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『アトリエだより』はアトリエでのこどもたちの様子を
ご家庭にお知らせするため毎月1回発行している教室通信です。
(Web公開用に記事を再編集してあります)

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2007年12月

【12月前半の課題】
絵の課題は旬のおいしい野菜、カブです。こどもたちにはロシア民話「おおきなかぶ」でもおなじみです。赤いカブと白いカブを用意しました。実よりも、葉が大きいのを観察したり、長い茎を意識して描きます。低年齢の子はクレヨンでしっかりとモチーフを塗りこみ、バックを水彩で塗りはじき絵を楽しみます。大きい子は水彩画で描きます。工作はこどもたちが大好きなビー玉を使ったビー玉落としゲームです。円の形を半分に折って、はさみを入れると円を切りぬくことが出来ることを覚えます。プチプチマットをしきりに使うことで小さい子でも簡単にできます。迷路を考えるときに、ビー玉がちゃんと通れるか考えながら作ります。遊びの一つとして、タイムを計って誰が速く出来るか競争するのも楽しいですね。

5日(水1,3)
しょうごくんとなおちゃんはお父さんに促されて今日は絵から描きました。二人とも、白いカブを選び、クレヨンで描いて、バックを絵の具で塗りました。二人ともピンク色のバックにしました。しょうごくんは伸びやかに大きく描けました。その後、工作もしました。迷路を作るのが少し時間がかかってしまい、上段は迷路無しとしました。なおちゃんにはカブの実と、葉っぱの大きさの比率を見てもらいましたが、なかなか思い切って葉を大きくすることができないでいました。最初は弱かった筆圧も力を入れてしっかり塗るように言うと、ずいぶん塗りこんでいけました。後半は自由工作で、ビー玉の迷路を作っていました。もとかずくんは赤ちゃんヤモリをつれてきて、見せてくれました。目がクリンとしていて愛らしいですね。工作のビー玉落しからしました。少し作ってはビー玉をころがし、効果を確かめながら作っていました、その後、ヤモリのおうちを作りました。かすみちゃんは工作をしました。丁寧に迷路部分を作り、時間をかけて仕上げました。りなちゃんは工作からしました。丸い穴も上手に二つ折りにして切ることができました。迷路も細かい作業ですが、根気よく作っていました。後半は絵の課題もしました。大胆に形をとって、迫力のある絵になりました。バックの黄色は几帳面なほど、丁寧に塗っていました。ゆうりちゃんは赤カブを選び、水彩画にすることにしました。最初にデッサンをして画面にどう配置するか考えながら描きました。カブの色を作り、筆の効果を生かしながら立体感を出して描いています。続きは又次回します。かおるくんは、最初はエンジンがかかっていませんでしたが、何度か声をかけ、材料を手渡すと、作り始めました。作っていくうちに元気が出てきて、おしゃべりをしながら作っていました。迷路作りも、いろいろと考えているようでした。振り替え出席のかなたくんは「お母さんのリクエストがあるから」と、前回描いた落ち葉の絵を持ってきました。落ち葉の数を増やして描いてほしいということで、葉はもうすでに処分してなかったので、楓の絵本と、以前描いたものを見ながら描きました。構図や配置を考えながらひとつひとつ丁寧に描いていきました。にじみの効果がうまくいかなかったところはティッシュでふき取りもう一度書き直しました。自分の考えている効果がでると、「よし、これでいい」と納得しながら描いていました。

