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『アトリエだより』はアトリエでのこどもたちの様子を
ご家庭にお知らせするため毎月1回発行している教室通信です。
(Web公開用に記事を再編集してあります)
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2009年04月
【4月前半の課題】
工作、絵画合同の課題で、「くるくる紙芝居」を作ります。巻物の要領でお話が展開します。お話を考えて絵も描くので、想像力をフル回転させます。どんな物語りが飛び出すか楽しみです。中のお話の巻き物はセロテープで貼っているだけなので、お話を貼り替えて作って楽しむことができます。
1日(水1,3クラス)
ななみちゃんとあやめちゃんは仕掛けの本体を作った後、どんなおはなしにしようかなあ・・・と考えて、先生はまだ見ないでね!と隠しながら描いていました。ななみちゃんは「うさぎさんとねこちゃん」というテーマで絵と文章を色鉛筆で順番に描いていきました。あやめちゃんは「楽しいうさぎの一日」というテーマで描いています。温かな色合いです。二人とも、一生懸命考えて描いていたのですが時間が来てしまったので続きはおうちで作ることにしました。ゆうすけくんは本体の穴を面白そうにあけていました。小さい穴から大きくしていって、最後には棒がくるくる回る程度にまでします。おはなしは「りんごころころ」という題名で、その名の通り、りんごの冒険のおはなしです。ゆうすけくんは作品中に自分の名前を入れることが多く、自分にキチンと自信を持っていることが伺えます。発想が柔軟で面白いおはなしですね。振り替えで、そうたくんと、今日から入会の弟のしゅんたくんが出席していました。そうたくんは長い間取り組んでいた2種類の形に変化する剣が完成しました。今日は表面デザインをしました。丸や四角のシールを効果的に使いシンプルで美しいバランスを追求したデザインです。しゅんたくんは課題をしました。本体の穴を開ける作業を黙々とやっていました。力はしっかりとしていて穴も大きくちゃんとあけられます。仕掛けができた後、おはなし作りをしました。自分の中では世界が出来あがっていて、絵をどんどんと描いていきました。「みずくんのぼうけん」と題して、どんどんと滑らかに鉛筆を走らせていました。文章も書きはじめましたが、文字がわからない・・・と言いながらも、わからない字を聞きながら書き進めていました。最後には消してしまいましたが、文字がかけなくても、これは年齢的なことなので心配はありません。世界観はしっかりと構築されていて、表現力があります。
10日(金)
えりちゃんは物語りを作るのが大好きなようです。本体をつくったあと、「まいごのどうぶつさん」という題名で長い長いお話を書きました。絵も、丁寧に色鉛筆で色も塗って描きました。力作ですね。ふうかちゃんは家族が出てくるお話を考えました。絵は道を主体にして描き、人物を一人ずつ画用紙に描いて本体に取り付けられるようにしました。主人公は替える事ができて、ぶらぶらとお散歩するようで楽しい作品です。つぐりくん、しんやくん、ともひろくんはどんなおはなしにしよう・・・と悩んでいたので、聞いた人が面白いとか、ヘンだなあと思うことを考えればいいよと、アドバイスすると、じゃあ、ウンチとかでてくるの!宇宙人がでてくるのでもいいの?など、口々にいろんなアイデアを出しながら笑っていました。その結果、つぐりくんは大好きなポケモンのお話を考えました。主人公はサトシくん。リザードンがでてきます。色鉛筆で丁寧に色も塗りました。しんやくんは迷路形式の紙芝居を作りました。主人公は画用紙に描いて真ん中に糸でつるしました。ともひろくんは赤い道が続く紙芝居です。水のところは水色で塗りました。カラーペンで一生懸命塗っていました。楽しみながら言葉を組み立てて、おはなしを作る事は、想像力を柔軟にして高めていきます。いっぱい聞いてあげてください。振り替え出席のあかねちゃんはにこっと笑った女の子の絵から始まります。手早く紙芝居の絵を描いていました。本体のデザインをカラーテープでしてはどう?と声をかけましたが、「やりたいことがあるの!色の付いた画用紙を頂戴!」というので、渡しました。モールを自分で材料置き場から取ってきてなにやら作り始めました。ふうかちゃんも途中から一緒に、画用紙に穴をあけて二人で仲良くおしゃべりも楽しみながら「ノート」を作りました。
