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『アトリエだより』はアトリエでのこどもたちの様子を
ご家庭にお知らせするため毎月1回発行している教室通信です。
(Web公開用に記事を再編集してあります)
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2009年07月
【7月前半の課題】
夏の遊びとしてこどもたちに人気のある「シャボン玉」がテーマです。絵画はシャボン玉液に絵の具を混ぜてこれを画材とします。画用紙にしゃぼん玉を吹きつけて絵を描きます。工作はシャボン玉マシーンを作ります。ペットボトルの輪切りを回転させることで球体をみることができます。構造はシンプルなのですが、小さい子には糸を結んだり、かけたり、穴をあけたりが少し難しいかもしれません。
糸仕掛けを一つ覚えておくと、アイデア次第でいろんなおもちゃが作れます。糸は外れても、仕組みを知っておくことで何度も直せます。使い捨ての多い時代、自分の手で作り、考えることで本当の賢さを育てたいと思います。
1日(水)
みんなシャボン玉に興味津々で順番に吹いて遊びました。見本の画用紙にも色付きシャボン玉を吹いて模様を作りました。けれど、みんな工作を選択しました。今回はちょっと難しい工程が多いので、できないところは手伝いながらすすめました。みうちゃんは一番最初にできて、ちょっと時間が余ったけど、今日は疲れたのか、絵は描かず、何しようかなと考えて、さっき作ったシャボン玉マシーンのデザインをしました。かなたくん、ゆうすけくん、りょうごくんも今日の課題は時間がかかりました。ちょっと地味な作業なので、時々シャボン玉を吹きに行きました。息抜きしながら最後までがんばって作りました。かなたくんは前回できなかった、車の車輪を作りたいということで、ストローと竹ひごを使い作りました。よく走るのを見て、嬉しそうでしたがもう一つ作りたいのに時間がないとわかると泣き顔に。本当に工作が好きなのだなあと思いました。りょうごくんは本体を作ったあと、キラキラテープを貼って回りもきれいにしました。ゆうすけくんはめいっぱい時間をつかって作りました。ぺットボトルを切ったり、穴をあけたりはなかなか大変でしたが、がんばっていました。あやめちゃんは「案山子を作りたい」とやってきましたが、いろいろ悩んで、シャボン玉マシーンを作ることにしました。鳥などは一応キラキラしたものには警戒心を出して近寄ってこないというので、これを作って、また、応用することにしました。始めるのが遅れた分出来上がりも遅くなりましが、何とかしあがりました。
8日(水2,4)
そうたくんはシャボン玉マシーンを作りました。作り方が丁寧でかっちりとしあがっています。日頃道具を使い慣れているので、難しい穴あけなどもうまくやっていました。しゅんたくんはここのところくじ引きに興味があるようで前回に続き「くじ引き箱」を作りました。今回は箱の中の紙をとるというシンプルなもの。ガムテープを切る力がしっかりとあります。周りに貼って、キラキラテープで「おみくじ」の文字デザインをしました。下書きなしで、どんどん貼って、バランスのいい文字に仕上げます。センスがいいですね。おみくじを引かせてもらったら「大当たり」がでました。字の下には可愛い絵もついていました。ゆうかちゃん(K)は来るなり内緒話。「今日はゆうか(F)ちゃんのお誕生日だからカードを描きたいの」と、ばれないように、みんなから離れて隅っこでカードを描きました。その後、みんなと一緒に工作をしました。シャボン玉マシーンは工程が多くて大変だけど、がんばって作りました。ゆうか(F)ちゃん、もあちゃん、ななかちゃん振り替え出席のまいちゃんはシャボン玉マシーンを作りました。穴をあけたり、ペットボトルを切ったり、力もいるし、あなに糸を通したり結んだりもちょっと大変。できないところを手伝いながら、みんながんばっていました。表面デザインは自由に楽しくテープを貼ってリ、絵を描いたりしていました。