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『アトリエだより』はアトリエでのこどもたちの様子を
ご家庭にお知らせするため毎月1回発行している教室通信です。
(Web公開用に記事を再編集してあります)
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2005年10月
【10月前半の課題】
絵の課題はコスモスと孔雀草です。どちらもピンクから紫がかった色、芯は黄色の色をしています。白い画用紙に映える色彩で色作りも楽しくなるモチーフです。工作は2年ぶりの課題、びっくり箱です。空気を利用して、ビニール袋を膨らませます。袋は、かさ袋、手袋、小さな袋などを用意しました。アイデアしだいで、いろんな形が作れます。
5日(水1,3)
ゆうりちゃん、ひかるちゃんはコスモスを描きました。モチーフをよく観察し、丁寧に色を作りました。茎は少し赤みがかったグリーンなので「難しいよ」と何度も色味を調整していました。描いていると「あ、虫がいる」とゆうりちゃんが素手でつかまえて「わー、かわいい」と手のひらにのせました。男の子たちも敏感に反応して、ワーッと群がってきました。ひとしきりみんなで虫談義になりました。子どもたちは「尺取虫だよ」というのですが、わたしは蛾の仲間の幼虫ではないかと思います。ゆうりちゃんは絵の中にも虫を描きました。コスモスの間をくねくねと動く幼虫が、ユーモラスな楽しい絵になりました。ひかるちゃんは茎も花もしっかりと描けてバランスのいい絵になりました。かおるくんは、課題のおばけのびっくり箱を作りました。上手に折り紙も貼りました。後半は絵を描きました。黄色を中心に絵の具を出して、ゆっくりと筆をすすめていました。色のにじみや、偶然にできる絵の具の流れに、感動しながら描いていました。絵の具の本質を体で感じているということが伝わってくる描きかたでした。大人には抽象絵画のようにしか見えませんが「これは乗り物で、ここはドアが開いて、これはお山の上の木」と具体的にイメージを持って描いています。色も黄色と青のきれいな画面です。そうたくんはコスモスを描きました。絵の具を出して1人ですいすいと描きあげていました。茎の色作りを丁寧にしました。絵を描き終わった後ゆっくりと片づけをして、テーブルの汚れまで丁寧にお掃除してくれました。いつもは時間ぎりぎりまで工作をするのに今日はお母さんが迎えに来るまで、ごろごろとして待っていました。疲れていたのかな?しんごくんは課題の工作をしました。金と銀の折り紙を丁寧に貼りました。手袋を使って、かわいいお人形の絵のびっくり箱にしました。ようへいくんが虫かごを作り、そこにいれる虫を作り始めていると、しんごくんも興味を示し、一緒に作りました。草を模したマットなども真剣に色を塗って、黙々と作業していました。ふたりとも虫好きですね。ひでのりくんは課題をしようと材料を取りましたが、横でこうすけくんが「僕は自由がいい」と材料を探しに行きダンボールを取ってくると「やっぱり僕も自由にする」ということになりました。ふたりでおしゃべりしながら、いろんなものを作り上げてきました。ふたりとも最初は不思議なビー玉ころがしのおもちゃを作っていました。ひでのりくんは輪ゴムをたくさん引っ掛けていくことに夢中になっていました。ようへいくんの虫作りを見ると、使っていた針金に興味が行き、後半はそれを使った工作になり、剣のようなものも作りました。こうすけくんは、編むようにつなげていき、「これはニードルボックス」と、かっこいい名前をつけて作っていました。振り替え出席のだいき(橋)くんは課題の工作をしました。折り紙はモザイクのように貼っていました。長いかさ袋が気に入ってお化けを作りました。コスモスの絵も描きました。勢いのあるタッチで生き生きとした絵になりました。絵の具を片付けた後、もうひとつ工作をしました。今度は手袋使ったものを作りました。
8日(土)