11日(土1時〜)
春休みにお休みだった人の振り替えで1時から4時30分までの参加者が5人いました。暑い日で長い時間にも関わらず、皆、創作意欲が高く一生懸命作っていました。まきちゃんは今日の課題からしました。フルーツシリーズのお話で、カラーペンで絵もきっちりと仕上げてかなり完成度の高い作品となりました。登場人物のキャラクターがたっていて、物語の展開も面白いですね。後半は前回の続きで、ペンたてを作りました。底にジェッソを塗り忘れていたので、塗って、乾かしている間に新たにプラ板のビーズなどを作りました。ジェッソが乾くと、本体にマーカーで色を塗り、フルーツたちのキャラクターやビーズをモールでつるしました。たけひさくんとすいちゃんは穴をあけるのに少し手間取っていました。大方開けてあるので、筆を入れていくだけなのですが、力が要るので、休みながらがんばっていました。本体が出来上がると、お話を考え始めました。すいちゃんは途中では「まだ、見たら駄目!」と言っていて、最後に見せてくれました。「わたしの夢」と題して、パティシエ、学校の先生、スポーツ選手と3つの夢が丁寧な絵とともに描かれていました。たくさんなりたいものがあって、希望に満ち溢れていますね。どの夢がかなうかな。たけひさくんは「料理の紙芝居」を作ることにしました。最初は自分の好きなカレーライスを描きました。次のネタに困り、お友達にリサーチを始めました。「料理で何が好き?」の質問にりなちゃんが「冷やし中華」と答えると、たけひさくんは「エー、どんな料理かわからーん」といい、ほかのお友だちに聞きにいきました。焼きそばや、ピーマンの炒め物、など段々増えて、「そうや、たこやき作ってるからたこやき描かないと」と大きく立派なたこやきを描きました。お友達とたくさんお話をして完成した作品です。次のクラスでは、すいちゃんもたけひさくんもプラ板に興味を示して、一緒にいくつか作りました。りなちゃんは順調に本体を仕上げ、お話はちょっと考えながら、カラーペンで丁寧に描いていました。うさぎさんのおはなしで、クマさんなどお友だちも出てきます。りなちゃんらしい優しい雰囲気のお話しができました。りょうへいくんと次回から入会のりゅういちくんは穴をしっかりと力を入れて開けていました。本体は順調に作り、お話を描きはじめると、ふたりとも「うーん、どうしよう…」としばし考えていました。絵が苦手であれば道や、川の風景、迷路などを描けばそれだけで話が流れていくこと、主人公は別に描いて、本体に取り付ければいいことなどを話し、きっかけをつかめるように図鑑も渡しました。本を見ながらあれこれ考え、りょうへいくんは「あ、そうだ、カブトムシの話にしよう!」と思いつき、図鑑を見ながら丁寧に絵を描きはじめました。でも、一匹描いて「うーん、これ何度も描くのは大変だなあ…」というので、これは表紙として、お話のカブトムシをもう一度、画用紙に描き、本体につるすことにしました。それでちょっと気持が楽になったようで、背景の絵をどんどんと描いていきました。最後にはクワガタムシと戦う場面で盛り上がりますね。次のクラスでは前回の課題で、プラ板の工作をしました。ペンたて本体にジェッソを塗り、乾かす間に、大好きな虫をモチーフにいくつか焼きました。乾いた本体にマーカーで背景の絵を描き、モールで虫をつけて行きました。かっこいいペン立てができました。りゅういちくんはリスを主人公にすることにしました。図鑑を写しながら一生懸命描きました。でも、これを何匹も描くのは無理というので、画用紙に貼って本体につけることにしました。背景を紙に描き出すと、集中して黙々と描いていました。時間が来ても、もっと描きたいようだったので、家で描いてくることにしました。みらいちゃんはまず今回の課題からしました。お話の内容は科学物で、蝶々の一生を描いたものです。マーカーではっきりとした筆致で書きました。3時からのクラスではお休みだったときの課題、プラ板工作をしました。ペンたては作らず、プラ板を焼いたり、ペットボトルビーズを作ったり、実験的にいろんな組みあわせで焼いたりして、アクせサリーなどを作りました。中学生になって、学校が大変なことやお弁当を自分で作っていること(えらい!)などたくさんお話しもしてくれました。
