|
|

『アトリエだより』はアトリエでのこどもたちの様子を
ご家庭にお知らせするため毎月1回発行している教室通信です。
(Web公開用に記事を再編集してあります)
|
|
2007年11月
【11月前半の課題】
秋の七草はハギ、クズ、オミナエシ、カワラナデシコ、フジバカマ、キキョウ、ススキです。丹波篠山へ行く機会があったので、河川敷でススキを大量に手に入れてきました。今回はススキの穂で絵を作り、穂をとった後の裸ススキでほうきを作ります。ススキの穂を取るときは「しごく」方法でとるのですが、これが意外と難しく面倒な作業です。ひとつは挑戦してもらって、体験します。ほうきは実際にも使えるし、木の実やお人形を加えて飾り物にしても、素敵です。
7日(水1、3)
ゆうりちゃんはサツマイモの色鉛筆画を描きました。2個をバランスよく置き、構図を決めました。手前と奥に置き、遠近感がでるように配置しています。色鉛筆で同じ色を出すのは難しいのですが塗り重ねて深みのある色を作り出すことにしました。続きはまた、次回します。かおるくんは今日はあまり調子がよくなかったようです。はさみで、カップ容器や、ススキの茎を切ったり、ダンボールにテープを巻いたりしていましたが、どれも作品にはならず、発展しなかったので、課題のススキのほうきの最初の部分を作ったものを渡し、毛糸を巻いていく作業をするよう、進めました。この作業はやる気が出たようで、一生懸命巻いていました。色を変えてもいいよと言ったのですが、緑色一色で作っていました。ななみちゃんとりなちゃんはススキの穂をしごくのに挑戦しましたが、難しかったので、先にススキの絵を描きました。ボンドでうさぎの絵を描き、穂をいっぱいにかけて、絵を浮かび上がらせました。それぞれに、いろんな種やドライフラワーで目鼻などを貼っていきました。その後、ほうき作りもしました。ほうきの元となる、穂をしごいたものは、もとかずくんが作ってくれたのを譲ってもらいました。毛糸を巻く作業は配色も考えて二人とも上手に出来ました。あやめちゃんは難しいと言いながらも、ススキの穂を取るのをがんばっていました。私も手伝い、先にほうきが出来ました。絵はうさぎをモチーフにしてススキ絵を描きました。もとかずくんはススキの穂をしごくのがとても上手です。ヤモリをおうちから持ってきていて、ススキの穂がふわふわで温かいとわかると、ビンに穂を詰めて、そこにヤモリを入れていました。ヤモリはあったかいのが気持ちいいようで、じっとしていました。自由工作では猫じゃらしのドライフラワーを使い、「くすぐるうちわ」を作っていました。かすみちゃんもススキの穂を上手にしごきます。ゆっくりと丁寧に時間をかけてほうきの元を作りました。絵のほうも、一番最後まで残って仕上げました。ひとみちゃんはすすきの穂をしごくのは難しいと言いながらもがんばっていました。少し手伝い、ほうきを作りました。絵のほうはハムスターをモチーフにしました。小さいハムスターをたくさん描いたのでのですすきを貼るのが難しそうでしたが、色鉛筆も併用して仕上げていました。なおちゃんはお部屋に入ってくるなり「今日はムーミン描くの。しょうごもいっしょ」と言いながら「紙頂戴!」というので、渡すと、すかさず二つ折にして手でびりびりと裂きました。どうして二つにするの?と聞くと、「しょうごと分けるの」と言ってひとつをしょうごくんに渡すとムーミンを鉛筆で書き始めました。気がつくと、もう次の工作をはじめているので、ムーミンの絵を見ると、なぜか描いた紙と段ボール紙の縦横を逆にしてにはみ出して、貼っています。絵も、鉛筆書きのままなので、色を塗って丁寧に一つのことをしようと促しました。最初はこのままでいいと言っていたのですが、少し話し合い、ボール紙に綺麗に絵を貼りなおし、色鉛筆で塗りました。その後、自由工作ではススキの迷路を作っていました。しょうごくんはムーミンより電車がいいと言って、電車の図鑑を見て、まず線路を描きました。今日はなかなかはかどらず、すぐに手が止まってしまいます。ススキの電車を作っていましたがお迎えが来たので車輪は帰ってから取り付けることにしました。振り替え出席のえりちゃんはススキの穂をしごくのが難しいと言いながらも挑戦していました。私も手伝い、まずほうきを作りました。毛糸は色を変えて作りました。ススキの絵はうさぎをモチーフにしました。種を選んで絵や鼻など作りました。
9日(金)