こうきくん(上)は紙コップタイプのびっくり箱を作りました。袋が小さいので、一息ですったり吐いたりして、人形を出したり引っ込めたりできます。何度も遊んで、「うー、くらくらする」と酸欠気味になっていました。でも面白かったのか懲りずに何度も遊んでいました。後半、絵を描くことを勧めると、墨で描きたいというので用意しました。絵手紙風にはがきサイズで孔雀草を描きました。なかなか筆使いもうまく、よくできました。だいきくん(上)は大きいの作ると言って傘袋を使って作りました。絵は丁寧に線描きをし、色も一つ一つ考えて丁寧に塗ったので素敵な作品になりました。こうきくん(上)のを見て「僕も絵を描く」と言い、一枚目は空想の木を描きました。色鉛筆で色をつけました。2枚目は孔雀草を水墨画風に描きました。どちらもじっくりと丁寧に描いたので、誠実さの伝わるよい作品になりました。ひろゆきくんは折り紙を丁寧に貼ったびっくり箱を作りました。後半水墨画風の絵に興味を持ち、「小さい紙ちょうだい」と言って何度も練習していました。小さく描くので、徐々に大きく描けるよう渡す紙を少しずつ大きくしました。ひとみちゃん(M)は、絵を自由絵画で「天気の国と雨の国」を描きました。マーカーを使用し、ポップな感じになりました。後半はコスモスの絵を感じたままに絵の具で楽しそうに描いていました。最後は雨を降らし、「カタツムリがいっぱい出てきたの」とたくさん描いていました。明るい色彩とのびのびとした筆致が素敵です。こうきくん(浦)はびっくり箱が気に入って何度も遊んでから作りました。大きく伸びていくのが面白かったようです。見本の「手袋アンパンマン」も気に入って部屋中飛び回っていました。自分で作ってみない?と誘ってみましたが「いいの」と言っていました。ほのかちゃんは手袋形を使いかわいい動物のびっくり箱にしました。墨にも興味を持ち、後半面相筆ではがきサイズの紙に猫をモチーフにした絵を2枚描きました。かのんちゃんも手袋形を使い動物の絵にしました。色も一生懸命塗っていました。ひとみちゃん(Y)は最初牛乳パックの箱で作っていましたが、膨らますビニール袋を小さいものにしたので、途中から紙コップ型に変更しました。おひさまがおはようと出てくるロマンチックな作品になりました。後半コスモスの絵を描きました。じっくりと観察して色を作り、丁寧に描きました。難しい色もよく考えて作っていました。
12日(水2,4)
なおきくんはりょうきくんと意気投合して「ドラゴン」を作りました。それぞれに材料は気に入ったものを使い、オリジナルなものを作っていました。名前もそれぞれちゃんとあるそうです。なおきくんはともやくんに教えてもらって亀ののぼり人形も作りました。りょうくんはコスモスを描きました。花の微妙なピンク色と薄紫色の違い、茎の途中から変わっている部分を自分で発見して色作りをしました。形もよく捉えていて力作です。さわやかな秋の気配を感じる絵になりました。もとかずくんは遅れてきましたが、創作意欲は充分で自分で材料を探して自由工作をしました。先に作っていた、なおきくんやりょうきくんとも話をしながら自分の世界を作り上げていました。さとしくんは前回のいるかの絵を仕上げました。それから課題のびっくり箱を作りました。折り紙を貼りました。手袋形の袋に、油性ペンの肌色がなかったので、クレヨンで描くといいました。描いて見ると結構色もちゃんとのるので、満足いく色に仕上がりました。膨らませたら、パンと爆発して(手袋が破けて)びっくり。本当のびっくり箱だとみんなで大笑いしました。風車を作りたいとアイデアをだしてくれたのだけど材料の準備が要るので、今度することにしました。笛を自分で考えて作りました。上手にストローを利用して作っていました。りょうたろうくんはびっくり箱の袋を長いものと、手袋を二つをくっつけるという、誰も思いつかなかったアイデアで作りました。上手に張り合わせ特大サイズのびっくり箱になりました。後半は自由工作で、ダンボールの剣やペットボトルの作品を作っていました。ともやくんはびっくり箱を作りました。手袋を選んで丁寧に緑のマーカーで色を塗っていました。後半自由工作で亀ののぼり人形を作るとみんな興味津々で「やらせて!」の声が殺到し、ともやくんはみんなにも作り方を説明してあげていました。体験のももかちゃんは次回からの入会です。好奇心旺盛で、みんなの作っているものに興味津々。物怖じせず、一緒のをやりたがって、積極的に話しかけていました。男の子ばかりのクラスですが、みんなやさしいお兄さんばかりで、それぞれに面倒を見てくれていました。
14日(金)