みずきちゃんとあやのちゃんは来ると二人で漫画談義が始まります。あやのちゃんは大作を持ってきてみずきちゃんは読ませてもらっています。ひとしきり話が済むと、みずきちゃんはシャボン玉アートをしました。水色のシャボン玉液を作り、いくつか吹いた後、乾かしてその、シャボン玉にのって遊ぶ女の子たちを描きました。とてもファンタジックな世界です。あやのちゃんは「へんめる」というオリジナルキャラクターをカラーペンで描きました。安定した線で描けています。可愛いキャラクターですね。その後みずきちゃんとあやのちゃんは漫画モードになり二人でおしゃべりも楽しみながら描いていました。ななみちゃんとあやめちゃんはシャボン玉に夢中です。二人で見本のシャボン玉をズーっと吹いていていました。様子を見て声を描け、作品作りに取り掛かりました。まず二人は色付シャボン玉を作るのに夢中になり、いろんな色を混ぜて楽しんでいました。それを画用紙に吹いて、乾かすと、今度はパステルやゲルマーカー、クレヨンで、描きはじめました。構図はお互い申し合わせて描いているので似ていますが、鮮やかで楽しい絵に仕上げていました。ところが最後になんと大人の感覚では仕上がったと思っていた絵の上、画面中央の山に大文字焼きのようにななみちゃんは自分の名前を堂々と大きく描きました。絵も、文字も同じと捉えているので、特に違和感なくさっさと描いていきます。「え、そこに描くの?」とこちらが思わず聞くと、「それがなにか?」ときょとんとした感じです。こういう柔軟な発想はこども時代にしかできないことですから、そのまま続けてもらいました。それを見たあやめちゃんも「ああたしも描こうっと」と同じように名前を描きました。二人ともちょうど3文字でうまく入りました。
10日(金)
えりちゃん、ふうかちゃん、しんやくん3人ともはシャボン玉マシーンから作りました。目打ちで穴をあけたり、ペットボトルを切ったり、竹ひごをペンチで切ったりと難しい作業が続きましたが、がんばって作りました。えりちゃんは白いガムテープを回りに貼って絵も描きました。ふうかちゃんはてきぱきと作業して、スタートがみんなより遅かったのに出来上がりはいっしょでした。しんやくんは作っている最中にふとシャボン玉の部分逆さに回し、コマのように回ることを発見。もう一組色違いを作りました。私もこれには気づきませんでした。コマにしてもキラキラ光ってきれいですね。この後、3人ともシャボン玉アートをしました。えりちゃんは水色のシャボン玉をふうふうといっぱい吹きました。うまく思い通りに画用紙にのせるのは難しいようです。黄色やオレンジの液も作って飛ばしました。最後にパステルで虹の線を描きました。ふうかちゃんはシャボン玉を吹いたことがないと言っていましたが、上手に大小にシャボン玉を飛ばしていました。色も赤、青、黄色、ピンクなどカラフルで優しい色を使っていました。吹くのが面白いようでズーっと吹きてました。しんやくんは「絵はちょっと・・・」とあまり乗り気でなかったようですが、小さい紙ならということでみんなの半分の大きさの紙にシャボン玉アートをしました。乾かす時間がなかったので、まだ、画面がぬれていましたが、マーカーで風船、雲などを描きました。可愛い絵になりました。
11日(土1時〜)
たけひさくんはシャボン玉マシーンが気に入って作りました。ちょっと難しい工程が多いので手伝いながら進めました。工作の後、シャボン玉アートに誘いました。シャボン玉を吹くのがなかなか難しく練習をしました。そのうち直接シャボン液をぶくぶくと吹いてコップの中にシャボン玉をつくりフーッと口で吹くとコップかふわりと大きなシャボン玉が飛び出します。誰よりも大きなシャボン玉は注目の的で、ふわふわと飛ぶ様子をみんなで眺めました。まきちゃんは丁寧に難しい工程をこなしていきました。シャボン玉の部分は白いテープを貼り、表面デザインもきれいなテープをたくさん貼って仕上げていました。全体にパステルカラーで優しい色合いにまとめました。りゅういちくんは工作を選択し、手間のかかる工程が続きますが、ひとつひとつ進めていきました。