[ HOME ]
芸大・美大受験講座 絵画教室・デッサン教室 こども図画工作教室



Index
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
2007年07月
2007年06月
2007年05月
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2007年01月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年09月
2006年08月
2006年07月
2006年06月
2006年05月
2006年04月
2006年03月
2006年02月
2006年01月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年09月
2005年08月
2005年07月
2005年06月
2005年05月
2005年04月
2005年03月
2005年02月
2005年01月
2004年12月
2004年11月
2004年10月
2004年09月
2004年08月
2004年07月
2004年06月
2004年05月
2004年04月
2004年03月
2004年02月
2004年01月
2003年12月
2003年11月
2003年10月
2003年09月
2003年08月
2003年07月
2003年06月
2003年05月
2003年04月
2003年03月
2003年02月
2003年01月
2002年12月
2002年11月
2002年10月
2002年09月
2002年08月
2002年07月
2002年06月
2002年05月
2002年04月
2002年03月
2002年02月
2002年01月




『アトリエだより』はアトリエでのこどもたちの様子を
ご家庭にお知らせするため毎月1回発行している教室通信です。
(Web公開用に記事を再編集してあります)

カスタム検索




2008年03月

【3月前半の課題】
絵の課題ははじき絵の体験をします。白い画用紙に白いクレヨンで花を描きます。筆圧をしっかりとかけて、クレヨンで塗りこみ、水をたっぷりと含ませて水彩絵の具でバックを塗ります。水彩絵の具はクレヨンをはじくので、白い花が浮き出たような表現になります。工作は「くす玉」です。3月は別れと出会いの季節。卒園、卒業、お引越しをする方もいらっしゃいます。そして4月すぐには進級、入園入学がありますね。みんなそれぞれ一つずつ大きくなります。お別れ会や、おめでとうの会に使えるくす玉を作ります。パーティーのお楽しみにお使い下さい。

3月5日(水1,3)
ゆうりちゃんはマーガレットを描きました。クレヨンで直接あたりを取り、観察しながらぐいぐいと描いていきました。バランスを見ながら、きれいに開いた花と、すこしつぼみの花を配置しました。葉の形をよく観察して描き、最後にブルーで背景を塗りました。爽やかな色合いで春を感じるいい作品になりました。今日から入会のしんやくんもマーガレットを描きました。クレヨンでまず一つだけ花を描きました。花の芯と花びらの長さの違いを意識して描き、二つ目も描きました。3つ目はすこしつぼみの花を選びました。筆圧はしっかりとしています。長い茎を描いたあと、葉がどこから出ているか確認してから、葉の形状をよく見て描きました。バックの色は好きな色を出しいいよと声をかけると、花の色と同じ、黄色、白、緑を出しました。花にない色のほうが花自体が引き立つので、それを説明して、もう一度好きな色を出してもらいました。オレンジを選んだのでそれで背景を塗っていきました。先ほど出した色も無駄にはせずに、すこしずつ混ぜてグラデーションをかけていきました。明るく元気な絵になりました。残り時間で工作もしました。くす玉はケーキのデザインで、ろうそくをいっぱい描きました。道具も上手に使えています。仕掛けもうまくいきました。かおるくんは工作からしました。くす玉のデザインに地球を描きました。アイデアが素敵ですね。正確に描きたいと言い、図鑑を見ながら描きました。図鑑の好きなかおるくんは作りながらもついあちこちのページも開いては見入っていました。なかの垂れ幕も言葉をいろいろ考えて書きました。もとかずくんは「作り方、知ってるんだけどなあ」といいながら工作からしました。手際よくさっさと作りました。写真を撮る時になかに入れたものがよく見えるように、シャーッターを切るのにあわせて、下から飾り物を投げて演出していました。残った時間は自由工作でビー玉コースのおもちゃを作りました。かすみちゃんは可愛いキャラクターのくす玉です。見本どおりに作った後、そこから改良して糸やビーズの飾りをつけたりしてバージョンアップさせていました。りなちゃんは工作からしました。花火の絵のくすだまで、面白いアイデアです。残った時間で花の絵も描きました。一つ描いてもらうと、花芯は大きくしっかり描けていましたが、はなびらが花芯よりも小さくなっていたので、実際に測ってどのくらい違うのか大きさを観察しました。塗りこみも大きくて大変だったでしょうが、力を入れてがんばって描いていました。しょうごくんとなおちゃんは工作からしました。しょうごくんはお友だちのお誕生日に使うくす玉を作りました。電池を紙にくるくると巻くのが難しいようで、「先生、やって」と言っていました。なおちゃんはくす玉の絵を丁寧に描いていました。きれいな色のテープを貼るのが好きで裏にもデザインを施していました。残った時間は自由工作で机を作っていました。