11日(土3時から)
みなちゃんにはちょっと簡単な工作ですが、お話の内容は年齢相応の発想でいくらでも面白いものができるので、考えてもらいました。花が育つテーマで描きました。色鉛筆で色も塗りました。そのあと、1時から出席していた、みらいちゃんと一緒に、プラ板作りも楽しみました。すみれちゃんは前回の課題のペン立ての続きをしました。新たにプラ板を焼き、モールでとめました。クリオネのキャラクターにはモールを通してキーホルダーのようにしました。蜂のキャラクターは気に入ったようで同じものをいくつか作りました。ビーズも切りかたで形が変わるので、色々試しながら作っていました。今日から入会のゆうきくんとひさとくん。厳密に言えばゆうきくんは再入会なので、特に緊張することもなく、ひさとくんも、何度もお兄ちゃんと一緒にここに来ていたので、とてもリラックスして制作していました。二人とも、穴を開ける力もしっかりあり、力強く作っています。お話作りも上手で、ゆうきくんはカメボートの物語りを作りました。おうちにあるカメボートで、自分も弟も出てくるお話です。ひさとくんも、道の絵を鉛筆で長く長く続けて描き、最後には宝物を見つけるおはなしを作り、上手におはなししてくれました。二人とも、キラキラテープも大好きで、最後に本体にたくさん貼ってピカピカに仕上げました。
29日(水2,4)
4月最後のアトリエですが8日の振り替えということで前半の課題をしました。ゆうかちゃん(K)、ゆうかちゃん(F)、もあちゃん、ななかちゃん、みずきちゃんはくるくる紙芝居から作りました。本体は穴を開けていくのは地味な作業ですが、おしゃべりしながら丁寧にあけていきました。ボンドで貼りあわせ、柱を立て、屋根をかぶせて本体を作ります。みずきちゃんはあやのちゃんが来ると、作業はやめて、あやのちゃんの横にいき、あやのちゃん作の漫画を読ませてもらいました。本体ができた子はおはなし作りに取り組みました。ゆうかちゃん(K)は飼っている犬「アズキ」がおうちの中を探検するお話です。家族と出会いながら展開していきます。ゆうかちゃん(F)は、おきにいりのぞう、みみと、そのお友だちのおはなしを作りました。もあちゃんはオリジナルキャラクター「チョコ」が散歩をするお話です。ななかちゃんのはクイズ形式の見る人も参加できる楽しいものです。みんな真剣に時間をかけて案を練り、お話も、絵もかいて力作ぞろいです。あやのちゃんはおうちで書いてきたという大作、40ページほどもある漫画を見せてくれました。コマ割りをしてトーンも貼っていて、本格的です。その続きを描きました。みずきちゃんは隣で夢中で読んでいました。「ソロソロ自分の作品に戻ったほうがいいよ〜。」と声をかけると「わかってる〜」という返事。しばらくして急いで作り始めました。カービーが出てくるお話を描きましたが、最後までは仕上げられなかったので、次回続きをします。あやのちゃんは1時間ほど漫画を描き、お友達がくるくる紙芝居のおはなしをつくり始めると「あ、それつくりたーい」と長い紙に豆しばのお話をかきはじめました。歌になってるようで、出来上がると回りにいた子も声を揃えて歌っていました。本体は作っていなかったので迎えにきたお母さんが作りました。振り替え出席のりなちゃんは1月の課題のパラシュートを作りました。ビニールにマジックで絵を描いて、発射台はペットボトルで作りました。絵はちょうど春菊の花が満開だったので、観察して描きました。バランスを少し崩したほうが画面にリズムが出るので、咲ききっているもの、蕾のものを構図を考えながら配置して描きました。茎がグラデーションに変化しているところも自分で気づいて描いていました。きれいな色もでています。春のにおいのする絵になりました。