ペットボトルは硬いし、穴を開けるのも力が要るし、糸を通すのは慎重さが必要だし、でも、がんばりました。その後シャボン玉アートに誘いましたがシャボン玉を吹くのに夢中になり、ベランダに出て風に吹かれながらズーっと吹いていました。くうちゃんもシャボン玉マシーンから作りました。輪には水色のテープを巻いてすっきりしたデザインで仕上げました。シャボン玉アートでは水色のシャボン液をたくさん吹きつけて水のイメージを作りました。海に見立てて、海の生き物をカラフルに描きました。生き物の形がしっかりと取れていて画面いっぱいに楽しそうに描けています。りょうへいくんはまず、工作からしました。大きい箱を選んだので竹串は2本とも大きいタイプを使いました。バランスをみながらシャボン玉の位置を決めてつくりました。硬いぺットボトルも力をしっかり入れて切っていました。その後シャボン玉アートもしました。赤、青、黄と三色のシャボン液を作り、画用紙に吹きつけていきました。ファンタジックな海の表現の中にイカや、タコなどの生き物も描き、いい絵に仕上がりました。少し休憩をしてから3時からの部にも参加。課題は全部やってしまったので、何をしようかと悩んで、前回の絵の課題「空気を描く」というテーマで取り組みました。ちょっと抽象的なテーマなので発想しにくかったようですが、「自由に描きたい。生き物でもいい?」と聞くので好きなモチーフを選んでもらいました。ラッコを選んだので、ラッコがすんでいるのは海だから、海のにおいをイメージして色を選びバック全体を描く事から始めました。霧吹きで画面をぬらして描くことで絵の具が広がり、ふわぁっと波のような流れができることに驚いていました。乾かしてから、ぐいぐいと筆でラッコを描いていきました。まず全体からそして細部へと描きすすめます。ポイントは毛の表現です。毛の流れを考えてドライブラシ技法で毛並みを描いていきました。最後にひげを描いて、貝を持った可愛いラッコの完成です。とてもうまく描けました。
11日(土3時〜)
あかねちゃんは振り替えでこの時間に。すみれちゃんと並んで、まずは二人でハイビスカスを描きました。あかねちゃんは、バラ、すみれと次々に花を描いていきます。シャボン玉アートにも興味を持ち、色を作り、画用紙に吹いていきました。明るく元気な色ですね。すみれちゃんは2枚目は「シーラカンス」の絵です。模様や色をよく見て描いていました。最後にシャボン玉アートをしました。水色の液を作り、水の中のイメージで作りました。みらいちゃんはシャボン玉マシーンを手際よく作っていき、その後、シャボン玉アートもしました。様々な色を作り4種類の絵を作りました。それから、ベランダに出て大好きなスケッチを黙々と描いていました。ベランダの野菜たちを描くのですが、生き生きとした線で描かれています。「小さなささやき(ミニトマト)」「こわがりピーマン(ピーマン)」「秋が来るまで(巨峰)など」ネーミングがすばらしく、コピーライターになれそうですね。みなちゃんは工作をしました。工程が多く、力もいりますが丁寧に仕上げていました。あいちゃんも、黙々と手を動かして作っていました。わからないときもじっと待っている状態なので、そこはできれば聞いてほしいと思っています。私も気をつけて様子をみてはいるのですが、輪にテープを貼る工程の時、声をかけてもなかなか貼ろうとせず、何回か「貼ってね」と声かけをしていました。3度目におかしいなと思って、「どうしたの?」と聞くと、「銀のがない」と一言。気にいるテープがなかったのですね。在庫から新しいのを出してきて渡すとようやく貼りました。まいちゃんはシャボン玉アートからしました。水色の液を作り、画面に吹き付けていきました。思った所に落ちないというので、紙を回しながらシャボン玉を落としていくといいよと話しました。落としたシャボン玉の模様のふしぎさに驚いていました。乾かしてから海の生き物を描きました。その後は以前のトリプルゲームの続きをしました。あみだくじの部分を作り完成しました。