8日(土)
ひとみちゃんは今日の課題を聞いてどちらをしようかなあ、と考え「自由工作にする」と決めて材料を探しにいきました。ダンボールをもってきて家を作ることにしました。自分が入る大きさがいいというので、まず床の大きさを決め、壁となるダンボールを貼っていきました。几帳面に長さを測って綺麗にそろえて貼っていくので時間がかかります。また、今度続きをします。たいようくん、ゆうきくんはビー玉落しの工作をしました。たいようくんは迷路の作り方になれてくると、最後のステージはアスレチック場のようにアーチなど様々な形を工夫して作っていました。ゆうきくんはビー玉の通る道をよく考えて迷路にしていました。さんうくんは前回の続きの竹とんぼを作りました。ひたすら竹を削るだけの単調な作業ですが、黙々と作っていました。節のところがとても固いので、ドリルやのこぎりを使いました。一応形にはなり、飛ばしてみましたが、少し重たそうです。微調整はおうちですることにしました。みらいちゃん、みなちゃんはカブの絵から描きました。最初はふたつずつ選んでいましたが、すこし描き始めて難しいとわかると白カブ一つにしました。みらいちゃんは「あー、もう飽きた」と何度も言いながらも、最後までがんばって描いていました。みなちゃんは葉の複雑な形や模様を細かく観察してしっかりと形をとりました。色もしっかりと塗れました。えみちゃんとかおりちゃんは工作を先にしました。エアーマットの裏、表に、迷路を作っていき、積み重ねていきました。それぞれにキラキラテープを貼ってしあげました。後半は絵の課題もしました。えみちゃんは赤カブを描きました。クレヨンを混色して難しい赤紫もいい色が出ました。バックは刷毛で塗りました。かおりちゃんは白カブを描きました。葉の付き方をしっかり見てクレヨンで描きました。あいちゃんは工作からしました。迷路は結大変ですが、黙々と作業をしていました。20分ほど残っていたので絵の課題もしました。葉は複雑で多いので3本に絞って描きました。大きくしっかりと描けました。振り替え出席のりなちゃんは、お休みだった9月の時の課題をしました。ビー玉ころがしの絵です。箱の中で転がし、描いた作品は「走ってるところ」です。別紙に「走っている人」の絵や動物の絵を描きました。色を丁寧に塗り、はさみでカットしてコラージュしていきました。

12日(水2,4)
すみれちゃんは課題はやりたくないなあというものの何をしようかと迷い、アトリエ内をぐるぐる回って考えました。モチーフの棚からりんごとオレンジを取り「これを描きたい」とモチーフが決定しました。水彩画にすることにして、絵の具の用意をしました。細かく観察して、独特の描き方(端から順に描き込むという方法)で描いています。こういう描き方もありますが、全体の量感を把握してから描いたほうが、バランスが取れ、深みが出ると思いますので、そのことを話しながら進めました。形はしっかりと取れています。今日は影も意識して、描きました。たいちくん、かなたくん、みずきちゃん、ゆきちゃん、振り替え出席のみらいちゃんはわいわいと大騒ぎしながら、工作をしていました。たいちくんは落ち着くまでに時間がかかっていましたが、最後のステージはオリジナルのアイデアで、面白いコースを作っていました。かなたくんもエンジンがかかるのが遅かったのですが、何とか最後まで作ることが出きました。かなたくん作の歌も、まだ、人気があり、今日もみんなで熱唱していました。みずきちゃんは周りのお友達が気になって、すぐに手が止まってしまいます。自分の推理と違うと、なぜ、今この作業をしているのか次の作業がどうなるかが想像できず、引っ掛かりを覚えてしまうようです。ゆきちゃんはじっくり考えるより、早くし上げて次のやりたいことをしたいという感じです。ビー玉落しはあまり迷路を作らず完成させまた。みらいちゃんは「何していいかわからへん、自由にやりたいけど、先生が考えて」と、言いしばらくアトリエ内をうろうろしていました。ゆきちゃんが前回のつづきで、丸い木に色を塗り始めると、みらいちゃんも同じように塗り始めました。何ができるのかはお楽しみだそうです。そうたくんはカブを3つ選び、構図を考えながらスケッチをしました。下書き線を消し、今度は絵の具で直接描いていきました。カブと葉をよく観察しています。大方できて、最後に特徴的な、スーッと長く伸びた、茎から葉脈を、意識して描きました。画面に勢いが出て、新鮮でおいしそうな感じが出ています。ゆうかちゃん(K)とゆうかちゃん(F)は二人並んで、ビー玉落しゲームを作り、その後、「紙皿と割り箸と、ビニール袋を下さい」といいにきました。何が出来るのだろうと見ていると、バトミントンでした。出来上がったラケットで楽しそうに遊んでいました。もあちゃんはビー玉落しの工作をしながらも、終ったら何をつくろうかなあと考えているようでした。手早く仕上げて、自由工作も楽しみました。自分でいろいろ考えて作るのが好きですね。かすみちゃんは工作が好きなようです。月に2回来るので、1回は絵の課題にすれば良いのではと思いますが、工作を選択することが多いですね。でも、毎回、いろいろと自分で工夫をし、そのなかで描くイラストなどは上手に描いているので、絵が嫌いというわけでもなさそうです。振り替え出席のななみちゃんとあやめちゃんはカブの絵を描きました。まず、よく観察するところからはじめました。特に茎と葉が特徴的なので意識して、長い茎と大きな葉を描きました。二人とも、しっかりと画面を大きく使って描けています。バックはそれぞれに好きな色を選び塗りました。