8日(土)
ひとみちゃんは、おうち作りの続きです。もう3ヶ月取り組んでいますが、あまりはかどらないようです。どう作りたいのかイメージが出来ないままに作っているようです。課題にも興味がわかないようなので、このまま部屋のレイアウトから発展させていくことを考えています。誰の部屋か、家具など具体的イメージを描けない原因がどこにあるのか、様子を見ながら探っているところです。元気はいいし、手は良く動かしていて、作るのは好きなようです。くす玉の中身のリボンが気に入って、「先生これ、手に巻いて!」というので、巻いてあげると、また、小部屋作りをしていました。土台となる家の中に入りきらないほど、小さな部屋はたくさん作っています。みらいちゃんはひとみちゃんの作品に興味を持って、同じように前回からおうち作りをしています。「材料を持ってきたよ!」と鍵の形をしたものを取り付けていました。ドアを作り、部屋を区切り、家具や布団などを置いていきました。ほぼ完成ですが、まだ、続きをするそうです。みなちゃんは前回空気鉄砲作りがうまくいかなかったので、あれから私もすこし調べてみました。簡単に出来る「ジャガイモ鉄砲」というのを見つけたので、作り方と、材料を渡しました。さんうくん、たいようくん、みらいちゃんも興味津々で寄ってきました。4人でわいわいとジャガイモをスライスしたり、ストローに詰めたり、口で拭いてジャガイモ弾を飛ばそうとするのですがみんなうまくいきません。説明どおりにやってもうまく飛ばないので、その下に書いてあった、「タマはぬらしたティッシュペーパーを丸めてもできる」とあったので、それでやってみると、「ポン」といい音を立てて玉が飛んでいきました。大成功してよかったですね。その後、みなちゃんはくす玉を作りました。シンプルに黄色いタマにしました。さんうくんとたいようくんはジャガイモ鉄砲遊びをしたあと、くす玉を作り始めました。さんうくんはバスケットボールが好きで、たいようくんは野球がすきなので、それぞれのボールをデザインしました。あすかちゃんとゆうきくんはマーガレットの花を描きました。あすかちゃんは小さく描いてしまいがちなので、花全体の印象が出るように、向きを変えながら、すすめました。長い茎と、葉の形をよく見ながらクレヨンで描きました。次回バックの色を入れます。ゆうきくんは大きく花を捉え、画面にひとつずつ描きました。開いた花、つぼみの花、様々な形を見ました。茎は太くしっかりかけていますが、葉を概念的に描いてしまったので、葉をちぎりどんな形をしているのか観察しました。そしてもう一度丁寧に葉を描いていきました。バックはセルリアンブルーを選び、塗りました。爽やかな画面になりました。えみちゃん、かおりちゃんは工作の課題を知って、「明日がお母さんの誕生日だからちょうどいいわ!」と作り始めました。くす玉の絵は華やかにマーカーで描き、メッセージの垂れ幕にも心がこもります。中にいれるものも、工夫をしてお花型にしたりしていました。迎えにきたお母さんにみられないように、袋に入れて持ち帰りました。あいちゃんはくす玉を作りました。可愛いデザインを考えて、マーカーで丁寧に描いていました。垂れ幕も、中にいれる飾りも、黙々と作っていました。仕掛けはうまくいって、糸をひっぱるとうまく開きました。振り替え出席のみずきちゃんはずっと前の続きの東西南北ゲームが途中なのですが、今日の課題をしたいということなので、もってかえって25枚の絵を描いてくることにしました。くす玉を作り始めましたが、絵が大好きなみずきちゃんは細かく凝った絵を描くので、時間がかかります。天使と悪魔が出てくる、ストーリー性のある楽しい絵を描いていました。中の仕掛けを作る時間がなかったのでまた、次回続きをします。