今日はお休みが多く3人だけのアトリエでした。たけひさくんは「長いほうきが作りたい」と言い、柄を長くしました。毛糸を巻くのが段々面倒くさくなってきて、「もうしんどい、先生巻いて」と言うので「じゃあ、柄を短くする?」と提案するとそれはいやだということで、又、がんばって毛糸を巻きました。絵の課題も大きくうさぎを描いてススキの穂をどっさりとまき、ボリュームのあるうさぎが出来ました。すいちゃんはお笑い芸人の物まねが大好きで、歌ったり踊ったりしながらほうきを作っていました。たくさんの色を変えながら柄を作り、「魔法のほうきみたい」といっていました。絵の課題もしました。リスをモチーフにしたいと言うので、写真集を出すと、みんな寄ってきて見ていました。あみちゃんはほうきを作りかけて、「やっぱり絵からする」と言い、絵の課題をしました。とても細かい絵を描いて、リボンをつけたり、工夫をして時間をかけて作っていました。途中だったほうきも仕上げました。
10日(土)
ススキは見かけることも少ないようで、名前もあまりわからない子が多くなってきました。「お月見のときの・・・」と、思い出す子もいました。あすかちゃんはみらいちゃん、みなちゃんとともに、ほうきから作りはじめました。丁寧にススキの穂を取り、糸を選び、ゆっくりゆっくりと巻いていきます。一番最後まで残って1本仕上げました。みらいちゃんはカラフルに毛糸を使いほうきを仕上げました。次に絵の課題をしました。種やドライフラワーをふんだんに使い面白い画面の絵になりました。みなちゃんはほうきの毛糸を巻きながら、みらいちゃんたちとのおしゃべりも楽しんでいました。少し小さくなってしまいましたが、ススキの穂で絵を作りました。種やドライフラワーも使いました。さんうくんはススキの穂を丁寧に取って、茶色の毛糸を巻いてほうきを作りました。残り30分ほど時間があったのですが、後はゆったりと過ごしていました。種には興味があるようでオシロイバナの種をわって白い粉を出していたので、それでお化粧できるよという話しをしました。えみちゃんとかおりちゃんはほうきから作りました。それぞれ好きな毛糸を選んで巻き、リボン結びもしました。絵はボンドをたっぷりと塗り、ススキの穂をほわっとたくさん乗せて余分なところをはらい、形を整えました。種やドライフラワーなどでアレンジしていきました。あいちゃんはススキの穂を取るのは難しかったので、すでに取った裸の穂を使い、ほうきを作りました。毛糸は上手に巻きました。リボン結びは挑戦しましたが難しかったので、ゆっくりと結ぶ様子をみて貰いました。絵を描くときにはどう描いていいのかわからない、と言う風だったので、何の動物を描きたいのか、話を聞きながら少しずつ描ける様に進めていきました。ボンドをたっぷり塗って、ススキを貼り付けました。種やドライフラーでどんどん形を整えて行きました。振り替え出席のまんたろうくん、まきちゃん、あやのちゃんもほうきから作りました。まんたろうくんはほうきを1本仕上げてから、恐竜の絵をススキで描きました。目玉や、手に似合う種を探して貼っていました。まきちゃんも毛糸を上手に巻いてほうきを1本仕上げました。種やドライフラワー、様々な素材を楽しみながら、絵を作りました。あやのちゃんはこうやれば楽に出来る〜と言い、ねっころがってほうきを作っていました。1本作った後、穂を取らないススキそのままでも作りました。
14日(水2,4)
すみれちゃんはほうきを作りましたが出来上がると「なんだか短くて気に入らない」ということで、もう一つ作りました。次のは気に入った形になりました。貝殻とビー玉で「真珠貝」も作りました。そうたくんはほうきを1本作った後、穂を集めて毛糸を巻き、ボールを作りました。そのボールは適度な硬さで跳ねるので、かなり面白いボールです。そうたくんのボールをみて、すみれちゃん、みずきちゃん、ゆきちゃんもボールを作りました。みずきちゃんはほうきを作りかけたのですが穂を取るのが面倒で「後にする」と言うことで先に絵を作りました。ボンドでうさぎを描き、穂をいっぱいに広げ形を作りました。とちゅうでボールを作ったり、たいちくんののこぎりを扱う姿を見て、「私も切りたい!」と木を切ったりしていました。それからようやく絵に戻り、目や鼻など木の実や種を使って貼りました。最後に、「まだ作ってないよ」と、ほうきも作りました。ゆきちゃんは1番に来て「ススキ知ってるよ!」と絵の課題からしました。