28日(金)
えりちゃん、まきちゃん、12月から入会のつぐりくん、ふうかちゃんは工作からしました。プチプチマットに穴を開けるのは小さい子でも開けやすい素材ですが、はさみを大きくあけて、根元で切るようにします。平面に穴を開ける方法は覚えておくと便利です。えりちゃんは繰り返し迷路を作り、仕上げにぴかぴかテープも貼りました。後半はカブの絵も描きました。白いカブを選び茎や葉の付き方をよく観察していました。小さくなりがちでしたが、何度か描き直して、茎も思い切って長く描けました。しっかりした筆致です。まきちゃんも順調に迷路を仕上げて、周りの仕上げもシルクテープを貼って華やかなデザインにしていました。カブの絵は白カブを選び、実の部分をよく塗りこんでいました。白い画用紙に描くので、クレヨンで素材を描写し、バックを水彩絵の具で着彩します。少し時間が足りなかったので、おうちで続きを描くことにしました。つぐりくんとふうかちゃんもおはなしをよく聞いて作業をしていました。プチプチマットの素材は少し切りにくかったようです。穴が小さかったりしましたが微調整しながら作っていきました。これから少しずつ体験をつんでいきます。積極的に、ゲームの中に入れるキャラクターを描いたり、ブランコを作ったりしました。二人とも絵も描くというので、用意しました。二人とも赤カブを選んだので一緒に見て描きました。つぐりくんは絵の具を早く使いたくてたまらない様子でしたが、まず、カブをしっかり見て、クレヨンで描いていきました。形をなぞるだけでなくしっかり塗りこむという作業も大切なポイントとなっています。最後に大好きな絵の具を出して、たっぷりとバックを塗りました。持ってきた筆も使い、刷毛も使い大きい画面を塗るのは気持ちが良かった思います。ふうかちゃんは工作で少し疲れたかなあと思ったのですが、絵を描く気も十分あったので、用意をしました。カブの特徴をよく捉えていて、赤い実は紫と赤の混色でしっかりと塗りこみ、長い茎、上部のほうにしかない大きな葉が描けています。時間も来たので、今日はこれで完成としました。のびやかにおいしそうにかけました。あみちゃんはカブの絵を描きました。忠実に描写することが出来るので、水彩画にしました。色作りをして、全体の着彩から細かな部分へと筆の大きさを変えながら描いていきました。葉は少し難しいかと思いましたが、白い葉脈部分を残しながら周りを塗っていくいわゆる白抜きという技法を使いました。上手にグラデーションもつけながら描いて、品のあるいい絵になりました。すいちゃんはお楽しみ会のときの工作の続きをしました。側面に穴を開けてモールを通したビーズをはめ込んでいきました。後半はカブの絵を描きました。鉛筆で細かく描写していました。クレヨンでしっかりと塗り、葉も部分も細かく描いていました。バックは2色で着彩しました。元気に描けました。今月から入会のあかねちゃんはカブの絵から描きました。鉛筆で描写した後、クレヨンで塗っていきました。しっかりとした筆致で描いています。大きく画面に配置し、ダイナミックに描けました。細かいところもよく観察できています。工作は時間が足りるかなあという感じでしたが、がんばって最後まで仕上げました。振り替え出席のあいちゃんはお休みしていたときの10月の課題をしました。「影のある絵」ということで、まず、絵の具で空と大地を描きました。乾かす間に画面に登場するキャラクターや物を描いていくのですが、ポイントは足の部分はつなげるように半分に折った紙に描きます。広げて、半分は影の部分なので真っ黒に塗ります。真ん中を空と大地の間に合わせて貼れば半立体の絵になります。飾るときは90度に折って飾ります。あいちゃんは黙々と作業をしていました。



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