12日(水2,4)
ゆきちゃんは前回と同じように縫い物をしたいと言うので、材料を用意しました。生地を選びミニ三角バックを作りました。タマ結び、タマ止めを何度か練習しました。ふちにリボンを飾り、持ち手は毛糸を3本重ねて縫い付けました。その後はやすりや、カッターナイフで木を削ることに夢中でした。もあちゃんはゆきちゃんの横で一緒に縫い物をしました。クッションを作りたいということで、縫い始めましたが、縫い終わりのタマ止め用に糸を残すのをうっかり忘れてしまったり、縫い目が大きいので綿がはみ出てしまったりしましたが、がんばって縫いました。毛糸で指あみをしてビーズと組み合わせネックレスも作りました。指あみはおばあちゃんに教えてもらったそうです。かすみちゃんはくす玉の外側本体だけを作りました。後は毛糸で鎖あみをしたり、木を削って割り箸ペンを作ったりしていました。たいちくんは自由工作で弓矢を作りました。カッターナイフがずいぶん上手に使えるようになりました。先は危ないので、やすりで削りましたが、結構威力の強いものが出来上がっています。そうたくんは前回の続きをしていましたが、途中から家で作ることにする、と言い、新しいダンボールを取ってきて新たに工作を始めました。ダンボールを切って小さな正方形をたくさん作り、それを並べて貼っていました。何を作っているのか、まだ、自分でも決めかねているということでした。ゆうかちゃん(K)、ゆうかちゃん(F)すみれちゃんはくす玉を作りました。ゆうかちゃん(K)とゆうかちゃん(F)は垂れ幕には自分への応援メッセージをかいて、タマのデザインは色鉛筆で塗っていました。すみれちゃんはかわうそやカピバラなどの動物の絵を図鑑を見て丁寧に描いていました。垂れ幕には「かわうそのような動物飼いたーい」と願望を書いていました。みずきちゃんは作りかけのくす玉を仕上げました。たいちくんの弓矢にとても興味があり、同じように作り始めました。割り箸に、溝をつけるという結構危ない作業もうまくカッターナイフを使って削っていました。すこしはらはらする手つきだったので、手伝いました。かなたくんは「さびき釣り」の釣竿というものを作っていました。私は釣りに疎いのでサビキという魚を釣るのかと思っていたら、釣る方法のことをさびき釣りというそうで、かなたくんからいろいろ教えてもらいました。糸に釣り針が交互についていて、下に錘があります。クリップと、電池を代わりに使っていて、その時は実はあまり、わからなかったのですが、後で、ネットでさびき釣りの道具を見て、かなた君の作っていたものがどういうものかよくわかりました。振り替え出席のかおるくんは休んでいた時の課題で、ペットボトル釣りを作りました。すこし固かったのですが、がんばってペットボトルに切り込みをいれ、電池の錘を入れて、釣るほうの仕掛けを作りました。丸い紙に動物の顔もいくつか描きました。釣るのにはすこしコツがいるのですが、何度か練習して、釣れたときは嬉しそうでした。振り替え出席のななみちゃんと、あやめちゃんは前回からの続きで、東西南北ゲームを作りました。絵を全て貼り、東西南北の字の代わりに色で方角を表しました。サイコロとコマも作りました。時間がかかりましたが、がんばりました。