【4月後半の課題】
新学期が始まり、学校、幼稚園からの連絡や、お友達と遊ぶ約束をしたりなど忙しくなりますね。そういう生活の中で役立つ伝言ボードを作ります。スチレンボードに爪楊枝を刺して、そこに毛糸を引っ掛けるだけで出来上がり。伝言を書いたメモ用紙は自由にはめたりはずしたりできます。字がまだ描けない子は絵を飾ります。絵は「エンドウ豆」がモチーフです。プランター栽培でもしっかりと大きい白い花が咲き、その花から実ができていく様子が見られます。絵を描かない子でも、観察して、こんな風に実るのだなあと感じてもらえればよいかと思います。
15日(水1,3)
新学年が始まったので、「何組になったとおもう?」「担任の先生はね・・・」などと、色々と話してくれます。ななみちゃんとあやめちゃんはお話したいことがいっぱいです。バレエの話題になると、どれだけ身体がやわらかいか(硬いか?)、盛り上がり、みうちゃんも参加して3人でブリッジをして見せてくれました。そうこうしながらも、ちゃんと創作活動もしています。ななみちゃんはパンダの絵を何度も消しては描き、消しては描きを繰り返して自分のイメージになるまで描きました。あやめちゃんは女の子をどういうポーズにさせようか悩みながら描いていました。二人とも絵ができると、爪楊枝を貼り、好きな色の毛糸を選び、かけていきました。時間はずいぶんかかりましたが何とかできました。みうちゃんは描きたいイメージがすぐに浮かぶのでさっさと絵を描いて進めていきます。爪楊枝をさしたり、毛糸を巻いていくのは根気が要るのですが、がんばって作っていました。出来上がると、メモの内容を考えてお父さんへの伝言や自分の希望などを書いていました。それでもまだ時間があったので、もう一つ作りました。振り替え出席のまいこちゃんも、工作をしました。図案を考え、別の紙に下書きをしてから、ボードに丁寧に描き、色も塗りました。爪楊枝をさし、糸を引っ掛けていく作業も順調にこなしました。みんなのおしゃべりにも時々入りながら、今日は4人しかいないね~。となごやかに作りました。
22日(水2,4)
このクラスはこの日が今月最初となりますが、後期の課題を先にしました。そうたくんは最高学年となりますます忙しいようです。遅れてきましたが、今日の課題をしました。宇宙の絵を別の紙に下書きしてから、スチレンボードにマーカーで描きました。楊枝をさしたり、糸をかけるのは順調に作業していました。糸のかけ方は特に決まりはないので、また、時間があれば違う糸でかけ方を変えても面白いでしょう。しゅんたくんはしっかり話を聞いて、コツコツと作っていきます。手先が器用で細かい作業もこなしていきます。お父さんへ向けたメッセージが暖かいですね。帰りの遅いおとうさんを想いながら作ったことがよくわかります。ゆうかちゃん(K)はボードに模様を描いた後、糸を根気よくかけていました。メッセージの内容を色々とアイデアを出しながら書いていました。大好きなアズキの絵も描きました。ゆうかちゃん、もあちゃんも並んで、おしゃべりも楽しみながら作りました。糸のかけ方はややこしそうですが、なれると規則的なのでそう難しくはありません。二人ともカラフルな色合いでボードの絵も描き、メッセージもたくさん考えて描きました。みずきちゃんは来るなり「今日はあやのちゃん来てる?」会えるのを楽しみにしていたようです。が、残念ながらお休みでした。ちょっとがっかりしながらも、工作をしました。隣で自由工作をしているななかちゃんに興味津々で、自分も作りたくなったようです。ボードに絵を描き、爪楊枝をさした後、「私も自由工作をする」と言って箱を探しにいきました。「この箱に紙を貼りたい。でも、折り紙はいや。」ということでどんな風に仕上げたいのか聞いて、A4の黄色のコピー用紙を出しました。「そう、それそれ!」と言って箱全部を黄色くしました。「リボンを頂戴」というので、いくつか渡すと、赤いリボンを選んで箱にかけました。「こっちの工作もそろそろやったほうがいいよ〜」と促すと、「うん」と言って急いで糸をかけました。