まほちゃんはびっくり箱を作りました。紙コップと手袋を使ってかわいい動物を2匹描きました。後半はコスモスを描きました。ピンク色を作り、たくさんお花を描きました。茎のフルフルした感じがコスモスらしさを引き出しています。ちほちゃんは蛇のびっくり箱を作りました。長くのびるおもちゃが気に入ったようです。後半はコスモスを描きました。伸びやかな筆遣いで描いていました。色作りが気に入って、混ぜたり、水を入れたりを楽しんでいました。みづきちゃんは丁寧に折り紙を貼り、色も丁寧に塗って、つくりのしっかりしたびっくり箱を作りました。後半はコスモスの絵も描きました。花の色は、ピンクのものや紫がかったものなど微妙な色合いを出していました。葉の特徴をよく捉えています。すみれちゃんはコスモスを描きました。ピンク色を作り、大きな花をど真ん中に描きました。一輪だけでは寂しいので花の数を増やしました。後半は自由工作で紙コップや輪ゴムを使ったおもちゃ「ピョンとはねるうさぎさん」を作りました。それはみんなの興味を引き、注目の的でした。面倒見の良いすみれちゃんは「教えて」といってきた子に親切に教えてあげていました。かなたくんは紙コップを使った、びっくり箱を作りました。カッターナイフは1人で使いました。後半は「掃除機」を作りました。自分の口ですってごみを拾い集めるというものだったので、ティッシュペーパーをちぎってゴミを作りました。吸うのはきれいなゴミだけにしたほうがいいよねと確認しました。まきちゃんは屋根付のびっくり箱を作りました。表面デザインがとてもカラフルできれいです。色の塗り方も上手です。後半はすみれちゃんに教えてもらって、ピョンピョンうさぎを作りました。たいちくんは紙コップを使ったびっくり箱を作りました。カッターナイフで上部に穴を開けました。一つ一つの作業をじっくり丁寧に行うタイプです。体験の方一名いました。
【10月後半の課題】
ようやく秋らしい風になりました。今回のテーマは「風」。自分のイメージする風を描きます。形、色のない風をどう表現するか、答えはない分、対話をしながら、イメージを広げどう表現したいのかを自分で意識して描くことになります。どんな表現が出てくるのか楽しみです。イメージ作りの参考のために、ブライアン・ワイルドスミスの「きたかぜとたいよう」の絵本を読みました。工作はオーソドックスな「風車」。手に持つタイプと走るのが大好きな子どもたちのために頭に装着するタイプのものを用意しました。
19日(水1,3)
ゆりこちゃんは風車が気に入ったようです。作業がとても早く、4つも仕上げました。一つめはデザインもじっくりと考えて描きました。手に持つタイプ、頭に装着するタイプ両方作りました。ともひろくんは絵が描きたいというので画用紙を渡しました。自分で、パステルを取ってきて、はさみで粉を削り画用紙に集め、さらに紙箱に入れ、水を入れかき混ぜていました。絵はパステルとクレヨンで「虹と爆弾」を描きました。空き容器に水をいっぱい入れて、キャップを浮かべ「これ、カエル」と言っていました。次から次といろんなことを思いついては作りましたが、ちょっと持って帰れないようなものばかりでした。ゆうりちゃんは細かなデザインの風車を作りました。ひかるちゃんも丁寧に色を塗って風車を作りました。二人とも時間はかかりましたが、上手にできました。かおるくんは頭に装着するタイプの風車を作りました。はさみで上手に切って、色も自分で考えて塗りました。途中で、おはなしサイコロで遊ぶ子が出てくると、面白いと感じたらしく、ずっと見ていて、自分でも投げて遊んでいました。おはなしサイコロは、ずいぶん前の課題見本ですが、子どもたちに根強い人気があります。しんごくんは風車をする。と決めたものの、一塗りしては、うろうろ、色を変えてはうろうろと、なかなか腰が落ち着きませんでした。特に「失敗した」と油性マーカーで描いたものが、画用紙の裏に色移りしたのをとても気にして、そこから先に進めませんでした。乾いてから、修正することを提案しましたが、今すぐ直したいという気持ちが強いようでした。もうすぐ終わりだよという頃にやっとエンジンがかかり、大急ぎで作りました。ようへいくんは絵を描きたいと言うので、画用紙を渡しました。最初に人をふたり描いた時は、「これは誰」と聞いても「さあ」と答えていましたが、対話をして、「これは、家の中かな?外かな」「ここは、山かな?海かな?野原かな?」と状況などを尋ねていくと考え考えしながら、答えてくれて、イメージを固めていきました。最終的には、「お母さんはかばんを持っていて、僕は網と虫かごを持っていて、おうちに帰る途中」というストーリーができていました。「かばんの中にはナ、いつもタオルがはいってんねん。」とどんどん具体的な表現ができるようになってきました。