14日(金)
えりちゃんとつぐりくんはくす玉から作りました。見本のくす玉を引っ張って大喜びのえりちゃんは「今日はまんちゃん来るかなあ、まんちゃんなら蛇とか、恐竜とか降って来るのを作りそう!」と言い、つぐりくんと怖いくす玉をいろいろ想像して、楽しみました。えりちゃんはカラフルな色彩の楽しい絵を描き、「いつもありがとう」言葉の垂れ幕を作りました。つぐりくんはいろんな色のストライプ模様を描き、垂れ幕にはカブトムシやクワガタムシなど様々な自分の大好きなものをたくさん描きました。20分ほど時間が余ったのですが、ふたりとも、絵も描きたい!というので、絵を描く準備をしました。花びらをクレヨンでしっかりと塗るようにお話して進めました。えりちゃんはきれいにまとまった感じの絵になりました。つぐりくんは大きくダイナミックに描けています。それぞれ個性が出ていますね。二人ともよく観察して描きました。先月の振り替え出席のまんたろうくんは花の絵を描きました。みたままの色にこだわらず、自分の好きな色で花を描きました。すこし描いては、図鑑を読みに行き、なかなか進みませんでしたが、すこしずつ促して、何とか完成しました。花の向きや、きれいに開いた花、つぼみのもの、様々な角度から花を観察しました。あやのちゃんは東西南北ゲームの続きも残っているのですが、今日の課題をやりたいということで、くす玉を作りました。大好きなアヒルのパペットを持ってきていて、人形劇をみんなに披露しながら作っていました。楽しいおはなしをたくさん考えられるのですね。くす玉ももちろんアヒルの絵で、垂れ幕にはアヒル語で「アヒヒヒヒ〜アヒアヒおめでとう」とユニークな言葉を書きました。あかねちゃん、ふうかちゃんは並んでくす玉を作りました。あかねちゃんは垂れ幕にはお誕生日おめでとうの文字を入れました。くす玉の絵はマーカーできれいな色で、描きました。中にいれる飾りも細長い紙をホチキスで留めたり、リボンを真ん中で結んだり、工夫して作りました。ふうかちゃんはちょうどお父さんのお誕生日ということで、「パパ、おたんじょうびおめでとう」の言葉を入れました。くす玉はマーカーで楽しい絵を描きました。毛糸を玉止めしたり、リボンを結んだりと結ぶ練習をたくさんしました。中にいれる飾りを選ぶのも楽しそうでした。たけひさくんとすいちゃんは、見本のくす玉を引っ張って、「わあ、びっくりしたあ。どうなってるの?」と興味津々でした。たけひさくんはきれいに色を塗って、垂れ幕にはあやのちゃんのアヒル語が気に入って「アヒヒーンアヒヒヒヒおめでとう」と書きました。アヒルのパペットにも興味を持ち「あれ、おうちからもってきたの?」とあやのちゃんの即興の人形劇を楽しそうに見ていました。すいちゃんは色鉛筆で丁寧に絵を描きました。垂れ幕にはお誕生日おめでとうと書いて、飾りもいれ、試しにひいてうまくいったので嬉しそうでした。

【3月後半の課題】
テーマは「手を使って」です。絵画はまず、自分の手形を取り、それを何かに見立ててイメージを広げて描きます。筆の代わりに手や指を使います。絵の具を指にとって点々と押しつけたり、水に浸してスーッと伸ばして線を引いたり、指の腹で色を塗り広げたりと様々な描き方を楽しみます。絵の具を指先で感じ、絵の具の持つ発色をストレートに紙に載せることが出きます。工作は自分の指を工作の一部分にします。アイデアが勝負でこどもの発想の豊かさに期待します。人形にして、両手にはめれば人形ごっこも出来て一人でも遊べるし、お友達とも楽しめます。