ななかちゃんは学級の意見を入れるための箱を作りたいということで、自由工作をしました。箱を選び思う形に作っていきました。スタンド型のものしたいようで支柱部分をどうするか、グラグラしないようしっかりと固定させることなどをアドバイスしながら進めました。ぴかぴかの赤いテープで全体を覆い、これならととても目立つし、クラスのお友だちも入れるのが楽しくなりそうですね。振り替え出席のしょうこちゃんはまずは工作からしました。丁寧な作業で爪楊枝をさし、糸をかけていきました。メッセージも誕生日や、家族の記念日などいろんなシーンを思い描きながら書きました。その後エンドウの絵を、お天気もよいので、ベランダで描きました。葉も実もほとんど緑なので、クレヨン画にして、バックを絵の具で塗る計画で進めました。形をとったあと、しっかりと塗りこんで表現していきます。まずは実からです。同じ緑でも、黄緑、緑、深緑と違う色合いを使い分けながら立体感を出していきます。3つほど書いたところで時間がきました。次回続きをします。振り替え出席のともひろくんはえんどうの絵を描くか、工作をするかどっちにしょうかな、と少し考えて、工作を選択しました。まず、マーカーで細かくボードに絵を描くのを楽しみました。途中でわたしのそばに来て「今日はウルトラサイダー持ってきたの」と嬉しそうに話してくれました。爪楊枝を紙やすりでこすり、ボードに貼っていく作業をしているなあと思っていると、急にすくっとたったまま動かなくなっていました。ともひろくんに「どうしたの」ときいても、こちらの言葉が耳にはいらない様子です。そばにいたお友達も「あれ、どうしたのかな」と心配そうに見ていました。何度か名前を呼ぶと遠くをみつめたまま「ウルトラサイダーがない。」と言いました。どうやら、持ってきたはずの飲み物がなかったようでした。楽しみにしていたのによほどショックだったのか、しょぼんとしてしまいました。それでも、泣くことはなく、しばらくすると、また作業を始めました。手先が器用で細かい仕事も黙々とこなしています。字はまだかけないので、紙には絵を描きました。人がたくさんびっしりと描かれています。糸をかけるのは難しいように思われたので、モールに変えたのですが、モールが太いので、かける幅を広くとればよかったかなと後から私は思いました。ともひろくんは懸命に一本一本丁寧にかけていました。メモや、絵をはさむのが目的だったので、太目の糸で周囲だけ回したり、左右から数本かけていったりと、様々な方法があります。そのときにもう少し配慮しあげられればよかったと思っています。おうちでも、色々試してみてください。振り替え出席のみうちゃんは前半は課題のくるくる紙芝居を作りました。穴を開けていく作業は根気よく繰り返していました。本体ができた後、紙を3枚つなげておはなしと絵を描きました。「おおきなかぶ」のお話しを思い出しながら描いていましたが、時間が来たので、続きはまた次回します。
25日(金)
工作と絵とどちらからしたい?と聞くと、みんな工作を選んで作りました。ふうかちゃんは「ふたつともしたーい」と張り切っていました。根気よく爪楊枝もさし、糸もかけていきました。「絵を描くとエンドウがもらえる」とわかると、「大きいのがいいなあ」と楽しみにしながら描きました。画用紙にのびのびと描いて、エンドウも収穫できて満足していましたが、「あ、塗り絵をしなくちゃ」とドーナツやさんの塗り絵もしました。長時間、作り続け、描き続けて、パワフルなふうかちゃんです。えりちゃんも、丁寧に工作をしていました。細い糸を上下にかけていくのは根気が要りますが、黙々とがんばっていました。メッセージも考えて書いていました。