まさあきくんと、まさかずくんもシャボン玉マシーンを作りました。硬いペットボトルを切ったり、糸を結んだり、難しいところは手伝い、順に進めていきました。まさあきくんは本体が出来上がると、表面を白いガムテープで覆い、「猫の絵、描いていい?」と聞きます。「好きなものを描いていいよ」と答えるととても喜んでどんどん描いていきました。とてもすいすいと見ていて気持ちいいほどリズミカルに、猫やかえるなどを描いていました。まさかずくんもがんばってシャボン玉マシーンを作りました。その後自由工作をしたいといい、スライムが作りたいというのですが、ホウ砂を溶かしたりのり溶液をつくったり準備が必要なので今はできないと説明しました。そこでビーズ工作に切り替えて、糸につなぎはじめました。なにを作ってるの?と聞くと「内緒」。おかあさんが迎えに来ると「はい、プレゼント」といって渡していました。ブレスレットだったのですね。
【7月後半の課題】
絵画は花火を描きます。ポスターカラーで、花火の絵を描き、十分に乾かします。上から墨汁ですべてを塗りつぶします。そして水で洗うとあら不思議。絵が浮き出てきて夜空に浮かぶ花火が出てきます。工作は「回転ブランコ」を作ります。ビー玉を使って回転させます。透明のコップをつかうのはビー玉がきれいに見えるからです。応用して回転木馬や、コーヒーカップなどいろいろ作れば遊園地ができます。夏休みの宿題に応用できそうであればいいなと思って選びました。もう、夏休みに入るので、おまけにまさかずくんのリクエストに答えてスライムを最後に作ります。触るとぷよぷよ気持ちよくて、夏になると作りたくなるスライムですね。
15日(水1,3)
あやめちゃんと、ななみちゃんは二人並んで「回転ブランコ」を作りました。ストローを切るのは難しいようでしたが、ななみちゃんは自力でがんばりました。あやめちゃんにはちょっとお手伝いしました。その後、花火の絵を描きました。なかなか乾かないのが待ちきれなくて、まだ、ちょっとぬれた状態で、洗いにいきました。そしてやりたくてうずうずしていたスライムをたくさん作りました。難しい工程の多い工作もみうちゃんは「つぎどうするの〜」とさっさかと作っていきます。花火の絵も華やかに描き、しっかり乾かし、墨汁ぬってまた乾かし、水で洗い流すと「わあ、出てきた」とびっくりしてました。一番にお楽しみのスライムをじっくり作りました。ゆうすけくん、かなたくん、りょうごくん、振り替え出席のつぐりくんも工作からしました。ストローをくっつけるところまでは大丈夫ですが切るのはちょっと難しいので、手伝いながら進めました。ビー玉がきれいなのでついつい遊んで、あっちへコロコロこっちへコロコロ。工作の材料として使うときに「ないよ〜。」とあちこちで声が上がります。両面テープを貼ったり、くるくるビー玉を巻いたり、ビーズに糸を通したり、大変な作業がいっぱいですが、ゆっくりがんばりました。ゆうすけくん、かなたくんは時間が来たのでスライム作りに入りました。分量を測ることも一度教えると、ちゃんと横から見ながら測り、混ぜていました。すぐに固まるので、面白いようでした。りょうごくんとつぐりくんは花火の絵を描きました。ポスターカラーはこちらで用意しているので、好きな色を取って、花火の模様を描いていきました。墨を塗るのも面白いようでした。最後のスライム作りはふたりともすっかり気にいり、時間が来たつぐりくんは「こんどもやりたーい」と名残惜しそうに帰っていきました。一人で帰るりょうごくんは「まだ、やりたい」と次々に作ります。慎重にカップの分量を測り上手に混ぜます。遅くなりましたが、陽が長くなり明るい中を帰ることができました。久しぶりのしょうこちゃんはまず工作からはじめました。ストローを4分の1に切り取る難しいところもうまく切っていました。すこしずつ順調に作り、次に、花火の絵を描きました。きれいな色をたくさん散らしてしっかり乾かし、墨を塗って乾かし、水洗いをして、きれいな花火が浮き上がりました。スライム作りも楽しそうにやってやっていました。振り替え出席のそうたくんは回転ブランコから作りました。