ボンドをたっぷりと塗りススキの穂をふりかけ、うさぎを形作っていきました。お友達ともおしゃべりを楽しみながら、ススキボールも作り、ほうきも作りました。穂は上手にしごいていました。たいちくんはほうきを一本作ったあと、コリントゲームを作ると言って、空き箱とお箸を使い自分で工夫して作っていました。ビー玉を収納するところも作りよく考えています。カッターナイフやのこぎりなどの道具も上手に使えています。ゆうかちゃん(K)はほうきを作った後、「リスの絵にする」と言って、絵の下書きを始めましたが、「あ、そうだ作りたいものがあったんだ」と言って材料を探しにいきました。ロール芯と黒い紙で双眼鏡を作り、次にセロハンで色付き双眼鏡を作っていました。毛糸の蝶々も作りました。ゆうかちゃん(F)はほうきを1本作り、「次は自由工作するの!」と、ティッシュの箱を用意しました。切ったり、つないだりして、どうやらスライダーを作りたいらしいのです。時間が足りなかったので、次回続きをします。もあちゃんはほうきを作ったあと、自由工作がしたいといい、貝殻やセロハンや箱などいろいろ材料を見ていましたが、かすみちゃんとおはなししながら小物を作っていました。かすみちゃんはほうきを作り、毛糸で作ったポンポンを柄に飾りました。ススキの穂でモモンガの絵も作りました。口には赤いモールを使っています。かなたくんは今日もご機嫌で「泥棒の歌」を歌いながらほうきを作っていました。みんなも歌が大好きで、かなた君の歌声につられて時々大合唱になりながらの制作になりました。かなたくんは丁寧にススキの穂を取って、ほうきを作りました。
【11月後半の課題】
今年は紅葉が遅くやっと公園の木々も色づいてきました。でもイチョウなどは綺麗な黄色にならず、先が茶色く焼けてしまって温暖化が影響しているようです。豊島公園、服部緑地で桜、イチョウ、かえで、などの落ち葉を拾ってきました。取りたては色が鮮やかで美しいものです。絵の課題では水彩画でその色をとじこめてみます。工作はこれから、パーティーなどで活躍するルーレットゲームを作ります。丸い形を均等に分割する方法として、丸い薄い紙を折って、同じ角度を作ります。そして、その型紙でつけた点と中心の点を結び線を引くのですが、ここが一番難しいでしょう。でも、この方法を覚えておくと、いろんな工作に応用できます。ルーレットゲームはアイデアを出して、家族みんなで楽しいゲームをしてください。
21日(水1,3)
ゆうりちゃんは前回の続きでサツマイモの色鉛筆画を仕上げました。クロスハッチング技法で立体感を出していきました。光の当たり方を考えながら、濃くしていくところを丹念に塗り重ねていきました。重量感もでて、すっきりと仕上がりました。かおる君は来たものの、ひどく調子が悪そうです。今日はお休みとしてお迎えに来てもらいました。ななみちゃんとあやめちゃんは工作をすることにして、ふたりとも台を黄色に塗りました。ななみちゃんは線が少しくらい曲がっても気にせずドンドン描き進め、色もたくさん塗ってにぎやかなルーレットが出来ました。あやめちゃんは線が曲がってしまうのがいやで、何度も書き直しをしました。数字も途中で間違えたのでジェッソで修正して書き直しました。色の配色にもこだわって、考えながらゆっくりと塗っていました。出来上がりが遅くなりましたが、根気強く一生懸命自分の理想に近づけて作りました。もとかずくんは今回の課題には興味はなかたようで、最初は発射装置を作って玉を飛ばして遊びました。それから今一番関心のある、ヤモリの「修行場」を作りました。ダンボールや針金、ペットボトル様々な素材を使って作っていました。かすみちゃんは台を白く塗り、ルーレットの表面デザインには絵と文字をうまく組み合わせて楽しいゲームを作りました。しょうごくんとなおちゃんは工作が気にいって同じ水色で台を塗りました。しょうごくんは線を引くのが難しそうだったので手伝いました。色は自分で選んで塗りました。なおちゃんはものさしで綺麗に線を引いて、色を塗りました。後半は絵の課題もしました。桜を2枚とイチョウの葉を1枚選び、画用紙に配置して描きました。薄い色から色を塗り重ねて、微妙に色が溶け合う感じがうまく出ました。綺麗な紅葉の色がでています。葉脈も観察して色鉛筆で描きました。りなちゃんは綺麗なピンクを作って台を塗り、ルーレットを作りました。中央の点と,型紙で取った点を結び線を引くのですが曲がりながらも自分で引けました。色も塗ってゲームを仕上げました。後半は絵の課題もしました。桜と、イチョウの葉を1枚ずつ選び、水彩画で描きました。黄色い色から重ねていき、色の溶け合う感じを楽しみました。紅葉の美しさがよく出ました。少し難しいのですが、葉脈も観察して色鉛筆で描きました。