お天気がよかったのでつぐりくんと並んでベランダの踏み台に腰を下ろしてエンドウの絵を描きました。微妙に違う緑色を使いわけながらスケッチをして、一つ収穫した後はそれを見ながら実の部分を塗りこんでいきました。振り替え出席のかなたくんとゆうすけくんは工作をしながら、いろんな話をしてくれます。爪楊枝をさしながら「今日はこいのぼりをつくったよ。大きいの」「もう一回つくりたいなあ」というので伝言ボードを作ったあと、こいのぼりを作ることになりました。ビニール袋を半分に切り2枚分縦にをつなげて鯉の形にしました。マーカーで絵を描いたり、半分は透明の袋にしたので内側からセロハンを貼りました。口の部分はよく開くように針金を取り付けました。かなたくんはお友だちがエンドウを描きはじめるのをみて、描きたい気持ちが膨らんできたようです。つぐりくんと、えりちゃんの後ろの窓辺に座ってエンドウの絵を描きました。エンドウの実を収穫すると嬉しそうで、よく観察して描きました。つぐりくんは黄色いボードを選んで工作をしました。お父さんに「ケイタイわすれないで」のメーッセージを一生懸命書いていました。難しい字は「教えて」と言って写しながら書きました。かなたくんとゆうすけくんのこいのぼりをみて、「ぼくはもう幼稚園で作ったからいいわあ」とエンドウのほうに興味がある様子です。エンドウ描きたいというので画用紙を用意して、ベランダで描きました。ほぼみんな描き終わると、もっとほしいなあ・・・という気持が一緒で、もういくつかずつエンドウの収穫を楽しみました。しんやくんはみんなより遅いスタートでしたが、さすがに起用で、どんどん作業をこなしていきます。エンドウの絵を描かないか誘ってみましたが、自由工作がしたいようで、材料置き場を探索していました。「紙をちょうだい」と言いにきたので、どういう紙なのかを聞くと、「薄い紙」ということだったのでA4用紙を渡しました。丸めてボールを作り、ペットボトルをバットに見立てて、打つ練習をしていました。
25日(土1時〜)
りなちゃんは工作からしました。楊枝をさす根気の要る作業も黙々とこなし、糸を丁寧にかけていきました。メッセージカードも、家族のことを色々と考えながらたくさん作っていました。たけひさくんとすいちゃんも工作からしました。すいちゃんは糸かけはちょっと面倒くさいようで、「せんせいやってよ〜」と言っていましたが、「自分でやるんだよ〜」と返しました。最初に結ぶところを手伝って上げると、がんばってかけていました。メッセージは楽しんで書いていました。たけひさくんはゆっくりとですが楊枝をさしていき、糸は最初だけかけてあげると、後は自分で自由にかけていきました。おうちのお風呂屋さんの宣伝用の看板を作ると、隣のお友だちに「何で、たこの絵なん?」と聞かれ、説明をしていました。まきちゃんは、メッセージボードの本体を丁寧に作りました。根気の要る作業もコツコツと丁寧に仕上げていました。カラー画用紙にホワイトペンでイラストと、文字がうまく入れたカードを作っていきました。とてもおしゃれで、周りにいた子もその手法で描きはじめました。振り替え出席でゆうたくんが久しぶりに来てくれました。描きかけだった野球をしているところの絵を完成させました。その後メッセージボードも作りました。カラーテープを利用したデザインで、バットの絵も描きました。りょうへいくんはまず工作をしました。楊枝をさして、糸を貼っていくのは根気の要る作業ですががんばってやっていました。丁寧な仕上がりです。その後エンドウの絵を描きました。雨でしたが、窓辺に座り、スケッチして、部屋の中でさらに描き込んでいきました。画面いっぱいに伸びやかに描けました。りゅういち君は前回作りかけだったくるくる紙芝居を完成させました。リスが主人公でリスの絵は本体の前に取り付けました。背景がくるくると変わっていきます。今日の課題のメッセージボードも作りました。マイペースに丁寧に作っていきます。さらに絵も描きたい、ということで、窓辺に座りエンドウを描きました。よく観察して、特徴をよく捉えて描いています。長時間にも関わらず、熱心に作ったり、描いたりと、集中力がありますね。振り替え出席のかなたくんはくるくる紙芝居を作りました。題は「ぶりぶりざえもんとくれよんしんちゃん」。出来上がってからみんなの前で、一緒に読みました。興味のあるお友だちは前まで来て楽しんでくれました。その後、「恐竜の家がつくりたーい」と言い、材料を探しにいきました。続きはまた今度します。