スイスイと手順どおりに作っていきました。後半は自由工作でロケットの形をしたものを作りました。しゅんたくんは自由工作をする、と言い、材料を探しにいきました。途中からトントン相撲を作っていることがわかりました。おにんぎょうを作るのに、右と左半分ずつ描いてセロテープでつなぎ合わせていたので、背を輪にして片面だけ絵を描いて切る、という方法を伝えました。きっと形は想像してわかっていたのでしょう、それを作るにはどうすればいいか、自分で考え工夫して作っているところがすばらしいですね。そうたくんも、しゅんたくんも最後にスライムを作りました。今日はみんなにスライムが大人気でこちらがメインのような感じもありました。
22日(水)
課題ができた人からスライム好きなだけ作っていいよ。というと、わーい早く作ろう!と俄然張り切る人、作るの遅いからできないかも・・・と不安な表情をみせる人。スライムは持って帰るとおかあさんが嫌がるから・・・という人。いろいろな思いを話してくれながらそれぞれ始めました。ゆうかちゃん(K)、ゆうかちゃん(F)、もあちゃん、ななかちゃん、は回転ブランコから作りました。ストローを4分の1に切るところが一番神経を使い丁寧さが必要です。みんな上手に切っていました。作りながらいろんな話題が出ますがゆうかちゃん(K)は給食を食べるのが早いそうです。何がおいしいか聞くと「コーンパン!」とみんなから声が上がりました。大人気のコーンパンです。ななかちゃんは「私は不器用だから・・・」と作りながらちょっと自信がなさそうです。少々遅くても、きれいにきっちりと仕上げていくことができるので、他人と比べることなく楽しんで制作してほしいと思っています。4人とも工作の後、花火の絵を描きました。絵の具の溶き方がポイントで、水が多すぎると色が浮き出てきません。しっかりと絵の具を画用紙に載せる事できれいな色が画用紙に定着します。墨を塗って乾かし、水で洗い流してきれいな花火の絵を作りました。そして最後にスライム作りを楽しみました。ななかちゃんも、ちゃんとスライムを作れました。よかったね。みずきちゃんは一番に来て、まずは花火の絵から描きました。「あやのちゃんきたらどうしようかな。スライム作るの、絶対に二つの課題をしないといけないの?」と心配そう。なぜならあやのちゃんが来たら漫画を描くことになっているからです。一応スライムはお楽しみのおまけなので、課題をした人から作ることにしています。花火の絵を仕上げる頃にあやのちゃんがやってきました。みずきちゃんは迷わずあやのちゃんと漫画を描くことを選択して、二人で机に並んで、描きはじめました。あやのちゃんがストリー作りの大半を担い、みずきちゃんはキャラクターをいくつか任されて描いている共同作業です。描いている間も「ねえ、ホワッツマイケルって知ってる?」と私に聞き、知ってると答えると漫画をリアル演劇で再現してくれました。いろんな漫画をたくさん知っているようで、今度京都の「漫画ミュージアムに行くんだ!」というと、みずきちゃんも「あたし、3回くらい行ったことあるよ!」とまたまた二人で盛り上がっていました。5時近くになったので、二人にも、もうそろそろスライムつくっていいよと声をかけると「え、課題やってないけどいいの?」と喜んで作ってました。みんなスライムが大好きです。
24日(金)
ふうかちゃんは用事があるので、4時まで工作をしました。難しい、ストローを切るところも何度か失敗しながらがんばって切りました。本体ができて、ブランコに乗せる動物たちを描くところまではできました。4時になったので、スライムを作ることにして、残りはおうちで仕上げます。えりちゃんは夏休みに遊びに行くことなど話をしてくれました。楽しい夏休みになりそうですね。花火の絵から描きました。絵の具を画用紙にしっかり定着させることに気をつけて描きました。乾かして、墨を塗り、また乾かして水洗い。きれいな花火が浮き出ました。その後回転ブランコを作りました。ストローを切るのはちょっと難しいのですががんばって切りました。