19日(水1,3)
今日のテーマでの絵画は点描画につながります。画面上で色を重ねたり並べたりすることで、彩度を落とさず鮮やかな発色が期待できます。ゆうりちゃんは点描画で前回と同じモチーフのマーガレットを描くことで、前回のクレヨン画のはじき絵との違いを体験することにしました。鉛筆で薄くデッサンをして、細い筆で、色を置いていきました。時間はかかりますが、なかなかうまくいっていて、美しい色が出ています。次回も続きをします。かおるくんは振り替え出席のかなたくんと一緒に来て、かなたくんが、マーガレットを描きたいと言うとかおるくんも「ぼくも」と、言い、二人で向かい合ってマーガレットを描きました。今日の課題や点描の話もしましたが、二人とも絵の具で自由に描きたいというのでその方向で進めました。かおるくんは形を見ながらどんどんと描いていき、バックの色はまだ、使っていない1色を選んで塗りました。バックに赤を選んだこともありますが元気な作品になりました。その後自由工作で空き箱をいくつか取ってきて、ロボットを作りました。このロボットがどういう風に動くのか、どういう武器を持っているのか、たくさんお話をしてくれました。かなたくんにはバックに使う一色を選んでもらい、その色で花を描きました。茎、葉と繊細なタッチで描いていきます。最後に花の中を塗り残すように、花の周りを塗っていくことで、バックの空間を作っていきました。丁寧に進めて優しい絵にしあがりました。かなたくんも自由工作がしたいと言い、空き容器の周りに電池をたくさん貼り付けてなにやら作っていましたが、電池がなくなってしまい、どうしよう〜と悩んでいました。ななみちゃん、あやめちゃんは指の工作をしました。ななみちゃんは指を女の子の靴に見立てたり、うさぎの足に見立てて作りました。あやめちゃんは犬の足にしていました。その後二人とも前回の課題、くす玉を作りました。ななみちゃんはリボンとハートと星模様のカラフルなくすだまです。垂れ幕には「おいしいご飯をありがとう」と書きました。あやめちゃんは家族みんなの名前を漢字で書きました。どんな字かわからないというので、いろいろ推理して書いて見せましたが、外れてばかりで、ななみちゃんのお母さんに電話で聞いてもらいました。垂れ幕には「お誕生日おめでとう」と入れました。家族みんなの誕生日に使えるものをと思ってつくったのでしょうね。妥協せず、自分のイメージにこだわって作っていました。もとかずくんは指を木に見立てて、作りました。ピカチュウの小さな人形を持ってきていて、そのピカチュウの充電器や乗り物のようなものを作っていました。今日は全部黄緑色のカラーを使っていて、きれいな色だね、と、言っていたら着ていた洋服まで黄緑色でした。かすみちゃんはうさぎの耳やねこの手などに見たてて指工作をしました。ねこの手はボクシングも出来るし、2匹並んで漫才のようなことも出来るし面白いですね。ラップの外箱から刃の部分を取り出し、小さなのこぎりをつくっていました。空き箱で迷路も作りました。しょうごくんは「自分の顔からでている舌」「象の鼻」「電車」「バス」などの指工作をしました。電車やバスは穴を窓に見たてて、指に顔を描き、窓からのぞいているようにしました。なおちゃんは持ってきたキャラクターの絵を見たり、見本を見たりして、どんな絵を描くか決めました。「リボン」「象の鼻」「うさぎのバレリーナ」を作り、後半はマーガレットの絵を描きたいといいました。手が汚れるのがいやなようで、前回のクレヨン画にすることにしました。ゆうりちゃんの前に座って、同じモチーフを見ながら描きました。筆圧がしっかりとしていて、上手に塗れています。花、茎、葉もよく観察しました。花のバランスを考えながら小さいつぼみの花も入れました。力強い作品になりましたね。りなちゃんは手形の絵をしました。右手は水色、左手は黄色にして型押しした後、何にしようか考えました。お花にすることにして、指に絵の具をつけてどんどん描いていきました。きれいな色で、形もユニークでいい絵です。