こうすけくんは風車を面白がって遊んだのですが、「やっぱり自由にしようっと」と言って材料を探しに行きました。「お父さんをびっくりさせるんだ」とゴム仕掛けのクラッカーを作りました。後半は盾を作りました。無地だったので「絵を描いたらかっこいいよ」と誘うと、マーカーで不思議な模様を描いていました。「これは何の絵なの?」と聞くと「かっこいい絵」と答えてくれました。ひでのりくんは風車を作りました。絵は描かないと言っていましたが、ボンドを乾かす間、色を塗るときれいだよというと塗り始めました。後半は、自由工作でブーメランのようなものや、輪ゴムをいっぱい使ったはねるものなどいろいろ作っていました。一番最後に作ったのはこうすけくんのと似た輪ゴム仕掛けの物です。そうたくんは絵画「風」を描きました。自分の風をイメージするのに、かなり長い間考えていました。「強くも、弱くもなく、普通の風」を描くことになりました。風の色を3色作りました。パステル調の微妙に違うグリーン系の色です。とても美しい3つの色が絡み合いながら流れていくように描きました。下のほうに草も描きました。そうたくんとしては全体同じ色調にしたかったのでしょうか、「これで終わり」といったのですが、インパクトがないので、草と風の違いをくっきりと変えるために、くれよんを用い、中央に木と風にそよぐ葉を描き、それぞれの存在感を出しました。
22日(土)
りゅういちくんは以前作った、パズルをもう一度作りました。ダンボールを使用したので難しかったと思いますが前よりも上手にできました。カッターナイフも上手に使えていました。こうき(上)くんは工作の本を見てゴム動力のロケットを作りました。本に書いてある通りに材料を揃え、作りました。よく飛び、面白いので、後半はそのゲームに夢中でした。だいき(上)くんは絵を描きました。最初は好きなものを描くと言っていましたが、ほのかちゃんの隣で、お話しながら描いているうちに台風の話になり課題の風を意識した絵になりました。便器やウンチ、人や刀が飛んできたりと様々にイマジネーションのひろがりを見せています。ウンチは大きいのでゾウのウンチということにして、ゾウも描いたり、ナンセンスながら、自分の中でつじつまは合わせています。後半はこうきくん(上)のような飛ぶものが作りたかったのでしょうか、ゴムを利用したおもちゃを作っていました。いまいち上手くとばなかったので、後は家で改良することにしました。ひろゆきくんは工作の本を家から持ってきて、「くじら」のダンボール工作をすることにしました。かなりパーツが細かく、ダンボールを切るのも難しそうですが、今日はひとまずトレースをしました。ひとみちゃんは「絵本を読んで」と催促してくれて、読んでもらうのが好きなようでした。課題は工作を選択して風車を作りました。絵も丁寧に描いて仕上げました。こうき(浦)くんは自由工作で幽霊船を作りました。いろんな素材を自分で選んで作っていました。幽霊の絵を描いてみない?と誘ってみましたが、「いやー」と言って、隣にいたほのかちゃんと、かのんちゃんが「あたし幽霊描くの好き」とふたりが描いていました。こうきくん(浦)はそれを面白そうに見ていました。ほのかちゃんは「風」から台風を連想して描きました。いろんな色でかぜを表現し、木や動物が飛ばされて様子を描きました。後半は自由工作で、「ゴキブリホイホイを作る」と張り切っていましたが、そのうち「ネズミ捕りにする」に変わり、次に「やっぱりねずみの家にする」と変化し、最終的にはかわいいねずみのおうちになりました。かのんちゃんはうさぎの絵を描きました。ピンクの線で囲んだ形になっていたので、「何に囲まれているの」と問いかけ、考えてもらうことで、イマジネーションを広げていきました。大好きなおいしいニンジンに囲まれている絵になりました。後半はビー玉ゲームを作りました。最初はスタートと、ゴールだけで間に何もコースがなかったので、ダンボールを切って、コースを作ることを教えてあげると喜んでどんどんコースを作っていきました。振り替え出席のだいき(橋)君はお話を聞いたあと、「台風」の絵を描きました。イメージする風の色を3色作り、ぐるぐると台風を描きました。横には家や木が飛んでいます。もう少し描き込んでほしいなあと思っていたのですが、興味は風車に移っており、絵はもうおしまいとなりました。風車の羽を作るとき、10数えて、ボンドを乾燥させるのですが、数えられないというので、かのんちゃんと、ひとみ(М)ちゃんが一緒に数えてくれました。風車ができると、だいき(上)君が絵に、メタリッククレヨンを使いたいと言っているのを聞いて興味を示しました。「僕も使いたい」と言い、台風の絵をもう一枚描きました。思ったような光り方でなかったようで、「これ光ってないよ」と言っていました。次にかのんちゃんが作っていた、ビー玉コースが気にいって、同じものを作りたいというので、材料を探しに行きました。まだボンドが乾かないうちから遊びたくて仕方ないようでした。横に移動させるより、ビー玉が上から落ちるのに興味を示していました。時間内に4作品も次々と作り上げました。