23日(金)
お休みが多く、会員が二人、体験の方が一人の3人でした。えりちゃんは泣きながらお父さんとやってきました。しばらく泣いていましたが、今日の課題のお話をしながら抱っこしていると次第に泣き止み工作を始めました。ルーレットゲームの土台に好きな色を選んでみてねと言うと茶色を選び、ボンドと混ぜて塗りました。点と点を結び線を引くのは少し難しかったので手伝いました。色は綺麗に塗り分けて、ゲームの内容を考え、字をいっぱい書きました。いろんな言葉や文字をたくさん知っていますね。後半は落ち葉を描きました。画材はマーカーを選択しました。落ち葉を画用紙の上に置き、輪郭をなぞって描きました。「地面に落ちていて誰かが踏んでいる所を描きたい」と言い、地面は広いので絵の具で塗りました。土の感じはマーカーでぽつぽつと砂の模様を入れました。靴はスリッパを見ながら想像して描きました。物語が始まりそうな楽しい絵になりました。まきちゃんは難しいルーレットの部分も、定規をうまく使って一人で線が引けました。丁寧に色を塗りわけ、占いゲームにしました。絵の課題もしました。落ち葉を見ながら形をとり、赤と黄色の絵の具を水を多めに溶いて、よく観察しながら色をおいて行きました。時間がなかったので葉脈は書きませんでしたが、紅葉の美しい色合いが素敵ですね。
24日(土)
たいようくん、さんうくん、みなちゃんは絵の課題からしました。たいようくんは水彩画はしないからと言い、学校などで習ったのでしょう、「こすって描くのがしたい」と、薄い紙を求めてきました。ペンでやるというのですが、フロッタージュ技法は鉛筆で強くこすることで線が浮き出してきます。その説明をして、色鉛筆で作りました。後半は自由工作がしたいと言い、工作の本を見ました。ひとみちゃんがフリスビーをしていたのに刺激されてか、紙コップのフリスビーを作りました。今日の工作の課題とポイントは同じで、紙コップを8等分するのに、丸い紙を折って均等に角度を割っていきます。最初は説明を聞かずに、切ってしまったので、もう一度説明をよく聞いて正確に角度をつけていきました。説明を読まずに大体の感じで作ってはうまくいかないので、文章をよく読むように言いました。さんうくんも手伝ってくれて、王冠型のフリスビーができました。さんうくんは色鉛筆で落ち葉を描きました。繊細な優しいタッチです。「出来た」と持ってきたのは少し弱い感じがあったので、葉脈に沿って描きすすめていくようお話ししました。色が重なり、いい雰囲気になりました。みなちゃんは水彩で描きました。鉛筆でデッサンをしてから、にじみの効果を生かすために水を多めにして絵の具を溶きました。黄色い色からおいて、赤や茶色など、色味を増していきました。水の多いところは、筆でふき取り、うすいところには濃い目の絵の具を置き、調整をしながら描きました。美しいにじみがでて綺麗な落ち葉が描けました。ひとみちゃんは課題には興味がないようで、自由工作をしようと、材料を探しに行きました。大きなフリスビーを作ることにして、ダンボールに丸い缶を置いて切りました。缶を投げると音が鳴るのが気にいってしばらく投げて遊んでいました。ダンボールにキラキラテープを貼ってフリスビーが完成しました。投げて遊ぶための的も作りたいということで、大きな箱に的の点数を書いていきました。えみちゃんとかおりちゃんは工作をしました。えみちゃんは賞品を隠せるように、土台に箱を使いました。キラキラテープを綺麗に貼って、ルーレットを取り付けました。ルーレットは白抜き文字でデザインしておしゃれな感じに仕上がりました。かおりちゃんは木の土台にボンド絵の具を塗りました。点と点を結び線を引くのは最初は少し難しそうでしたが、丁寧に描いていきました。ルーレットの文字位置を間違えたので、ジェッソで塗りなおしました。いろんな色で塗りました。あいちゃんは、たいようくんのやっているフロッタージュに興味をもったようで、絵の具より、こっちのほうがやりたいと合図を送ってくれました。まだ私とおはなしするのは恥ずかしいのか、小さな声としぐさで会話しているような状態です。