22日(土)
たいようくんは自由工作がしたいなあ、といつもの本の中からブーメランを選びました。戻ってくるブーメランを作るには、定規できっちりと寸法を測り折り目の場所も正確にしないと・・・とお話しながら進めていたのですが、たいよう君は面倒になってきて、「もう〜、好きなようにつくる」と適当に線を引いて切りました。折り目も変なところに一箇所だけついてるので、どうしてここで折るの?と聞くと、「それ、はじめからついてた折り目」だそうです。ところが飛ばしてみるときれいに戻ってきてびっくり。「適当に作っても上手に出来たわ」と満足そうでした。二つ目はダンボールで作りました。さすがに重くて、飛ばしたら飛んでいきっぱなしでした。本を見てさらに、吹き矢も作りました。手でしっかり押さえて紙を巻くという作業をがんばって何度かやっていたのですが、難しいようだったので、押さえるのを手伝いました。キラキラテープを貼ってかっこいいのができました。矢は折り紙で、どういう形のものがよく飛ぶのか、実験しながら作りました。あすかちゃんは前回の続きでマーガレットのクレヨン画のバックに絵の具で色をつけました。水色とグリーンでグラデーションを作りました。2枚目は今日の課題、手型から見立ての絵を描きました。アイデアが浮かぶまでに時間がかかりましたが、蝶にして、どんどん描きこんでいきました。お迎えのお母さんの応援もあって、虹の滑り台で遊ぶおんな子のも登場して楽しい絵になりました。みらいちゃんは前回の続きで理想の家を仕上げました。リボンのじゅうたんや卵の殻のアプローチ、英字マカロニの表札など、アイデアあふれる家になりました。何をしても怒られない、こどもだけのおうちだそうです。えみちゃんは手形を蝶に見立てて絵を描きました。バラやひまわりなど、明るい色調で華やかな形と色で全体をまとめました、発色がきれいで、伸びかな気持ちのいい絵になりました。余った時間で指の工作もしました。指を2本使って鳥のくちばしにするという斬新なアイデアです。かおりちゃんは指の工作をしました。自分の指をどう使うか、一生懸命考えて、たくさん作りました。みなちゃんは指の工作をしました。なかなかアイデアが浮かばす、迷っていたので、まずは見本の通り作りながら考えるといいよ、と話すと、隣にいた、たいようくんが「そうやで、なんにもせえへんより、なんかつくらな、もったいないで」とアドバイスしてくれました。「見立てる」という作業は頭を柔軟にして、イメージを広げる練習にもなります。うさぎの手、凧のあしの作品ができました。凧のデザインは幾何学模様でおしゃれですね。あいちゃんは手型の絵を描きました。手型は塗っている間に絵の具が乾燥して薄くなってしまいましたが、迫力のある構図と色で、元気な絵が出来ました。色がきれいですね。

26日(水2,4)
そうたくんは前回の続きをしました。ダンボールを細かく切って重ねて貼っています。町なみのようにも見えます。新しくドーム型の建物を作りました。難しいかまぼこ型も上手に切っていました。ゆうか(F)ちゃん、ゆうか(K)ちゃん、もあちゃんは指の工作をしました。それぞれに動物のキャラクターを作り、指にはめてどれだけたくさんの動物が手をつなげるか、など新しい遊びを展開していました。もあちゃんは箱を土台にして楽しいひろばを作りました。割り箸と折り紙で木を表現したり、モールを使っていすにしてみたり、いろんな発想で楽しい情景を作り出していました。ゆうか(F)ちゃんは滑り台作りをがんばりました。すべる部分の傾斜を考え上る階段は割り箸と竹ひごで作りました。ゆうか(K)ちゃんはブランコ作りをがんばりました。竹串と針金で、ゆらゆら揺れるブランコを表現しました。かすみちゃんは手形の絵を描きました。手の形をヤマアラシに見立て、周りにはお花をいっぱい散らして、きれいな画面です。みずきちゃんは手形の絵を描くといい、はじめましたが、途中で飽きてしまったのか、工作をしたいと言います。今やってることを、仕上げてからしようね、と促しました。花火の絵ですがちょっと寂しいのは工作を早くやりたかったからです。ゆきちゃんは手形をインディアンにみたてて、絵を描きました。絵の具を手につけるのは気持ちがいいのか、たくさん絵の具を出して、長い時間混ぜたり、手に塗ったりと、描き方を試していました。振り替え出席のさんうくんは見立ての絵を描きました。手形を二つくっつけて鳥の羽をイメージし、孔雀を描きました。華やかに大きく描けました。後半は工作の本の中から「がりがりプロペラ」を選びました。山の形に45度の角度で交互に削るのですが、すぐに割れてしまいます。上部をすこし残したほうが割れにくいことがわかり残しながら削るとうまくいきました。カッターナイフは上手に扱えます。しんやくんは絵から描きました。手型から宇宙人を連想してかきました。ユーフォーも明るい色で楽しそうですね。後半は工作しました。動物のキャラクターで手や足を指で、表現していました。筆致もしっかりしていて、力強い作品が出来ています。