ブランコに乗る動物たちはカラフルに色を塗って丁寧に描きました。ビーズのいすに座らせて、本体に取り付けて完成しました。お楽しみのスライムは久しぶりに作る、嬉しそうでした。つぐりくんはお休みだった時の課題で、シャボン玉アートをしました。水色のシャボン玉液を作り画用紙に吹きつけていきました。とても上手に吹いていました。乾かしてから、メタリッククレヨンで鮫やふぐなど海の生き物を描きました。その後シャボン玉マシーンを作りました。穴をあけたり、糸を通したり、上手に道具を使い、細かい作業もできています。そして最後は大好きなスライムを作りました。しんやくんはくスライムが作れると聞いて嬉しそうです。回転ブランコから作っていきました。ストローを切ったり、ビー玉を巻いたりと、順調に作っていました。ブランコに乗せる人は作らないといいブランコだけを取り付けました。花火の絵はしっかりと絵の具をのせて描きました。墨をぬって水洗いをすると、きれいに花火が浮き出てきました。つぐりくんと二人でおしゃべりも弾み、スライムを楽しんで作っていました。全色のスライムを作ったあと、混ぜるのが面白くて二人で「わあ、あかちゃんのうんちの色や〜」と大騒ぎでした。振り替え出席のりなちゃんは回転ブランコの工作からしました。ストローも上手に切り、本体はすぐにできました。ブランコにのる動物たちもいろいろ考えて丁寧に描いています。ブランコにのせて可愛い回転ブランコができました。次に花火の絵を描きました。しっかり絵の具の色を出して描けています。墨をきれいに塗って、水洗いをして夜空に浮かぶ花火ができました。最後のスライムも分量を量って色とりどりに作っていました。
25日(土1時〜)
たけひさくんは工作からしました。たくさん工程があって難しいところありますがすこしずつ一緒に作りました。ブランコに乗る動物たちは何にしようかなあと楽しんで描きました。まきちゃん、くうちゃんも工作からしました。ストローのきり方はよく見てもらい、慎重に切っていきました。溝に両面テープを貼ってビー玉を取り付けていきました。ふたりとも、根気よくつくっています。ブランコに乗る動物たちは丁寧に色も塗って描きました。後半花火の絵も描きました。絵の具をしっかり溶いて、画用紙にのせていくように花火を描きます。華やかな花火の絵を描いて乾かし、墨を塗って洗い流しました。きれいな色がくっきりと浮かび上がりました。ともひろくんは振り替え出席です。休んでいた時の課題で、まずはシャボン玉マシーンを作りました。穴をあけるのも目打ちで上手に空けていました。ペットボトルは硬いのですでにきってあるものを使いキラキラテープを選んで貼りました。糸仕掛けは説明しながら一緒に作りました。そのあと、シャボン玉アートをしました。シャボン玉を作るのに夢中になり、絵の中央に大きいシャボン玉を作っては「わぁ、みて!みて!」歓声を上げます。お友達も、あまりの大きさに」ビックリ。わあ、すごいなあ、といった表情で見つめます。りゅういちくんはたまらず、そばに来て、いっしょにこっちにも作ったら?とアドバイス。二人で歓声を上げながら楽しんでいました。りゅういちくんはそうやってお友達と楽しみながらも、回転ブランコの工作をしました。面倒くさい工程が続くのでときどき休憩を挟み気分転換をはかりながら作りました。ブランコにのせる動物たちを考えるのも、うーんと悩みます。何にしようかなあと図鑑を見ながら鳥を描くことにしました。描き出すと集中して、リアルにうまく描きます。時間に追われない環境での創作が向いています。できること、得意なことを十分に生かして伸ばしていくことで、ほかのこともクリアしていけると思います。りょうへいくんは2コマ続けての出席です。回転ブランコから作りました。ストローを切ること、両面テープを溝に貼るという工程が子どもにとっては少し根気がいるところ。一生懸命やっていました。後半は花火の絵を描きました。絵の具を溶いて、描きやすい粘度の感覚をつかみます。画用紙にしっかり定着させることで、きれいな発色につながることを理屈でなく身体で覚えます。墨を塗って乾かして洗い流しきれいな花火が浮き出てきました。みんなそれぞれ自分の作業を終えた後、スライム作りを楽しみました。課題よりもこちらのほうが楽しいようで、おしゃべりも弾み、わいわい作っていました。