みらいちゃんは「今日は忙しくてプール行ったあとお昼ごはんを食べる時間がなかった…」とちょっとパワーがありません。しばらく休んでから始めました。メッセージボードは絵を描かず、直接楊枝をさした後、糸をかけていきました。疲れると、エンドウの絵を描きにいき、また、工作に戻りました。3時からのクラスに入り、みなちゃんが来ると、おしゃべりも弾み楽しそうに作っていました。糸は2種類のものを組み合わせ、面白い効果を出しています。カードもたくさん作りました。あかねちゃんは手を骨折したということで左手をつった状態の痛々しい姿でやってきました。けれど、やる気満々で、課題の工作をどんどん作っていきます。マーカーのふたも器用に片手でうまくキャップをはめたりはずしたりしていました。エンドウの絵も絵の具と、クレヨンを併用して描きました。大胆に捉えた造形はなかなかに特徴を捉えていて軽やかに仕上がり音楽が聞こえてくるようです。
25日(土3時〜)
みなちゃんはメッセージボードを作りました。黄色いボードを選び、カラフルな色使いでボードに絵を描きました。楊枝をさして糸をかける作業は、丁寧に仕上げています。まいちゃんは自由工作しようかなあ、デッサンしようかなあとモチーフを見たり、工作の本を見たりしていましたが、前回メッセージボードを作ったので、中味のメッセージカードを作ることにしました。いろんなカタチに切り、たくさんのメッセージを考えました。その後、エンドウの絵を描くかどうしようか迷っているので、どうして?と聞くと色を塗るのはちょっと…と躊躇しています。それで、ペンでスケッチをすることを勧めました。間違ってもいいから思い切って、どんどん描いていってごらんというと、力強い、いい絵を描いていました。「描けたけど・・・」とおずおずと見せてくれました。本人が思うより、ずっと上手に描ける力量を持っているので、後は自信を持つだけですね。きっと絵の具やクレヨン画も素敵なものが描けるはずです。まさかずくんは工作からしました。何本もの楊枝をさしたり、糸をかけたりするのは面倒なようでしたが、おしゃべりで気分を紛らわせながらがんばりました。紙芝居を作っている子を見つけ、「アレがやりたい。」というので、休んでいたの前半の課題くるくる紙芝居を作りました。おはなしも考えながら色鉛筆で絵を描いていきました。お話を考えるのが好きなようで、貼り替えたらもっとできる?と聞いていました。ギャグや、面白い話をどんどん作ってください。まさあきくんはエンドウから描きました。伸びやかな線で、画面いっぱいに描けています。春らしい雰囲気が漂っています。その後メッセージボードを作りました。好きな絵を描いていいとわかると、「ドラエモンがかける!」と喜んでいました。糸をかけるのは上下に自由にかけていいんだよと説明すると、難しいといいながらもがんばっていました。すみれちゃんとも話が合うようです。二人で楽しそうに話をしながら作っていました。すみれちゃんはボードにはポケモンの絵を描きました。カードも工夫して作りました。エンドウはクレヨンでスケッチしたあと、部屋でさらに細かい描写をしました。しっかりと筆圧があり力づよく生命力あふれる絵になりました。あいちゃんは前の続きの銀玉鉄砲を仕上げました。中央に穴を開け、割り箸の矢を作ってはめ込みました。アルミホイルの玉も作り、玉の収納場所も作りました。その後、今日の課題のメッセージボードを作りました。ゆうきくんとひさとくんも工作からしました。楊枝をさすのも、糸をかけるのもゆっくりですがじっくり取り組み完成させました。メッセージカードを作るのも楽しんで作っていて、ゆうきくんは家族のことを思いながらメッセージを書きました。ひさとくんはカラーテープを使い、大きなものや、折りたためるものなど、ポップアップ風の面白いカードを作っていました。長時間充分活動していましたが、絵も描きたいということで、窓辺に座り、順番にエンドウを描きました。ゆうきくんは伸びやかに大きく描きました。ひさとくんは細かいタッチで下から順に上に伸ばして描いていました。
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