28日(金)
えりちゃんは指の工作からしました。丁寧に絵を描いて一つ作り、次は手形の絵を描きました。両手の形をかにに見立てて海、砂浜、太陽、木などを描きました。空きスペースが大きかったので、カニをキーワードに話をしていると、「かにむかし」のお話を思い出したようです。サルを描き足して、空の色を塗り広げました。余った時間で、「くもの巣」作りの続きをしました。たけひさくんも工作からしました。見本を見てぞうを作りました。見本の絵を見て「かにみたい」と興味を示し、「手形をしたい」とやり始めたものの、なかなか進みません。発想を広げようと、海にいる生き物クイズをすると、「アジ」「マグロ」「さんま」「鯨」「さめ」などたくさんの生き物の名前があがりました。でも描くとなると「難しい〜」と言って筆が止まります。見かねたすいちゃんが自分の絵を描き終わってから、よく面倒をみてくれました。すいちゃんと同じ構図の絵を描きました。すいちゃんは絵から描きました。手形はかにに見立てて、海、砂浜、太陽、木を描きました。あかねちゃんは工作をしました。ぞうやうさぎ、ねこなどたくさんのキャラクターを描きました。たくさん出来ましたね。後半は手形を蝶に見立てて、花や虹、たいようを描きました。明るい色がきれいです。ふうかちゃんは絵から描きました。塗るときに「くすぐったい〜」と言っていました。手形から蝶を連想して、花、虹、太陽を、画面にいっぱいに描きました。きれいな色が出ました。工作は見本を見て、ぞう、うさぎ、たこを作りました。円を切るのは難しそうでしたが、がんばっていました。つぐりくんは、手形を押すのも指に絵の具をつけて描くのも楽しそうでした。手形はかにに見立てて、木、海、砂浜、太陽、空を描きました。工作では大好きなクワガタムシ、カブトムシ、蝶をモチーフに作りました。カブトとクワガタを両手にそれぞれ入れて力比べもしました。はさみも上手に使えています。まあさちゃんは今日から入会です。手形を蝶に見立てて、花や雲、太陽を描きました。下に生えている草は水を含ませて伸ばすように描きました。蝶の模様もたくさんつけて発色の良いきれいな絵になりました。振り替え出席のたいようくんは自由工作をしたいと、本の中から「ジェットひこうき」を選び作りました。面倒といいながら、説明を読み、材料を揃え、作って行きました。点二つ打って線を引く練習もしました。道具ではペンチ、ホチキス、はさみなど使いました。文章を理解して、図も見ながら、自分が今、どこを作っているのか意識しながら作るのは難しいのですが、よくがんばりました。飛行機のデザインもしてかっこいいのができました。振り替え出席のみらいちゃんは、春休みに久しぶりに会うお友だちにあげるプレゼントを作りたいというので、まず、何を作るか考えてもらいました。モールの飾りにすることにして、いろんな形を工夫して作っていました。プレゼントの箱も作り、メッセージカードも作りました。とても上手に出来たので、きっと喜んでくれるでしょう。手形の絵も描きました。蝶に見立てて画面いっぱいに描きました。迫力があり、しっかりした絵です。



[ こども図画工作教室 ]


会費制の通信講座です。
< デッサン・油絵・水彩画 >
全国どこからでも参加できます。
[ Click ]