25日(土3時〜)
振り替え出席のりなちゃんは休んでいた時の課題、シャボン玉マシーンを作りました。箱に目打ちで穴を開け、ぺットボトルの輪切りは小さいほうを自分で切りました。好きな色のキラキラテープを選んで貼り、最後の糸仕掛けは説明をしながら一緒にしました。ブーンときれいに回りました。後半はシャボン玉アートをしました。水色のシャボン玉液を作り、画用紙に吹いていきました。海のイメージで画面を作り、乾かしてから海の生き物を描きました。ふわふわと海で遊ぶ様子がかわいいですね。みらいちゃんとみなちゃんは工作からしました。ひとつひとつの工程を順にこなしていきました。ブランコにのせるキャラクターはみなちゃんは考えて描きましたがみらいちゃんはこのままでいいと、シンプルに仕上げました。後半は花火の絵も描きました。こちらは簡単なので、乾かす時間がかかるだけです。今日のお楽しみのスライムに二人ともはまり、最後まで残っておしゃべりも楽しみながら作っていました。まさかずくんはスライムができるとわかると嬉しそうな顔になりました「よし、張り切って作るぞ」と、意気込んでたのですが、ストローを切る、両面テープを貼るといったことが難しく、「ああ、もおでけへんわ。ああこれでスライムもつくられへん」と、段々マイナス思考に。あきらめが早いので、だいじょうぶだよ、できるよ、といってもなかなか受け入れられないようで、見ていて、かわいそうなほどです。口に出して「できない」「不幸や」と言ってしまうため、自己暗示にかかっているようにも見えます。普段からの口癖もあると思うので、口に出す言葉もプラス思考なものになるように気をつけてみてはどうかと思います。きっとそれだけで状況が変わり、根気よく物事に取り組んだり、一見難しそうなことにも挑戦していける心を育んだりできると思います。マイナス思考的な言葉を発した時は「なぜそう考えるの?」と聞いてみてあげて、別の見方をすればよい方向に考えられるかどうか一緒に考えてあげるのがいいかと思います。結局、工作はちゃんとできて、しっかりスライムも作れて、笑顔で終れました。お母さんが迎えに来ると、とたんにやさしい表情になって穏やかになるのが印象的です。まさあきくんは「スライムってなに?」と知らないようでした。回転ブランコの工作の見本を見てよく回るのが気にいったようです。作り始めましたが、やはりストローを切るところと、両面テープを貼るのに一苦労。特に両面テープは自分の指にくっついたり、うまく溝にはめられなかったりで、「ああ、だから、両面テープはきらいだあ」と叫んでいました。寝転がって少し休憩して気を落ち着かせてからまたつくりはじめました。ブランコに乗る動物たちを考えるのは楽しいようで、ペンですらすらと描いていました。最後のスライム作りは固まることに面白さを感じていたようです。すみれちゃんは、夏らしい絵を描きたいということで図鑑を見てその中からハイビスカスを選びました。真っ赤なハイビスカスは南国の雰囲気があってお部屋に飾ると素敵ですね。ほかに、シーラカンスの絵を描き、シャボン玉アートもしました。あかねちゃんと並んでやっていました。最後のスライムも楽しんで作っていました。ゆうきくんは来たものの体調不良で急きょ帰ることになりました。ひさとくんはお兄ちゃんがいなくてもしっかりと工作を作っていきました。回転ブランコは難しいところはわたしと一緒にやって、ビー玉を貼ったり、できることは積極的に作っていました。シャボン玉アートが面白いようで水色のシャボン玉液で画用紙に吹き付けていきました。乾かしてから、海に住む生き物たちをたくさん描きました。スライムは休んだおにいちゃんの分もちゃんと作ってあげる、優しいひさとくんです。
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