力が弱く、葉脈が綺麗に浮き出てこなかったので、見本を見せて、力を入れてこすりだすよう促しました。やっているうちに段々上手になりました。空いているところに何か好きなものを描いてみようか、と誘ってみましたが、何を描いたらいいのか思いつかないようで、しばらくじっと考え込んでいました。別のクラスの子が描いたものや、秋にまつわるお話をいろいろとしていくうちに、「秋の妖精」と言うワードが出てきたので、三角と丸が描ければ絵は簡単に描けるよと、見本に一つ妖精を描いて見せました。それが気に入ったようで、ドンドンと色を変えて、妖精を描いていきました。お迎えが遅かったので、最後は一人でしたが、飛んでいる妖精を描いたり、バックをパステルで着色したり、手を休めることなく描き続けていました。
28日(水2,4)
ここ最近このクラスではかなたくん作「泥棒の歌」が、定番で、今日も1曲大合唱をして、それぞれ制作していました。すみれちゃんと、かなたくんは絵の課題からしました。好きな落ち葉を3種類選び、デッサンからしました。二人ともよく観察して形をとりました。水彩絵の具は水を多めにいれ黄色い色から着彩しました。それぞれのはっぱの色を見ながら、茶色や赤を載せていきました。にじみの効果を出すために下の色が乾かない間に色を落として行きました。かなたくんはその後、ルーレットゲームを作りました。時間が30分しかなかったので、色は塗らずに基本構造を優先して作りました。すみれちゃんは自由工作でバランスいすを作りました。ペットボトルとダンボールで作っているのですが、柱部分に、ペットボトルを接着していないため、すぐに崩れます。隙間が出来ないように、ペットボトルを足し、ダンボールを隙間に埋めました。Wiifitの「バランスwiiボード」がモデルだそうです。かなたくんとそのはなしで盛り上がっていました。振り替え出席のかおる君はしばらく階段下にいて、上にあがってこれなかったようです。すみれちゃんのお母さんが教えてくれて、見にいくと、座っていました。アトリエに入ると、かなたくんがいたので、ほっと、安心したようで、かなた君の隣で、ルーレットゲームを作りました。かなたくん発案の鉛筆探しゲームを、すみれちゃんも交じりしているうちに、かおるくんは元気になってきて工作をしました。点と点を結んで線を引くのは難しく、色もあまり塗りたがりませんでしたが、ゲームを考えて文字をたくさん書きました。たいちくんは水色で、土台を塗り、ルーレットゲームを作りました。色を丁寧に塗って、矢印のマークを立てました。そうたくんは黒い色の土台で、渋い感じに仕上げました。ハイセンスなデザインです。ゆうかちゃんは(F)はルーレットゲームを作った後、前回の続きの、スライダーを作りました。土台がしっかりしないので、壁を作り、転がす芯を実際に転がしながら、角度を確かめて接着していきました。ゆうかちゃん(K)もルーレットゲームを作った後、ビー玉スライダーを作りました。ダンボールとトイレットペーパーの芯を使って、うまくビー玉が転がるようにしていました。それをみていた、ゆきちゃん、もあちゃんもルーレットゲームを作った後、ビー玉スライダーを作りました。どんどんとつなげて、コースを長くしてうまくいくと喜んでいました。かすみちゃんは、今回もルーレットゲームを作りました。絵の具が乾く合間にすごろくゲームも作りました。定規も上手に使えるので、綺麗に線を引いて作っていました。みずきちゃんはゆきちゃんと並んで同じようにルーレットゲームを作っていました。作りながら他のお友達にも興味があり、あちこちに行ってしまい、説明を聞きそびれてしまうので、どんどん遅れ気味になりました。後、もう少しで、出来上がりだったのですが、4時30分になってしまい「帰らなくちゃいけないから続きは又今度する!」と言い、急いで帰りました。振り替え出席のけいじろうくんは少し遅れてきましたが、お話をよく聞いて、しっかりと作業を進めていました。周りの子どもたちがかなりうるさかったと思いますが、淡々と作っていました。ルーレット部分は点と点を結び線を引くという作業が難しかったので、こちらで手伝いました。それ以外は自分で色を選び、上手に色を塗っていました。お迎えがきたので、後は少し急いで仕掛け部分を作りました。
|
|
[ こども図画工作教室 ] |
 |

■会費制の通信講座です。 |
< デッサン・油絵・水彩画 >
全国どこからでも参加できます。
[ Click
] |
|
|