描いた後、青色で描いたのはモノレールです。そこで、満足したようでしたが、緑色を作っていたので、森や、木々の葉を表現できるよう誘っていきました。少し休憩を取り、たけちゃんがお休みでいなくて少し物足りないすいちゃんが横に一緒にいてくれました。しばらくして、ともひろくんに「モノレールに乗っている人は誰?」と聞くと、「お父さん、お母さん、ともくん、れいちゃん」と答えが返ってきました。別の紙に描いて、切って、モノレールの上に貼りました。れいちゃんはお友だちでしょうか。大好きな人たちと、大好きなモノレールに乗って大好きなおばあちゃんのところへ行くところです。幸せな絵になりました。

28日(土3時)
すみれちゃんは先ほどの時間から引き続き振り替え出席で参加です。モビールが、少し寂しいからと、星を作り始めました。短冊も描きました。作っている間にも、次々とお友だちが来て、課題の説明を私がしていると、すみれちゃんも「わたしがしあわせなこと」について、食べることが好きなので、好きなものがいっぱい食べられたらいいなあという話をしてくれました。みらいちゃんがやってきて、「なんにもしたくないなあ」と言いながら、一段落したすみれちゃんと、窓辺に座って花の観察をしました。スケッチしてみる?と誘うと、二人とも「やる、やる。」と意欲を見せたので、ボードとペンを渡しました。すみれちゃんは1枚目は失敗したといい、描きなおしました。ナスを細かく観察して、コメントも入っています。せっかくなので「色をつけてみては?」と誘うと、「え〜」といいながらも、色鉛筆で塗りました。みらいちゃんはペンで花をスケッチしていましたが、「あれ、赤紫蘇がない!」といいます。よく覚えているのですね。前回あった赤紫蘇は切ってジュースにしてしまいました。そのことを説明して飲みたいか聞くと、「飲みたい」と元気な返事が返ってきました。みんなおとなしく制作していたので、「じゃあ、作ってくるから少し待っててね。」と下におりて、戻ってくると、いたずらっ子な子ども達に中からドアを押さえられて入れなくなってしまいました。「おーい、あけてよー」と言うと、ゲラゲラと笑い声が広がります。ほんの30秒ほどですが、子ども達はいたずらが成功して大満足だったようです。ジュースを見ると、みんな寄ってきました。赤紫蘇がきらいな子は飲めないかもしれないので、味見に少しずつ入れてあげると、みらいちゃんとかおりちゃん以外は「おいしーい」と言って飲んでいました。みらいちゃんの口にはあわなかったようです。かおりちゃんは野菜全般が苦手なのだそうです。さんうくんは好きなようでおかわりもしました。すみれちゃんは「お母さんも作るよ」と教えてくれました。すみれちゃんはクレヨンでスクラッチ技法で花火の絵も描きました。みらいちゃんはもうすぐ単身赴任するお父さんと、大好きなおばあちゃんのためにバラの花を1枚ずつ描きました。その後、みなちゃんが使っていたパステルに興味を持ち、粉にしては塗りこんだり、粉を混ぜ合わせて色の変化を楽しんだりしました。それを見て、すみれちゃんも一緒にパステルを楽しみました。みなちゃんは四葉のしおりを作った後「私が幸せに思うこと」というテーマで考え始めました。散々悩みましたが、なかなか絞りきれないようなので、まず一本の木を描いて、その葉の茂みに好きなものを描いてはどうかと提案してみました。取っ掛かりが出来たことで、まずは好きな音符をたくさん描きました。次に好きなピアノを描きました。「できた」と言いますが、寂しい感じがします。ひいている自分を描きいれてみて、と誘い、次に、それを聞いている人を想像してみて、と誘っていきました。ピアノを弾く楽しみ、それを聞いてくれる人がいる楽しみを表現していくことで、絵が楽しくなっていくことを実感しながら描けたのではないかと思います。動物たちの種類を増やし、草原も描き、花を咲かせ、絵全体が華やかになりました。技法についても、筆圧が弱いので、輪郭だけでもしっかり強く塗り、きれいな色味を出すことで、絵が力強くなることを話しました。あすかちゃんは四葉を作ってから、工作をしました。星を作り、織姫と彦星も作りました。短冊には「絵がうまくなりますように」と描きました。丁寧に作品を仕上げました。さんうくんはグッピーの絵を仕上げました。絵の具で細かく魚を描きました。いろんな向き、表情で描けています。下の小石も細かく描きました。せっかくの絵を生かすため、水の表現はパステルでしました。2色の色を組み合わせ、水の流れを意識して、塗りこみ、伸ばしました。爽やかな絵になりました。その後、小さめの画用紙がほしいと言うので渡すと遊園地の絵を描きました。ジェットコースターやお化け屋敷など構図もうまくまとめていますし、ジェットコースターに乗っている人が手を上げているところなど細かい描写も生きています。遊園地が好きなのかと思ったらそうでもないそうです。えみちゃんとかおりちゃんも四葉のしおりから作りました。そして工作をしました。えみちゃんは星の作り方を一回で飲み込み、次々に作っていきました。人形はつるしたくなかったので、モールで、星の飾りを作りました。かおりちゃんは星を作るのに手間取りましたが上手に作れています。かおりちゃんもモールで星を作りました。あいちゃんは工作からしました。星が気に入り、大きさを変えてたくさん作りました。一番小さい星は組むのが大変なので、手伝いました。短冊には「5階建ての家に住めますように」と書きました。残った時間で四葉をしおりにしました。出来上がったころ、ちょうど、お姉さんが迎えに来て、ぴったりと終ることができました。



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