26日(水2,3)
ともやくんと振り替え出席のひとみちゃん(横)は「きたかぜとたいよう」の絵本を読み終わると、絵を描く準備をしました。ひとみちゃん(横)はひゅうひゅうと吹く風を、赤、青で表現し、鳥や、木の葉を描きました。羽など細かい描写はくれよんで塗って、釘で引っかくというスクラッチという技法で描きました。のびのびした筆の線と、細かく描写した線が画面に面白さを出しています。後半は頭に装着するタイプの風車を作りました。色もきれいに塗れました。ともやくんは「きたかぜとたいよう」の絵を描きました。吹き抜ける風と、降り注ぐ太陽の光をイメージして色を作りました。コートを着た旅人も描きました。後半は自由工作で、ビー玉ゴルフを作りました。大きなダンボールで、自分の体ほどもある大きさのコースです。穴にいれるのは難しいようで、遊びながら、穴を増やしました。さとし君も少し手伝ってくれました。りょうくんは風車を作りました。羽をボンドで止めるときは大きな声で「1,2,3、・・・」と10まで数えました。色はマーカーで丁寧に塗りました。後半はりょうきくん、なおきくんに混じって、コマを作りました。みんながやっているのをよく見ていて、ペットボトルのふたに「穴を開けて!」と持ってきました。出来上がるととてもよくまわるので喜んでいました。りょうきくんは持ってきた携帯電話でしばらく遊んでから、風車の材料で、コマを作りました。コマは色を塗ったり、ダンボールのパーツをつけたりして、ベイブレードのようにかっこよくデザインしました。なおきくんは風車を作りました。色は塗りたくないといっていたのですが、ボンドを乾かす間に塗れるからねと誘ってみました。後半はりょうきくんと一緒にコマを作ったり、爪楊枝にビーズを通して転がしたり、いろんな遊び方を工夫して作っていました。さとしくんは風車をつくりました。まわった時にどう色が見えるかを考えて色を塗りました。今日のお友達全員が頭に装着するタイプを選んで作りました。さとしくんも頭に合うか位置を調整しながら、作りました。あまりにぴったりすぎたのか、少しつけてからはずすと額に紙コップの跡がついていました。
28日(金)
まきちゃんは風車を作りました。デザインの絵を丁寧に、羽、紙コップに描きました。時間をかけただけあって楽しい絵柄の風車ができました。みづきちゃんも丁寧に風車を作りました。マーカーで抽象的なデザインをしました。カラフルな色合いの縞模様が美しい風車です。すみれちゃんは来た時から、元気で楽しそうでした。風車を作っている時も、ボンドをつける間大きな声で「1、2,3・・・」と数えていました。後半は「好きな絵が描きたいの」と画用紙に色鉛筆で女の子の絵を描きました。大好きなお友達の絵です。歌を歌いながらご機嫌で描いていました。かなたくんは絵を描きました。テーマの「風」から台風をイメージして円を等高線のように描きました。海の上を通過しているところで、船、飛行機、魚を描きました。上から見た天気図のような面白い構成の画面になりました。たいちくんは風車を作りました。絵を描くところを確かめて、羽のデザインをしました。後半はすみれちゃんの前で絵を描きました。台風の風を、イメージする色を数色作りました。ぐるぐると重ねた色は透明感のある水彩の美しさがよく出ています。だいきくん(橋)は絵を描きました。色作りが好きで、たっぷりと色を作るとぐるぐると風を描きました。海の中の台風で、下方には海を描き、たこを2匹描きました。たこの足は白色の丸いシールで表現しました。キラキラテープも大好きで、画面に貼りました。風車の工作もしました。とても積極的で、どんどんと自分の手で作業を進めていました。
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